加勢大周

提供: 久米田康治ワールド Wikiサイト
2021年3月5日 (金) 09:27時点における川口ゲン (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「<!-- &tag(人物,男性芸能人,不祥事,薬局,加勢大周);<br /> --> ==加勢大周(かせ たいしゅう)== {| class="wikitable" |- |~本名 |~…」)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動


加勢大周(かせ たいしゅう)[編集]

~本名 ~生年月日 ~出身地 ~職業
CENTER:川本 伸博&Br;かわもと のぶひろ 1969年12月29日 北海道函館市 トレンディ俳優

略歴・人物像[編集]

トレンディ俳優[編集]

北海道函館市出身。東京都立玉川高等学校卒。歌手の前川清は遠縁にあたる。


1990年に、サザンオールスターズの桑田佳祐が監督をつとめた映画『稲村ジェーン』にて主役に抜擢され、俳優としてデビュー。第14回日本アカデミー賞にて新人俳優賞を受賞した。
以降、TBS系ドラマ「はいすくーる落書」、フジテレビ系トラマ「いつか誰かと朝帰りッ」、フジテレビ系ドラマ「学校へ行こう」、TBS系ドラマ「ADブギ」など、当時トレンディドラマと呼ばれた若者向けドラマ作品に次々と出演した。やや彫りが深くさわやかさを兼ね備えた美形であったため若い女性を中心に高い人気を誇り、この時期に活躍した吉田栄作、織田裕二とともに「トレンディ御三家」あるいは「平成御三家」とも呼ばれていた。
なお、「加勢大周」という芸名は、加勢を発掘した芸能事務所・インターフェイスプロジェクトの社長が、敬愛する幕末の政治家・勝海舟の名前をもじって名付けたものであり愛着があったという。

新・加勢大周騒動[編集]

1991年、加勢は実母を社長に据えて個人事務所を設立、独立を画策する。この際に前事務所側が芸名・加勢大周の使用の停止を求めて裁判所に提訴するという事態となり、ワイドショーを中心に世間を騒がせた。前事務所側は「加勢大周」という名前を商標として登録していたほか、類似芸名の登録を防ぐ目的で「○○加勢大周」「加勢大周○○」といった芸名36種類を商標登録していた。1年3か月に及んだ裁判の結果、加勢側の勝訴という判決となり、加勢大周の芸名を継続して使用すること自体は認められたことになる。
ところがこの騒動はこれだけでは終わらなかった。裁判終了後の1993年7月7日、敗訴したはずの前所属事務所は加勢に対抗する形で、所属していた伊藤文夫という新人タレントに新・加勢大周という芸名をつけてデビューさせた。この泥沼騒動は、新・加勢大周が加勢とは似ても似つかない筋肉系さわやか青年で従来の加勢のイメージと大きなギャップがあったことから、芸能界や加勢ファンからも激しい非難を浴びることとなった。結局、騒動は2週間後の7月27日に、新・加勢のほうがおなじく坂本龍馬にちなむ芸名「坂本一生」に改名したことで収束した。プロダクション側はこの敗北の弁を「加勢大周の名をプレゼントする」と負け惜しみしていた。なお、坂本一生はこの年、「新・○○」で第10回新語・流行語大賞新語部門・銀賞を受賞しているが、芸能活動のほうは注目された割にはパっとせず、1999年には佐山聡主宰の格闘技団体「掣圏道」に入門しプロレスラー転向している。

台湾に活路を求めるも薬物使用で逮捕、廃業へ[編集]

この騒動が響いたのかどうか、その後はドラマの主演を張ることは少なくなり、もっぱら助演としての出演が目立つようになった。そのためはこの頃から日本のドラマが輸出されており知名度が上昇していた台湾での芸能活動に活路を求めるようになった。台湾で現地製作のテレビドラマへの出演を契機に、酒井法子と並んで台湾で人気の日本人俳優となった。


2008年10月5日、覚せい剤取締法違反(所持)と大麻取締法違反(所持)の現行犯で逮捕された。尿検査で覚せい剤使用の陽性反応が出たほか、自宅の家宅捜索により栽培中の大麻草と使用済み注射器などが発見・押収された。これにより放送中であった出演ドラマは打ち切りとなった。同年12月18日に判決が出され、懲役2年6か月・執行猶予3年が命じられた。この裁判の初公判の際に「田舎の親元に戻って一からやり直したい」と芸能界引退を表明していたが、その言葉通りに判決後に俳優業を廃業している。


久米田康治との関連[編集]

久米田作品でも上述の新加勢大周騒動など端々にネタに扱われていたほか、さまざまにもじりやすい芸名であるためか、南国時代にはたびたびシモネタに使用されていた。

さよなら絶望先生 作品内にて[編集]

覚醒剤取締法違反で逮捕された直後に、恒例の薬局ネタとして158話161話に「加勢薬局」が登場した。

かってに改蔵 作品内にて[編集]

第135話『春はキャラ変えの季節です』にて名取羽美がキャラ替えして田中陽子を名乗った際に、好きな芸能人として加勢の名前を挙げていた。また2002年に雑誌掲載された第210話『評価は10段階。』では、台湾に活路を見出したことが取り上げられていた。
また、新加勢大周騒動が第224話『「せっとく」コマンド』にてネタにされた。

行け!!南国アイスホッケー部 作品内にて[編集]

久米田先生的に名前がシモネタ方向にもじりやすかったのだろうか?3度登場していた。 単行本10巻1話『スーパーダイエット&エステ』に、エステティックサロンン「エステdeチロード」のエスティシャン、ヤセタイシュウとして登場、自慰行為をすればやせるなどの虚言で月斗と朝霧舞子をだましてエッチなマッサージなどをしていた。そのほか18巻11話『人類仮性化計画』に、欽ちゃんの仮性大賞の審査員の”かぶっている男”、かせい大周が、また20巻10話『新任体育教師』にはタイツをはいた俳優・かせたいつーがそれぞれ登場した。