JASRAC

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JASRAC(ジャスラック)[編集]

社団法人日本音楽著作権協会のこと。
通称のJASRACは英称の「Japanese Society for Rights of Authors, Composers and Publishers」の頭文字から。

概要[編集]

音楽著作権管理[編集]

音楽(楽曲と歌詞)の著作権を持つ作詞者、作曲者、音楽出版者から録音権、演奏権などの著作権の信託を受けて、音楽の利用者に対する利用許諾(ライセンス)、利用料の徴収と権利者への分配、著作権侵害の監視、著作権侵害者に対する法的責任の追及などを主な業務としている。
書籍、インターネット等への歌詞掲載、ネットワークを利用した音楽配信、公衆の場での音楽演奏やCD再生、放送での利用などに対して著作権者に代わって権利処理を行っている。 また、無許諾による音楽利用(著作権侵害)の有無を調査、監視し、無許諾による音楽利用行為を発見した場合には、使用料の請求を行っている。
したがって、漫画作品に歌詞を掲載する場合にも、利用許諾(ライセンス)が必要となる。許諾を受けた場合には、作品中に「JASRAC 出xxxxx-xxx」というように許諾番号が記されることになる。

私的録音録画補償金の分配業務[編集]

著作権法において、個人が私的な範囲で著作物を複製することが認められている。この複製に対して権利者の利益を保護するという主張のもと、音楽や映像を複製・記録するメディア(ビデオテープやカセットテープ、MDメディアやCD-R、DVD-Rなど)やハードの価格に補償金を前もって上乗せしておき、著作権者に分配する制度が私的録音録画補償金である。メディアの販売価格に上乗せされているため、購入時に無自覚のうちに支払っていることになる。
制度自体はアナログ時代から存在するが、デジタルメディアでは複製による劣化がないため、権利者団体がこの制度の拡大を要求している。

JASRAC批判[編集]

著作権管理のありかたをめぐって、著作物使用料の徴収・配分が不適正で腐敗の温床ではないかとJASRACを批判する向きもある。
代表的な例として「オーケン事件」がある。

久米田康治との関連[編集]

さよなら絶望先生 作中[編集]

上述の通り、作品中に歌詞を掲載するには利用許諾が必要…つまり金をせびり取られてしまう。
142話では糸色望がカラオケをしているが「お金を払いたくないので無歌詞でお送り致しております。」として歌詞を非掲載にするというネタにしている。また、40話104話にJOSROCやJOSRACなる団体が登場し、音楽著作権料をせびり取っていくネタがある。
また、著作権管理のありかたをめぐっては、152話では、「音楽の使用を許可する団体は 選択の余地のないアーティストに本当に認められているのでしょうか!?」と真正面から批判している。

しかし74話では、今井美樹の歌『PIECE OF MY WISH』をきっちりライセンスしてまで引用しているので、物語上必要ならば利用許諾を受ける方針らしい。

というか前作かってに改蔵では第286話『近ごろ、おヘソ出さないね。』にて「JASRACは1フレーズ使うのも1曲使うのも同じ値段なんで使えるだけ使ってみました」と言う注略を付けて名取羽美が松浦亜弥(あやや)のドッキドキ!LOVEメールを作中で4ページ使って1番を歌っている。

アニメ版さよなら絶望先生作中[編集]

アニメ第三期第3話104話アニメ化され、JuSRACなる請求書が登場している。