219話『たわむれにリスクを背負いて』

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219話『たわむれにリスクを背負いて』(たわむれにりすくをせおいて)[編集]

タイトルは石川啄木の短歌『たわむれに母を背負いてそのあまり軽きに泣きて三歩歩まず』より。

作品情報[編集]

2010年4月14日発売、週刊少年マガジン20号に掲載。

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

浮かれていても許される季節‥。[編集]

P120(単行本追加ページ)[編集]

扉絵[編集]

Twitterのレイアウト。ここでツイートする日塔奈美。ツイートの内容はどれも今話での奈美の発言。

P121[編集]

2コマ目[編集]

日塔奈美「私はツィッターを始めたよ」[編集]

Twitterの項目を参照。

P122[編集]

P123[編集]

5コマ目[編集]

糸色望「ダモクレスの剣です」[編集]

さよなら絶望放送第127回にもこれについて取り上げられており、また「ダメクレスの剣」という造語が登場している。

P124[編集]

P125[編集]

4コマ目[編集]

日塔奈美「たしかに明らかにわかるヅラな人って 背負わなくていいリスク背負ってる気がする」[編集]

P126[編集]

3コマ目[編集]

剣「CO2マイナス25%」[編集]

地球温暖化への対策のために日本のCO2排出を2020年までに1990年比で25%削減するという削減目標のこと。鳩山由紀夫首相が2009年9月の国連総会で対外公約したものであるが、日本国内の生産設備はオイルショックの経験から1990年までにかなりの効率化が進められており、国内外からは自国内での達成は困難、他国の排出権を購入する必要があるのではないか、とみなされている。

6コマ目[編集]

糸色望「他にいくらでも場所があるのに わざわざ中州でキャンプしたり!」[編集]

1999年8月に神奈川県・丹沢山中で発生した玄倉川水難事故のこと。
川の中洲でキャンプをしていた会社員とその家族らが大雨による増水で流され、13人が死亡した痛ましい事故ではあったが、そもそも増水の危険性がある中洲にキャンプを設営したこと、折から接近中の弱い熱帯低気圧の影響を軽視[1]したこと、地元消防団の再三にわたる避難勧告を無視してキャンプを強行したこと、救出に駆けつけたレスキュー隊員に対する暴言や暴力などにより、被害者の目に余る見識のなさに対して強い非難が起きた。

7コマ目[編集]

糸色望「普通に店で買った方が安いくらいなのに わざわざヤフオクで落としてみたり!」[編集]

ヤフオクとは、ポータルサイトYahoo! JAPANが提供するインターネットオークションサービスYahoo!オークションの略称。
さまざまな物品が売買されており、欲しい物品を外出しなくても入手できる利点がある。

画面「YAHAH! オークシ」「食べるラー油 ¥5,000 高値更新」[編集]

上述のヤフオクのロゴ。
食べるラー油とは、2009年8月に食品メーカー桃屋が発売した食べられるラー油「辛そうで辛くない 少し辛いラー油」のこと。テレビCMで人気に火が付き、現時点ではどの小売店でも品薄状態が続いている。

8コマ目[編集]

糸色望「おしゃれはガマンと季節を先取りするも 全然おしゃれじゃなかったり!」[編集]

9コマ目[編集]

糸色望「丸イスの上の剣に絶望した!!」[編集]

さしたる理由もなく子供に、絶対いじめられるような名前を付ける[編集]

いわゆる「DQNネーム>http」のこと。

元のままでいいのに、しなくてもいい整形をするアイドル[編集]

該当するアイドルは多く、モーニング娘。の元メンバーの後藤真希などが例にあげられる。
しかし、マイケル・ジャクソンのように整形をしたせいで逆に顔や体形のバランスが悪くなり、不自然で不気味な姿になってしまったアイドルも多く、大抵はゴシップ誌などの格好のネタにされてしまう。

信者でもないのに宗教系の大学へ行く[編集]

日本にも、キリスト教系大学、神道系大学、仏教系大学など宗教組織が設立母体となっている大学がいくつか存在する。有名どころでは、キリスト教系では上智大学や聖心女子大学(カトリック系)、青山学院大学や同志社大学(プロテスタント系)、立教大学(聖公会系)などが、神道系では國學院大学などが、仏教系では駒澤大学、龍谷大学、大谷大学などが、その他にも天理大学や創価大学などが挙げられる。
なお、日本のキリスト教系大学の多くは、欧米諸教会の伝道局によって博愛の精神と布教の拡大の両面を併せ持ったものとして明治期を中心に設立されており、ミッションスクールと呼ばれていた。また、仏教系大学もその前身が各宗派の僧侶養成校であることが多くその歴史は古い。

