第120話『みのり伝説!?』

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第120話『みのり伝説!?』[編集]

1994年から1997年まで小学館「ビッグコミックオリジナル」にて連載されていた尾瀬あきらの漫画『みのり伝説』より。
出版社のライターとして働くヒロイン・杉苗みのりが独立して成長してゆくサクセスストーリーであった。

作品情報[編集]

2000年10月26日発売、週刊少年サンデー第48号に掲載。11巻8話。


P119[編集]

扉絵[編集]

稲穂が実る秋の田んぼの中にいる麦藁帽子姿の山田さん。背後に案山子姿の坪内地丹

扉絵内の文(あおり文)[編集]

お米畑で つかまえて。

(地丹差し)←つかまりました。
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P120[編集]

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

あき竹城や水沢アキや八代亜紀や向かい亜紀までもたわわに実る。それこそが秋なのです。[編集]

1コマ目[編集]

実りの秋ですね。[編集]

P122[編集]

1コマ目[編集]

庄屋様「七公三民という言葉を知らんのか?」[編集]

江戸時代の農民の年貢納入率は、俗に「四公六民」と呼ばれ、収入の40%が徴税されたとされている。実際の徴収率は江戸時代を通じて30%程度だったようだ。
これは収入算出の元となる検地が実施されることは稀で、農業技術の発展により実際に収穫量が増えていても、豊臣秀吉時代の太閤検地の頃の少ない収穫高を元に徴税されることさえあったようだ。実際に元禄時代には新井白石が実質税率を約28%と計算していた。徳川吉宗の時代になってからは税額を比率ではなくて定額にする「定免法」などによって年貢の増徴を目指したものの、実質税率は上昇しても35%程度だったと見積もられている。


このことから考えると、七公三民は実際にはありえないようなかなり厳しい徴税であるといえる。

P123[編集]

5コマ目[編集]

ダンボール箱「マジカルアンティーク PS用」[編集]

ゲームブランド「Leaf」が2000年4月8日に発売したアダルトゲーム「まじかる☆アンティーク」のこと。

ダンボール箱「誰彼-たそがれ- β版」[編集]

同じく「Leaf」が発売した18禁のアドベンチャーゲーム。
ただし、この作品が掲載された当時はまだ発売されてなかったため、「β版」と書かれている。実際の発売日は2001年2月9日。

ダンボール箱「KIZUATO2001」[編集]

「Leaf」が1996年に発売したアダルトゲーム「痕」。
ここでは2001となっているが、実際は2002年にリメイク版が発売された。

P124[編集]

3コマ目[編集]

校長の髪型[編集]

ブラックジャック先生のヘアスタイルと同じ。

P126[編集]

4コマ目[編集]

勝改蔵「まあ あなた方、民の恋の取り分3割として、「デート時は下着をはかない」が残っているのでご安心を」 ※サラダデイズ 恋の”約束”第129条より[編集]

漫画「SALAD DAYS

6コマ目[編集]

庇「ハンバーグショップみちる」[編集]

AIR』に登場する少女みちる。ハンバーグが大好物。前話に続いてネタにしている。

看板「BOOK ON 観鈴」[編集]

中古本販売チェーン大手の「BOOK OFF」と『AIR』のメインヒロインである神尾観鈴とをかけた駄洒落。

電柱広告「聖病院」[編集]

『AIR』に登場する霧島聖のこと。ヒロイン霧島佳乃の姉で診療所を経営している。

張り紙「アルバイト 人形を動かせる方」[編集]

『AIR』の主人公である国崎往人のこと。法術で人形を動かす事が出来る。
国崎は物語序盤で聖の診療所でアルバイトをしている。

7コマ目[編集]

勝改蔵が持っている雑誌「かやいゼミナール 絶対合格」[編集]

プロ野球・読売ジャイアンツ川相昌弘選手のこと。詳細は当該項目を参照。

P127[編集]

5コマ目[編集]

看板「就職率100%!!信頼と実績 萌々木アニメーション学院」[編集]

代々木アニメーション学院のパロディ。

5コマ目[編集]

[[女「萌アニの[[なるちゃん>ラブひな|勝改蔵]]「恋する二人が萌アニに入るとそこそこ幸せになれるそうですよ。」<br /]]でーす(自称)。」[編集]

