第110回

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第109回『永遠に終わり』 | 第111回『アラビアン・ライトメア』

第110回『天使よ不況を見よ』[編集]

2009年10月21日放送
タイトルはトマス・ウルフの小説『天使よ故郷を見よ』から。

番組紹介欄[編集]

皆さんさようなら。都内某所で絶望的な選挙カーが街中を走ったそうですが、皆さんはご覧になりましたか?番組に関連する有名人ではあんな人やこんな人が遭遇したようです。そろそろ「さよなら絶望放送」も政権交代が必要です…かね?

と言う事で、今回お送りする番組(コーナー)は「浩史のエデン放送局」「こもり上手と呼ばないで」「絶望した!○○に絶望した!」「自分も罵ってください!」の4番組です。
「浩史のエデン放送局」、主人公が記憶喪失になっていそうな番組名ですがふつおたです。主演声優が存在も知らず、タイトルすら間違えて覚えられているキャラソンアルバムに絶望した!
「こもり上手と呼ばないで」、引きこもりでも、パソコンが使いこなせたら「博士」になれるかもしれませんよ?
「絶望した!○○に絶望した!」、新谷さんが描いた『一世を風靡したあの生き物』に絶望した!あの生き物、今そうなってるんですね…。
「自分も罵ってください!」、神谷さんに罵ってもらえば、就職氷河期にも立ち向かっていける!?

そして、新谷さんが描いたあの生き物のイラストはこちら>http…。

告知[編集]

DJCD7巻のゲストが、木野国也役の寺島拓篤さんと、
加賀愛役の後藤沙緒里さんに決定しました!
お2人へのメールは今すぐお送りください!

収録風景写真[編集]

01582 main 1(110).jpg
神谷浩史が頭を針金製のハンガーで挟んでいる。
詳細は「絶望した!○○に絶望した!」を参照。

OPドラマ[編集]

00:31 鑑賞用、保存用、布教用とDVD三枚買って下さ~い!
00:36 おやめなさい!そんな典型的なネギ○ファンのような布教活動は!!
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01:03 不況を名目に人員整理を進めようとする大企業[編集]

リストラや派遣切りなど、人件費を削減するのが手っ取り早い経営再建策となっている。

01:07 不況だ不況だと世の中を煽っていたツケで広告費が削られ広告代理店はおろかマスコミ全体が大打撃![編集]

民放はスポンサーがいなければ放送は続けられません。

01:35 今日発売のDVD、「新谷良子 LIVE TOUR DVD はっぴぃ・はっぴぃ・すまいる'09 chu→lip☆Toy Parade」買ってくださ~い![編集]

小売店入荷前日となる10月19日に新谷のブログ(⇒★>http)にてディスクに印刷ミスがあったことが明かされたが、発売日を変えずに配信日当日(10月21日)に発売されることとなった。
詳細はこちら。(⇒★>http

なお、新谷は、10月17日のブログで(⇒★>http)、「今日は。なんだか。めちゃめちゃショックな事が発覚した日」と銘打っていたために、ネット上では、結婚?妊娠?引退?という予想まで出ていた。
10月19日のブログや10月20日のランティスの公式発表により安堵した一同は、「普通…」というコメントをもらしたのは言うまでもない。
ちなみに今回の件については、「J-CASTニュース」の記事になり(⇒★>http)、この記事を掲載した「インフォシークニュース」のトピックスになり、一時「インフォシーク」のトップページを飾った(ただし、「声優」という表記ではあったが…)。

原作第十七集の帯印刷忘れのように、関係者の中ではかなりの大失態であることに変わりはない。
しかし、新谷の深刻そうで意味深なブログでの発言がいらぬ騒動を巻き起こす結果となった。
そのうち久米田先生にネタにされるかもしれない。

OPトーク[編集]

02:01 絶望ネーム「キューカンバーモンスター」[編集]

新谷良子のアルバム「Marching Monster」と、新谷地方ではみそ汁に入れることでおなじみのキュウリ(Cucumber)との合わせ技。

02:49 前田くんからのメール「やっぱり僕が半裸で走るべきでしたかね?」[編集]

