音無芽留
音無芽留(おとなし める) CV:斎藤千和※[編集]
※喋らないキャラクター設定であったため、アニメ第一期では息を呑む場面などでは他のキャラクターの声優が各話交代で声をあてていた(後述)。
- ref(otonashi.jpg)
2のへ組生徒 出席番号17番(S83年度)
毒舌メール少女[編集]
名前ネタ[編集]
「おとなしい」+「メール」・「罵(め)る(悪口を言う、という意)」
苗字は、極度の口下手でほぼ無言である(音が無い)、またそのため携帯電話も通話には使っていない(メールのみ)であることの意か。
また、彼女のメールはかなり毒舌であり、「罵(め)る」という意も含まれているともとれる。
名前の芽留は「“芽”に“留”まる(=芽のまま)」という意味で考えると、本人の小児体型ともかけているのかもしれない。
性格[編集]
- 極度の口べたで、他人とのコミュニケーションが苦手。
- 会話や意思表示は携帯電話のメールで行うが、メールでは毒舌(男言葉になり、一人称も「俺」になる)。ただし内面的には繊細かつ控えめである。
学校でのみならず家族ともメールで会話している。
- 携帯電話に対するこだわりと依存心は強く、機能的不足には耐えられない。
- 発育の遅い自分の体形にコンプレックスあり(特にブラジャーネタが多い)。
- 対照的に饒舌でスタイルのよい木村カエレと仲が悪い傾向にある。
容姿・スタイル[編集]
小柄で小児体型。
特に胸の小ささを気にしており、同じく胸の小さい木津千里に仲間意識を持っているらしい(14話)。しかし胸が小さいことを気にしているらしく、渋谷へ胸の大きさをごまかすブラを買いに行ったことがある(111話)。
しかしその幼児体形ゆえか、ロリキャラとして作中でも屈指のモテキャラ。一部に熱烈な支持者がいて、学校公認のメルメルファンクラブが存在する(198話)。
しかしオタクや変質者に好かれている事が多いため、本人は全く嬉しくない。実際にロリコン趣味の男性に誘拐されかかったことがある(112話)。
音無芽留 履歴書[編集]
住所[編集]
不明だが、大邸宅のようだ。自室もかなりの大広間である(169話)。27話によると、電波が2本の家に引っ越してしまったことが言及されているので、近年になって引越ししたようだ。
地下鉄では携帯電話の電波受信が悪いため、通学はバスを利用している。
家族構成[編集]
- ・父親(CV:麦人)|
91話で教師・生徒・親の三すくみのイメージとして初登場。112話にて正式に登場。
通称「芽留パパ」(本名は不明)。「音無ミュージック」という音楽会社を経営し、かなりの富と権力を有している。帽子等の容姿と音楽を生業としている繫がりから、モデルはスキャットマン・ジョンでは無いかと思われる。芽留を過剰なまでに溺愛しており、娘を「めるめる」と呼ぶ。娘へのメールは絵文字満載。
娘の欲しがるものは(娘の意思や都合は無視して)なんでも買い与えると豪語し、娘を傷つけるものには容赦なく制裁を加える。しかし一応女性相手には手加減をしているようだ。そんなやや過保護な言動も、娘の芽留にとってはややうっとうしい様子で、メールで「クソヒゲハット」と罵倒したり、父親との縁切り祈願の絵馬を模した携帯ストラップをつけていたりする。
- ・母親
夫の愛人にも平気で接しているところから、かなり器の大きい人物のようだ。
- ・愛人
妻公認の愛人。
小学校入学前[編集]
不明
小学校時代[編集]
風浦可符香と同じクラスだったようだ(25話等の回想で可符香が登場)。そのせいか、この時期に様々なトラウマを作る。
- 30人31脚で残り5メートルのところで転倒(25話)。
- 同級生に「変な声じゃね?」と言われてショックを受け、以後ほとんど声を出せないようになってしまう(112話)。その同級生は芽留の父により「今は土の下」であるという。
- 同級生(可符香?)に「芽留ちゃんの字夢に出てきそう」と言われ、以後字が上手く書けなくなってしまう(119話)。
中学校時代[編集]
日塔奈美と面識があったようだ。
30話、72話でそれぞれが着ている制服が一緒のため、同じ中学に通学していたようだ。
この頃、P501iの液晶画面にカラーセロファンを貼ってカラー画面を演出。自分黒歴史となる(30話)。
高校時代[編集]
2のへ組在籍。他人とのコミュニケーションは苦手のまま。
趣味・特技[編集]
メールでの毒舌。
学業成績[編集]
昭和81年度1学期期末試験ではクラス内で34位(ビリ)となっているが、どうやらメールで回答しようとしたためらしく、本当に頭が悪いのかは不明(56話)。
一方の、昭和84年度学年一斉試験では学年で8位となっている(177話)。
音無芽留解析[編集]
初登場[編集]
7話 P87 2コマ目
初台詞[編集]
7話 P87 2コマ目「あ‥‥」が初台詞。
登場コマ数[編集]
携帯電話への依存[編集]
- ・使用している携帯電話
