174話『過多たたき』

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174話『過多たたき』(かたたたき)[編集]

タイトルは西條八十作詞、中山晋平作曲の童謡『肩たたき』より。

作品情報[編集]

2009年3月18日発売、週刊少年マガジン16号に掲載。

欄外[編集]

卒業シーズンも二のへ組には関わりないようです‥‥?[編集]

かってに改蔵』では、主要登場人物は高校二年生であり、毎 年、卒業・進学シーズンに名取羽美卒業・進学に触れて、スルーまたは排除されたり、泊亜留美が一人だけ普通に進学を続け、初登場が中学三年生で、最後には主人公たちの学年を追い越すという現象が起こるなど、毎年の定番ネタであった。
しかしさよなら絶望先生では最初の数年触れただけで最近はほとんど触れられない。

P50(単行本追加ページ)[編集]

扉絵[編集]

カジノのディーラーを務める糸色倫。カード(ハートのQ)も倫のシルエットになっている。
ベットのイラストは皇帝ペンギンの模様に。座る者は左からさのすけ、糸色チル、きよ彦、「イロイロ削られたナニか(・3・)」。
ちなみに、今話は単行本化前にすでにアニメ化されているため、一足先に扉絵が公開された形となる。

P51[編集]

P52[編集]

P53[編集]

5コマ目[編集]

テレビ「爆笑 エンタの カーペット」[編集]

お笑いテレビ番組のタイトル、日本テレビ系「エンタの神様」とフジテレビ系「爆笑レッドカーペット」を組み合わせたもの。 カーペットのキャラクターはゲゲゲの鬼太郎の妖怪一反もめん

6コマ目[編集]

湯のみ茶碗「変!」[編集]

当作品頻出のネタ。毎年12月12日の漢字の日に京都・清水寺の森清範貫主が舞台上で揮毫する形で発表される、今年の漢字より。2008年を代表する漢字として「変」が選ばれた。
漢字にエクスクラメーションマークがついているのは公益法人として不適切な運営が表面化した財団法人・日本漢字能力検定協会が変だということだろうか?
実際に問題が発覚してから1か月経つがいまだに理事長の会見も開かれていない…。

P54[編集]

小森霧の全身絵[編集]

飲み物「ブルジョア[編集]

当作品頻出の飲料。詳細は該当項目参照。

1コマ目[編集]

テレビ「爆笑キヨヒコナイト[編集]

テレビ「おもしろMAEDAショー」[編集]

3コマ目[編集]

糸色望「感動のフィナーレとか銘打たれると もう感動できなくなってしまったり!」[編集]

日本テレビで毎年夏に放送される24時間テレビの番組ラストを飾る定番フレーズ。
最近では、各テレビ局のドラマの最終回でも必ずと言っていいほど付けられている。

4コマ目[編集]

糸色望「普通の市民にプロを付けると ご近所付き合いしてもらえなくなったり!」[編集]

プロ市民とは、いわゆる「市民活動」を専門的に扱う人たちのことを揶揄したネットスラングのこと。
プロ市民と呼ばれる人たちは、一般人のふりをして集会を開催したり署名を集めたりデモ行動を起こしたりしている。活動の対象となる事象は様々であるが、おおむね道路建設や大規模開発といった国や自治体が主導する事業全般、大企業の製品などに対する抗議行動などがあげられ、抗議行動の対象が多くの人々にとって有益である場合には批判されやすい。また、その行動の原動力については、場合によってはスポンサーなどから金銭を得ていたり、特定の団体から何らかの利益を受けて動いているとされ、「平和を唱えながら平和に反する国を支持する団体」「人権を掲げながら反対するヒトの人権は無視する団体」「環境を掲げながら日本の環境に悪影響を与えている国々は批判しない団体」などがある。
そもそも普通の生活をしている一般人からすれば、常日頃からそのような活動にばかり精を出しているような時間的余力・経済的余力などなかなかないのが実情であろう。
つまり、ご近所から見てみればあまり巻き込まれたくない活動であることが多く、ご近所付き合いをご遠慮願いたい対象になっているということ。