原作169話および懺・第09話Cパート前田くんがブラジャーとブリーフ姿で走るシーンから。
アニメでは走る後ろ姿が前田くんの実写であった。

半裸」の再現度にもよるが、原作通りであれば確実にポリスメンのお世話になることだろう。
特に、構成Tが絶望先生選挙カーを見に行った秋葉原であれば、中央通りの直近に万世橋警察署がありポリスメンの巡回も多いため、すぐに署まで連行されるものと思われる。

03:37 号外を配っているお姉さん二人[編集]

号外とお姉さん二人の写真はこちら(⇒★>http)。
号外は一部アニメ店舗などでも配布された。

今週の標語[編集]

05:08 絶望ネームキング宮本
06:11 むなしい宣伝活動
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糸色望の演説パターン1より。
(選挙カーは二種類の演説を流している)
別パターンの一部はこちら→

DVD第一巻が発売中の懺・さよなら絶望先生の主役、糸色望、糸色望でございます。
皆様ご声援よろしくお願いいたします。
懺・さよなら絶望先生をよろしくお願いいたします。
そこのメイド服、猫耳、無駄なフリルやベルトの皆様も
DVD懺・さよなら絶望先生と糸色望をよろしくお願いします。
レーザーブレード、チェックのワイシャツ、指貫グローブの三点セットのように
懺・さよなら絶望先生も、ぜひ、常にお手元にお持ちください。
絶望した!
個性に溢れたつもりで無個性な町並みに絶望した!
もういっそ全員、懺・さよなら絶望先生DVD第一巻を購入して、足並みを揃えましょう。
主役は私、糸色望でお届けしております。
常に周囲に振り回される姿をDVDでご覧ください。

05:46 レーザーブレード[編集]

丸めたポスターをリュックサックに斜めに突き刺した状態のことで、オタクファッションの基本形といわれる。
元ネタは、1982年から1985年にかけて放映された『宇宙刑事シリーズ』と呼ばれる特撮番組「宇宙刑事ギャバン」「宇宙刑事シャリバン」「宇宙刑事シャイダー」から。
また、そのシルエットがガンダムの背部ブースターユニット(通称「ランドセル」)の形状に似ていることから「ビームサーベル」とも呼ばれる。

06:13 架空のものです[編集]

今回に限っては残念ながら架空のものではない。
しかし原作者からパーソナリティ、スタッフに至るまで過剰に自虐的な発言が見られるため、実際にどのような状況であったかは定かではない。

浩史のエデン放送局[編集]

アニメ『東のエデン』のWebラジオ「東のエデン 放送部」より。
元ネタの名前は「放送」であって「放送」ではない。勘違いだろうか。

09:09 前にもその話題出たと思うけれども、残念ながらホント奈美はさ、普通キャラじゃなくてさ、ウザい…[編集]

第108回で紹介された季刊エス10月号での久米田先生のコメントのこと。

14:56 みんな何かに毒されすぎ[編集]

FZの発祥はこの放送であり、Fの言い出しっぺは神谷浩史Zの言いだしっぺは水島大宙である。

15:14 絶望不服袋には何も不服はありませんでした。[編集]

DVD懺・第一集の絶望不服袋は、この後のトーク通り、「小森霧の『開けないでよ』ステッカー」が2シート入っている。
ちなみに、今回の配信日に発売されたDVD懺・第二集の絶望不服袋は「神シール」が4種類である。

15:42 神谷「制服着てるって」
15:44 新谷「珍しいですよね」
15:45 神谷「珍しい、と言うか見たことないかも」
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原作では第3話の単行本追加ページの名簿の写真と単行本第五集の背面、および第十三集巻末企画、アニメではそれをアニメ化した第02話Aパートの最終カットと序~俗・絶望少女撰集~のおまけパートで見ることができる。

また、名簿の写真は単行本のキャラクター紹介ページでも使用されているため、単行本各巻にの制服姿の絵があるのだが(後述のまといも同様)、紹介ページを毎回きっちり見る人は多くないと思われる。

