第104回
第104回『名乗りの海』[編集]
2009年9月9日放送
タイトルはグレッグ・イーガンのSF小説『祈りの海』より。
番組紹介欄[編集]
皆さんさようなら。9月に入って学生の皆さんは、そろそろ夏休みの宿題にとりかかる絶望的なシーズンではないでしょうか。でも、学生じゃない大人は『人生の宿題』に一年中追われています。どっちにしても絶望的ですね。しょうがない、しょうがない。
と言う事で、今回お送りする番組(コーナー)は「普通って言うなあ！」「ラジオ『谷の境界』」「藤吉ハルミの憂鬱」の3番組です。
「普通って言うなあ！」、名作の元ネタを知らない新谷さんは、いろんな意味で普通じゃない!?
「ラジオ『谷の境界』」、妹がお兄ちゃんをメロメロにしそうな番組名ですがふつおたです。番組史上初のリスナープレゼントがアレすぎて絶望した！物好きな人だけ、応募してみてはどうですか？
「藤吉ハルミの憂鬱」、神谷さんのアルバム「ハレノヒ」に目を輝かせる腐女子リスナーの母…血筋は争えない!?
そしてここで残念なお知らせ。第106回の放送にて、常月まとい役の真田アサミさんがゲストで登場します！皆さん、愛がたっぷり含まれたヤンデレなメールを今すぐお送りください！
収録風景写真[編集]
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OPドラマ[編集]
00:14 多国籍アニメ[編集]
アニメ「ヘタリア」のこと。
00:25 アニメイトTV、という名前なのに配信しているのはラジオばかり[編集]
アニメイトTVは「ヘタリア」以外にも「うみねこのなく頃に」「プリンセスラバー！」「ぱにぽにだっしゅ！」などを配信している。
また、プロモーション映像なども配信しているので、決してラジオしか配信していないというわけではない。
アニメイトTVのリニューアルの際には、さよなら絶望放送から両パーソナリティーのコメント動画も公開されていた。
00:36 お湯を注いで作るカップ焼きそば[編集]
「ペヤングソース焼きそば」「日清焼そばUFO」などのインスタント焼きそばのこと。
焼いて調理するインスタント焼きそばは袋麺タイプである。
00:39 ゴミしかない夢の島[編集]
東京都江東区にある夢の島のこと。
初代は1957年から東京湾14号埋立地として10年間にわたり東京都のゴミの埋め立てが行われ、その後「夢の島」と命名された。これ以降、「夢の島＝ゴミの島」というイメージが定着し、埋立地の代名詞となった。その後作られたゴミ埋立地も俗に「夢の島」と呼ばれている。
かってに改蔵第141話でも、名前の通りに「夢を捨てる場所」として登場している。
00:41 女の子ばかりが読んでいる少年漫画雑誌[編集]
週刊少年ジャンプで腐女子などの女性読者が増えていることか。
また、月刊少年ガンガンも女性読者の割合が比較的高いことで知られている。
00:48 大きなお友だちが見ているキッズ向けアニメチャンネル[編集]
CS/CATVのチャンネル「キッズステーション」のこと。
深夜帯では大きなお友だち向けアニメを放映している。
以前には「さよなら絶望先生」、「俗・さよなら絶望先生」も放映されていた。
01:11 絵どころか曲すら流れない、という事態でしたねえ[編集]
さよなら絶望先生のアニメのエンディングでは、第一期絶世美人を除き曲のみ先行で使用されたことはない。
それゆえにオマモリ事件が起きたとも言える。
01:30 もし最終回にも流れなかったら暗闇心中相思相愛はエンディング主題歌詐欺と言う事態になりかねませんよ
01:38 そうならないことを切に祈ります[編集]
無事に（？）懺・第10話からエンディングが暗闇心中相思相愛に変更された。
OPトーク[編集]
02:25 絶望ネーム「そのサクランボになりてぇ」[編集]
神谷浩史が出したミニアルバム「ハレノヒ」にサクランボを食べている写真が封入されていることから。
03:56 頑張るのはシャフトの人だからなあ…あの現状をなあ…見てるとなあ…[編集]
黒板ネタやルパン風サブタイトルなどからも、かなり制作が大変そうな雰囲気は伝わってくる。
あるいは、この発言が声優から出たものだと考えると、アフレコ時のフィルムの原画･動画の状態が良くないのか、ともうかがえる（神谷浩史は今期シャフト制作の「懺・さよなら絶望先生」と「化物語」の両作品に出ている為、なおさらそう感じたのかも知れない）。
あるいは、シャフトのスタッフが寝る暇もないほどに忙しそうにしているのかもしれない。