使いもしないクレジットカードを作りまくる[編集]

クレジットカードには、入会費、年会費無料のものも多く、「いざとなった時」にと、たくさん作ってしまう人がいるが、借りれる限度額は何枚持っていても関係なしにある程度制限されているので複数枚所持するメリットは特に無く、それどころか、盗難時にカードの数だけ手間、被害が大きくなる可能性のほうが大きいだけで、リスクだけ増してしまうだけである。

歌舞伎町で記念写真を撮る[編集]

新宿にある歌舞伎町は、飲食店や遊戯施設を中心に立ち並ぶ繁華街として知られる。
しかも風俗店も目立つことで「眠らない街」でもあり、治安の悪さがマスコミを通じて知らされている。
このような状況ゆえに、記念写真を撮影しようと思ったらある程度の覚悟を決めてほしい。

出家するでもなく、女が頭を丸めてデビュー[編集]

女性シンガーICONIQ(アイコニック)のこと。
2002年に韓国のアイドルグループ『Sugar』のメンバー「アユミ」としてデビュー。2008年に女優「伊藤ゆみ」での活動を経て、2009年にベビーショート(丸刈り)の歌手として再デビューしている。

役に立たない資格を大金払って取る[編集]

特定の資格を指したネタではないと思われるが、36話でもいくつか該当する資格が取り上げられている。

好きでもない子に告白をする[編集]

時に罰ゲームなどで、このような行為をすることがあるようですが…。
いたずら程度に告白をすると、告白された子の心を傷つけることになります。

絶対に売れない新雑誌を創刊する[編集]

講談社の月刊少年ライバルがこれに近い。
創刊から半年もしないうちからネットで叩かれまくりだった。

漫画誌の作り方、変えてみました。のキャッチコピーを掲げてわずか2刊で廃刊になった コミックギアも記憶に新しい。

満員電車でグーパー運動[編集]

「グーパー運動」は健康法のひとつであり、両手を前に突き出しじゃんけんのグー、パーを繰り返す運動のこと。これを繰り返すことで握力低下防止やボケの防止にも役立つとされる。
しかし満員電車など人の多い場所で行うと痴漢扱いされかねません。

日本代表カントク、メガネの続投[編集]

サッカー日本代表を率いる岡田武史監督の去就問題とその結果のこと。
2010年2月に開催された東アジア選手権での惨敗を受け、日本サッカー協会首脳陣による話し合いが行われたが、結論はワールドカップ前の解任は「ここまできて新しい監督が新しいやり方を始める方がリスクがある」と、リスクが高いとされ、続投が決定している。チーム事情がボロボロの中で指導力に疑問のある監督解任をためらったことから、一部ファンからは「誰にとってのリスクなのだろうか?」と疑問視された。
ちなみに、日本代表は、4月のセルビア戦でも控え中心のメンバー相手に惨敗している。

せっかくの新党に珍名[編集]

自民党を離党した与謝野馨元・財務大臣、平沼赳夫元・経済産業大臣を中心として、2010年4月10日に結成した政党「たちあがれ日本」のこと。
これに対して「みんなの党」の渡辺喜美代表は記者会見で新党の感想を問われ、「たちあがるためには、もうちょっと若々しいパワーがあった方がいいのかな」と新党の所属議員が高齢であることを批判し、「立ち枯れ日本」と揶揄した。
この号の正式な発売日が4月14日であることを考えるといつまでネタを練っていたのかが…。

大佐にまで上りつめたのにモビルスーツに乗って最前線に出る人[編集]

機動戦士ガンダムのライバル・キャラクターのシャア・アズナブルのこと。
シャアは大佐(通常の軍なら1000人以上の部下を従える司令クラス)の階級になりながらも、ズゴッグにゲルググ、ジオングといった機体に乗って、因縁の宿敵である主人公のアムロ・レイと激闘を繰り広げた。
また、彼は「機動戦士ガンダム・逆襲のシャア」においても、自らがネオ・ジオンの総帥の身でありながら自分専用のMSのサザビーに乗って戦場を駆るという、下手をすれば自分が敵兵士に殺されて組織の士気を低下させる危険性を、全くものともしないような行動を取っている。

単行本の1巻でいきなり限定版を作る[編集]

5月17日に単行本第壱巻が発売される「じょしらく」のこと。
落語CD付き限定版の発売を計画している。

オービスにVサイン[編集]

オービスとは、自動速度違反取締装置のこと。
無人式の速度取り締まり機器であり、自動的に走行中の車速を測定し、画像とデータを記録するようになっている。制限速度を大幅に超過したスピードを出した車のデータに基づき、後日警察から当該車両の所有者に出頭通知が届出される仕組み。