16:04 まといはでもなんか登場がすごく、あの、インパクトあったから[編集]

16:36 それ完全脳直でしゃべっちゃってるよね[編集]

「脳から直接」もしくは「脳に直接」の意味。
伊集院光が自身のラジオ内でよく用いる言葉であり、恐らく神谷は彼からインスパイアされてこの言葉を用いたと思われる。

18:28 どこ見てすごいなって…やっぱりそのポーズが一番ね[編集]

19:27 あの写真自体、だって、結構昔のさのすけでしたよ[編集]

さのすけ誕生の翌週の第32回で使用された写真だった。

19:30 神谷「だって体がパーンって」
19:32 新谷「若かったもん」
19:33 神谷「若い感じだよねえ、さのすけねえ」
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谷怨にて、さのすけの体がぶよぶよしてきていることが語られている。
上述のようにブックレットで使用された写真はさのすけ誕生直後のものであるため、肌(?)がパーンと張った若い状態といえる。

こもり上手と呼ばないで[編集]

21:57 エヴァのDVDを見た
22:02 逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ
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新世紀エヴァンゲリオン」第一話より、主人公・碇シンジの台詞。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」でも同じシーンがあるため、旧世紀版と新劇場版のどちらのDVDを見ていたかは不明。

23:55 オレオレ詐欺・・・・って・・・・あんのかね、未だに、ね、本当に許せない犯罪ですけども、これね実家にね一回かかってきたことあるんですよ[編集]

第41回の「大草麻菜実17歳です!」にて、神谷浩史はほぼ全く同じ話をしている。

CM[編集]

募集した「過多書き」が随所に使われている。
前回の過多書きCMと同様に「過多書き」にはエコーがかかっている。

26:29 原作『赤塚ギャグの正当後継者』久米田康治[#kf337866][編集]

26:33 来年には井荻に『「シャフトの森美術館」が建設される予定』のシャフト制作[編集]

スタジオジブリの「三鷹の森ジブリ美術館」が元ネタ。

26:45 ブラックジョークの代名詞『「モンティ・パイソン」をも上回る面白さ』[編集]

モンティ・パイソンはイギリスのコメディグループ。
1969年から1974年に放送された「空飛ぶモンティ・パイソン」で一世を風靡する。
宗教・哲学・同性愛・差別問題などをネタにしたブラックジョークで、以後の欧米のコメディを変えた番組といえる。

絶望した!○○に絶望した![編集]

27:34 ハンガーで頭を挟むと首が勝手に回ることに絶望した!これをハンガー反射ということに更に絶望した![編集]

側頭部圧迫による反射運動(⇒★>http PDFファイル)という研究がある。

27:51 ハンガーっつたら僕の中ではもう『刑事物語』以外の何物でもない[編集]

映画『刑事物語』は、武田鉄矢演じる片山刑事のハンガーヌンチャクで有名。(⇒動画>http

27:57 違う!木のやつ!
28:03 パキーンってなったときにボロ~ンってなっちゃうから
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映画『刑事物語2 りんごの詩』の名台詞。
片山刑事がプラスチックのハンガーを武器にしたときにハンガーが簡単に折れてしまったために「違う!木のやつ!」と叫んだ。(上記リンクの動画の1:19頃)

30:45 絶望ネーム「レマン湖(みずうみ)」[編集]

レマン湖は、スイスとフランスの国境沿いにある三日月形の湖。

通常、は音読みされるので、女性器を連想させる。
このことから、鏡泊(チンポー)湖(中国)、スケベニンゲン地区(オランダ)、エロマンガ島(バヌアツ諸島)、キンタマーニ高原(バリ島)、チンコ川(中央アフリカ)などと並び、世界の珍地名の代表格となっている。
第一期02話のオープニングテロップでも、鏡泊湖、レマン湖、エロマンガ島、スケベニンゲンがネタとして列挙されている。

