00’29”/かしこい葦
00’29”/かしこい葦(かしこいあし)[編集]
タイトルはウィリアム・ニコルソンの『かしこいビル』からだろうか。
作品情報[編集]
2014年7月2日発売、週刊少年マガジン2014年31号に掲載。
P69[編集]
あおり[編集]
七夕 年に一度の願い事 上人類にとっては一生に一度いったい何を願うのか---?[編集]
扉絵[編集]
P70[編集]
1コマ目[編集]
短冊「金山が世界遺産になりますように 純金須」[編集]
5話で登場した、金山のこと。
純金須さんはその金山にある資料館の館長を務めている。
詳しくは当該項目を参照。
短冊「 かワンパン入れてくれますように」[編集]
短冊「 賊王になれますように」[編集]
ONE PIECEの定番のセリフの一つである「海賊王に俺はなる!」から。
短冊「J 太郎をWRYY できま ように」[編集]
『ジョジョの奇妙な冒険』第三部の主人公・空条承太郎と、第一部・第三部の敵キャラ・DIO[1]の口癖「WRYY」から。
雑誌掲載時点(2014年7月)で第三部が『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ』としてTVアニメ放送中である。
短冊「北極を完食したい」[編集]
ラーメン店「蒙古タンメン中本」のメニュー「北極ラーメン」のことか。北極ラーメンは激辛ラーメンとして有名
短冊「虫眼鏡ほしくない」[編集]
短冊「コートジボワール戦が幻でありますように」[編集]
2014年6月14日(日本時間6月15日)に行われたサッカーワールドカップブラジル大会の日本VSコートジボワール戦より。
前半16分に本田圭佑のゴールで先制するも、後半19分にボニー、21分にジェルヴィーニョの2ゴールで1-2と逆転負けを喫した。
短冊「亜人社会つくる」[編集]
漫画『亜人』(桜井画門・講談社「good!アフタヌーン」)の登場人物で亜人の佐藤の願いか?佐藤は礼儀正しく穏やかな人物だが、同時に冷酷で狡猾な面があり、亜人社会を築くためにはテロや同胞殺しも辞さない。
短冊「ロボットが売れますように SB」[編集]
ソフトバンクが2015年2月に発売を予定しているロボット「Pepper」。
発売価格は198,000円(税別)。
短冊「様のライブが当たりますように」[編集]
短冊「女子高生とデートしてえ 石野卓球(1995年当時の石野卓球)」[編集]
P71[編集]
1コマ目[編集]
短冊「犬と暮らす 家が見つかりますように しのぶ」[編集]
男性タレント・坂上忍のこと。
愛犬家としての顔を持ち、自身が出演する日本テレビ系列のバラエティー番組『有吉ゼミ[2]』の企画[3]の中では実際に短冊に書かれた趣旨のことを行っている。
短冊「ポールが復活しますように」[編集]
印刷が不鮮明(雑誌掲載時)のため、「ボール」か「ポール」かはっきりしない。
- ・ボールが復活
我が国のプロ野球で2011年から用いられている「統一球」のことであろうか。
導入より2年間は従来用いられてきたものと比べて打撃時に飛距離が出ずホームランが減るといった現象が起こったものの、2013年は一転してホームランが増えたことから仕様変更との疑惑が浮かんだ。
このボールの導入を決めた日本野球機構(NPB)およびボールの製造元であるミズノは当初疑惑を否定したが、後に一転して仕様の変更を認めた[4]。しかしこの問題の最高責任者である加藤良三コミッショナー(当時)がこれを正当化する言動を行なったことから批判の声が高まり、加藤氏はこの年限りでコミッショナーの職を辞する運びとなった[5]。
この問題を受けて2015年以降は飛距離が出る具合を示す反発係数の基準値を撤廃する[6]ことから、極端に飛距離が出たり出なかったりといった問題は避けられるとみられる。
- ・ポールが復活
2014年5月、急病により日本ツアーでの全公演を開催中止としたポール・マッカートニーのことだと思われる。
