藤吉晴美

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藤吉晴美(ふじよし はるみ) CV:松来未祐[編集]

  1. ref(fujiyoshi.jpg)

2のへ組生徒 出席番号28番

耳好き カップリング中毒[編集]

名前ネタ[編集]

・「藤吉=腐女子

主に男性同士の恋愛の創作を趣味とする女性の自嘲的呼び名。「婦女子」との語呂合わせ。

・「晴美=晴海」

東京都中央区晴海。竹芝桟橋、有明フェリー埠頭と並ぶ東京港の旅客ターミナル「晴海埠頭」が有名だが、1996年3月まで同人誌即売会「[[現在コミケットは有明埠頭のコミックマーケット」の会場だった<ref]](東京国際展示場)に移転している</ref>東京国際見本市会場の所在地としても知られる。

性格[編集]

アニメ・漫画好きで、その方面の知識は豊富。
普段は大人しく、思考もさほど常識から逸脱はしないが、自分が制作する同人漫画ではBL中心で健全な作風が苦手。こうした趣味を周囲に示すことは控えめで、特に親には隠したがっており、知られそうな危機に直面するとかなり動揺する。しかし、男同志の絡みなどを見てスイッチが入ってしまうなど隠さない場合もある。
自分の趣味にはある程度の客観的自覚を持っているが、女性としてのジェンダー的見地でかオタクのイメージは男子のオタクの特徴で認識しており否定的。自分自身のオタク的性格を指摘されると反発し、特に三人の兄に関する話題は嫌がる。


末っ子のためか、他人からの親切には鈍感なところもある。

容姿・スタイル[編集]

背丈は木津千里より少し高い。体格はスポーツ万能を反映してかややスレンダー。だが胸は大きめ。
詳しい理由は不明だが、眼鏡には強いこだわりがあるようだ(86話)。最近腐女子に流行の「眼鏡萌」を意識した表現だと思われる。ちなみに晴美の掛けている眼鏡は拘束具らしく、とくに視力が悪いわけでもなく、むしろスポーツなどで本気を出すときは外した方がいいらしい(154話)。この眼鏡は、糸色望が持ち上げられないハンマーを軽々振り回す木津千里ですら、持ち上げるのに苦労するほどの重量がある(154話 追加ページ)。

性癖[編集]

・耳付け

糸色望にはタヌキ耳を強要。

・カップリング

カップリング(男×男)には一言ある。一応、「しいて言うならアス×カガですけど」(15話)と言うように、男キャラと女キャラのノーマルな組み合わせにも興味があるようだ。カップリングにおいては若く容姿端麗な男性を好む。年輩やマッチョ系などは好みでない。作品以外(ナマモノ)での男性同士の同性愛においても同じ傾向であり、現実の男性に興味がないわけではない。
また、カップリングの関係性においては男性的かつ純粋な友情を好む傾向にある。代表作は『ココ×ナツ』(『Yes! プリキュア5』シリーズのキャラクター)系。


作品後期では『G-AGEにスマッシュ』がお気に入りであった。

交友関係[編集]

木津千里とはお互いの性格や家庭事情等を良く知っており、旧知の仲。単行本での加筆ページには幼少時の2人のエピソードが載せられることが定番化している。

    • 互いに相手のことを「千里」「晴美」と下の名前で呼び合っている。

(ただし、10話では千里は晴美のことを「藤吉さん」と呼んでいた。もっともこの時千里は晴美ではなく奈美を相手にこう言っていたので三人称として使っている可能性がある)

    • 修学(下見)旅行前に二人は徹夜で「旅のしおり」を作っていた(24話 コミックス追加ページ)。
    • 他のクラスメイトからは、「体調のいい時じゃないと遊べない」と言われた千里を、普通に遊びに誘うことができる(190話)。
    • 時に千里が涙ぐむほど容赦のない罵声を浴びせている(277話など)が、報復も受けず平然としている。


また、『かってに改蔵』に登場していた腐女子キャラ・神崎美智子のファン(DJCD 第二巻)。「神崎姉さんは私の憧れです」という内容を含めた手紙を書いてたこともある(87話)。それもそのはず、実は神崎美智子により、同人の世界に引き込まれたらしい(194話)。