かなり多くの機種を使っている。連載初期ではミカカ(NTT DoCoMo)を使用していたが、後にeu(au)に換えている。携帯ストラップを大量に付けていることもある。また、アンテナは先を尖らせており、武器として使用可能(ドリルと思われる)。
メールアドレスは、初登場時は「hazukashigariyasan@…」だったが、その後何度も機種変更をしている為、現在のメールアドレスは不明。
- ・携帯電話依存
極度の口下手であり、携帯電話に依存している。携帯を持たずしては自室から出られないほど(169話)。
携帯電話の電波の圏外が続くと精神が不安定になり悪霊に取り憑かれる。携帯が壊れた後は常態に復するため、携帯電話を介した憑依と思われる(7話)。このため電池切れへの対策は万全に備えており、『ランボー』ばりにセーラー服の内側に予備バッテリーを満載していた。
しかしながら、メールの使用頻度が高く通話したことはほとんどない。60話では通話しているが、一切声は出していない。
- ・作品中の発言
作品中では極端にセリフが少ない。
- 7話 「あ‥‥」「あの」、「あ あの」と3度言う。
- 8話 「ひ!」とだけ叫ぶ。
- 17話 電車に乗り込んだ所で「ほっ」と一息。
- 23話 「ああああああ」と泣き叫びながら携帯電話を窓の外へ投げようとする。
- 32話 木津千里にツリーに吊るされたときに「ひっ」と叫ぶ。
- 44話 顔文字で悲鳴を上げる。 ヤー\(>ロ<;)/
- 47話 初めて長台詞を喋っていたが、話そのものが糸色望の夢の中なので例外。
- 93話 初めてモノローグで発言。以降第112話でもモノローグで心情を吐露している。
- 96話 コーラとアクエリアス、どちらを買うか迷って「んー‥‥」とつぶやく。
- 289話 自分が芽留であることを証明できず周囲のみんなに否定される夢(?)を見た直後、可府香、奈美、あびるに名前を呼ばれて嬉しさのあまり「あ」「あ‥‥‥あり‥‥が‥と う」と言葉を発する。が、声が小さすぎたため、聴き取れなかった奈美に「芽留ちゃんがしゃべるわけないじゃない」と言われてしまう
心的外傷[編集]
幼少時より様々なトラウマ(心的外傷)がある。
- 30人31脚で残り5メートルのところで転倒(25話)。
- P501iの液晶画面にカラーセロファンを貼ってカラー画面を演出。自分黒歴史となる(30話)。
- 同級生に「変な声じゃね?」と言われてショックを受け、以後ほとんど声を出せないように。その同級生は芽留の父により「今は土の下」(112話)。
- 同級生(可符香?)に「めるちゃんの文字って夢に出てきそう」と言われ、筆記が苦手に。その同級生は今も芽留の父が捜索中。(119話)
なお、夢日記を書くことができ、さらに以前メールで回答してビリになったテストでも上位に食い込んでいることから、筆記のほうは克服できた可能性がある。289話では、携帯をなくしてスケッチブックで筆談している。
ハゲに敏感?[編集]
何故かハゲには妙に鋭敏で、臼井影郎の禿を最初に発見したのも彼女である(13話)。
また、糸色望にも「ヅラ」「ハゲ」などの語句を含む毒舌メールを多数送りつけている(11話、43話、47話)。
備考[編集]
- 備考1
初期原案[1]では、性格的設定は同じだが外見が常月まといのキャラクターであった。
これとは別に、本編未登場の不思議言動とゴスロリが特徴のツインテール髪型の女子生徒が考案されており、このうち髪型のみが現在の芽留に引き継がれた。またゴスロリという設定は、ことのんに引き継がれているようだ。
- 備考2
押すと可愛い音が鳴る。が、押した者は父親の制裁が下される(163話)。
- 備考3
家では子供服を着ている。
担当声優[編集]
しゃべらない設定のため、アニメ第一期では個別の声優が付けられなかった。その代わりに他のキャラクターの声優が各話交代で声をあてている。 EDでも声優欄は毎回違う伏字にされていた。
- 第一期さよなら絶望先生
- 第03話
「?」 松来未祐か?
- 第04話
「?」 沢城みゆきか?
- 第05話
「??」 新谷良子か?
- 第06話
「???」 井上麻里奈か?
- 第07話
「????」 後藤邑子か?
- 第08話
「????」 真田アサミか?
- 第09話
「????」
- 第10話
「●×△□」 沢城みゆきか?
- 第11話
「○▲◇□」 矢島晶子?
- 第12話
「○▲◇□」 谷井あすかか?
- 第二期俗・さよなら絶望先生
- 俗01話
「○▲◇▽」
- 俗02話
「○×■▽」
- 俗03話
「▼○□△」
- 俗04話
「○▲◇▽」
- 俗05話
「○▲◇▽」
- 俗06話
斎藤千和が担当。
- 俗07話
「○▲◇▽」
- 俗08話
「◎■△×」
- 俗09話
「○▲◇▽」
- 俗10話
「○▲◇▽」『○▲◇■』
- 俗11話
「○▲◇▽」『○▲◇■』
- 俗12話
「○▲◇▽」『○▲◇■』
- 俗13話
「○▲◇■」
『』はDVD版のキャスト
長台詞を喋った第二期第06話、DVD序~俗・絶望少女撰集~と第三期懺・さよなら絶望先生では斎藤千和が担当している。
- ↑ 季刊エス2007年4月号で公開された原案