5コマ目[編集]

糸色望「国家に地上の楽園とか付けると もう絶対に楽園じゃあない感じ!」[編集]

地上の楽園とは、冷戦下において共産主義陣営を宣伝する目的で北朝鮮を形容した表現のこと。
戦後の混乱期に日本など外国居住の朝鮮系住民が朝鮮半島へと帰還する「帰国事業」の際のキャッチフレーズとしても使われた。彼らは帰国の際には分断された祖国のうち北朝鮮と韓国[1]のどちらかを選択する必要があったが、当時は情報に乏しかったためか日本の(主に左派系)一部政党やマスコミ、知識人たちはソ連を筆頭とした共産主義国を評価していた流れで北朝鮮についても「地上の楽園」と宣伝し帰国を推奨していた。なお、推奨していた政治家やマスコミ、学者たちは訪問した際には賓客として手厚くもてなされていたため、当然の事ながら実態は知らぬ認識であった。
中には、このキャッチフレーズを信じて朝鮮半島に戻ったものの、北朝鮮の過酷な実情に触れ、北から逃げ出す人(脱北者)もいたぐらいに実情とは乖離したキャッチフレーズであった[2]
宣伝の具体的な内容としては、無税[3] 、病院は無料[4]、住民は白い家に住み、配給で毎日肉のスープが食べられる[5]など。実情はご存知の通り。

P55[編集]

4コマ目[編集]

糸色望「全てメディアによる&ruby(プロパガンダ){過剰な宣伝};が生んだ徒花!」[編集]

築地とつく外国の日本料理屋[編集]

世界最大の魚市場である築地は、いまやブランドとして広く世界に知れ渡っており、外国にある日本料理店の名称などにも使われることが多い。
外国の日本料理店に関しては、その味付けが現地人向けにアレンジされていたりすること、日本と同じような食材が入手できず現地調達品で代用されることが多いこと、また日本人ではないアジア系の料理人が日本料理を作っていることがあるなどの複合的な理由で、日本人が食べてみるとビミョーな味になっていることがある。

ネットランキング○位とつくスイーツ[編集]

ネットランキングは、その項目に対するアクセス数(ヒット数)や検索数を元に算定しているようだ。もちろん同一人物が複数回アクセスしてもカウントされる(そうならないようにすることも可能であるが…)ため、ランキングの順位そのものがアテになるかどうかは未知数である。

手作り風とつく餃子[編集]

あくまで「手作り」であって手作りではないのがポイント。
2008年初頭に発生した「中国製ギョーザ中毒事件」で日本たばこ産業(JT)子会社のジェイティフーズが輸入・販売した餃子についても、OEM供給をうけていた日本生活協同組合連合会(生協)が「手作り風餃子」として販売していた。

新感覚とつくRPG[編集]

新感覚さが無い為にフォローでつけたものか、あまりにも突飛な作品に仕上がったので苦肉の策として付けたのかが気になります。
ゲーム以外でもグルメ番組などでもくせがありすぎて一般受けしそうにないものを評する際には「新しい」「独特」などの感想をつけることがままある。

泣けるとつくエロゲ[編集]

恋愛アドベンチャーゲーム(いわゆるエロゲー)に、プレイヤーを感動させ涙を誘うストーリー性を持たせる「泣き」の要素を取り入れた、いわゆる「泣きゲー」のこと。
1990年代末から、Leaf制作「To Heart」のマルチシナリオや、Tactics制作「ONE ~輝く季節へ~」などが製作されてきたが、ONEの製作スタッフによって作られたkey制作の「Kanon」などの商業的成功を受け、業界における一大ムーブメントとなった。
その高いストーリー性が評価され、その設定が取り入れられたアニメの原作(もちろんエッチなシーンは割愛されている)となることが多い。
前述の「Kanon」や「AIR」、「CLANNAD」などは久米田先生のお気に入りらしく、かってに改蔵や本作品中でも何度か取り上げられている。(他にさよなら絶望先生アニメの後番組であった「D.C.II 〜ダ・カーポII〜 」や、シャフト製作の「ef - the latter tale.」も泣きゲーに当たる)
また、66話でもこの事についてネタにしている。