今週の標語[編集]
04:17 避けるより正しい判断だったろう。いや、間違っていたのかもしれない。
04:23 何故なら。彼女の全てがとても――とてつもなく、普通だったからだ。
04:29 そう。彼女、日塔奈美には、およそ特徴と呼べるものが、全くと言っていいほど、なかったのである。[編集]
アニメ「化物語」第1話での阿良々木暦（CV神谷浩史）のモノローグ。
避けるよりは正しい判断だっただろう。いや、間違っていたのかもしれない。 何故なら。彼女の体はとても――とてつもなく、軽かったからだ。 そう。彼女、戦場ヶ原には、およそ体重と呼べるようなものが、 全くと言っていいほど、なかったのである。
04:43 ガハラさん[編集]
上記の「化物語」のメイン・ヒロイン、戦場ヶ原（せんじょうがはら ひたぎ)(CV斎藤千和)のニックネーム。
命名者は阿良々木暦(CV神谷浩史)だが、アニメ本編の時間軸では使われることのないニックネーム。
ドラマCDでは使われている。
普通って言うなあ！[編集]
05:16 絶望ネーム「ひとりダブルス」[編集]
「テニスの王子様」の菊丸英二が比嘉中学戦のシングルスで見せた必殺技。
高速で左右にステップすることで分身したかのように見える「菊丸印のステップ」の応用技であり、投稿内容に合わせた絶望ネームである。
05:36 電車走ってる時に屋根の上を忍者走らせる
05:39 前にも読んだよね、そういうの[編集]
賊・さよなら絶望放送～SZBH海賊盤の「普通って言うなぁ！」でのネタ。
これに対し、神谷だけが「これやるでしょ!?」と反応していた。
06:27 駅の掲示板を見ると、どうしても「XYZ」と書き込みたくなります[編集]
週刊少年ジャンプに掲載されていた、北条司の漫画「シティハンター」から。
新宿駅東口の伝言板に「XYZ」を書くことでシティハンターこと冴羽獠に依頼をするという設定で、その意味は神谷が後述するようにアルファベットの最後の三文字で「もう後がない（から、助けてください）」と言う意味である。
ちなみに、北条先生の描く肉感たっぷりの女性の体つきにはファンも多く、第80回では神谷浩史はゲストに来た寺島拓篤と、お尻談義に花を咲かせている。
07:18 僕のお父さん(仮)[編集]
上述の「シティハンター」がアニメ化された際に、冴羽獠役を演じた声優・神谷明のこと。
いまや業界の大御所とも呼べる地位にあり、日本工学院専門学校で講師も勤めている。
ちなみに新谷良子は日本工学院の出身であり、文化放送で放映されている神谷明のラジオ番組「明・めぐみのドリーム・ドリーム・パーティ」（スポンサーが日本工学院）では、在学中の1999年4月から2001年4月まで新谷が番組アシスタントを務めていた。
そのため、神谷明は新谷の師匠とも言える存在といえる。
現在も、清水愛と共に箱番組「愛と良子のパジャマパーティー」で出演中でまったく関係がないわけではないのだが…。
ただし、新谷は「神谷明がシティハンターと言う作品に出ていた」事は知っていても、「シティハンターに依頼を出す方法＝XYZ」を知らなかった為、「XYZ⇒シティハンター⇒神谷明」が出てこなかった、と言う可能性が高い。
なお、青二プロダクション在籍時に当時青二塾生だった神谷浩史も教えを受けているが、当然ながら名字が同じだけで神谷浩史とは血縁関係にはない（ただし、たびたび「お父さん」と冗談に取り上げている）。
07:23 効果音「コ！コ！コ！コ！コ！」[編集]
木製の黒板にチョークで文字を書く音か？
07:57 「小宇宙」という字を「コスモ」と読んでしまいます[編集]
週刊少年ジャンプに掲載されていた、車田正美の漫画「聖闘士星矢」から。
簡単に言うと聖闘士の戦闘力のようなもの。
以前のドラゴンボールの件も含めて、新谷は1980年代後半のジャンプ関連のメジャーどころをあまり知らないようだ（後述）。
06:58 どういう意味なんですか？ XYZって。
08:17 元ネタとかあると思うんですけど、私それ知らないんですよ。[編集]
両作品のテレビでの放映時期が、「シティハンター」が87年4月～89年7月、「聖闘士星矢」が86年10月～89年9月。
この時神谷は11歳～14歳で完全にストライクの年代であるが、対する新谷はまだ5～8歳。
両作品ともこの年代の女の子が見るような作品ではなかったので、設定などを知らなくても仕方がないのかも知れない。
08:39 何リナル効果？[編集]
サブリミナル効果と言いたかったようだ。
