00’07”/上人類男の音楽隊

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00’06”/伯爵と賢者の贈りもの00’08”/伯爵と7人のヘンタイ

00’07”/上人類男の音楽隊(うえーめんのおんがくたい)[編集]

タイトルはグリム童話に収録されている話の内の一つ、『ブレーメンの音楽隊』より。

作品情報[編集]

2013年12月25日発売、週刊少年マガジン2014年4・5合併号に掲載。

P139[編集]

あおり(雑誌掲載時のみ)[編集]

今日は大晦日。坊主が走るほど忙しい師走は、せっかちな伯爵にとっては過ごしやすそうですが…[編集]

1コマ目[編集]

背景[編集]

うしみつ稲荷大明神[編集]

「うしみつ」とは丑三つ時の事であり、現在の時刻で午前二時から二時半頃にあたる。
「草木も眠る丑三つ時」の諺に代表される気味が悪い程ひっそりと静まりかえっている真夜中であり、俗に化け物や幽霊が出る時刻とされている。


[ blue; background: ;" >P80-81における描写などから、[[時只卓 3話>00’03”/かわいそうな伯爵|卓]] <span style="color]らの所在する地域の地名となっている模様。
ちなみに語感が似ている京都市伏見区の「伏見稲荷大社」は、全国に稲荷神社の名を冠する約3万の神社のうちの総本社である。

P140[編集]

扉絵[編集]

(左から)しゃがみ込んで耳を塞いでいる伯爵と、除夜の鐘を鳴らそうとするミチル
枠には時計周りの順に時計、餅搗き、針山、鈴、狛犬、おみくじ、賽銭箱、年越し蕎麦が配置されている。

P141[編集]

除夜の鐘[編集]

このページでは、除夜の鐘が話題になっている。
真心の説明通り、除夜の鐘は108回撞かれる。その由来についても煩悩の数を表すとされているが、こちらについては諸説ある中の一つに過ぎない。
なお、大晦日に撞くのは107回であり最後の1回は新年になってから撞かれる。

P142[編集]

P143[編集]

5コマ目[編集]

バンドのメンバー「オレたち曼愚憂棲(まんぐうす)に入らないか」[編集]

前々作『かってに改蔵第141話第252話、および前作『さよなら絶望先生第175話に登場した、バンド「曼☆愚憂棲」。
本作ではメンバーの恰好がより派手なデスメタル調となっている。


ちなみに前作との比較から、

  • 雷(ライ)(Vo.):正面
  • TAKU (Dr.):(読者の側から見て)左側
  • REN (Gu.):(読者の側から見て)右側

と思われる。
メンバーの名前の元ネタについては『さよなら絶望先生』第175話のWikiページを参照されたい。

P144[編集]

1コマ目[編集]

サンジェルマン伯爵「ファ―ック」[編集]

モラルに背を向けるデスメタルなどにおいては「ファック(fuck)」は主に観客を煽動して場を盛り上げる為の決まり文句として用いられている。


本来のfuckは「馬鹿野郎」や「死んじまえ」などの攻撃的な意味合いを含む極めて下品な英単語であり、第二次世界大戦の過酷な戦場を経験した兵士たちから広まったといわれる。
いわゆる「four letter word」[1]のひとつとして、テレビや公式な場で使用するのは非常識であるとされる。しかし映画やドラマのセリフ、また海外で生活していると日常会話の中でよく耳にするありふれた単語でもある。これを英文法の視点で見ると、名詞、動詞、形容詞、副詞、代名詞、間投詞などあらゆる文脈で利用できる単語であり、性俗的な意味合いばかりに用いられる言葉ではない。

2コマ目[編集]

夕仏真心「なにあのクラウザーさんみたいの」[編集]

クラウザーさんとは、若杉公徳の漫画『デトロイト・メタル・シティ』とそのメディアミックス作品中に登場するバンド「デトロイト・メタル・シティ (DMC)」のリーダー兼ギター&ボーカル担当の「ヨハネ・クラウザーII世」の事。
熱狂的なファンから「クラウザーさん」と慕われ、崇拝されると共に恐れられている。

4コマ目[編集]

観客「スゲーぜサンジェルマンさんの 超高速ツーバスドラム」[編集]

