舞浜

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舞浜(まいはま)[編集]

千葉県浦安市の地名。
東京ディズニーランドを含む東京ディズニーリゾートがあることでおなじみ。
また、東京ディズニーリゾートのことを指して、俗に「舞浜」と呼ぶことがある。

  1. Contents

地名「舞浜」[編集]

千葉県浦安市(当時は東葛飾郡浦安町)沖合の東京湾海面埋立事業によって作られた埋立地。浦安はもとは東京湾最奥・江戸川河口に位置する漁村であったが、1964年以降、大規模な埋め立て工事が行われた。埋め立て後の土地活用について、1974年にオリエンタルランド社により企画された遊園地構想計画が千葉県に承認され、アメリカ・ウォルトディズニー社のライセンスにより遊園地が建設された。
1983年「東京ディズニーランド」が開業。ウォルトディズニー・ワールドリゾートが存するフロリダ州・マイアミのマイアミビーチにちなんで地名が「舞浜」と名付けられた。その後延伸開業したJR京葉線の最寄駅は、計画段階では「西浦安駅」という名称であったが、こちらも紆余曲折の末[1]、正式名称を「舞浜駅」として開業した。

以降、JR京葉線の開業などで東京までの通勤時間の短さや便利さが注目されたこと、また市内に東京ディズニーリゾートが所在するなどの住環境の良さが注目されたことなどから人気の住宅地となっており、マンションや戸建て住宅の建設が相次いでいる。

東京ディズニーリゾート[編集]

テーマパーク「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」とディズニー関連ホテル、ショッピング施設などの複合施設からなる東京ディズニーリゾートのこと。
1983年の開業以来順調に来園者を増やし、現在でも年間約2,500万人が来場する世界最大級のテーマパークとなっている。その客層は関東地方からのみならず、日本全国はもとより広くアジア各地、果てはあの国からもはるばるやってくるほど。
徹底した雰囲気づくりと行き届いた従業員教育により、他を圧倒する満足度が得られるテーマパークであり、リピーター率の高さがその証明となっている。
そのため、ディズニーリゾートが好きだという人間は少なくないはずなのだが、後述するお金の汚さやパクリ疑惑などもあり、「舞浜大好き」という人間はしばしば「スイーツ(笑)」のような扱いを受けることがある。


週刊少年マガジンでおなじみの講談社は、『ディズニー』キャラクターを使用した書籍の出版権を持っており、東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサー(トゥーンタウン担当)でもある。

沿革[編集]

1983年開業。
当初は、ウォルトディズニー社でさえこれほどの成功を収めるとは予想しておらず、運営はオリエンタルランド社にライセンスする形式となっており出資はしていなかった。そのため、開業前には資金難に陥り、遊園地面積を縮小して周辺用地をホテル用地などとして売却[2]して資金を調達したほど。
ところが、開業初年度だけでも1036万人もの入園者を数え、大成功をおさめる。ウォルトディズニー社は、大成功を収めている東京ディズニーランドに出資しなかったことを「史上最大の失敗」と総括するほどであった。
そこで1986年以降ウォルトディズニー社は、舞浜地区全体の開発を目指した「東京ディズニーワールド構想」を提案、第2のディズニーパーク「東京ディズニーシー 」とショッピングモール「イクスピアリ」「ボン・ヴォヤージュ」、オフィシャルホテル「アンバサダーホテル」「ホテルミラコスタ」などが計画された。いずれも2001年までに相次いで開業し、東京ディズニーリゾートを形成した。

なお、東京ディズニーリゾートで販売されているキャラクターの著作権や版権ビジネスは、オリエンタルランドではなくウォルトディズニーの日本法人が担当している。

東京ディズニーランド[編集]