08:57 夜間の道路工事を見つけると、「あ、ヤシマ作戦だ！」って思ってしまいます[編集]
「新世紀エヴァンゲリオン」第六話および「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版・序」における、第五の使徒・ラミエル（新劇場版では第六使徒）殲滅作戦名。
試作型陽電子砲を用いて使徒の射程外から狙撃するという作戦が立案され、日本全国からの電力を集めるため、半日足らずで導電・変圧施設を攻撃地点に急造する大規模な工事が行われた。
深夜0時の作戦開始に間に合わせるため、夜の工事というイメージが強い。
09:13 ちょっと長いエスカレーター
09:19 隣にリツコさんいるんじゃね[編集]
前者はジオフロント内ネルフ本部にある長いエスカレーター。
後者は赤木リツコのこと。
いずれも「新世紀エヴァンゲリオン」、もしくは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」のネタ。
ラジオ『谷の境界』[編集]
「ラジオ『空の境界』」より。
劇場版「空の境界」全七章の公開に合わせ、各章の公開時期に合わせてラジオが配信されている。
当回配信時は、ラジオ第三期「the Garden of tellers」がアニメイトTVで配信中。
10:29 絶望ネーム「こくとうたくあん」[編集]
空の境界の登場人物「黒桐幹也」（名字が「こくとう」と読む）からの捩り？
10:52 まあ、でも、ほら、彼は、彼はアレだから。
11:01 DJCDを買ってくださ〜い[編集]
この急なテンションの上がり具合とにやけ方からすると、Ｔの肩（過多）書きトランプは相当のようだ。
13:28 千里のね、あの「、」・「。」みたいに関してもちょっと前から入ってましたけれども、もうそれを確実に100%入れていく[編集]
木津千里の台詞に於いて実際に句読点が画面端に現れるのは序～俗・絶望少女撰集～からの手法。
原作で句読点をつけ忘れているところまで再現されている。
しかし、所々付け忘れている所があるので確実とは言えない。
15:32 浅田先生が過去に描かれてたバスケット漫画の方のOVAで、実は僕、出させて頂いたりしているんですよ[編集]
「I'll」のこと。
神谷は柊仁成役で出演している。
16:35 中の人の誕生日が表示されていましたが、神谷さんだけ間違ってましたね、主役なのに。[編集]
1月28日が誕生日なのに1月18日と表記されていた。
17:30 神谷「糸色望て11月でしょ、確か」
17:33 新谷「4日」[編集]
糸色望は11月4日生まれ。原作32話で描かれている。
11月4日は12月24日の「十月十日後」。いわゆる「クリスマスイブに授かった子供」とからかわれる。
（ただし厳密には違うので、当該話の解説、並びに第112回の補足解説を参照のこと。）
18:19 「どの女子を描くか迷いに迷い、結局選べませんでした」とのことでしたが、奈美いませんでしたね[編集]
こちらのエントリーより。（⇒★>http）
その後、「描かないことで生きるのでは」ということでわざとだったことが発覚。（⇒★>http）
21:35 神谷「ここ実写だったらおもしれえんじゃねえかなと思っていたところではあるんだよ」
21:41 神谷「ホントにやるとは思わなかったけどね」
21:43 新谷「私も思わなかった」
21:50 新谷「まさか…まさか…」[編集]
第90回で実写の下着姿を煽ったのはどなたでしたでしょうか…。
CM[編集]
24:47 「優しい風」「名もなき花」「My Diary」「ハレノ・・・」[編集]
神谷浩史のミニアルバム「ハレノヒ」とその収録曲。
「My Diary」は限定版ではPVが入っているこのアルバムのメインチューン。
これ以外には「full count」「バジル」の2曲が収録されている。
藤吉ハルミの憂鬱[編集]
26:53 夏の某イベントで前田くんのコスプレをしようとしたら許可されませんでした。[編集]
コミケでは女性はもちろん、男性の過度な露出も制限されている。
28:33 絶望ネーム「地獄の沙汰も金朋次第」[編集]
声優の金田朋子のこと。神谷とはファミ通ＴＶで共にパーソナリティーを務めている。
その周囲を混乱させる突拍子もない発言が「金朋地獄」と呼ばれることを捩っている。
29:06 ドリームなクラブ、買ったかな。
[編集]
Xbox360用恋愛シミュレーションゲーム「ドリームクラブ」のこと。
