マ太郎
関内・マリア・太郎(せきうつ・まりあ・たろう) CV:沢城みゆき[編集]
- ref(sekiutsu.jpg)
2のへ組生徒 出席番号11番
男子生徒の出席番号を買ったため、男子扱いである。
不法入校・難民少女[編集]
名前ネタ[編集]
元ネタは
「籍、移たろう」→元関内とマ太郎共に言える
あるいは
「籍、売ったろう」→元関内が戸籍をマ太郎に転売
元関内から出席番号を購入した。
そこにミドルネーム(母国での名前)が入り、「関内・マリア・太郎」となる。略して通称「マ太郎」。
マ太郎という略称には、藤子不二雄A「魔太郎がくる!!」の影響があると思われる。
一人称では「マリア」と名乗る。
性格[編集]
年齢不詳。
行動や発言に幼い部分が見られることから、本当は高校生に満たない年齢なのではないかとも考えられる。糸色望をはじめ、周囲の人間たちも彼女のことを「子供」として認識しているようだ(例:「童女に何をする?」(21話))。
天真爛漫で好奇心旺盛。風浦可符香ほどではないが、ポジティブに物事を捉えている。無邪気で活発な野生児。その分あまり空気を読まないところがあり、いたずらっ子でもある。そのため、周囲から「守ってあげたい」とかまってもらえる。(9話)。
日本を愛するが故に徐々に保守的思想を持つようになる。あまりにも有名なのは、55話での台詞である。)。
容姿・スタイル[編集]
幼児体型であるが、おそらくは年相応なだけであろう。身長は小学生に比べて明らかに高い(23話 )ため、小学校低学年以上の年齢であることが推察される。
顔立ちはかなり整っており、多少失敗しても「かわいいから」と許してもらえたり(136話)、幼女趣味な変質者から声をかけられたりもする。
口癖[編集]
性癖[編集]
- ・ぱんつはいてない
普段から靴とパンツを履いていない。これらを着用することは本人には相当に不快らしく、履くとふらふらになる(21話)。裸にすらなってしまう事も‥‥(145話、第十三集巻末)。このため、冬場でも半袖に裸足である。登場初期はセーラー服のスカーフを着けていたが、なくしたのか嫌なのか後に着けなくなっている。一方で、体操着(ブルマ)や水着などは普通に着ている。
この「はいてない」設定のため、久藤准がマリアを肩車している描写があったとき、読者に色々邪推された。
関内・マリア・太郎 履歴書[編集]
住所[編集]
小石川区の寂れたアパートに、多くの「帰国子女」たちと住んでいる(9話)。
母国では戦争があったらしく、故郷はゲリラによって壊滅されたという(70話)。
家族構成[編集]
不明
本人の言から、家族の生死及び消息は本人も知らないようである(97話)。
同じく密入国してきたと思われる同郷の同年代の少女がいる(氏名不詳)。
282話の写真がマリア自身の家族ならば、マリアは父母に兄もしくは姉の4人家族。しかも父親は日本人らしいが、日本にも妻子がいる複雑な家庭環境だという予測も成り立つ。
小学校入学前[編集]
不明
小学校時代[編集]
不明
中学校時代[編集]
不明
高校時代|[編集]
6話で貨物船に紛れ込んで日本に密入国(風浦可符香が見つけた?)。
7話で2のへ組に入りこんだ。
9話で新井智恵が出席をとったことから存在が知られ、元関内から出席番号を買って2のへ組に在籍していることが発覚。
出席簿には元関内の写真の上にマ太郎の写真が貼られた。
担任(糸色望)はその経緯を知らず、出席簿に『誰ですか?』とメモしている。(10話)
趣味[編集]
拾い物。食料や日用品など、生活に必要なものはなんでも収集する。
35話では、持ち前の収集力で様々な福袋を提供。
特技[編集]
- ・順応性
持ち前の性格ゆえに環境への順応性は高く、学習能力もけっこう高い。
- 「小森ちゃん マリア漢字覚えたヨ!」(11話)
- 「マリア あそびオボエタヨ」「影踏み」(14話)
- 「きしょうてんけつ?」「マリア漢字わかるヨ!」(15話)
- (指導係の非難を真似て)「チース ヘンテコパーマ先輩」(19話)
- スコップで穴を掘る千里の姿を見て、「千里」の「千」を180°回転させると「埋」になることを発見(113話)
- ・ギャグの観察眼
木津千里の持ちネタ「ここが勝負の分かれ目よん」に大笑いし、小学生の間に広めてブームを起こした。(23話)また、突っ込みも得意(34話)。
- ・毒舌
34話で櫻井よしこ女史からいろいろ学んだのか、次第に陽気な毒舌ぶりや保守的論を発揮するようになり、締めの一言を担う場合も多い。少々の難事は殆んど気にすることのない性格だけに遠慮はない。
- ・足の指を鳴らせる
238話にて。
学業成績[編集]
昭和81年度1学期期末試験では、クラス内で32位。おそらく試験中に席を離れてカンニング扱いとなったものと思われる(56話 コミックス追加ページ)。
マ太郎解析[編集]
解析[編集]
思想[編集]
櫻井よしこ女史に弟子入りしたことがある。それを機に保守的思想を持つようになる。(34話)
故郷は?[編集]
故郷がどこなのかは不明。しかし、色黒ながらも非東洋人的には描かれていない風貌であることと、ミドルネームがマリアなのでキリスト教が普及している国出身であると思われることから、作者はフィリピンをイメージしていると考えられる。
謎の生命保険[編集]
どういういきさつかは不明だが、一億円の生命保険に加入している。受取人は不明。(45話)
諜報活動[編集]
野生児ゆえに、視覚・嗅覚・身体能力は常人以上に高い。
その人並外れた情報収集能力と潜伏能力を買われ、望や千里に諜報活動まがいのことを命じられることもある(79話、108話)。
備考[編集]
- 備考1
食べ物の好き嫌いはない。
飲み物ではビールが好物(望は子供ビールと主張)。
- 備考2
じっとしていられないのか、席に座っていても机やイスをガタガタさせて落ち着きがない。しかし木津千里の前では恐怖ゆえかぴしっとしている。
- 備考3
ハルンケア国王の娘ボラギノーラ王女とそっくり。(245話)