連載が始まった次の週に大人気とつく漫画[編集]

普通に考えると雑誌アンケートの結果反映は最低でも2週間かかるので、週刊連載でのそれはどう考えても読者人気ではないと考えることができる。しかし、週刊少年ジャンプの連載漫画『バクマン。』によると「速報」が発売日の翌日に出るそうなので、まったくあり得ないこととは言い切れないのかも。
他にも「大好評発売中」とつく単行本とか…
ちなみに、クメプロ出身の有村君コミックボンボンで連載した「ゲームソフトをつくろう」の第一話には「メダロットのイマジニアとボンボンがまたもや最強タッグを組んだ!」というあおり文句があった。
勿論、このあおり文句を考えたのはこーたこと有村君ではなく、当時のボンボン編集部である。

野菜ソムリエとつく女優[編集]

女優では数名の該当者がいるが、有名なところでは小沢真珠、長谷川理恵などが野菜ソムリエ(正式名称:ベジタブル&フルーツマイスター)の資格を取得している。

21世紀の裕次郎とつく役者[編集]

石原プロ主催のオーディション『オロナミンC「1億人の心をつかむ男」新人発掘オーディション~21世紀の石原裕次郎を探せ!~』でグランプリを獲得した俳優の徳重聡のこと。
かつて石原裕次郎が主演した映画『太陽の季節』のテレビドラマ化の際には滝沢秀明に、『黒部の太陽』の舞台版では中村獅童に主役の座を取られる等、現在の芸能活動はかなり微妙。

シリーズ最高傑作とつく海外ドラマ[編集]

大抵は最新シリーズが最高傑作ということになっている。

全米No.1とつく映画[編集]

「全米No.1」「全米が泣いた」などはアメリカ映画の宣伝に多用されるセリフ。
年間でナンバーワンならまだわかるが、集計期間が短い[6]でナンバーワンでも、映画業界的にはともかく一般客にとっては見て面白い作品なのかどうかはわからないと思われる。

安心とつく消費者金融[編集]

かつて消費者金融といえば高金利、厳しい取立てという悪いイメージが付き物だったが、最近では女性タレントを起用したCMによりそれを払拭しようとしており、安心して利用できるというイメージを確立させようとしているようだ。しかし、実際には消費者金融におけるトラブルは枚挙に暇がない。「安心」という肩書きで通るようになったのは、一時期のテレビCMによる大量広告の効果に過ぎない。

庶民派とつく政治家[編集]

政治に金がかかる現実がある以上、有名人か、何らかのバックを持つ人でないと政治家にはなりにくい。「庶民派」というのはたいていマスコミのヨイショか、有権者受けを狙った宣伝コピーかいずれかである。

セレブとつく鼻紙は良い[編集]

ネピアから発売されているティッシュ「鼻セレブ」シリーズ。
パッケージ写真は動物の子供であり、その中にはコウテイペンギンの雛もある。本作ファンは必買です。

P56[編集]

1コマ目[編集]

本「おもしろまんが さよなら絶望先生 第十七集[編集]

戦前などにみられた漫画は社会風刺などが主であり、子供向けの娯楽作品としてのマンガはごく少なかった(1930年代には講談社の『少年倶楽部』などが存在したが高価な本であり、一般の子供向け娯楽はもっぱら紙芝居と絵本が担っていた)。このため、戦後間もなくに描かれた子供向けのストーリー性のあるマンガに対しては「おもしろまんが」というサブタイトルが銘打たれていた。実際に昭和30年ごろには『集英社おもしろまんが文庫』シリーズというものが刊行されていたようだ。
子供向けのマンガ週刊誌として講談社から『週刊少年マガジン』、小学館から『週刊少年サンデー』が発行されたのは1959年。