先述した『デトロイト・メタル・シティ』でも、熱狂的なファンがクラウザーさんの行動を全て好意的に解釈(または勘違い)し、

「出たぁ!クラウザーさんの○○だ~!」

などと吹聴するシーンが数多く見受けられる。
テンションのみならず、演奏技術も高いレベルが求められるメタル系音楽の中でも、ドラムは他ジャンルの音楽ではまず見られないほどの超高速打ちをする曲が多く、あたかも繋がった音が爆発のように聞こえるためファンからは「ブラストビート」と呼ばれる。

ちなみにツーバスドラムとは、低音を出すバスドラムが2つあるタイプのドラム。1つの場合はワンバス、3つの場合はスリーバスという。ロックやメタルなどでは用いられることが多く、ワンバスでは出しにくい重低音のハイテンポ連打や多彩なビート表現をするのに適しているといわれる。

P145[編集]

2-3コマ目[編集]

観客「スゲエ!人間業じゃねえ サンジェルマンさんは人間じゃねえーよ!」
観客「時空を超えて降臨なさったのだぁ―!!」
夕仏真心「うん 間違ってはいない」
[編集]

P144 4コマ目に同じ。
また「時空を超えて」云々は、魔界出身の悪魔という前出クラウザーさんのキャラ設定に由来するものであるが、伯爵は四次元種であるから真心の台詞は的を射ている。

6コマ目[編集]

ギグ[編集]

「ギグ(gig)」は、主にライブハウスなどの小規模な会場で行われるコンサートの事。
日本では80年代に活躍したバンドの&ruby(ボウイ){BOΦWY};が自分達のコンサートをこう呼んでいた事から一般的に広がった[2]
氣志團もコンサートをギグと呼んでいるが、全体的傾向としてそれほど流行っているとは言い難い。

P146[編集]

1コマ目[編集]

背景のCD群[編集]

いずれもデスメタルバンドのCDか?

右上のCD[編集]

パンクバンド「Cross Stitched Eyes」の「Cross Stitched Eyes - II」か?。(参考画像⇒★>http

ゾンビのような男の顔のジャケット[編集]

グラインドコアバンド「BRUTAL TRUTH」の「Sounds of the Animal Kingdom」と思われる。(⇒★>http
国内盤は廃盤となっている。

打ち首フラッシュ(?)と書いてあるジャケット[編集]

ヘヴィメタルバンド「Slipknot」の「Antennas to Hell」 (⇒★>http

4コマ目[編集]

夕仏真心「知ったな 私の人に言えざるシュミを」[編集]

前作『さよなら絶望先生』の木津千里を彷彿とさせる表情や台詞である。
ちなみに,デスメタルが音楽の趣味なのはじょしらくの登場人物である波浪浮亭木胡桃と同じ。

2コマ目[編集]

雷「いや‥ボクらそんな本格的でなくていいんで」[編集]

デスメタルバンドの悪魔崇拝は、ネタやバンドのキャラ付けで行っているものがほとんどであり、死者を模したコープス・ペイントもその一種である。
本格的なのは、デスメタルに影響を受けた後続のブラックメタルバンドであり、本当に悪魔崇拝を掲げて悪魔(サタン)復活の一環として音楽活動を行っていると主張したり教会に放火したり殺人沙汰になったりしている。

4-5コマ目[編集]

[[バンドのメンバー「‥‥トライトーン?」
夕仏真心「もっとトライトーン使うとかさ」<br /]]「悪魔の音階よ かつて教会が使う事を禁じた三全音」
[編集]

トライトーンは三全音を英語式に呼称したもの[3]で、全音符3つ分の音程である事に由来する。
増四度と呼ばれる音階に一致し、その音程はファとシの間にあたる[4]
中世ヨーロッパなどのキリスト教世界では、異教であるイスラムを想起させるなどの理由から「悪魔の音階」「音楽の悪魔」と忌み嫌われ、当時の音楽界を支配していた教会によって使用を禁止されていた。

6コマ目[編集]

夕仏真心「それをA=440HZ(ヘルツ)で奏でるのよ A=440HZ(ヘルツ)は人間の細胞を破壊する周波数」[編集]