むやみにスピードを出し、しかもピースを出すことは人命に関わるおそれがありますので絶対にやめましょう。

大して面白くもないのに単行本でケツを出す[編集]

久米田先生の自虐ネタ。
南国時代の黒歴史である。

P127[編集]

3コマ目[編集]

木津千里「いかがわしい本 ネットで買って個人情報流出の危機」[編集]

2010年4月に、ゲームソフト・同人誌等の販売店「メッセサンオー」の顧客名簿が流出した事件のこと。
2010年4月1日にメッセサンオーPC通販部の1405名の顧客情報が検索エンジンから閲覧できる状態が発生したもの。この不具合は、検索エンジンのキャッシュデータを含め4月3日12時頃までに全ての検索結果と共に削除されたが、発覚から約2日間に渡って購入者の氏名・住所・電話番号・購入したアダルトゲームなどの個人情報が簡易な検索方法によって閲覧できる状態となったため、多くのネットユーザーの目に留まるという事態に発展した。

本「ユキヒコの恥」「BL[編集]

女性向けゲーム「咎狗の血 True Blood」と、その登場人物「ユキヒト(CV神谷浩史)」を合わせたネタ。

P128[編集]

1コマ目[編集]

風浦可符香「コケツに入らずんば同人誌を得ず!」[編集]

虎穴と同人誌販売の大手「とらのあな」を掛けたネタ。

9コマ目[編集]

風浦可符香「なぜ山に登るのか・・・・ そこに山があるからです」[編集]

イギリスの登山家、ジョージ・マロリーのこと。
1923年のニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで「なぜ、あなたはエベレストを目指すのか("Why do you want to climb Mount Everest?")」と記者に問われた質問に対して「そこに山があるから("Because it is there.")」と答えたとされている。このセリフは、まるで禅問答のような哲学的とも思えるセリフとして、日本でも名言として語り継がれている。

しかし、この翻訳は誤訳であるとされている。マロリーの言う「it」はエベレストを指しているため、「エベレストがあるから」という意味となる。そのため、「世界最高峰であり人跡未踏の処女峰(当時)のエベレストだから挑戦する」というニュアンスを含んだものといわれている。
さらに言えば、この名言はマロリー自身が発言したのものかどうか疑問符がもたれており、インタビューした記者による創作という説もある。

きよ彦の左にいるキャラ[編集]

「ポンキッキ」シリーズに登場するキャラクターのガチャピンと思われる。
ガチャピンは2008年にヒマラヤ山脈のヤラピークに登頂している。

P129[編集]

5コマ目[編集]

糸色望「指と指の間にペンでつついたり」[編集]

小学校時代にやった人も多いはず。失敗すると鉛筆の芯が指に残ります。

擬音「デュララララ!」[編集]

成田良悟のライトノベル及びアニメ「デュラララ!!」のこと。
詳細は該当記事を参照。

6コマ目[編集]

風浦可符香「台風の日わざと長靴に水入れて帰ったり」[編集]

糸色望「回っている扇風機を指で止めたり」[編集]

中心を止めればケガはありませんが、羽根部分を止めれば、確実に大ケガを負うことになります。

なお、扇風機の安全基準については、電気用品安全法や日本工業規格(JIS C 9601)などの保安基準により規制されている。仮に、前方から指が当たってもモーターには羽根が止まる程度の回転力しか掛かっていないため、おおむね、軽度の打撲や裂傷などはあっても、指そのものが切断したりするまでの怪我にはならないようだ。ただし後方側から指を入れた場合は、空気を前方に送り出す構造上、羽根が指を巻き込む方法で回転しているため思わぬ大怪我になるので注意が必要です。

ちなみにかってに改蔵第207話でも子供の頃、先生や親に禁じられた遊びとして取り上げられている。

7コマ目[編集]

常月まとい「捨ててある冷蔵庫に隠れてみたり」[編集]

かくれんぼする時には隠れる場所としてうってつけ。しかし下手すると、ゴミ収集車で知らない街に・・・・。
ちなみに昔の冷蔵庫は内側から開けることができなかった。

木津千里「化学工場の傍の土で泥だんごを作ったり」[編集]

その土には有害物質が大量に含まれている危険性が極めて高い。手についた泥や土を洗い流したとしても、有害物質が手に染み付いていることは多く、そんな手で物を食べたりしようものなら…

だが、近年では公園の砂場ですら衛生上の問題などで撤去されることが増えているからか、今の子供達は砂や泥で遊ぶことはあまりないようだ。

P130[編集]

小節あびるの全身絵[編集]

小節あびる「知らないおじさんについていったり」[編集]