P57[編集]

1コマ目[編集]

看板「過多がきの多い料理店」[編集]

今回のテーマ「過多」と宮沢賢治の童話「注文の多い料理店」を合わせたもの。

看板「当店はブランチで紹介されました!」[編集]

TBS系で土曜昼に放映されている若者向け情報番組「王様のブランチ」のこと。グルメ特集には力を入れている。
ブランチリポーターと呼ばれる女の子2人が毎回のテーマに沿った店を紹介する「グルメガイド」というコーナーがある。

2コマ目[編集]

貼り紙「はな金データランドで紹介され大反響!!!」[編集]

「はなきんデータランド」は、1989年から1996年までテレビ朝日系列で毎週金曜日の夕方に放送されていたバラエティー番組のこと。
ニュースステーション金曜版の終了と前後して、そのスピンオフ番組として作られた。音楽番組のヒットチャートランキングの概念を取り入れ、毎週さまざまなテーマでものごとをランキング形式で紹介するスタイルを確立し、人気を博した。このスタイルは「ランク王国」などのフォロワーを生み出した。

貼り紙「Tokyo Worker」[編集]

『東京ウォーカー』は角川書店グループが発行する情報雑誌。
東京を中心とした首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)のデートスポットやグルメに関する情報と映画・音楽など最新トレンド情報などを網羅している。
貼り紙では「walker(歩く人)」ではなく「worker(働く人)」となっている。

貼り紙「『めざヨン』で紹介されました。」[編集]

フジテレビ系で放映されている早朝の情報番組「めざにゅ〜」と日本テレビ系で放映されている早朝の情報番組「おはよん Oha!4 NEWS LIVE」を組み合わせたもの。

貼り紙「Tokyo 一瞬間」[編集]

『TOKYO☆1週間』は講談社が発行する情報雑誌。こちらも東京を中心とした首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)のデートスポットやグルメに関する情報と映画・音楽など最新トレンド情報などを網羅している。

貼り紙「Nan Nan」[編集]

女性向け情報誌「non-no(ノンノ)」と「an an(アンアン)」を掛け合わせたもの。

貼り紙「夏目友人張の」[編集]

「張」→「帳」の誤り。

2009年第3回声優アワードにおいて、糸色望役の声優神谷浩史が『夏目友人帳』などの演技を評価され主演男優賞を受賞したことから。
なお、このことは巻末コメントでも触れられている。

貼り紙「当店がアニメに出ました」(単行本追加項目)[編集]

2009年8月17日の単行本の発売より前に、アニメ第三期懺・第05話にてアニメ化(最速放映は2009年8月1日のtvkにて)されたことから。
なお、扉絵は単行本用に用意されたものが使用されていたが、単行本追加ページはアニメ化されなかった。

P58[編集]

6コマ目[編集]

カード「伝説の」[編集]

伝説とは言葉本来の意味は「語り伝えられているもの」といった程度だが、RPGやアニメ などの影響で「とてもすばらしいもの」といった意味にすげ変わっている。

カード「アジアの」[編集]

該当例多数だが、当作品的に最も馴染みがあるものと言えば、神谷浩史の「アジア一の声優」か。
サッカー関連では元日本代表の高木琢也は「アジアの大砲」と呼ばれた。 野球関連では88年に読売ジャイアンツの呂明賜(ろ めいし)がデビュー間もない頃は本塁打を 量産していたため「アジアの大砲」とよばれてたがその後研究されぱっとしなくなった。

余談であるが、日本や中国ではもっぱら世界を志向しており、アジア内での評価をあまり気にしないためか、「アジアの」という肩書きは隣国が好んで用いるようである。

カード「超」[編集]

かつては、新幹線などを指す「夢の超特急」や「超伝導 (superconductor)」「超音波 (supersonic wave)」「超音速 (supersonic speed)」などの専門用語(super-やhyperの訳語)などに用いられていたが、1980年代後半から少年少女を中心に、スラングとして名詞だけでなく形容詞・動詞などに単純な強意を付加する用法が流行した。
書籍では野口悠紀雄の『「超」整理法』『「超」勉強法』などが有名。

