コミックマーケット

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コミックマーケット(こみっくまーけっと)[編集]

世界でもっとも大きな同人誌即売会。通称「コミケ」「コミケット」。


概要[編集]

毎年8月と12月の年2回、東京・有明にある東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催される。8月開催を「夏コミ」、12月開催を「冬コミ」とも呼ぶ。
また、開催回数を数えて「C○○」(○内は数字)と呼ぶ。
東京でオリンピックの開催が決まった影響で、2019年のC96から入場料が必要となった代わりに4日間の開催となり、開催年の2020年は、オリンピック開催時期にビッグサイトがメディアセンターとして利用されるため、夏コミに相当するC98が2020年5月の開催予定だったが、おりからのコロナウイルス蔓延の影響により開催中止。 2020年〜21年の開催は未定。

かつては東京・晴海にあった東京国際見本市会場(通称:晴海)や千葉の幕張メッセでも開催されていた(その当時の事件については別項参照)。


ここから本格的な漫画家になった者もいれば、連載をしているにもかかわらず連載を休載してここに売りに来る者もいるほどのメジャーイベント。
同人誌の販売だけでなく、コスプレでの参加者も多い。


「コミックマーケット」及びその略称「コミケ」「コミケット」は、コミックマーケットの運営法人である有限会社コミケットが商標登録をしている。

歴史[編集]

1975年に参加サークル32、参加者約700人で第1回が開催されて以降、年ごとに開催規模が膨張し現在は参加者50万人を突破する。開催規模は現在も拡大傾向にあり、入場者50万人を突破する状況はテロ標的や治安・交通トラブル、大規模人災のリスクも内包しており、毎年警備スタッフは危機管理に苦慮している。


2000年頃から東京都の石原慎太郎知事は青少年健全化を名目にした猥褻表現規制に肯定的な姿勢を示しており、これに対し千葉県は税収増加を考えて将来的に東京での開催が困難になった場合の開催容認に転じている。
ただし、石原都知事は同じ会場で開かれる「東京国際アニメフェア」(来場者はおよそ10万人)には出席しており、相応の経済効果を見込めるコミケを締め出す可能性はまだ低いとの推測が多い。

幕張移転問題[編集]

年を追って増加する入場者で慢性的会場難に陥っていた主催側は、1989年の冬コミから会場を晴海から千葉の幕張メッセに移し、これで会場問題は解決かに見えた。 しかし折しも、1989年の夏コミ直前に東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の容疑者が逮捕されたことから、これが飛び火してマスコミのオタクバッシング、市民団体による有害図書指定などの表現規制運動が強化され、1990年の冬コミ開催をもって猥褻図画規制などの理由で幕張メッセ側から使用を拒否された。

開催継続が危ぶまれたが、晴海の見本市会場を運営する東京都が受け入れる姿勢を示して、開催会場が晴海へ戻ることで落着し、以後も紆余曲折を経ながらもコミケは毎年開催されている。

ジェノサイドコミケ[編集]

1992年夏のコミケのこと。
この年、会場の晴海国際見本市会場にて炎天下の中で長時間行列した入場待ちの人々が熱射病で倒れる事態となった。手当てを受けた人は数百人とも千人近いともいわれ、正確な数字は判明していない。


この事件は同人関係者にも大きな衝撃を及ぼし、現在では子供連れでの参加や入場自粛を呼びかける運動も起きている。


この事件以前から既にコミケは開催規模の膨張による慢性的な容量不足と表現規制などの問題を抱え、会場確保を巡って迷走状態にあった。
その後、晴海会場は国際見本市会場の老朽化による東京国際展示場移転に伴い1995年冬の開催を最後とし、東京ビッグサイトへ移転した。なお、東京ビッグサイト移転直後の1996年夏コミは会場の一部でコミケが開かれていたが、止まらない入場者増加による苦情を受けて全館貸切や3日間開催などの処置をとっている。

ネイサンズ店員来客侮辱事件[編集]

アメリカ発のホットドッグチェーン店「ネイサンズ」が2005年夏のコミケ開催に合わせて東京ビッグサイトで出店した際に、女子大生のアルバイト店員が店に来た客を写真付きで自身のブログに載せ、「オタクきんもーっ☆」などの侮辱的発言を連発していたことが発覚。
ネイサンズ側は謝罪声明を発表した。

久米田康治との関連[編集]

久米田先生もかつては頻繁に参加していたようで、その描写にはかなりのこだわりがあるようだ。

さよなら絶望先生 作品中にて[編集]

かってに改蔵」の神崎美智子や「さよなら絶望先生」の藤吉晴美らが夢中になるイベントである。
また、糸色望15話で同人誌を盛大に勘違いしている事にも気付かずに藤吉晴美に誘われるがまま参加してしまった。その時は自分の同人誌が完全に場違いであることに最後まで気付かなかったようだ。

さよなら絶望放送にて[編集]

2010年夏、コミックマーケット78の企業ブースに初の単独出店。
しかし、ミニブースではあり得ない客の多さに運営側から叱られる、メインスタッフである構成Tと佐藤Dが会場を間違えて大遅刻する、なぜか氷川へきるが入り浸るなど、絶望的なネタを大量に提供した。
高橋Pは冬のコミックマーケット79にも参加する気まんまんだが・・・。

せっかち伯爵と時間どろぼうにて[編集]

29話で、出店者の願いのような短冊が吊るされている。