常月まとい

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常月まとい(つねつき まとい) CV:真田アサミ[編集]

  1. ref(tsunetsuki.jpg)

2のへ組生徒 出席番号25番。漢字表記は「常月纏」。

超恋愛体質・ストーカー少女[編集]

名前ネタ[編集]

「常(に)付き纏い」から。

性格[編集]

ストーカー
その能力は単なるつきまとい行為というより、もはや超人的尾行者。しかし当の本人は「私 ストーカーなんかじゃないです」「人より少し愛が濃いだけなんです!!」と主張(4話)、時には「ストーカーってキモイね」と発言する(21話)など、自分自身をストーカーとは全く自覚していない。絶望先生をストーキング中には自分から気配を消しているが、望に気付かれ「いたんですか?」と尋ねられると「(ええ) ずっと」と返している。なおアニメ版では原作に忠実に制作されているものの、望が「いたんですか?」と尋ねると必ずこのセリフを返すような演出が、原作にはない場面にも追加されている。


恋多き女性。恋愛は好かれるより自ら好くタイプで、相手の全てを把握せずにはいられない一途な一点集中主義。そのため恋愛対象が変わると元彼との関係は引きずらない。付き合う人に合わせて自分のファッションも変え、また同じ相手でもその時と場合の服装にさりげなく合わせるというこだわりがある。
尾行以外での意思表示はさほど多くないが、相手の心変わりや恋敵の出現には容赦はせず、最終手段として殺害も含めた暴力も辞さない過激さもある。
また、恋敵である木津千里に対し電柱で対抗している(143話)ことから、それなりに力はあると思われる。


初期の頃は、糸色望に対する典型的なストーキング行為と一方的な愛情表現が際立っていた。作中では3話9話168話270話以外は、全話にきっちり登場。義務として隠しキャラに準じる扱いで定着していた。しかし恋敵たちの存在や常に望の傍にいる自らの立場などを考えるようになったのか、彼女なりに望をサポートする行動をとるように変化してきた。それに伴い次第に出番も増えてきており、パンツ見せキャラとなってしまったカエレとは対照的。出番が増えたため、同じく望の日常生活をサポートしている小森霧には強いライバル意識を抱くようになっており、時折「きっ」と火花バチバチの対立をしていることがある(158話など)。

容姿・スタイル[編集]

やや小柄。身長は、直立しても、首を傾げた日塔奈美より少し低い(148話単行本追加ページ)。
「絶望案内正本」の人物対比表では、風浦可符香と同程度の身長となっている。ブーツを履いて他の女生徒と同程度の身長であるため(178話)、ブーツを脱ぐと他の生徒より少し低くなるということだろうか。

性癖[編集]

・華麗なる恋愛遍歴

登場人物中で最も恋愛経験が豊富だからか、恋愛系のネタとなると途端に饒舌になる。


4話で交際していたたかしを振っているが、その前にも過去一年間でたかしの前に少なくとも3人と交際していたようだ。たかしの次に糸色望に惚れたので、わずか一年で5人の男性に重すぎる愛を……だが、糸色望には連載開始以降約5年間は付きまとっていることになる。
一方、前の彼氏であるたかしに逆にストーキングされることとなった(4話)。また、糸色望に来る郵便をチェックするため毎日郵便が配達されるのを待っていたところ、郵便配達員のことを好きだと誤解され、配達員にストーキングされてしまった(132話)。

・猟奇キャラ?

144話では猟奇キャラに括られていた。
だが、彼女の猟奇性は専ら恋敵に向かっており、糸色望に傷害を負わせようとはしないようだ。包丁を取り出すなどの猟奇的行動は糸色望の視界の外で行っており、自らの猟奇性を表向きは伏せている(オンエアされない)。
また、木津千里はスコップ、三珠真夜は金属バットなど、各キャラ武器が決まっているものの、彼女だけはナイフやノコギリだったり武器が定まっていないが、主に使用するのは電柱。これは電柱の陰がストーキングの際に身を隠すのに最適な場所であることに理由がある(第200話)。


常月まとい 履歴書[編集]

住所[編集]

二階建ての一軒家に住んでいる(4話)。なお、152話では郵便物の宛先が「糸色望の後ろ」と表記されていたが、しっかりと配達された。

家族構成[編集]