カード「魅惑の」[編集]

その魅力によって人の心をひきつけて理性を失わせてしまうという意味ですが…。

カード「昭和の爆笑王」[編集]

初代林家三平の通称。2009年春に息子のいっ平が二代目を襲名予定。
ちなみに『水戸黄門』のうっかり八兵衛役も「ちゃっかり八兵衛」として襲名予定。

カード「本場が認めた」[編集]

まずどこが本場であるか、という議論の余地があり、また日本人受けするものは日本人向けにアレンジがされているものが多いので、必ずしも本場で認められたものが日本人に受け入れられるかは分からない。

P59[編集]

1コマ目[編集]

カード「時代の寵児」[編集]

その時代の風潮に合った才能を発揮して成功し、人々にもてはやされる人。(大辞泉)
「一世を風靡した人物」と言い換えることもできる。
ここで取り上げたのは、かつてそう言われながらも転落した人物が顕著な事例から一種のNGワードとしてとらえていると思われる。
例としては、証券取引法違反容疑で逮捕された元ライブドア社長の堀江貴文や、詐欺容疑で逮捕されたアーティストの小室哲哉等が挙げられる。

5コマ目[編集]

カード「さすが」[編集]

カード「夢の」[編集]

カード「魅惑の」[編集]

カード「愛と青春の」[編集]

最も有名な例は映画『愛と青春の旅立ち』ですが、原題は『An Officer and a Gentleman』で、内容も海軍士官学校での厳しく過酷な青春群像劇だったりします(ラストシーンのみ和題のニュアンスに合っている感です)。
この模倣でか、『姿三四郎』のテレビドラマ版にも「愛と青春のドラマスペシャル』と、ややベタで重荷な過多書きが付いていました。

カード「超」[編集]

カード「アジアンビューティ」[編集]

主に若い東洋人女優などの美しさを表すために利用されるメディアによる造語。
一例としては、花王のヘアケアブランドのイメージキャラクターにつけられている。

8コマ目[編集]

カード「冷(?)」「情熱の」[編集]

辻仁成と江國香織による恋愛小説及び映画「冷静と情熱のあいだ」。

カード「さもしい」[編集]

麻生太郎首相の「高額所得者が定額給付金を受け取るのはさもしい」との発言から。

カード「さしすせソイ」[編集]

この話の掲載号の発売1週間前に更新された、さよなら絶望放送第79回にて、新谷良子が「料理のさしすせその「そ」はなんのこと?」と聞かれた際の回答、「さしすせソルト」+「大豆(英語でsoy)」から。
相変わらず、仕事が早いです。

最初の回答が「家にさしすせソルトってある」と言う理由で「ソルト(塩)」。
次の答がなぜか「大豆」で、それを聞いた神谷浩史が「ソイ!?」「ソイソース(soy sauce)は醤油だろ!」とフォローしつつもツッコんでいた。
塩(し)も醤油(せ)もすでに出てるのに……。

カード「最終兵器」[編集]

高橋しんの漫画「最終兵器彼女」からか?

カード「奇行師貴公子」[編集]

奇行とは、普通の人のしない、風変わりな行動のこと。
貴公子とは、容貌や風采がすぐれ、気品のある青年のこと。スポーツ関連で用いられることが多く、F1レーサーのアイルトン・セナは「音速の貴公子」、競走馬のテンポイントは「流星の貴公子」、プロレスラーの三沢光春は「エルボーの貴公子」など。
外見は貴公子然としているが、内面は風変わりな点がある人物を表す際に用いられる。

カード「哀 戦士」[編集]

機動戦士ガンダム劇場版第2作のサブタイトル「哀・戦士編」より。

カード「F[編集]

当該項目参照。

10コマ目[編集]

貼り紙「かたがきのテーマパークや ひこまろ」[編集]

タレントの彦摩呂がグルメレポーターの際に発する「○○の△△や!」という表現方法より。

P60[編集]

