第227話『最近減ってるらしいですよ、プラネタリウムって。』
第227話『最近減ってるらしいですよ、プラネタリウムって。』[編集]
掲載された2003年は近年の嗜好の多様かもあってか、プラネタリウムにおける入場者数が近年減少していた。特に国内では2番目の観客数を集めていた池袋のサンシャインプラネタリウムも、同年6月に閉館する形になった[1]。
作品情報[編集]
2003年 月 日発売、週刊少年サンデー第12号に掲載。 第21巻5話
P69[編集]
扉絵[編集]
扉絵内の文(あおり文)[編集]
【かってに改蔵 名作劇場】
(*中略)そしてよだかの星は燃えつづけました。いつまでもいつまでも燃えつづけました。今でもまだもえています。[編集]
アオリ文は宮沢賢治の「よだかの星」からの抜粋なので、詳しくはそちらを参照。→宮沢賢治「よだかの星」>http
コミック界に燦然と輝くシューティングスター[編集]
P70[編集]
欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]
とってもステキな天体ショー!![編集]
コマ目[編集]
P71[編集]
1、4コマ目[編集]
勝改蔵「天文学を教えるプラネッタリウムがウソを教えていいのかな?」
勝改蔵「これじゃ、天動説じゃないですか。」[編集]
宇宙観としてはその通りであるが、二十四節気など暦を見る場合の位置天文学においては宇宙を地球を取り巻く「天球」と見立てた上で観測し、表示するほうが解りやすいので、この方式に準じた星座早見盤やプラネタリウムもあくまで便宜的な天動説的見地に則っている(そもそも「天球」の概念を用いなければ二次元での動的表示は不可能)。
P72[編集]
3~4コマ目[編集]
「プラネッタリウムがコペルニクス以前の天文学を教えてどうするんですか。天動説から地動説に根底からくつがえった、コペルニクス的転回のない天文学など笑われちゃいますよ。」[編集]
P73[編集]
コマ目[編集]
P74[編集]
コマ目[編集]
P75[編集]
2コマ目[編集]
大山犬猫病院[編集]
漫画「伝染るんです」(吉田戦車)より
P76[編集]
2コマ目[編集]
(株)クレスタ物産[編集]
トヨタの自動車のことか?
P77[編集]
2コマ目[編集]
TV画面「55」[編集]
P78[編集]
2コマ目[編集]
モヒカン「ぐはは~~っ死ぬのはオマエの方だ、ケンチロウ!!」[編集]
漫画『北斗の拳』の主人公:ケンシロウ。
3コマ目[編集]
ケンチロウ「いや、オマエもう死んでるし。」[編集]
ケンシロウの決め台詞「おまえはもう死んでいる」
「北斗の拳」で一番有名なセリフであるが、このセリフはアニメ版の方で多く使われており、原作でこのセリフが使われた回数はたったの二回と意外に少ない。
8コマ目[編集]
勝改蔵「まさに天地がひっくりかえるような衝撃の事実!!」[編集]
実はアポロは月に行ってなかったんですよ[編集]
アポロ計画で宇宙飛行士が月面に降り立ったのは嘘だとする説。
こうした動きはアポロ11号が月面着陸した翌年の1970年頃から米国へのネガティブキャンペーンとして論じられており、映画『カプリコン・1』など創作のベースになるうちに一般的に広まり、現在でも副島隆彦や窪塚洋介ら主に反米的思想のある人たちは国家的陰謀として月着陸を否定している。
ただしこうした論者はみな宇宙科学や航空工学に関しては素人であり、本職の専門家や科学者、エンジニア達からは、半端な科学的根拠と陰謀論的推測に基づいた偏見としてほぼ無視されている[2]。
ネッシーの写真は私が作りました(死ぬ間際に)[編集]
有名なネッシーの写真が、模型を使った偽物だったと、撮影した本人が亡くなる直前に明かした。
実は唯ちゃんの夢だったんですよ[編集]
新沢基栄の漫画『ハイスクール奇面組』の最終回。
のち発売された愛蔵版と文庫版には作者からのフォローが加筆されている。
実は遥ちゃんの妄想だったんですよ[編集]