Hz(ヘルツ)は、1秒間の周波数・振動数を表す単位である。
A=○○○Hzと表わされる場合は、演奏の基準となるAの音[5]の周波数のことであり、これを「基準周波数」「基準ピッチ」という。
オーケストラのピッチは年々高くなっていることで知られている。17世紀バロック音楽の時代はA=415~420HZ前後であったが時代と共に徐々に上昇し、モーツァルト音叉はA=421.6HZ、ヘンデル音叉はA=422.5HZ、ベートーヴェンのピッチはA=433HZまで上がっていた。A=440HZという基準はベートーヴェンの死から間もない1834年にウィーンのピアノ制作者シュトライヒャーにより提唱され、パリ音楽院とドレスデン国立歌劇場がA=440HZを設定した。しかしピッチが低いと曲の印象が暗くなりやすく、高いほうが輝かしい音が出るとして高音を好む指揮者は多く、カラヤン指揮のベルリンフィルオーケストラでは、A=445HZのピッチを好んで使い続けていた。(⇒★>http)。ちなみに日本のクラシック界では435HZチューニングが概ね一般的とされている。


尚、このA=440HZという周波数はソルフェジオ周波数[6]の「741HZのソ」と一致し、あらゆるものを癒すと共にDNAの修復を行うとされる事から俗に「愛の周波数」「愛の振動」と云われている「528HZのミ」と不協和音を成す[7]
と同時に、この周波数は「狂気の調律」と云われ、人間から超人的な直観力[8]を切り離そうとする意図[9]や、心理的・社会的ストレスや病気を作り出し「集団ヒステリー」を引き起こす危険性を孕んでいるとされている。
またこの周波数はロックフェラー財団が、彼らの戦争研究の中でこの周波数が先述した影響をもたらす事を承知した上で制定したとされており、ジョン・レノンが暗殺された背景には、上記の事に気付いた彼がこの呪縛から人類を解放しようとした事が関係していると噂されている[10]


ジョン・レノンは反戦活動家としても有名であり、体制の腐敗を批判した曲『ワーキング・クラス・ヒーロー』を発表したり、パキスタン人作家で国際マルキストグループのリーダーも務めたタリク・アリと交友を持つなど、「反体制」「米国の敵」と見なされ、当時はアメリカの税制についても批判していた事から反政府主義者と認定されていた。
また彼の所属していたバンドであるザ・ビートルズ(The Beatles)自体も「キリスト教はいずれ消える。僕らはイエスより有名」と発言してアメリカで顰蹙を買いつつも[11]、アメリカ進出後はベトナム戦争への批判と反戦活動で盛り上がる若者たちに多大な影響を与える存在になった[12]
その為、彼の暗殺に対してはその影響力を嫌ったCIAが関与しているなど、陰謀説が今も根強く存在している一方で、アメリカ生え抜きでジョンに「主張が乏しい」と批判したフォークの大家のボブ・ディランの野放しは矛盾しているなどの異論も入り混じり、犯人の動機が現在も不明瞭なままな状況もあいまって真相は藪の中である。

さらに余談を付け加えれば、黒人音楽の黎明期の作品には432HZ辺りが多いと言われ、かつて白人たちから差別され続けてきた鬱屈や反発、社会批評等の反映が曲調を単純に明るくさせなかったと推測される。
大家のスティービー・ワンダーは440HZを超えないと言われ、スティービーが敬愛しジャズを大きく進化させたデューク・エリントンもピアノより音域の低いオルガンを得意とし、編曲においても低い音域の楽器に高音を担当させ、高い音域の楽器に低い音域を担当させるなどの変則的手法で曲に独特の緊張感あふれる調和と味わい深さを出していた。これは彼が活躍した1910年代~1970年代のアメリカ社会の人種問題と無縁ではなかったゆえの屈折と評されている。

7コマ目[編集]

夕仏真心「さらに 歌詞にバックワードマスキングで呪いの言葉を刻みこみ それが揃ってこその悪魔の音楽(デスメタル)」[編集]

バックワードマスキングとは、逆再生にして聞こえる言葉を入れ込む作曲の手法。
一節には、19世紀末から20世紀にかけて活躍した魔術師アレイスター・クロウリー[13]によってその方法が確立されたと云われている。
先述したザ・ビートルズが積極的に用いた他、最近ではきゃりーぱみゅぱみゅやレディー・ガガの楽曲にもこの手法が用いられているとされる[14]
ヘヴィ・メタルでは、ジューダス・プリースト、オジー・オズボーン等がこの手法を行っており、レコードを聴いたファンが自殺をしたとしてアメリカで裁判になったことがある。


