みなみけ
みなみけ[編集]
講談社『週刊ヤングマガジン』で2004年12号から隔週で連載中の桜場コハルの漫画作品。
テレビ東京系列で2007年から2009年にかけてアニメ第1期~第3期が放送。2013年にはTOKYO MX他独立局でアニメ第4期が放送された。
作品概要[編集]
南家の春香・夏奈・千秋の三姉妹の平凡な日常生活を描いたコメディ作品であり、キャッチコピーは雑誌でのアオリにある
「この物語は南家3姉妹の平凡な日常を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。」
である。単行本第2巻の帯にも同じコピーが書かれている。
作品内では、デフォルメ手法として登場人物の目や唇などが写実的な描写となることが特徴的である。
あらすじ[編集]
元気でトラブルメーカー的な存在の馬鹿野郎日本代表、次女の夏奈。
毒舌だが実は姉が大好きな三女の千秋。
そんな妹たちを笑顔で見守るしっかり者の長女の春香を中心としたほのぼのストーリー。
彼女たちの周りには、いつも個性的な友人たちがいっぱい。
時にはケンカしたり、時にはみんなでのんびりしてみたり……。
そんな3姉妹の平凡な日常を淡々と描いた作品です。
アニメ版[編集]
2007年10月から12月まで第1期「みなみけ」が放送。全13話。制作は童夢。
2008年1月から3月まで第2期「みなみけ~おかわり~」が放送。全13話。制作はアスリード。
2009年1月から3月まで第3期「みなみけ おかえり」が放送。全13話。制作は引き続きアスリードだが、監督・構成・キャラデザなどの主要スタッフが変更されている。
第1期から第3期まで、すべてテレビ東京系列で放送されている。
2009年6月には第3期の続編としてコミックス第6巻限定版同梱のOAD「みなみけ べつばら」も発売された。
2012年10月にはコミックス第10巻限定版同梱のOAD「みなみけ おまたせ」が発売された。制作はfeel.。
2013年1月から第4期「みなみけ ただいま」が放送。制作は「みなみけ おまたせ」と同じくfeel.。
放送局がTOKYO MX(東京)、tvk(神奈川)、チバテレビ(千葉)、テレ玉(埼玉)の独立UHF局と、TBS系列のMBSテレビ(近畿)、BS放送局のBS11に変更された[1]。
2013年8月にはコミックス第11巻限定版同梱のOADが発売予定。制作は「おまたせ」「ただいま」と同じくfeel.。
メインキャスト[編集]
~キャラクター | ~キャスト |
CENTER:南春香 | CENTER:佐藤利奈 |
CENTER:南夏奈 | CENTER:井上麻里奈 |
CENTER:南千秋 | CENTER:茅原実里 |
CENTER:もう1つの南家長男[2] | CENTER:川田紳司 |
CENTER:南ナツキ | CENTER:吉野裕行 |
CENTER:南アキラ | CENTER:葉山達也 |
CENTER:南冬馬 | CENTER:水樹奈々 |
CENTER:保坂 | CENTER:小野大輔 |
CENTER:マコト (マコちゃん) |
CENTER:森永理科 |
CENTER:藤岡 | CENTER:柿原徹也 |
CENTER:タケル 先生[3] |
CENTER:浅沼晋太郎 |
CENTER:内田ユカ | CENTER:喜多村英梨 |
CENTER:吉野 | CENTER:豊崎愛生 |
CENTER:マキ | CENTER:高木礼子 |
CENTER:アツコ | CENTER:小野涼子 |
CENTER:ケイコ | CENTER:後藤沙緒里 |
CENTER:リコ | CENTER:高梁碧 |
CENTER:ユウ シュウイチ 二宮[4] |
CENTER:大原桃子 |
CENTER:速水 ヒロコ |
CENTER:千葉紗子 |
CENTER:ヒトミ | CENTER:齋藤彩夏 |
CENTER:ミユキ | CENTER:南條愛乃 |
アニメ版における久米田作品声優の出演は以下の通り。
- 南條愛乃(アニメ版空琉美遊亭丸京役)がミユキ役(「~ただいま」より登場)
- 山本希望(アニメ版防波亭手寅役)が女子生徒役
- 小岩井ことり(アニメ版波浪浮亭木胡桃役)が女子生徒役
- 葉山いくみ(ドラマCD版防波亭手寅役)が女子生徒役
- 内山夕実(ヤンママ役)が女の子役(上記4名は「ただいま」に登場)
第二期「みなみけ~おかわり~」の酷評[編集]
第二期に関しては一部ファンから酷評されている。
これは、第二期が第一期と連続枠の放映でありながら異なるスタッフで製作されていること、それに伴い背景など舞台設定が第一期と共通点がなかったこと、またアニメオリジナルのキャラクターやエピソードが追加されたがこれにより本来のほのぼのした作風が逆に陰鬱な雰囲気となってしまったこと、など複合的要因によると考えられる。
このため、タイトルにちなんで「第二期はお変わりになられたのだ。」などとファンの間で揶揄されている。
さよなら絶望先生との関連[編集]
原作の出版社はさよなら絶望先生と同じ講談社(みなみけは週刊ヤングマガジンに隔週連載)、アニメはさよなら絶望先生と同じくスターチャイルド(キングレコード)が関与、webラジオはさよなら絶望放送と同じアニメイトTV(フロンティアワークス)と共通点が多い。
絶望声優では木津千里役の井上麻里奈が南家の次女南夏奈役で、加賀愛役の後藤沙緒里がケイコ役で出演した。
さよなら絶望放送内にて[編集]
神谷浩史と新谷良子がオーディションを受け、2人とも落ちたことから「さよなら絶望放送」では恨み、嫉み、僻みの対象として頻繁に名前が出る。
webラジオ「みなみけのみなきけ」もやっている。(絶望放送との関係は単独項目を参照。)
73回では隣のスタジオでみなきけの収録をしていた為に、先に収録の終わった井上麻里奈が遊びに来ていた。