1コマ目[編集]

カード「ハイパーメディアクリエイター」[編集]

2009年1月に女優の沢尻エリカと結婚した映像作家・DJの高城剛の昔の肩書き。自分でもキツいと感じていたかは不明だが、現在は映像作家・DJで統一されている。ハッピーメディアクリエイターと称していたこともあった。実際に名乗っていた90年代はあのマイナーゲーム機の3DOのソフトプロデュースに参加し、「高城剛の仕業 その*」として名を連ねていたのも今や遠い遠い話である。
高城氏率いるフューチャー・パイレーツが手がけた『チキチキマシン猛レース ケンケンとブラック大魔王のイジワル大作戦』『チキチキマシン猛レース2 イン・スペース』『マカロニほうれん荘インタラクティブ[7]』『モンタナ・ジョーンズ』は、ゲームというよりはCGのストーリーをコントローラー操作で視聴するコンテンツを主体とするソフトで、3DOの販売促進に貢献した話は寡聞にして皆無であった。

7コマ目[編集]

スポーツ選手卓[編集]

テーブルの上に置かれているボールの置物は、フジテレビ系のバレーボールマスコット「バボちゃん」。

P61[編集]

1コマ目[編集]

カード「美白のロベカル」[編集]

プロサッカーの根本裕一選手のこと。ロベカルとは元ブラジル代表のロベルト・カルロス選手の略称で、ポジションやフリーキックが得意という共通点と、根本選手が色白であることからこう呼ばれるようになった。 現在は北信越リーグ・ツェーゲン金沢に所属している。

カード「松坂二世」[編集]

松坂大輔(横浜高→西武ライオンズ→現・ボストンレッドソックス)の登場以降に、抜群の実力を持つ速球派高校生ピッチャーが登場すると、「松坂二世」と形容される。過去には、涌井秀章(横浜高→埼玉西武ライオンズ)、田中将大(駒大苫小牧→東北楽天ゴールデンイーグルス)、ダルビッシュ有(東北高→北海道日本ハムファイターズ)などがこう呼ばれた。
松坂の登場以前の高校生ピッチャーは「桑田二世」、さらにその前は「江川二世」「江夏二世」などと表現されていた。

カード「和製ベッカム」[編集]

ベッカムとは、サッカーのイングランド代表であるデイビッド・ベッカム選手のこと。正確なクロスボールと芸術的なフリーキックが持ち味で、彼のような特徴を持つ日本人選手にメディアなどが与えるキャッチコピーの一種。優れた存在の引き合いとして、欧米人を目標にしたがる日本人の性分でもあります。
アベッカムとも呼ばれた日本代表で浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)所属の阿部勇樹選手がその代表格。

カード「●●姫」[編集]

かわいらしい容姿の女子スポーツ選手がこのように形容されることがある。
バレーボールの菅山かおる選手の「かおる姫」、関西独立リーグ・神戸9クルーズの吉田えり投手の「ナックル姫」とか。

カード「○○王子」[編集]

2006~2007年頃に活躍した男子高校生スポーツ選手に対して、なぜかマスコミが「王子」というニックネームをつけることがあった。
早稲田実業高(当時)の斎藤佑樹投手は、折りたたんだハンカチで汗を拭う仕草から「ハンカチ王子」と呼ばれ、またその影響なのだろうか、杉並学園高(現在はプロゴルファー)の石川遼選手は日本ツアー最年少優勝を決めた大会での実況アナウンサーの一言で「ハニカミ王子」と呼ばれるハメになった。ハンカチとハニカミとで語呂がよかったからなのだろうか、本人がはにかんでいるかどうかは…


そういえば昔、「下ネタ王子」と呼ばれた漫画家の先生がいらっしゃいましたっけ。

4コマ目[編集]

カード「夢大将」[編集]

久米田先生の自虐ネタ。『太陽の戦士ポカポカ』の連載を開始した際のキャッチコピーが「下ネタ王子から夢大将’96」であったことから。

カード「シニカルギャグの金字塔」[編集]

