擬音

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擬音(ぎおん)[編集]

漫画内で「音」を表現する文字。
モノが発する音や動物の鳴き声を文字で模倣して表現する擬音語(皿が割れた音を「ガシャーン」とストレートに表現する時など)や、状態や感情などの音を発しないものを「音」として漫画内でを表現する擬態語(静寂を「しーん」と表したりする時など)、多岐にわたる。

久米田作品独特の擬音表現[編集]

あふんがー
臼井影郎新井智恵先生に罵倒され恍惚の表情を浮かべたときの擬音(19話)。
おどろり
墓地の陰鬱さを表す擬音(21話)。
きえりゃああ
万世橋わたるが自説を主張したときの擬音(26話)。
くかっ
日塔奈美が居眠りしたときの擬音(177話)。
くぴっ
小森霧が水を飲むときの擬音(129話)。
ぐわば
驚いた表情をした時の擬音。
げっそむ
糸色望がやつれてしまったときの擬音(62話)。
じゃらる
携帯ストラップの擬音(85話)。
しゅるっぽん
常月まといがすばやく物陰に隠れたの音(10話
しょんぼら
しょんぼりした時の擬音。
ズガンボン
糸色望がショックを受けた時の擬音。「ズガビーン」もなど(7話)もあり、かってに改蔵時代から使用されている。木津千里も「ズゴンビーン」と発している(19話)。
すにっ
大人の恋の芽生えの笑い方(223話
ずびずばば
花粉症のくしゃみ・鼻水の擬音(日塔奈美加賀愛)(87話)。
ずむっ
音無芽留が携帯画面を他人に見せたときの擬音(30話)。
ずもーん
糸色望が鬱なときの擬音(116話)。
するんぱす
風浦可符香日塔奈美の腕を掴んだ時の音(10話
すんすん
小森霧が泣く時の擬音。
ちゅるむ
日塔奈美がラーメンを食べるときの擬音(138話)。
てれるらりん
藤吉晴美が自作ポエムを書いて照れているときの擬音(281話)。
てれんこ
藤吉晴美が同人誌を読みながら歩いているときの擬音(92話)。
どよんど
キャラクターが落ち込んだときや、陰鬱な空気を表す擬音。曇天に使用される場合も(62話)。
にぎゅう
小節あびる糸色望の手をにぎるときの擬音(104話)。
にちゃっ
臼井影郎小節あびるに接触(を妄想)したときの擬音(25話)。
にまん
臼井影郎がよい情報を知ったときの擬音。
ニャマリ
藤吉晴美がいかがわしい妄想をして顔が弛んだときに発する擬音。
にょんたか
藤吉晴美が萌えたり媚びたりするときに使用される擬音(106話など)。4話では、藤吉晴美糸色望に耳型ヘアバンドを装着するときの擬音となっていたほか、18話では臼井影郎小節あびるに迫るときにも書かれている。
ぬんまっ
糸色望の髪の毛のクセがなくなったときの音(168話)。
ぱしっく
パンツを取り上げたときの音(176話)。
ぱしこーん
節分の豆まきをする音(125話)。
ぱすっ
小節あびるが目の前のしっぽを反射的に掴んだときの擬音(21話)。
ばちこーん
臼井影郎小節あびるの目が合ったときの擬音(18話)。
ぱっじんかー
藤吉晴美が赤っ恥をかいた時の擬音(281話)。
ピカチコン
加賀愛が硬直したときの擬音(115話)。
びしんば
104話)。
ピロリパロピリロラ
メールの着信音。
ぶるんたった
車の走行音。トラックは「ふぁーん」、新幹線や特急など高速列車は「ぱーん」(17話)。

絶望少女達が“はいてない”ために、下半身がスースーして寒い時の擬音。(245話

ふまっ
糸色望が「大人の代弁」をしたときの擬音(146話)。
ブロンロン
バスの走行音(103話)。
ふんばっふんばっ
首を横に振り否定したときの擬音。また、91話藤吉晴美が妄想したときに「ふんばっ」と発したことがある(鼻息か?)。
ヘコラヘコラ
低姿勢なときの擬音(19話)。
ぽんむっ
日塔奈美音無芽留を押したときの擬音(163話)。
むずんぱ
風浦可符香音無芽留の腕を掴んだ時の擬音(7話)。
むかっぱ
小森霧が気分を害した時の擬音。
むほーん
日塔奈美が夢の中で侍に囲まれたときの擬音(177話)。
めるめる
メールを打つ時の擬音。
もってり
藤吉晴美の同人誌の「濡れ場」の擬音(85話)。
もほがもほが
マ太郎の口に食べ物が詰まっているときの擬音(37話)。
もほーん
糸色望が怪しい公園に入ったときの擬音(155話)。
もわっさあ
杉の木から花粉が飛ぶときの擬音(87話)。
わもらわもら
メイドさんが大勢並んでいるときの擬音(38話)。
んぬぎーっ
藤吉晴美が理性を失ったときの擬音(30話)。


…などなど。

なお、これらの擬音はアニメ(【懺・】さよなら絶望先生)では声優が直接読んで表現している。
これに影響を受けたのかは定かでないが、福本伸行の漫画『賭博黙示録カイジ』における特徴的な擬音「ざわ‥‥ざわ‥‥」はアニメ版において同じく声優による読みで表現されている。

著作権フリー擬音「めるめる」[編集]

携帯電話の操作音を「めるめる」と表現する擬音表現は『かってに改蔵』時代から使用されているが、久米田先生は「著作権フリーなので使ってほしい」と積極的にアピールしている。
ちなみにアニメ版ではきちんと「めるめる」と音がなっている。

普通?[編集]

MAEDAXが2009年の夏コミ同人誌「ぜつぼう!」(⇒★>http)受けたロングインタビューによると、これらの擬音はほとんど久米田先生本人が決めているのだが、久米田先生にとってはこれらが普通であり、受けを狙っているのではないとのこと。「『にょんたか』ってなんですか?」と聞いたところ、「普通『にょんたか』って言うでしょ?」と素で返されたらしい。