おなじみの「ラブひな」ネタ。恋する二人がトーダイに入ると幸せになれる、というのを信じて主人公の浦島景太郎が東京大学合格を目指すというもの。
「なるちゃん」はヒロインの成瀬川なるのこと。


このネタに対する赤松健先生のレスポンスはこちら(⇒

欄外[編集]

ス…スマン[編集]

久米田先生が赤松先生に対して謝っているもの。

P128[編集]

2コマ目[編集]

少年サンデー「父物語」[編集]

1988年ごろに週刊少年サンデーで連載されていた安房野遊人の漫画『父物語斧』のこと。

4コマ目[編集]

勝改蔵「本当は愛あり夢あり冒険ありのワンダーストーリーなのに。載っているのは残りカスですよ。」
「かってに改蔵」未収録分より
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漫画原稿「ゴムゴム」
海賊の旗
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週刊少年ジャンプに連載されている尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』のパロディ。

漫画原稿「ざわざわ」[編集]

ざわざわという擬音表現は、福本伸行の漫画『賭博黙示録カイジ』など福本マンガで多用される擬音表現である。

名取羽美勝改蔵が描かれた漫画原稿[編集]

赤松健の漫画『ラブひな』のパロディ。

漫画原稿[編集]

山本英夫の漫画『殺し屋イチ』のパロディ。頭の皿が取れてぶっ倒れて死んでしまうのは、イチの刃物蹴りをよけたと思ってたらすでに斬られていたというシーンである。

6コマ目[編集]

勝改蔵「カットされて載ってないけど、パンタローネ様の中学生時代の淡い恋物語はステキだったものなぁ……」[編集]

藤田和日郎の漫画『からくりサーカス

7コマ目[編集]

勝改蔵「努力が実り 造りあげられたモビルスーツも、七割が人目に触れることがなかったのです!!」
「ダレググ」「ゾム」「ズチック」
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いずれも機動戦士ガンダムのモビルスーツで、ゲルググ、ドム、ズゴックのパロディ。

P129[編集]

1コマ目[編集]

勝改蔵「キチンと年貢を納めている人は大した事ないようで、実はスゴイのです!!」[編集]

引かれる前はこんなにスゴイ[編集]

カワイの打率1割9分→6割3分3厘
※打率3割以上は脱税です。
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川相昌弘のこと。

某バイオリン弾きアニメ(ゲキメーション)→実は秒間8コマ[編集]

1996年10月から半年間放映された「ハーメルンのバイオリン弾き」のこと。
製作の遅れがひどく、止め絵が多用され口の動きが少ないほど動きが少なく、「動かざること山の如し」や「劇メーション」と呼ばれた事から。また、ギャグが多い原作と比べてアニメはシリアスシーンが多く原作とは全くの別物になっている。
監督を務めた西村純二は設定などを大幅に改変してしまう事が多く、「ハーメルンのバイオリン弾き」以降の作品でも「仙界伝 封神演義」「SAMURAI DEEPER KYO」でも大幅に改変し、原作ファンから批判を受けた。
ちなみにアニメの音響監督は亀山俊樹が務めていた。

ヤクルト→ワンカップ以上(216.66mℓ)[編集]

ヤクルトは1本65ml,80ml,100mlのタイプがある。

5コマ目[編集]

勝改蔵「宴の席で「島耕作です」という寒いボケは、あなたの取り分です。」[編集]

島耕作シリーズのこと。詳細は当該項目を参照。

7コマ目[編集]

キャプテンの年貢[編集]

マネージャーのつくったレモンの砂糖漬け[編集]

週刊少年ジャンプに連載されていた高橋陽一の漫画『キャプテン翼』のヒロイン中沢早苗(通称「あねご」)のこと。
マネージャーであった中沢は、大空翼の疲労回復のためにレモンの砂糖づけを作った。

マネージャーと実はつきあってる件[編集]

あだち充が「タッチ」のプロトタイプとして『週刊少年サンデー増刊号』に1978年から1980年まで連載していた『ナイン』においても、主人公の新見克也は野球部マネージャーの中尾百合と密かに付き合っていた。

マネージャーの「いくじなし」というバ声[編集]

行け!!南国アイスホッケー部」より?


P134[編集]

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

ところで、新婚旅行ってどうして蜜の月(ハネムーン)なんでしょう?甘いのはわかるんですけど。[編集]


かゆいところ[編集]



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