パーク内は、旧き良きアメリカの町並みを再現した「ワールドバザール」、未開の地を探検する「アドベンチャーランド」、アメリカ開拓時代の西部の町並みを再現した「ウェスタンランド」、小動物たちの住む郷をテーマにした「クリッターカントリー」、西洋のおとぎ話をテーマにした「ファンタジーランド」、ディズニーアニメをテーマにした「トゥーンタウン」、近未来SF世界をテーマとする「トゥモローランド」の7つのエリアに区切られており、それぞれのテーマに沿ったアトラクションと呼ばれる遊具施設を中心に、ショップ、レストラン、サービス施設が多数点在している。

また、ディズニーの主だったキャラクターが場内に多数配置されている。中でもミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、グーフィー、プルートは、「ビッグ5」と呼ばれ、パレードやショーなどでもほぼ必ず登場する主役級。そのほかにも、チップとデール、デイジーダック、マリー、スティッチやクラリスなどのサブキャラクターも存在感を増してきている。

このほか、昼夜ともに複数回のパレードが行われている。なかでも1985年に開始された「エレクトリカルパレード」は、初の本格的なナイトパレードで、先頭から最後尾までの長さは600メートル、電球は50万個を使用するという大掛かりなものであった。そのまぶしいほどのきらめきは、幻想的な雰囲気もあって開園当初に大変な人気を集めていた。

東京ディズニーシー[編集]

海をテーマにしたディズニーパーク。
当初計画では、映画スタジオ系施設を建設する予定であったが、マーケティングの結果として日本では映画文化に馴染みがないという判断から、海をテーマにした施設として建設された。


園内は、南ヨーロッパの港町をテーマとした「メディテレーニアンハーバー」、アメリカの港をテーマとした「アメリカンウォーターフロント」、過去における近未来像であるレトロフューチャーをイメージした「ポートディスカバリー」、南太平洋の火山島をテーマにした「ミステリアスアイランド」、映画『リトル・マーメイド』の世界をモチーフにした「マーメイドラグーン」、古代文明の遺跡発掘現場をモチーフとした「ロストリバーデルタ」およびアラビアンナイトの世界をモチーフにした「アラビアンコースト」の7つの「テーマポート」とよばれるエリアに区切られており、テーマに合わせたアトラクションやレストランが置かれている。また、客層を大人も視野に入れた設定となっている。

こちらでもミッキーマウスなどディズニーキャラクターのほか、リトル・マーメイドやアラジンなどによるキャラクターグリーティングがある。しかし、ミッキーマウスとその仲間たちは、居住場所がディズニーランドのトゥーンタウンにという設定になっているため、園内で見かけることが少ないようになっている。


舞浜さん[編集]

日塔奈美役の声優・新谷良子のこと。
公式ホームページのプロフィールには「趣味-舞浜」との記述があるほか、新谷のブログの8割はディズニーランドの話で占有されている。年間パスポートを所有し、ヒマさえあれば「ディスニーランド」及び「ディズニーシー」行っているということから、舞浜さんというアダ名で揶揄されることがある。
最近はスティッチに会いに行っているらしい…。
詳細に関しては、舞浜さんの項目を参考。

ミッキーマウス[編集]

ウォルトディズニーが生み出したネズミのキャラクター。
大きくて丸い耳が特徴で、世界中で最も愛されているキャラクターといえる。デビュー作は1928年のアニメ映画『蒸気船ウィリー』。可愛らしいコミカルなキャラクターとして、一躍スターとなった。また、デビューから1947年までの期間、ウォルトディズニー氏自らがミッキー役の声優を担当していた。

一方でその愛らしさに反して、世界で最もがめつく成功しているキャラクタービジネスでもある。ディズニー氏は、ミッキー以前に作成したウサギのキャラクター「オズワルド」の版権をユニバーサル映画に奪われてしまった(その後、2006年にユニバーサルから返還され、現在の知的所有権者はディズニーとなっている)ことがあるため、自社キャラクターの権利関係には非常に厳しく対応している。とりわけその象徴であるミッキーマウスの著作権は極めて厳重に管理されている。この著作権ビジネスはアメリカ経済界においても非常に重要であることから、アメリカ著作権法はミッキーマウスの著作権切れ直前になると保護期間の延長を度々繰り返している(詳細)。ゆえに「ミッキーマウス保護法」と揶揄されることもある。

