米田治

米田治（こめた　おさむ）[編集]

さよなら絶望先生作品中に登場する架空の漫画家。新潟県出身。
久本康と合同(ペンネームは久米田康治)で『さよなら絶望先生』を連載中という設定。
座右の銘は｢色即是空｣(『般若心経』より)。

81年に『豪雪の河』でデビュー。
2年間の失踪から復帰し、現在『深い淀み』を連載中。
ダークな深層にも忌憚なく迫り、時に猟奇的でもある作風が特徴。
ゆえに久本先生に比べ、ちょっと一般受けしにくいところがある。

もちろんこのような人物はいない。
元ネタは藤子不二雄で、モデルは安孫子素雄（藤子不二雄Ａ）。

作中での初登場は第四集巻末の『異色対談　お互いにどうよ』(名前のみなら39話の巻末コメント)。

作中でも名前をよく見かけるが、いまいち人気が出てないようである。
恐らく、久米田先生自身のイメージする「マニアックな漫画家」なのではないだろうか。
第96話では審査員が迷いつつ『深い淀み』が某談社漫画賞を受賞。
｢失跡｣｢猟奇的｣というキーワードからは、吾妻ひでおを想起させる。