この手の音楽の特徴として、通常の再生では何の変哲もない音声に聞こえるものの、実際には知らず知らずの内に潜在意識に作用して視聴者の心がコントロールされる[15]といったものがある。
これは邪悪なメッセージを逆再生した音声で録音している事によって起こるとされており、この手法による音楽を耳にすると先述した作用から売春に走ったり、事件を起こしたり、不必要な物を購入したりする様になると考えられている。


日本では1995年にNHKが、1999年に日本民間放送連盟がそれぞれの番組放送基準でサブリミナル的な表現方法を禁止しているものの、その効果の測定には困難が伴う事や、先述したアーティストの楽曲が何の問題も無くTVで流れている事からも、禁止の実態は不明となっているのが現状である。


ちなみに、デスメタルはそのルーツがスラッシュメタルにあり、悪魔崇拝はその構成要素とはならない。
前述の通り、悪魔崇拝すなわち悪魔の音楽であることこそがブラックメタルの精神であり、この場合はデスメタルというよりブラックメタルというほうが正しいと思われる。

P148[編集]

1コマ目[編集]

ヤギの仮面をかぶった曼☆愚憂棲のメンバー[編集]

ヤギは、新約聖書において悪しきものとして扱われている部分がある。
バフォメットという悪魔はヤギの頭を持っており、悪魔崇拝者はよく好んでヤギの仮面をかぶる。
ちなみに、伯爵の仮面はタロットの大アルカナ15番『悪魔(The Devil)(⇒★>https)』のものと思われる。
このタロットの悪魔のモデルもバフォメットであると言われている。
頭部の上下逆になった五芒星もまた悪魔の象徴であり、デビルスターと呼ばれることもある。

4コマ目[編集]

[[時只卓「コミックバンドになったのか」<br /]]「コミックバンドじゃねーよ!」[編集]

コミックバンドとは、音楽の演奏よりも滑稽な演奏や仕草、面白おかしい歌詞で聴衆を楽しませるバンドのこと。日本では、ハナ肇とクレージー・キャッツやザ・ドリフターズ、ビジーフォーなどが有名である。
なお、OVA『かってに改蔵』やアニメ『さよなら絶望先生』の主題歌を担当した大槻ケンヂが所属するバンド「筋肉少女帯」も、これに分類されることがある。

5コマ目[編集]

夕仏真心「悪魔の音を聴かせておやり」[編集]

P147で真心の言う悪魔の音ではないため元ネタではないが、P7の2コマ目で伯爵が披露したような超絶技巧の速弾きは悪魔に結びつけられることが多い。

P149[編集]

1コマ目[編集]

エクソシスト「悪魔よもう逃げられんぞ ベスト・エクソシスト2013受賞の私が来たからには」[編集]

エクソシストとは、キリスト教(とりわけカトリック)で悪魔祓いを行う人をさす。


ベスト・エクソシストは、ベストジーニストとかけたものであろうか。

ポスター「有頂天裸族」[編集]

アニメ版のキャラクター原案を久米田先生が担当した『有頂天家族』の捩り。

9コマ目[編集]

ポスター「天裸族」[編集]

1コマ目に同じ。

P150[編集]

3コマ目[編集]

マッチポンプ[編集]

「マッチで自ら火事を起こして煽り、それを自らポンプで消す」事に由来する、自作自演の手法の事。

P151[編集]

P152[編集]

1コマ目[編集]

時只ミチル「♪『親父の一番長い日』 12分30秒」[編集]

『親父の一番長い日』は、シンガーソングライターであるさだまさしが1979年10月12日に発表したシングル。
7インチシングルレコードでは収録できない長さのため、12インチシングルとして発売された。
またこの曲を原案としたテレビドラマが、1989年12月23日と2009年6月19日の2回に亘って放送されている[16]

マイク一体型マイクロカセットプレーヤーのロゴマーク「HITSUJI」[編集]

日立ブランドの商品に冠されるロゴマーク「HITACHI」のパロディ。

P153[編集]

3コマ目[編集]

時只ミチル「これなら太陽系オリンピックで国歌斉唱できますわ」[編集]