江川達也の漫画『東京大学物語』の結末。
村上直樹と水野遥の受験と恋愛を描いた物語であった筈なのだが、作品構造の収斂につりあわぬほどに意外すぎた着地点がこの作品の評価を難しくしている[3]。
兵隊さん、もう戦争終わってるんですけど…[編集]
昭和20年8月15日以降の各戦線の日本兵の事。『持久玉砕、死ぬまで敵とあがなえ。生きて本土の土を踏む事は無い』と、命令を受けている兵にとっては、上官命令ならともかく、アメリカ・イギリス側が何を言っても戦闘を止める訳が無い。
竹山道雄の小説『ビルマの竪琴』の主人公水島の部隊は、幸いにもイギリス軍の様子がおかしい事に気づいて停戦を知り、命を永らえた。
友引町はカメの上に乗っかってたんですよ[編集]
映画『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』より。
脚本・監督を務めた押井守のオリジナルストーリーで、原作の高橋留美子は「押井さんの『うる星やつら』です」と述べており、好みとしては距離を置いている。
椅子の中には人間が入ってたんです[編集]
江戸川乱歩の短編小説『人間椅子』のこと。
ジム・キャリーの住んでた街は、セットだったんですよ[編集]
映画『トゥルーマン・ショー』より。
実は地球じゃなくて、宇宙船の中だったんですよ[編集]
SFアニメ『メガゾーン23』の事。舞台は地球に向かう途中の巨大宇宙船の中。
仲の良い家族だったんですが、まさかあんな事になるとは[編集]
押井守監督のOVA『御先祖様万々歳!』のことだろうか。
押井監督は、「もしも『うる星やつら』のラムが、詐欺師だったら‥」という発想で作ったと述べていた。
「さくら大戦」のためにセガサタとドリキャス買ったんですけど、プレステで完全版が出たんです[編集]
セガがドリームキャスト生産中止と共にハード事業から撤退し、ソフトメーカーとなったため。
似たようなケースでは「スーパーロボット大戦Fは他機種への移植をするつもりはありません。」という発言を聞いてセガサターンを買ったら割とあっさりとPSに移植されてしまった、という例も。
ちなみに、PS2で出た一作目は、旧作にあったミニゲームが排除されていて[4]完全版とは呼べる内容ではなく、シリーズ最低評価を受けた。
その後、セガサターン版をベースとしてミニゲームも収録された「サクラ大戦1・2」がPSPで発売されている。
猿の惑星じゃなくて、未来の地球でした[編集]
映画『猿の惑星』で、主人公達が不時着した「猿が人類を支配する惑星」は、実は地球だった。
恋人が実の妹だったという事実が発覚…[編集]
「ママレードボーイ」(吉住渉)や、ヒロインが実の妹だったアニメ「アリオン」など。
からくりサーカスのフェイスレス[編集]
藤田和日郎先生の作品『からくりサーカス』の登場人物、フェイスレスのこと。
フェイスレスは死んだと見せかけて実は死んではおらず、しかもフェイスレス自身が全ての黒幕だった。
ちなみにフェイスレスがいったん退場するシーンが登場した当時の週刊少年サンデー掲載時には「この男の血も、熱かった…」と書かれており、フェイスレスが死亡者として扱われていたため、おそらく当時の藤田先生の担当編集者であった方及び編集部は、フェイスレスが再び登場するということを藤田先生から知らされていなかったと思われる。
アガサ・クリスティーの「アクロイド殺し」[編集]
クリスティーの推理小説「アクロイド殺し」。
以下ネタバレ注意。
医師の手記という形式で書かれているが、実はその医師が犯人である。そのことをポアロだけではなく読者に対しても隠しているという、設定を逆手に取った叙述トリックを用いた。
これがフェア・アンフェア論争を引き起こすこととなり、さらに同年、クリスティの失踪事件も起き、話題が大きくなってしまった。しかし、この作品によって彼女の知名度は大きく広まり、見事ベストセラー作家の仲間入りを果たした。
シベリア超特急[編集]
該当項目参照。
P79[編集]
2コマ目[編集]
雑誌「にょうじょう Nyojo」[編集]