雑誌等で『さよなら絶望先生』が紹介される場合、「週刊少年マガジンで連載されているシニカルギャグ漫画」となっている場合が多い。

カード「アキバ系」[編集]

桃井はるこやAKB48といったアイドルは、よくこの過多書きを付けられる。
もともと『アキバ系』は、1990年代後半にパソコンやインターネットを使いこなす人達のことを指した言葉であったのだが、2000年代からの秋葉原の変貌や『電車男』のヒットも影響してか、アニメやコスプレなどのサブカルチャーに熱中する人達のことを指す言葉となった。「オタク」という単語が成立当初からやや侮辱的な意味合いを持っていたことへの反駁なのかもしれない。

カード「社会派」[編集]

社会性のある題材を扱った作品や、その作品を書いた作家はこう言われることがある(特に、東野圭吾や宮部みゆきなどといった推理小説家がこう呼ばれることが多い)。
久米田先生も『かってに改蔵』の頃から指摘しているように、「笑い」を追求してきた作家やコメディアンが年齢とキャリアを重ねるにつれ笑いから離れていく先例は数多い。
『かってに改蔵』後期や『さよなら絶望先生』も、現代社会や国際政治に関する皮肉や批判を作品中に入れているため、(どちらかといえば)社会派的側面も持つ作品ではあるが、『改蔵』では第239話で改蔵が地丹にこの過多書きを言われた際「ギャグまんがが説教臭くなったらおしまいなのだ!!先人たちの反面教師が活かされていない!!」と発言しており、また『絶望先生』では136話で、風浦可符香にこの過多書きを言われた際「やめてください社会派とか言うの!ギャグ漫画には悪口ですよそれ!」と発言している。

カード「ニューカマーコメディー」[編集]

7コマ目[編集]

カード「鹿鳴館」[編集]

鹿鳴館は、1883年に明治政府によって建てられた迎賓館のこと。
明治以降の日本の欧化政策の象徴として(良くも悪くも)用いられるほか、やや時代がかった洋風建築を想起させる惹句としても用いられる。のち華族会館から保険会社に払い下げられ、1940年に取り壊された。
ここでは、後の事例ともども高級な洋風建築を演出する語句の例として使われている。

カード「クリスタルシャトー」[編集]

シャトーとは、フランス語で「城」のこと(栽培から醸造まで一括で行うワイナリーを指すことも)。
賃貸住宅にはちょっと大きすぎる肩書き。

カード「グランドパレス」[編集]

直訳すると「雄大な宮殿」。これも賃貸住宅には大きすぎる肩書きといえる。
日本国内にはこれをもじったのか「グランパレス」と言う名の賃貸住宅が全国に存在する。

カード「レジデンス」[編集]

レジデンス(residence)は居住地、住宅を表す英語。
最近では東京都内などを中心に高級高層マンションなどを気取ってレジデンスと呼ぶことが多い。有名どころでは、六本木ヒルズ内の高級賃貸マンション「六本木ヒルズレジデンス」など。ちなみに六本木ヒルズレジデンスの家賃は、最も安い部屋(1LDK、15坪)で400,000円、最高級(地上42階43階、4LDK+S、110坪)では5,200,000円とのこと。

カード「ヴェルサイユ」[編集]

世界遺産でもあるフランスのヴェルサイユ宮殿より。
フジテレビ所属の女子アナウンサー森本さやかはその宝塚女優顔負けのスタイルから「ベルサイユさやか」というキャラを演じていたことがある。

9コマ目[編集]

カード「ペパーダイン大学卒」[編集]

元民主党所属衆議院議員の「古賀潤一郎」。
「ペパーダイン大学卒」と学歴詐称していたとして話題になった。「ディプロマミル」と呼ばれる学歴(過多書き)を買う組織である。

カード「十五代塾長」[編集]

2004年に週刊少年サンデーに連載された川久保栄治の「怪奇千万!十五郎」の主人公八雲十五郎の肩書きである「八雲蘭学塾十五代塾長」からか?