生まれてから知る、犯罪被害の第一歩です。
なお、あびるちゃんは、過去にも「へんなおとなと遊んでた」ことに言及している(129話)。

3コマ目[編集]

糸色望「すいているのに映画館の一番前の席に座ったり」[編集]

首が痛くなるためか、前の席は売れ残る傾向にある。迫力はありますが。

6コマ目[編集]

丸内翔子「アサガオで作った色水飲んでみたり」[編集]

セイヨウアサガオ>httpsには微量ながら毒があります。飲まないほうが良さそう。

根津美子「印刷物に堂々とねずみの絵を描いたり」[編集]

当作品頻出、ディズニー社の著作権ネタ。

P131[編集]

2コマ目[編集]

効果音「ゴザッ」[編集]

蓙(ござ)>httpsとは、イグサなどの草茎を織ることによって作られた敷物である。

P132[編集]

7コマ目[編集]

糸色望「まあ簡単に言って かぶと虫が会社を作るんですよ」[編集]

Twitterの有名人、paperboy&coのクワガタ社長をかぶと虫に置き換えている

欄外[編集]

なまくら刀の方が切られた時のダメージが大きいらしいです。ね、先生。[編集]

切れ味の良くない刃物類での傷は肉体を切断、損壊させる効率が悪いため、傷が浅くても痛みが大きくなる(昔の刑罰では苦痛をより味わわせるために刃ではなく鋸で切断させる「鋸引き」の刑があった)。
一方、切れ味鋭い日本刀では瞬間的なスピードで肉体を大きく切断することができるため、検死でもナイフや包丁の類の傷口は線状に近いのに対し、日本刀の傷口は円形といっていいほどに大きく開く特徴として認識されている。このため痛みを感じる間が短く死に至る、という結論になる。

P133(単行本追加ページ)[編集]

4コマ目[編集]

原材料「アスパルモニョモニョ」[編集]

甘味料のアスパルテームのこと。

原材料「ゲルナントカ」[編集]

知りたもうことなかれ』 13話>httpでもネタにされたゲル化剤のこと。

原材料「ブブゼラ酸」[編集]

2010年サッカーワールドカップの応援に使われた主催地である南アフリカの民族楽器「ブブゼラ」のこと。

原材料「ルーピー(香料)」[編集]

ワシントン・ポスト紙が鳩山由紀夫前首相を評した言葉「Loopy」。

義務[編集]

今話の常月まとい[編集]

P124の1,4,5コマ目と全身絵[編集]

P129の7コマ目[編集]

今話のパンチラ[編集]

P125の7コマ目[編集]

今話の皇帝ペンギン[編集]

P123の1,2,3コマ目[編集]

P124の2コマ目[編集]

今話のさのすけさのすこ[編集]

P129の4コマ目[編集]

今話の櫻井よしこ女史[編集]

P123の1コマ目[編集]

今話の天下り様[編集]

P125の1、2コマ目[編集]

今話のコウノトリと赤ちゃん[編集]

P125の糸色望の全身絵横[編集]

P127の1コマ目(赤ちゃんのみ)[編集]

今話の棒犬[編集]

P123の1コマ目[編集]

今話の黒い涙[編集]

P124の6コマ目[編集]

今話の麻生太郎氏[編集]

今話の安倍晋三氏[編集]

今話の石破茂氏[編集]

P126の4コマ目[編集]

今話のAAA[編集]

P131の2コマ目[編集]

今話のきよ彦[編集]

P128の9コマ目[編集]

今話の神シール[編集]

今話の闇の目   [編集]

今話の娘々[編集]

P126の4コマ目[編集]

今話の面白シール[編集]

P129の糸色望の全身絵横[編集]

今話の漫画界が平和でありますように[編集]

P125の糸色望の全身絵横[編集]

今話のせんとくん[編集]

今話のイロイロ削られたナニか(・3・)[編集]

P127の1コマ目[編集]

今話の文化庁[編集]

P132の1コマ目[編集]

今話の草彅剛[編集]

今話の酒井法子[編集]

P130の6コマ目[編集]

今話の友愛[編集]

今話のスキ魔[編集]

今話のハト[編集]

P122の糸色望の全身絵横[編集]

かゆいところ[編集]


219話『たわむれにリスクを背負いて』~
218話『オンリー・ハル・キラー』220話『繋がれた毎日』

コメント欄[編集]

こちらへどうぞ。
http://kumetan.net/test/read.cgi/wikibbs/1271171695/

  1. 熱帯低気圧・台風の強さは風の強さを表したものなので、「弱い熱帯低気圧」という表現が誤解を生むとして、この事故を契機に、台風の強さの「弱い」「並の強さ」、台風の大きさの「ごく小さい」「小型」「中型」の表記は廃止されている。