なお、投稿者があらかじめ絶望ネームを「レマンみずうみ」としたのか、あるいはアニメでもラジオでも「モロチン」を連呼させられた女性声優Sが、痛々しさのあまり咄嗟に「レマンみずうみ」と発音したのかは不明である。

30:53 ウーパールーパーが食用になっている
30:57 ウーパールーパー丼
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フジテレビのニュースでも取り上げられた話題。(⇒動画>http

「ウーパールーパー丼」は雑誌にて紹介され、当該記事では作り方の詳細なども載せられている。

31:28 科学万博、えーと…つくば科学万博の頃にすごい流行った[編集]

1985年に茨城県つくば市で行われた国際科学技術博覧会(通称「科学万博」「つくば'85」「つくばエキスポ'85」)のこと。
ちなみに、講談社も「講談社ブレインハウス」というパビリオンを出していた。

なお、ウーパールーパーは1985年に放送されたCM(⇒動画>http)がきっかけで大流行している。

31:51 コスモ星丸[編集]

筑波で開催された国際科学技術博覧会(科学万博/つくば'85)のマスコットキャラクター。
フジテレビのバレーボールキャラクター「バボちゃん」(⇒★>http)にリングがついたような容姿をしている。(⇒★>http
このキャラクターのロボットの開発をナムコが行っていた。

33:50 学術名アホーロートルでしたっけ[編集]

英名が「アホロートル」。
和名は「メキシコサラマンダー」であり、「ウーパールーパー」はCMなどの影響で定着したキャラクター名のようなもの。
ちなみに、学名は「Ambystoma mexicanum」。

なお、「アホロートル」はトラフサンショウウオ科の幼形成熟個体(ネオテニー)の総称を指す言葉である。
そのため稀だが、メキシコサラマンダーが成体となる場合もあり、「アホロートル」の定義から外れることもある。
(基本的にトラフサンショウウオ科は生育環境の違いによって成体か幼形成熟かに分かれる。)

34:38 「キラッ☆」はできるのに「グワシ!」ができない[編集]

「キラッ☆」は、「マクロスF」のランカ・リーが歌う劇中歌「星間飛行」(歌:中島愛)のポーズ。
元は国際手話サインのI LOVE YOUで、親指・人差し指・小指の3本を立てて手の平側を相手に見せる。
小指が「I」、親指と人差し指で「L」、親指と小指で「Y」を意味する。

「グワシ!」は、楳図かずおの「まことちゃん」に登場する指サイン。
現在では中指と小指を曲げるサインが一般に知られているが、元は中指だけを立てるサインだった。
しかし、欧米圏の「Finger」(いわゆるフ○ックサイン)に見えることから、現在一般に知られているものに変更された。
グワシの歴史>httpより。

ちなみに「キラッ☆」と同じ形のものは「まことちゃん」では「サバラ」という指サインとなる。

34:47 まことちゃんハウス[編集]

楳図かずおが、東京・吉祥寺に建てた自宅のこと。
赤白のストライプカラーの外観が話題となり、景観が破壊されると主張する近隣住民との訴訟問題にまで発展した。

36:28 後藤邑子さんがよく振られるブサイクの役[編集]

DVD懺・第一集のブックレットで後藤邑子は「収録現場で、もっとも絶望したできごと」との質問に下記のようなコメントをしている。

兼ね役でブサイクキャラを振られることが多い。
その際、役名の"ブス"などで呼ばれるので傷付きます(笑)

では、そろそろ人生も放送もお終いです[編集]

40:09 きよ彦役、水島だいちゅう[編集]

本来なら「久藤准役」と呼ばれるところであるが、懺・第13話にてまさかのアニメ化がなされた番外編『夜間きよ飛行』のインパクトが強すぎるということだろうか。

お別れの一言[編集]

40:46 絶望ネーム高橋P
41:02 悲しき選挙カー
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糸色望の演説パターン2より。
(選挙カーは二種類の演説を流している)

絶望した!
DVD懺・さよなら絶望先生が発売中だとも知らず、街を巡っていたことに絶望した!

41:05 架空のものです[編集]

もちろんこちらも架空のものではない。

自分も罵ってください![編集]


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