童貞力

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童貞力(どうていりょく)[編集]

さよなら絶望放送内で、恋愛の話題やアダルトな話題が出た際に神谷浩史が頻繁に使用する単語。
恋愛経験がなく女性に対して幻想を抱いている男子の妄想パワー、行動力といった意味で用いられる。
男子限定の中二病にも近いものがある。
実際に「童貞」であるかどうかに言及するものではない。多分。

久米田康治との関連[編集]

久米田先生は、近年氾濫しているラブコメというより単に妄想パワーで描かれた漫画を良く思っていないのか、改蔵のファンブックの『久米田康治インタビュー「小心者ですから。」』で、

久米田 少年漫画だと、相手の女が変わるっていうのはあんまりないですよね。
なんか最近の少女漫画ってすごいエロじゃないですか。少女漫画のエロ化と、
少年漫画の童貞化が危惧されてますけどね、最近。それはなんとかしないと。
   「久米田さんがなんとか。」
久米田 どうなんでしょうか。僕は……。

と述べていた。
念のため断っておくが、ここで言う「少年漫画の童貞化」というのは決して主人公が童貞かどうかという問題ではない。そもそも少年漫画でベッドシーンは御法度なので、そっち方面の話題には触れられない筈。

過去には少年誌でも「シティーハンター」や「花の慶次」など、童貞かどうか、という次元をすっ飛ばしてエロの意味で大人な漫画もいくつかあったが、最近は規制が厳しいせいかほとんど見られない。

かってに改蔵との関連[編集]

この作品では、男子中学生の頭の中はこういう妄想でいっぱいである事を前提としたネタがいくつか見られる。例えば、第208話『使ってる?想像力。』では、改蔵が「中学生男子の気持ちになって考えてみよう。」と言うなり顔を赤らめていきなり「コラ!毎日そんなことばっか考えているのか!!」と言い出したり、第274話『漂流電車に乗って・・・』では何度も「男子中学生の妄想(欲求)」という言葉が出ている。また、『サラダデイズ』や赤松健作品も頻繁にネタにしている。特に第114話『君は薔薇より美しひ』では、美化されたタイトルの例として「SALAD DAYS→童貞物語」とかなり直接的にネタにしていた。勿論ネタなのでタイトル美化説は嘘。

さよなら絶望先生との関連[編集]

久米田先生が作家いじり禁止令を出されたこともあり、改蔵の頃と比べるとこの手のネタはすっかり形を潜めている。だが、それでも連載初期は『いちご100%』をネタにしている箇所が多々見られた。中でも6話『その国を飛び越して来い』での木村カエレの「私の国ではイチゴ模様の下敷きを持ってるのは童貞をカミングアウトしている証拠です!」という台詞はかなり直接的とも言える。
だが、作者の河下水希は正真正銘の女性である。