東京の国立競技場・日本武道館と大阪のヤンマースタジアム長居で計4講演が開催予定だったが、ポールの急病により全公演が中止となった。ステージも設営された本番直前のドタキャンともいえる急転直下の「延期」[7]決定であったため、様々な憶測が飛び交った[8]。
なお、ポール自身は再来日公演へ向けた日程・会場の調整を行っているという。
※ボールではなく、ポールであった模様。
短冊「ヒル●ンデスに勝てますよ に」[編集]
フジテレビの番組『バイキング』か。
『笑っていいとも!』の後番組として始まるも視聴率が低迷し、同じ時間帯の『ヒルナンデス!』(日本テレビ)や『徹子の部屋』(テレビ朝日)、『ひるおび!』(TBS)の後塵を拝している。
2コマ目[編集]
短冊「SUIKA全国 ように テツ」[編集]
「SUIKA」はJR東日本の非接触タイプのIC乗車券『Suica』のこと。
SuicaはJR東日本管内でも首都圏近郊エリアと仙台近郊エリア、および新潟近郊エリアでしか使えない。
また、Suicaの他にもJRグルーブだけでKitaca(JR北海道)、TOICA(JR東海)、ICOCA(JR西日本)、SUGOCA(JR九州)のIC乗車券が発行されているが、いずれのカードも発行会社管内の全域で使用できるようにはなっていない。
なお先述した5種に加え、PASMO、manaca(名古屋市交通開発機構)、PITAPA(スルッとKANSAI協議会)、nimoca(西日本鉄道)、はやかけん(福岡市交通局)の5種を加えた10種のカードのIC乗車券対応エリアでは相互利用が可能になっている。
ただし、IC乗車券のチャージ上限が2万円までなことや、無改札乗り継ぎ[9]が4社までにしか対応していないため、日本縦断は困難と思われる。
「テツ」は言わずもがな『鉄道』の略で、鉄道マニアのことを指す。
重点を置く分野によってはさらに細かく分類され、上記の様に鉄道に乗ることに重点を置く鉄道マニアのことを「乗り鉄」と呼ぶ。
P72[編集]
贋地谷しほれの全身絵[編集]
短冊「-60000形 たいです テツコ」[編集]
「テツコ」はP32コマ目で解説した鉄道マニアの呼称の一つ「テツ」と女性の名前に付く事の多い「~子(こ)」を組み合わせたもので、転じて女性の鉄道マニアのことを指す。
かつて小学館の月刊青年誌「IKKI(イッキ)」に連載されていた菊池直恵の漫画『鉄子の旅』でこの言葉が取り上げられると、同漫画のアニメ化や鉄道をメインにしたドラマ『特急田中3号[10]』が放映されるなど俗に「第3次鉄道(趣味)ブーム[11]」と呼ばれる現象が最高潮に達した2007年には一般にも知れ渡ることとなった[12]。
なおこの短冊のように、車両に重点を置く鉄道マニアのことを「車両鉄」と呼ぶ。
短冊「きお君とずっといっしょに ときこ」[編集]
2コマ目[編集]
短冊「ベル×ライ」[編集]
P73[編集]
1コマ目[編集]
少女「あしだ なま だよ」[編集]
子役の芦田愛菜のこと。
但しこの言い回し自体はものまねタレントであるやしろ優のネタであり、芦田愛菜自体がこのように自己紹介することは無いと思われる。
P74[編集]
時只ミチルの全身絵[編集]
短冊「ギリシア戦が幻でありますように」[編集]
2014年6月19日(日本時間6月20日)に行われたワールドカップの日本VSギリシャ戦より。
前半38分にカツラニスのイエローカード2枚によるレッドカードで退場となり10人になるも、ギリシャの鉄壁な守りを崩せず0-0のスコアレスドローに。
P75[編集]
2コマ目[編集]
短冊「うすい本が売れますように」[編集]
うすい本とは同人誌のこと。
コミックマーケットに出店する人共通の願いではないだろうか。
3コマ目[編集]
短冊「オリンピックに出たい」[編集]
5コマ目[編集]
短冊「うに スズキ」[編集]