藤吉晴美 履歴書[編集]

住所[編集]

東京府小石川区小石川3丁目に在住。
二階建ての一軒家に住んでいる(79話)。

家族構成[編集]

母親と兄が三人確認されている。
兄三人は、いずれも萌々木アニメーション学院に在籍したことがあるなど、漫画一家のようだ。どの兄かは不明だが、最近免許を取得し、普段の足として痛車に乗っている(195話)。

・母(CV:岡田幸子)|

娘の漫画趣味は既に知っているようである(97話)。

・一番上の兄

萌々木アニメーション学院在籍。

・二番目の兄

萌々木アニメーション学院在籍。

・三番目の兄

萌々木アニメーション学院在籍。不登校。(10話

小学校入学前[編集]

小学校時代[編集]

  • 漫画『ホイッスル!』の影響を受け、桜上水に引っ越していたことがある。なお、この頃か正確な特定はしにくいが、同作が1998年~2002年に連載されていた期間や、木津千里との交友から推測すると小学生時代ではないかと考えられる(51話)。短期間の在住と思われる。
  • 小石川町会報の4コマ漫画の連載を始めた。7年の長期連載。
  • お正月に一人で双六をする木津千里に声をかけて一緒に遊んだのがきっかけで友人となる(164話追加ページ)。その後しばらくは、千里に服を掴まれてついて回られていたらしい(179話 P133)。
  • 変な大人に連れて行かれそうになったところを、木津千里によって救われた(182話追加ページ)。
  • この頃かは不明だが「小さい頃」、幽遊白書と思われるマンガに夢中になり、同人活動を開始したらしい。その記憶には、おつりが足りなくなる、人のスケブを汚す、トーンを頑張りすぎてつぶれる、コピー機を壊しかける、といった当時の失敗の記憶がセットになっている(207話)。
  • 「どうせ転校するから友達はいらない」と言う千里と一緒に行動するために、『競争相手』と言う立ち位置をつくった(263話)。

中学校時代[編集]

様々なペンネームを使い分けて一人で『ヂャンプ』という同人誌を描いていた(この頃か?)。高校生現在においては全面封印(30話 P139)。

高校時代[編集]

1年生の頃は他の級友と同人誌制作をしていたが、後に互いの趣向の違いから袂を分かっている(43話)。


2のへ組在籍。コミケには必ず行っている。
糸色交世話当番を引き受ける(28話 コミックス追加ページ)。
タイムスリップ体験をする(コミケが楽しすぎたことによるコミ隠し)(60話)。
漫画研究部に所属。文化祭(分化祭)において、カップリングの違いから、ある部員と対立した(198話)。

趣味[編集]

・漫画執筆

後述。

・アニメ漫画の鑑賞

アニメ・漫画好きで、その方面の知識は豊富。特に『機動戦士ガンダム』関連の造詣は深い。それゆえに作品評価も厳しい方で、イメージ外れの作品などに対しては率直に怒る。自身の嗜好に合った漫画を読んでいるとよだれを垂らしてしまう癖がある(108話)。


コミケ(同人誌即売会)は本人にとっては全てにおいて最優先される予定である。

    • 夏にみんなが蔵井沢の糸色家を訪れている時、蔵井沢で開かれているコミケにいた(18話 コミックス追加ページ)。
    • 夏の臨海学校には行かずコミケに参加(147話)。
・コスプレ

コスプレも好きで、ビジュアル的にはネコ耳を好み、糸色望にはタヌキ耳を強要。自分が着けるのは気が進まないようだが、望が犬好きと知ると自ら着けたりもするなど、彼女もまた望に好意を持っている様子(166話)。なお、自身のコスプレは制服系が多い。
ハロウィンに開催された遊園地の仮装大会にコスプレで参加したことも。

・ゲーム

なぜか18禁ゲームにも詳しいが、その出所(おそらく兄であろう)を聞かれるとかなりまずいのか、最近ではTVアニメキャラものを主体とする作風になってきている。

特技[編集]

