第103話『青い体験』

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第103話『青い体験』[編集]

1973年公開のイタリア映画『青い体験』から。
日本での吹替版では『銀河鉄道999』のメーテル役で有名な池田昌子が、大人の色気に満ちた家政婦のアンジェラ役を演じる意外過ぎるも眩しいキャスティングであり、当時の世代には強く印象に残っている者も少なくない。

作品情報[編集]

2000年6月29日発売、週刊少年サンデー第30号に掲載。10巻2話


P21[編集]

扉絵[編集]

水たまりの上に立つ雨具姿の名取羽美。

扉絵内の文(あおり文)[編集]

水たまりに映るあなたの笑顔はとても素敵…


(→)って笑ってないじゃん
(→)って写ってないじゃん
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「って笑ってないじゃん」は羽美の顔を指しており、「って写ってないじゃん」は水溜りを指している。

因縁の対決 久米田氏VSしめきり!! 新たな闘いのゴングが今、打ち鳴らされた! というわけで……[編集]

2000年7月18日に単行本第8巻の発売を控えていたためか、この頃は大変だったのだろうか?

P22[編集]

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

ゲームのおまけについている体験版には要注意。 なかにはこんなものも… おそるべしネット社会!?[編集]

1コマ目[編集]

ゲーム「電車で金剛!」[編集]

『電車でGO!』と『建設重機喧嘩バトル ぶちギレ金剛!!』より。
前者は本格的な電車運転公式シミュレータ、後者は大型建設重機の操縦&バトルという、どちらも男の子の憧れを率直に表現したゲームともいえる。

P29[編集]

4コマ目[編集]

勝改蔵「玄関あけたらジョイを持った高田純次が立っていたり!」[編集]

P&Gの台所用洗剤「ジョイ」のCMのこと。
当時、タレントの高田純次が一般家庭に抜き打ち訪問するCMを放送していた。

勝改蔵「川に洗濯にいったらももが(人入り)どんぶらこっと流れてきたり!」[編集]

童話『桃太郎』のこと。

勝改蔵「サイババに灰をもらったり!」[編集]

インドのスピリチュアル・リーダー、サティヤ・サイ・ババのこと。
手のひらから聖灰を出すことで有名。

勝改蔵「ある日突然パソコンで作った美少女キャラが画面から出てきたり!」[編集]

赤松健の漫画「A・Iが止まらない!」。

P32[編集]

6コマ目[編集]

地丹「オレは過去2回も連れ去られているわい!!」[編集]

7コマ目[編集]

サポートセンター「じゃあどーしたらいいんですか?あと私の思いつくのはこんなものですよ。」[編集]

ゴルゴとかごめかごめでうしろの正面オレ。[編集]

ゴルゴ13』の主人公のデューク東郷は、背後に立たれて後ろから攻撃されないよう常に警戒しているため。はっきり言えば、ゴルゴとかごめかごめをする状況はまずない。

コナンの推理でオレえん罪。[編集]

名探偵コナン』の主人公・江戸川コナンのこと。コナンの推理でえん罪になることはないが、毛利小五郎の無茶な推理でえん罪になりかけた人は多数存在する。

ある日突然、総理大臣から電話がかかってくる。[編集]

故小渕恵三氏が総理大臣だった時、著名人に唐突に掛けた電話、通称「ブッチホン」のこと。

第2の石原裕次郎になる。[編集]

2000年8月に実施された『オロナミンC「1億人の心をつかむ男」新人発掘オーディション?21世紀の石原裕次郎を探せ!?』のこと。
石原裕次郎は1987年に亡くなった俳優。

P33[編集]

1コマ目[編集]

ちなみに……身近な一生に一度あるかないか体験[編集]

ある日突然、女の子にされる(呪いで)[編集]

西森博之の漫画『天使な小生意気』のこと。

ある日突然、子供にされる(薬で)[編集]

名探偵コナンの登場人物である工藤新一のこと。

ある日突然、力がほしくなる(無性に)[編集]

漫画「ARMS」など。
いわゆる中二病。

3コマ目[編集]

坪内地丹「ある日、突然右どなりの部屋になっちゃんが、左どなりの部屋にヒロスエが引っ越してきて、」[編集]

広末涼子と田中麗奈のこと。田中麗奈の衣装は当時CMキャラを務めていた第一生命の「保険王」のCMから。

5コマ目[編集]

坪内地丹「ある日突然まちがいメールがヒロスエから‥‥‥どーやらオレが好きらしい!!」[編集]

1998年公開のアメリカ映画『ユー・ガット・メール』か。
仕事では商売敵だが、互いの正体を知らぬままメール文通を深める男女の恋愛模様を描いた物語。主演はメグ・ライアンとトム・ハンクス。勿論広末は出ない。

P34[編集]

6コマ目[編集]

坪内地丹「ああ、頭の中の自分BGMがチャタレイ夫人のテーマを奏でている~~」[編集]

デヴィッド・H・ローレンスの官能小説『チャタレイ夫人の恋人』より。 日本では1982年に映画版が公開されている。 主演が同じシルヴィア・クリステルで、テーマ曲も有名な官能映画『エマニエル夫人』(1974年公開)でないところは、地丹の世代ゆえか。

P35[編集]

1コマ目[編集]

標本「ADAM」「EVA-01」「AYANAMI」[編集]

いずれも『新世紀エヴァンゲリオン』に登場したアダム、エヴァ初号機、綾波レイの名前から。

ボンベ「ちっ素酸化物」[編集]

実際の医学では、一酸化窒素は血管拡張作用があり、一酸化二窒素は麻酔剤として利用されている。
ただし、二酸化窒素は吸うと気管や肺を傷める。

2コマ目[編集]

彩園すず「まじゃりんこシールっぽく。」[編集]

『ビックリマンシール』と同じくロッテが発売していた食玩。
言葉足し算の感覚で物と動物を駄洒落でかけ合わせているのが特徴。

P36[編集]

コマ目[編集]

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

ところで地丹くんの死亡体験って何回目になるんでしょう?[編集]


かゆいところ[編集]

前回は地丹の出番が全く無かったが、今回は名取羽美の出番が扉絵とラスト1コマだけの出番だった。



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