短冊「ーに たい ヒラノ」[編集]
P76[編集]
P77[編集]
サンジェルマン伯爵の全身絵[編集]
短冊「コロンビア戦が幻でありますように」[編集]
2014年6月24日(日本時間6月25日)に行われたワールドカップの日本VSコロンビア戦より。
1点を追う前半アディショナルタイム(ロスタイムと呼ばれるものだった)に岡崎慎司のゴールで同点に追いついたものの、後半3失点を食らい通算0勝2敗1分けの勝ち点1で予選敗退した。
短冊「夏用の帽子が欲しい」[編集]
短冊「パン作りが上手になりますように」[編集]
やっぱりパン屋でした。
3コマ目[編集]
短冊「PS4」[編集]
ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されている最新ゲーム機『プレイステーション4』、略してPS4。
海外での人気が高く、2013年11月から2014年4月上旬までの約5ヶ月で700万台を売り上げている。
日本のゲーム会社が次世代機需要を読み違えた結果、日本のユーザー向けのタイトルが少なく、日本でのセールスはやや停滞しているが、『龍が如く』シリーズの新作が製作開始しているなど、日本のゲーム会社の期待値が高い。
短冊「アイフォン6」[編集]
iPhoneの次機種。2014年秋に投入されると言われていたが、同年9月19日に発売された。
本誌掲載時の現行機はiPhone 5S/iPhone 5C。
短冊「ハーキン」[編集]
短冊「カッシーナのソファ」[編集]
短冊「Vita」[編集]
ソニー・コンピュータエンタテイメントから発売している携帯ゲーム機「PlayStation Vita」。
プレイステーション3とのクロスプラットフォームタイトルが多いことなどが売りとなっているゲーム機。
短冊「Mac Pro」[編集]
短冊「ルンバほしい」[編集]
アメリカ企業のiRobot Corporation(アイロボット・コーポレーション)より販売されている自律型家庭用掃除ロボット「ルンバ」のこと。
短冊「X box one」[編集]
マイクロソフトから主に欧米圏で発売されている[13]オールインワンエンタテインメントコンソール『XboxOne』。Xboxシリーズの3世代機。
単なるゲーム機と一線をかく機能として、HDMI INに入力されたテレビ番組に情報を追加したり、オンデマンドでスポーツや映画を見ることができる。
2013年11月に発売され、出荷台数は2014年6月現在500万台。
日本では2014年9月14日に発売予定で、エンタテインメント機能として、出前が取れる、Jリーグのアーカイブ映像が見られる、地方アイドルの映像が見られるなどの機能が公開されている。
短冊「まどマギブルーレイBOX」[編集]
『魔法少女まどか☆マギカ』のBlu-ray Box。
テレビ版をまとめたものは2013年12月に発売されている。
5コマ目[編集]
短冊「プラた いっぱい」[編集]
短冊「金剛ほしい」[編集]
P78[編集]
4コマ目[編集]
時只卓「あってるでしょ 仕事人だし」[編集]
時代劇の『必殺仕事人』のこと。殺し屋を仕事人と呼んでいる。
5コマ目[編集]
短冊「聖騎士長を倒せますよ」[編集]
P79[編集]
1コマ目[編集]
葦姫「あーふく君の名前書いてないかな」[編集]
子役の鈴木福。
葦姫のモデルとされる芦田愛菜と『マルモのおきて』で共演している。
葦姫「みゆちゃんの名前書いてないかな」[編集]
子役の本田&ruby(みゆ){望結};。
女優業のほかにもフィギュアスケート選手として活躍している。
短冊「エアーマンがたおせますように」[編集]
ニコニコ動画初期に流行していた同人作家せらみかるが作詞、作曲をした『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』の攻略に悪戦苦闘している様子を歌にした『エアーマンが倒せない』から。