母親が確認されている。他の家族構成は不明。

・母親
娘がの写真を蒐集している様子を見てもなんら驚くことなく、むしろ「また好きな人出来たのね」などと優しく語りかけており、娘のストーカー行為に対して寛容である(4話)。さらにはおやつを部屋にまで運んでいるところを見ると、娘に対してかなり過保護なようだ。

なお、まといからは先生とは恋仲であるとの報告を受けており、これを認めている(97話)。
なお単行本第十九集の『前巻までのあらすじ』に「昔、光GENJIのおっかけをしていた事があり、まといを妊娠中にもおっかけをしていた」と書かれているが、本編との関連性があるかどうか不明。

小学校入学前[編集]

不明

小学校時代[編集]

不明

中学校時代[編集]

不明

高校時代[編集]

2のへ組在籍。
たかしへの度重なるストーキング行為で補導されるも、その後の事態収拾がきっかけとなり、糸色望に対して過剰な惚れ込み方をしている。なお、糸色望に惚れるきっかけになったのは、告白されたと勘違いしたため(4話)。

趣味[編集]

・恋愛対象に対する過剰な執着

糸色望と一緒に行動し、命も惜しまず付きまとう(一般的には、それをストーキングと言う)。その付きまといっぷりは、望が不登校になると一緒に不登校になる(9話)、望が飛び降り自殺を試みると一緒に飛び降りる(10話)、望と共に天国からクーリングオフされる(38話)、望が棺おけに入ると一緒に納棺される(55話)、望が謎の組織に捕まり牢に入れられると、謎の組織にも気付かれないうちに一緒に牢に入っている(127話)などなどといった具合。糸色望から3m10cm以上離れられないらしい(169話)。
しかし、69話の扉絵でまといの名札の付いた鋏と切断された首吊り縄があったり、またそれと関連してか84話では、まといのものと思わしき袴の腕が鋏で望の首吊り縄を切断していたりと、どちらかといえば望の自死を回避させたいように見える[1]

・恋愛小説&恋愛ドラマ鑑賞

糸色望の住む宿直室に「ディープラブDVD」や「NANA」を持ち込んでいる(92話)。
だがそういった作品についての評価は久藤准よりも辛口批評で、必ずしも良い印象を持っているわけではないらしい。

    • 「そーゆう小説(注:ケータイ小説のこと)もそうですけど 売れちゃうと全てのクリエイターがやる気を失うものってありますよね」(128話
    • 「あの大ヒット映画(注:NANA映画版のこと)も2人の主人公が出会うシーンからして TPOわきまえてないからドラマチックだったんですよね」」(141話
・資格試験
36話の扉絵から。また、152話では資格商法に引っかかり、「上級純愛カウンセラー」なる資格を取得した。

特技[編集]

・ストーキング行為

尾行・無言電話・写真撮影(隠し撮り)等。特に尾行では、尾行対象者のみならず周囲にも気づかれないという驚異的な能力を発揮している。
前科があるのかどうかが謎。4話では、糸色望に「今度侵入したら逮捕」と言われていた。この台詞からすると、この時点では厳重注意で済んでいるようであり、前科は無いように思える。が、84話の扉絵では捕まった様子が描かれており、115話では「私はまだこの恋では法律的に規制されていない」と発言している。
「まだこの恋で」とは、法的に規制される恋愛を糸色望に恋する前にいくつか経験してきたという示唆なのだろうか。151話では、逮捕されたことがあるとはっきり言っている。
また、115話の「私はまだこの恋では法律的に規制されていない」との発言だが、151話では、糸色望に対してのストーカー活動が例示されており、かつ、それによって逮捕されたとも取れる旨の発言(「逮捕されて初めてそれが犯罪だと知りました」)をしている。糸色望への「この恋」でも法的に規制された(通報された)のだろうか。
しかし、4話でたかしに通報された顛末では非常に動揺しているのに対し、151話での糸色望に対する態度は普段と変わらなかったことや、115話から151話にかけて糸色望常月まといの関係が急速に悪化した描写は無いことから考えると、これも謎である。151話では、例にこそ糸色望が使われていたものの、昔語りをしていたのかもしれない。
単行本第十九集の前巻までのあらすじによると、チェイサーライセンス(追跡許可証)を所持しているので、いくら追跡しても罪には問われないらしい。