・イラスト

絵柄は、アゴトンガリウイルスに感染している。

・製本

修学(下見)旅行前に二人は徹夜で「旅のしおり」を作っていた(24話 )。

運動神経[編集]

実は運動が得意。昔は足はクラス一速く、逆上がりも一番最初にできたりした。
しかしその能力はコミケでしか発揮されておらず、本人も部活に入る気は全くない(68話94話)。
また、漫画さえなければさまざまな競技の一流アスリートが勝負を待ち望むほどの逸材になるらしい(154話)。
この特徴は前作『かってに改蔵』の坪内地丹の初期設定から受け継がれたものである。

学業成績[編集]

昭和81年度1学期期末試験では、クラス内で12位(56話 P76 コミックス追加ページ)。


藤吉晴美作品の嗜好・作風[編集]

モチーフ[編集]

藤吉作品は、若く容姿端麗な男性を好む一方、年輩やマッチョ系などは好みでない。カップリングの関係性においては男性的かつ純粋な友情を好む傾向にある。
BL漫画は異常にあごが長くとがった物が多いことで知られ、藤吉作品も仲間内の作家の影響からか、絵の描写ではアゴをとがらせて描く傾向にある(75話)。また男性用萌え系漫画も好みではない。


漫画製作方法[編集]

藤吉の漫画製作のスタイルは、原作版とアニメ版では少々異なっている。
原作版とアニメ1期では原稿用紙に鉛筆やペンで描いてトーンを切り貼りする昔ながらの手法だが(原作15話、アニメ第一期7話ほか)、アニメ第二期ではパソコンにペンタブレットで入力する現代風のものになっている(俗・第03話)。
これについて、08年4月のイベント「『百見さまのための』【俗・】さよなら絶望先生」にて、アニメ第二期からシリーズ構成を担当した小黒祐一郎は「いま同人誌をやってる子はペンタブ使うのが多いみたい、と知り合いに聞いたから」と明かした。
なお、原作の藤吉は、自宅でなくファミレスでマンガを描くこともあるようだ(205話232話)。

作品[編集]

  • 『ズンドコ町内くん』

小石川町会報に「フジ ヨシコ」名義で4コマ漫画『ズンドコ町内くん』(健全作風)を7年もの長期連載。木津千里いわく「誰も読んでないけど、本人義務に感じちゃって」らしい。69話扉絵では、単行本化されたこの作品が久藤准に読まれている。

  • 『ココ×ナツ』
  • 『林家一平物語』

「コミックドロヌマ」に原作つきで連載が決まった(145話)が、本人にとっては不名誉らしい。
この作品のことかどうか不明だが、なんらかの連載作品を、いろいろうるさい、あんな〆切ムリと、連載をやめて(実はやめるように仕向けられて)いる。(271話

  • 『G-AGEにスマッシュ』

コミケで販売したと思われるBL同人誌。(第二六集カバー下)
しかし元々の作品が散々な評価を受けたせいで売れ残ってしまい、大量の在庫を抱えて置き場所に困る。(286話

藤吉晴美解析[編集]

初登場[編集]

2話 P23 2コマ目に初登場。

初台詞[編集]

5話 P70 「あっ」が初台詞。

登場コマ数[編集]

備考[編集]

備考1

藤吉晴美が同人誌制作をしているという設定を反映してか、「さよなら絶望放送」では、現実世界でのコミックマーケット開催直前の放送週に「藤吉ハルミの憂鬱」が置かれるのが恒例となっており、締めの挨拶も「オタクに関わりの深い地名列挙」とは仕様が変わり、「【夏休みor年末】は東京ビッグサイトでお逢いしましょう。」と閉じられる。

備考2

「鈍器」と称されるほどの重量を持つコミケカタログを主な武器として、両手に一冊ずつの二刀流で操る(127話)。
また、その類稀な身体能力を活かしての格闘戦も得意。 千里に過去を暴露されて度々キレて殴りかかることから、戦闘能力は千里と同等かそれ以上はあると見られる。