一時期は数多くの替え歌動画が作られる程流行していたが、現在ではロックマンシリーズが多くのニコニコ利用者からバッシングの対象にされつつある傾向もあることからすっかり廃れてしまっており、ロックマンを題材にしたMADは『ロックマンX』シリーズの映像や音声を編集し下品極まりない言動を繰り返す『69マンSEエックス ゼERO』シリーズ以外は殆ど作られていない。また、杉田智和が『杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン』で明らかにこの動画を見ているとしか思えない発言をしている。
短冊「ミラ・ボレアがソロで狩れますように」[編集]
P80[編集]
P81[編集]
5コマ目[編集]
葦姫「酔いつぶれた女学生」[編集]
2014年6月20日に起きた、新宿コマ劇場前の路上で女子大生複数名が倒れていた事件のこと。
調査の結果、明治大学と日本女子大学の学生からなる合同サークルに所属する学生が飲食店において、女学生にアルコール度数の高い酒を一気飲みさせていた上、未成年者も参加していたことが判明した。
7月18日に明治大学と日本女子大学からそれぞれ、当該サークルを廃部にしたことが発表された。
明治大学は更に、当該サークルでの過度な飲酒や未成年飲酒の常態化が確認されたことと、厳重注意を受けた学生は始末書を提出することになったことも発表されたが、どちらも廃部以上の処分はなかったようだ。
7コマ目[編集]
葦姫?「スクランブル交差点で盛り上がってる人たち」[編集]
サッカーワールドカップブラジル大会の日本VSコートジボワール戦後の、東京・渋谷のスクランブル交差点のこと。
交差点はサポーターらで混雑し、試合終了から20分ほどたった12時10分ごろには、交差点内は無法地帯と化し、騒ぎは午後2時過ぎまで続いた。
更には混雑に紛れて痴漢まで出没した。
P82[編集]
P83[編集]
P84[編集]
欄外[編集]
音楽で動物を集められるのは伯爵か白雪姫くらいですね。[編集]
かゆいところ[編集]
コメント欄[編集]
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- ↑ 第一部では「ディオ・ブランド−」
- ↑ 毎週月曜午後7時より放送。
- ↑ タイトルは『坂上忍、家を買う。』。
- ↑ 後にこの問題がNPB主導で行われていたこと、更にNPBがミズノ側にこの事実を公表しないよう口止めしていたことが明らかとなった。
- ↑ この一連の流れを「統一球変更(隠蔽)問題」と呼ぶ。
- ↑ 但し目標値は設定される。
- ↑ ポール自身は初演の中止後も、日本武道館およびヤンマースタジアム長居での公演はには意欲を見せていたため、順次地中止が発表される事態となった。
- ↑ 主催者側からは「ウイルス性炎症」と発表されているが、海外のタブロイド紙ではポールが腸閉塞もしくは腸捻転を発症したため緊急手術を受けていたと報道された。
- ↑ 改札を出入りせず複数の会社線を乗り継ぐこと。
- ↑ TBS系列で毎週金曜午後10時より放映。ジャニーズ系の男性アイドルユニット「KAT-TUN」の元メンバーである田中聖が主演を務めた。
- ↑ 2003年頃から始まったとされる、インターネットの普及に伴う鉄道情報の近接化および広汎化などを背景にした現象。なお第1次ブームは蒸気機関車の引退を背景として1967~1972年に、第2次ブームは相次ぐ鉄道関連本の出版を背景として1978~1988年に起こったとされる。
- ↑ 但し鉄子という言葉自体はかつて白泉社の青年誌「ヤングアニマル」や「ヤングアニマル嵐」に連載されていた山口よしのぶの漫画『名物!たびてつ友の会』の単行本に掲載されていた読者からの手紙を紹介するページに登場していることから、1990年代には既にあったとされている。
- ↑ 本誌掲載時。