日教組

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日教組(にっきょうそ)[編集]

日本教職員組合のこと。略称・日教組
日教組は、日本の教員と学校職員による労働組合連合体。


概要[編集]

日本最大の教員系労働組合[編集]

教員の労働組合連合体としては最も歴史が古く、またその規模も最大で、教育現場への影響力も非常に強い。労働組合団体「連合」に加盟している。

教職員の待遇改善・地位の向上、教職員定数の改善をはじめとする教育条件の整備などを主な目的として活動している労働組合である。

他の労働組合同様、労働問題のみならず外交政策や歴史認識問題等でも積極的な活動を行なう圧力団体の側面も持っており、その主張もイデオロギー偏重のきらいが見えるため、当作品ではどちらかと言えば揶揄的に取り扱われている。

左派系圧力団体[編集]

かつては社会党の有力支持基盤として組織的に日本社会党を支持していた。
社会党が退潮した1990年代以降は、その残党が多く所属する民主党支持に転換している。このような経緯から、日教組は社会党とのつながりにより、北朝鮮との連帯を強調し、訪朝団を派遣したり、教育現場で北朝鮮の指導者を賛美していた時期があったという。
現在は公式には、文部科学省との協調路線へと方針転換していること、また教員の加入率の低下にともない組織力が低下しているとの指摘もある。

工作活動?[編集]

かつてはマルクス主義的な思想を学校教育の場で啓蒙する活動を組織ぐるみで行っており、人文科学系の教科においては日教組に容認されない教科書は事実上出版できないほどの影響力を持っていた。方針は階級史観、共産主義礼賛、資本主義批判、反帝国主義である。そのため、日本社会、特に戦前の日本社会にはとりわけ否定的であった。 共産主義が事実上崩壊してからは、中国や韓国の史観を容認して日本社会を否定的に扱うスタンスを取っているが、これらの論調が最初に結論ありきで歴史学的な公平性を欠くことなどから保守側論壇からは「自虐史観」と呼ばれている。 とはいえ、実際の教育現場では教科書以上のことは教えない教員から「独自研究」の成果を披露する教員まで様々であり、上記方針に対する熱意には温度差があるのも事実。

教育の国家統制に反対する建前から戦後一貫して、国旗掲揚と国歌斉唱の強制に対して反対する運動を行ってきた。国旗国家法にもとづき入学式や卒業式などの式典において国旗掲揚及び国歌斉唱を行うよう定めている文部科学省の指導に対しては、「強制」にあたり「思想の自由を侵害する暴挙である」として批判的な立場をとり、時には実力行使を行っている。また受験偏重の詰め込み教育を強制的と批判し、ゆとり教育を提唱したが、これも実質的効果を疑問視する声もある。


当作品では上記のような認識に基づき、どちらかと言えば揶揄的に取り扱われているようだ。

久米田康治との関連[編集]

久米田康治との関係[編集]

日教組とは無関係であるが、久米田先生は教員免許を保持している。

さよなら絶望先生 作品内にて[編集]

糸色望が組合に加入しているかは不明。ただし、136話では『アムール川の流血や』を話題にした糸色望を、日塔奈美が「先生サヨク?」と揶揄されている。


127話に「ネオ日●組」(ねお-にちまるそ)なる組織が登場し、「絶望先生という名前が縁起悪い」との主張により糸色望を拉致した。また「対象外」ネタとして、日教組がプリンスホテルにホテルの使用を拒否された件がネタにされている(133話162話)。
また、組織的工作活動に関しては、156話でも「普通に授業中 工作活動する先生っていますものね」と取り上げられた。159話では、中山成彬・元国土交通相(麻生内閣)が「日教組は教育のガン」と発言し、大臣を更迭されたことがネタに取り上げられた。162話では二木教三なるキャラクターが登場し、「あげない」、「歌わない」、「教えない」の三拍子が揃っているとネタにされた。163話にも羅列ネタとして「先生は国歌斉唱でスイッチOFF」が登場、上述の「国歌斉唱拒否」がネタにされた。

また上述のとおり久米田先生が教員免許を持っていることに関連して、154話では、もし漫画家になっていなければ、組合員になっていたであろうという自虐ネタとして、「見てみたかったもうひとつの才能『日教●の犬 久米田こうじ』」と羅列ネタに書かれた。