久米田康治との関連[編集]

久米田康治との関係[編集]

久米田作品では、ディズニー映画関係の小ネタや、ディズニーの著作権が厳しいことがネタとして取り上げられることが多い。


せっかち伯爵と時間どろぼう 作品内にて[編集]

10話にて、「ファストパス」及び「ミッキーの家とミート・ミッキー (Mickey's House and Meet Mickey) 」のパロディネタが登場している。


さよなら絶望先生 作品内にて[編集]

140話では「Destiny Land」が登場。直球勝負で「金と著作権の現実へようこそ」。[3]


54話にて、「東京ディズニーランドは東京じゃないんですか」と百万回いわれた例として登場している。
61話ではあのネズミ様によく似たキャラクターが登場。キャラの「中の人」について言及した例も(13話165話)。


上述の新谷良子の舞浜通いに関しても、182話でネタにされているほか、北朝鮮の最高指導者・金正日の長男、金正男が、2001年に偽造パスポートで日本国内へ密入国、東京ディズニーランドで拘束されるというネタも何度か使っている(156話172話187話)。
アニメ化以降は、日塔奈美の性格が中の人と同様に「舞浜好き」という設定が追加されつつある(149話192話など)。日塔奈美にいわせると、舞浜は夏休みを満喫する場所(192話)とのこと。


ディズニーが著作権に大変厳しいネタとしては、絶望文学集単行本第十三集収録「トムソーヤの暴言」など)、紙ブログ単行本第一集単行本第十二集など)、丸井円の髪の毛ネタ(180話単行本追加ページ)、オレの描くミッキーは本格派(147話)、中国の石景山遊楽園ネタ(106話107話)などで再三にわたりネタとしているほか、単行本第十三集の巻末おまけ漫画ではマ太郎が黒板いっぱいにネズミキャラの絵を描いている。
150話では、ディズニー映画「アトランティス」の設定やデザインが、GAINAX製作のTVアニメ「ふしぎの海のナディア」に酷似しているという過激すぎて伏せ字になったネタも。

アニメ版さよなら絶望先生 作品内にて[編集]

懺・第09話では伏字を原作よりも厳しくしている。
また、懺・第10話の羅列ネタからは、ミッ○ーネタを含めようとするスタッフと、安全をとって除こうとするプロデューサーによる「オンエアされないバトル」がある模様。

Webラジオ さよなら絶望放送にて[編集]

上述の舞浜さんネタのほか、「アレ」はこの項目に関連する「とある夢の国」のキャラクターの顔が描かれていると推測されている。

かってに改蔵 作品内にて[編集]

118話で石器時代のとらうま町へ行った羽美が、先に自分が描いたと主張しキャラクター版権をとるとミッキーを描こうとするも似ても似つかない絵になった。
150話にて久米田先生がミッキーを「原稿に描いたら怒られるだろうなあ」「描きたい」と悶々としていた。
192話では、羽美が過去に床屋の看板にミッキーと思われるキャラクターを描き、著作権料の請求で店がつぶれたエピソードが語られた。
246話にて、羽美が一人ディズニー時に「本当は友達と来ているがはぐれた」「近所に住んでいるから年パスを買って公園代わりにしている」等の自分設定をしていた。

  1. 国鉄時代にも計画段階で駅名を「ディズニーランド前駅」とする案もあったが、国鉄は施設名をそのまま駅名にすることに抵抗していたため不採用に、また分割民営化後のJRも検討はしたが、ウォルトディズニー側がディズニーランドとは関係がない企業がディズニーの名前を冠する事態となることを懸念したことから、いずれも不採用となっている。
  2. 現在は東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルとして提携している
  3. 「東京ディスティニーランド」はゲーム「真・女神転生」に登場する遊園地。