151話にて、自分の行っているストーカー活動の一部に犯罪の自覚を持った様子が見られる。

・暗号解読

49話ではエニグマ暗号機を難なく使いこなした。また、なぜかスクリュー音などから潜水艦の所属国や型式を特定するという離れ業も披露していた(172話)。もしかしたら潜むもの全般に詳しいのかもしれない。
更に36話の扉絵を信じるなら、忍術や読唇術すら一通りかじっているらしい。 このためか、アニメオリジナル脚本である俗・第11話『黒い十二人の絶望少女』では探偵である望の助手になっていた。
なお、暗号というわけではないが、男性の携帯電話に男の名前を装って入力してある女性の電話番号を100%見破ることが出来るとのこと(49話)。

・土地鑑

糸色望が不思議の街に紛れ込んだときに、地名(その話のテーマ)を紹介したり、注意を促したりする。また、そういった場所への案内も行う。常に望の傍にいる彼女なりにサポートしたい気持ちの表れでもある。望曰く「すっかり世にも奇妙のタモリの立ち位置」(154話)。今では当人も「タモリの立ち位置」を自認してはばからない(254話)。
以下、案内例。

    • 「ここではさきほどのような 各業界の原型を留めぬハロウィンが催されているのです」(70話
    • 「そうです ここはそんな焼け太りで建った豪邸が並んでいる高級住宅地 炎園調布」(95話
    • 「道に迷ったあげく 第三選択市に来てしまったようです」(96話
    • 「なんか私たち そんな花見ばかりしてる桃源郷に迷い込んでしまったやうです」(131話
    • 「仕方ありませんよ ここは言わずとしれた対象街ですもの」(133話
    • 「あ‥‥見えた 才能のツインタワーです(中略)あそこに行けば 二物を持つ者たちの もう一つの才能を見ることができるのです!」(154話
    • 「三拍子揃った者が見たいなら付いて来てください」「三拍子揃った者たちを獲得しようと各界によるドラフト会議が行われています」(162話


ただし、適当なことを言っている場合もある。133話では、糸色望が対象街について「ここって不思議の街じゃなく どこにでもあるフツーの街じゃないですか」と気付いてしまったことに対して、まといは「気づいちゃいました?」と悪気もなく返している。 204話では、創作したねぶみ小僧の設定を語っている。

利き手[編集]

右利き。しかし192話では左利きで書いている。両利きなのかもしれない。


学業成績[編集]

昭和81年度1学期期末試験では、クラス内で33位(56話 P76 コミックス追加ページ)。いつものように糸色望の背後におり、着席すらしていなかったものと思われる。
また、昭和84年度学年一斉試験では学年で7位(177話)。


常月まとい解析[編集]

初登場[#ldb4c54a][編集]

1話 P16 2コマ目 教室内でモブキャラとして登場。

初台詞[編集]

[ blue; background: ;" >P47 1コマ目私‥‥ダメなんです」が初台詞。
モノローグでならば、[[4話『僕の前に人はいない 僕の後ろに君はいる』 4話>4話『僕の前に人はいない 僕の後ろに君はいる』|4話]] <span style="color] P45「私 恋するとダメなんです いま‥‥ 会いにゆきます」が初台詞。

登場コマ数[編集]

備考[編集]

備考1

これまでのところ3話9話168話270話以外は、全話にきっちり登場。義務として定着している。

    • 3話:糸色望に惚れる前で校外の話題であったため、出番なし。
    • 9話:糸色望がズル休みをしたのについて行ったため、出番なし。
    • 168話:女性キャラ・隠しキャラ削減のあおりを受け、出番なし。
    • 270話:絶望少女は全員未登場。望の帰省であろうと付きまとっているはずなのだが登場しない。


備考2

糸色望にキャラを合わせ、台詞が歴史的仮名遣いになることがある。

    • 「おはやうございます」(4話
    • 「私といふものが在りながら」(36話
    • 「迷い込んでしまったやうです」(131話
  1. 逆にアニメ版では、第一期、第二期とも、糸色望が首を吊っている隣で首を吊るシーンがある。