同誌に連載している赤松健の漫画『UQ HOLDER!』第2話の中で太陽系オリンピックについて述べられており、8年に一度、軌道エレベーターをはるか昇った先で開かれるという。

ちなみに、一般財団法人日本宇宙フォーラムでは2012年に9月12日[17]の「宇宙の日」を記念して全国の小・中学生を対象に「宇宙オリンピック」をテーマにした作文絵画コンテストを実施した。(⇒★>http

P154[編集]

6コマ目[編集]

ネクストコカンズヒント[編集]

アニメ『名探偵コナン』の次回予告・提供クレジットの後にあるワンコーナー‘‘Next Conan's HINT(ネクストコナンズヒント)’’と、コテカの装着先である「股間」を掛けたもの。

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

その歌詞は、妹を奪われそうな伯爵の心境に妙にマッチしていたという。[編集]

『親父の一番長い日』は、兄の視点から愛娘の誕生から結婚までの父の感情の機微を綴った詩である。

※JASRAC申請中[編集]

前回に引き続き、JASRAC管理作品の歌詞を掲載する都合から申請の旨が記載されている。
詳しくは前回のWikiページを参照。

かゆいところ[編集]


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コメント欄[編集]

こちらへどうぞ。
http://kumetan.net/test/read.cgi/wikibbs/1387948626/

  1. アルファベット4文字で表記されるタブーとされる言葉で、fuck, shit, piss, dick, などがこれに相当する。一般社会において「自分はこういう言葉を使わないよ!」という上品な人であっても、セリフや日常会話を理解する上で知っておくと便利である。
  2. 彼らは、自分達がコンサートを行っている場所はどんな場所でもライブハウスという考えがあった為、たとえそれが日本武道館であっても「ライブハウス武道館へようこそ!」と挨拶していたという。
  3. 但し英語の場合、減五度の事もトライトーンと呼称する場合がある。
  4. この為、‘‘Mi contra fa’’(「ファに対するシ」という意味。ここでいうmiは古義の「シ」にあたる)とも言われる
  5. ピアノの真ん中(=49鍵目)の「ラ」の音の事。ト音記号の楽譜でいうと、上から3本目の線と4本目の線の間に当たる「ラ」の音を表す。
  6. ソルフェージュ音階の事。ソルフェージュ音階とは聖ヨハネへの賛美歌などに代表されるグレゴリオ聖歌に見られる音階を指す。
  7. これを「デビルス・トーン(悪魔の音)」「デビルス・インターバル(悪魔の間隔)」という。
  8. 「古代人類が持っていた自然との共生」力を指す。
  9. 「精神に枠をはめて閉じ込めるマインド」を指す。
  10. ポール・マッカートニーの述懐によると、レノンはビートルズ時代には曲のテンポを速くし、ビートを強調するロック志向で度々他のメンバーに注文を出していたと述べている。またポールはビートルズに反戦思想を込めたのはジョンより自分のほうだったとも発言している。
  11. のち発言したジョン・レノンは反教会の意図は無かった旨をコメントし、2010年にバチカンは発言を赦免する公式声明を出している。
  12. ただしビートルズが活躍していた頃の英国は俗に「英国病」と呼ばれた慢性的不況と経済停滞の時期にあり、諸々の不満からの反動で表現活動も過激な方向にあった。ビートルズ以上に過激に批判したセックス・ピストルズやザ・クラッシュ、コメディで体制を風刺しまくったモンティ・パイソンなど、他にも反体制的要素が強い表現者が数多く活躍していた。
  13. 鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録』とそのメディアミックス作品中に登場する同名人物のモデルとなっている。
  14. これらのアーティストに関しては、ジョン・レノンを除いて全員が世界統一政府によって人類を家畜にしようと目論んでいるとされる秘密結社「イルミナティ」のメンバーなのではないかという疑惑を唱える者もいる。
  15. 俗に「サブミリナル効果」と呼ばれるが、「サブリミナル効果は科学的に効果はない」と実証されている。
  16. ちなみに1989年版はTBS系列、2009年版はフジテレビ系列と放送局が異なっている。
  17. 1992年のこの日、宇宙飛行士である毛利衛(もうり・まもる)氏が日本人として初めてスペースシャトルで宇宙へ飛び立っており、これに因んでこの日が「宇宙の日」と制定されている。