携帯版94回で氷川へきるが購入予定であることが暴露された。
絶望声優では後藤邑子がホストガールの一人、双葉理保役で出演している。
彼女の酔っぱらった演技が楽しめる、極めて希有なゲーム。
偶然か否か、配信日の翌日の氷川へきるのブログにてドリームクラブをプレイしていることが明かされた。（⇒★>http）
29:21 もう一個の作品の方のエンドカードというか、提供クレジットカードを描いて下さっていたので[編集]
氷川へきるは「化物語」第8話の提供バックイラストを担当している。
30:45 しがらみ町あるいは雛見沢[編集]
3年目という事で、地名がリセットされた模様。
しがらみ町とは、「かってに改蔵」の舞台・とらうま町の別名。（練馬区と埼玉県の中間にあるという設定。）
雛見沢は「ひぐらしのなく頃に」の舞台・雛見沢村。（岐阜県大野郡白川村がモデル。）
第109回にて「ジョジョの奇妙な冒険」第四部の舞台・杜王町（宮城県仙台市がモデル）、第125回にて「BLEACH」の舞台、空座町（東京都内にある普通の町という設定）の名が挙がったため、当分の間は、「日本国内の実在モデルが存在する、もしくはそう想定されている漫画、ゲーム、アニメ作品等の舞台となる地名」を列挙する方針と確定した。
では、そろそろ人生も放送もお終いです[編集]
32:59 久米田先生、9月6日、42歳のお誕生日おめでとうございました、後厄ですね[編集]
久米田先生、本当におめでとうございました！
久米田先生の誕生日は5日なので過去形になっている。
誰も誕生日を祝ってくれないというネタのネタ潰し回避のため、敢えて誕生日当日をはずして祝っている（昨年はクメプロの面々が壮大にネタ潰ししている）。
33:25 けいおん！やまりほりの感想など[編集]
真田アサミは「けいおん！」では山中さわ子役で、「まりあ†ほりっく」ではメイン・ヒロインの宮前かなこ役でそれぞれ出演している。
というか、まりほりの感想は真田アサミがパーソナリティーを務める『まりあ†ほりっく Webラジオ 「天の妃放送部」>http(アーカイブ⇒ >https)』へ送って下さい。
原作者の遠藤先生もよくいらしているので、直接伝わると思います。
しかし、これまでもパーソナリティーもしくはゲストが携わっている他作品の感想が取り上げることが定番ネタとなっているために感想メールを求めていると思われる。
お別れの一言[編集]
33:40 絶望ネーム「まといマイマイ」[編集]
アニメ「化物語」のエピソードのタイトル「まよいマイマイ」と常月まといの合わせ技。
33:45 「はやるといいな」「日塔奈美、もげ」[編集]
上記「化物語」第5話での主人公の阿良々木暦（CV神谷浩史）のセリフより。
「はやるといいよな」「戦場ヶ原、蕩れ」
「蕩れ（とれ）」とは戦場ヶ原ひたぎ（CV:斎藤千和）曰く「萌えの更に一段上を行く、次世代を担うセンシティブな言葉として、期待が集まっているわ」とのこと。
ちなみに「もげ」は「林檎もぎれビーム！」より。
33:56 ありゃりゃぎさん[編集]
上記「化物語」の登場人物、阿良々木暦（CV神谷浩史)が八九寺真宵(CV加藤英美里）の名前を読み間違える時の間違え方の一つ。
読み間違えた後に「失礼、噛みました」と言うのがお約束。
「失礼、噛みました」は、絶望放送でも神谷浩史が「林檎もぎれビーム！」をわざと噛んだときに使われている。
絶望レジー賞受賞者からの手紙[編集]
37:31 ポリスから銀色のブレスレットをプレゼントされてなければいいんですけどね[編集]
絶望ネーム「太陽は僕の敵」さんが、重すぎる愛から警察のお世話になってないことを切に祈ります。
幸い告知にもある通り、第106回&第107回は常月まとい役の真田アサミがゲスト。
原則的にゲスト参加収録分には、そのゲストが演じているキャラがモチーフの番組を放送するのが慣例となっているため、これに従えば期間中に「愛が…重い！」が置かれることになるが……。
（結局、第106回でDJCD 第二巻 前半と同様に「愛が…重い？」に改題され放送された。）
追記：第106回の「愛が…重い？」にて「太陽は僕の敵」のメールが読まれたが、レジー賞受賞後に送られてきたメールかどうかは、さらっと流されてしまった為不明であった。
その後、第109回の「愛が…重い！」にてレジー賞のお礼も添えたメールが読まれ、無事が確認された。
「オタボクサーの悲劇」（第83回、第87回参照）の再来かと危惧されたが、取り敢えずは回避できたようである。