集英社が発行する芸能雑誌「Myojo」より。
少年「あややが関西人だなんて・・・」[編集]
歌手のあややこと松浦亜弥は、兵庫県姫路市の出身。
6、7コマ目[編集]
「ドラマCDとテレビだとけんしんの声優が違うの?」
「なんでおがためぐみさんじゃなくて、タカラヅカのひとなの!?」[編集]
和月伸宏の漫画『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』。
主人公の緋村剣心役は1994年~1995年に発売されたCDドラマでは緒方恵美が、1996年から放送されたTVアニメ版では元宝塚女優の涼風真世が務めた。
P80[編集]
1コマ目[編集]
「いるんですよ、ささいな事でコペルニクス的転回してしまう人が。」[編集]
THE BO●Mが沖縄出身じゃないだけで、だまされた気になる[編集]
音楽グループ「THE BOOM」山梨出身
MEGU●Iがラップを勉強しにNYに行っただけで、なんか遠い存在に[編集]
MEGUMI
おもしろいなあと観てたけど、おちま●とがかんでるだけでもうヤダ[編集]
おちまさと。「学校へ行こう」「ガチンコ」等の番組を脚本を担当した売れっ子放送作家。この人の番組はあざとい部分が多くヤラセっぽいので、見る人によって好き嫌いが別れるだろう、ということ。
寺門ジモ●と趣味がかぶっただけで、もう集めない[編集]
ダチョウ倶楽部の寺門ジモン
ベッカ●の声がかん高いってだけで、キライになる[編集]
サッカー選手のベッカム。
アイテムひとつ取り忘れただけで、もうやらない[編集]
ホワイトがはみ出しただけで、もう描けなくなる[編集]
ホワイトは漫画の修正インク
上原がヴィ●ンのバッグ持ってて、なんだか冷めた[編集]
野球選手の上原浩司
深夜じゃない「マネー●虎」は虎じゃない。もう観ない[編集]
TV番組「¥マネーの虎」2002年3月までは深夜帯(24:50-25:50)だったが、同年4月からゴールデンタイム(20:00-20:54)での放送となった。その後視聴率が低迷。
ヌードグラビアの女の子の名前が母親と同じ名前ってだけで、もうダメだ[編集]
お気に入りの洋服が乾いてないだけで、遠足に行かない[編集]
朝の占いが良くないだけで、学校に行かない[編集]
毛が生えてるだけで、修学旅行にいかない[編集]
空が青いだけで、死にたくなる[編集]
P81[編集]
5コマ目[編集]
看板「喫茶 いさみや」[編集]
看板「あぽろん」[編集]
6コマ目[編集]
勝改蔵「なんだよまたあんたか!!」[編集]
この女性は第225話にも登場した。
P84[編集]
1コマ目[編集]
カップ「Al」[編集]
アルミニウムの元素記号Alから。
欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]
怖ろしき哉、コペ転(コペルニクス的転回)…さて、来週は巻頭で「かってに改蔵」特別企画もあるぞ!お楽しみにっ!![編集]
かゆいところ[編集]
コメント欄[編集]
掲示板もあります。
久米田康治ワールドWikiサイト掲示板
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- ↑ 後に2004年3月に名称を変えてリニューアルオープンしている。
- ↑ 一例を述べれば、宇宙飛行士が月面に設置した地震計での月震観測や、同じく月面に設置したレーザー反射鏡による地球間距離測定などの研究はアポロ計画終了後も長らく世界各国で行われている。
- ↑ 原作者の江川の著書『全身漫画家』によると、結末は初期構想から決まっており、師にあたる本宮ひろ志のアドバイスが基になったという。江川はこの結末が気に入っているのか、のち2006年に江川自ら同作を監督した実写版も、原作の構造を汲んだ結末になっている。
- ↑ こいこいのみゲーム内に収録。それ以外のミニゲームは携帯サイトでアプリとして配信され、本編と連動する仕様になっていた。