カード「IQ 400」[編集]

知能指数(Intelligence Quotient)を示す指標。
実際に計測されたデータでは228が最高値というが、漫画の世界ではキャラの特性付けでしばしば過剰に用いられる。
主な例では『金田一少年の事件簿』の金田一一はIQ180、『まじっく快斗』の黒羽快斗と『ジョジョの奇妙な冒険(第2部)』のカーズはIQ400、『仮面ライダー』の本郷猛はIQ600だったりする。

カード「暗殺拳の達人」[編集]

基本的に暗殺拳、暗殺、暗器等は伏せられているからこそ価値があるのであって、それを誇示されているものに誇示されている意味、効果は無いと思われる。
ちなみに望先生は絶望拳の継承者だとかそうでないとか。 坪内砂丹も暗殺拳を使える。

カード「ビッグ3 CEO」[編集]

「ビッグ3」は、特定の分野で頂点に位置する3つを総称する言葉だが、「CEO」と付いているのでおそらくアメリカ自動車メーカーのビッグ3「ゼネラルモータース」「フォードモーター」「クライスラー」のこと。

P62[編集]

1コマ目[編集]

カード「ビッグバン」[編集]

東京時代の日本ハムファイターズが「ビッグバン打線」と名乗っていた時期があり、その打線の破壊力で何度か優勝争いするも、投手陣が壊滅していたため息切れし優勝できなかった。
現在もその名残から日ハム打線をこう呼ぶこともあるが、実際にはメンバーは完全に入れ替わっており[8]、全盛期とは逆に貧弱な打線を強力な投手陣で補っている状況で到底「ビッグバン」と呼べる内容ではなくなってしまっている。

9コマ目[編集]

糸色望「ビッグマグナム黒岩先生は聞いたことあるけど」[編集]

1982年に漫画アクションで連載された新田たつおの漫画『ビッグマグナム黒岩先生』から。
拳銃所持許可を持つ文部省特別第一指導教育課の教師・黒岩鉄夫が、不良生徒にマグナム弾を発砲して暴力教室に立ち向かう物語なので、こちらは妥当な過多書きではあるが、作中では普通に苗字だけで呼ばれていた。

欄外[編集]

〝さよなら〝も過多書きなんじゃ‥‥っていうツッコミは内緒です。[編集]

台湾版、香港版の「さよなら絶望先生」のタイトルは「絶望先生」(「再見」はつかない) これをもじった可能性もある。

P63(単行本追加ページ)[編集]

ビッグバン先生の主題歌。
今話は単行本化前にすでにアニメ化されたが、もしも、単行本化の後にアニメ化されていたら、神谷浩史がこの歌を歌うことになったのだろうか……。

龍輪直征副監督はさよなら絶望放送第102回に「アニメが間に合っていればオープニングを差し替えたんですが」とコメントをよせており、かなり乗り気だったようだ。

第1刷では、ネームが「ビッグバン」でなく、「ビックバン」である(書き文字は「ビッグバン」)。

義務[編集]

今話の常月まとい[編集]

P56の6,7コマ目[編集]

P57の1コマ目,全身絵[編集]

今話のパンチラ[編集]

P60の7コマ目[編集]

今話の皇帝ペンギン[編集]

P58の1,6コマ目,糸色倫の全身絵[編集]

P59の1,3,5,8,11コマ目[編集]

P60の1,6コマ目[編集]

P61の1,4,7,9コマ目[編集]

P62の1コマ目[編集]

今話のさのすけ[編集]

P56の5コマ目[編集]

今話の櫻井よしこ女史[編集]

P58の4,9コマ目[編集]

今話の天下り様[編集]

今話のコウノトリと赤ちゃん[編集]

P54の2コマ目[編集]

今話の棒犬[編集]

P53の6コマ目[編集]

今話の黒い涙[編集]

今話の麻生太郎氏[編集]

P59の3コマ目[編集]

今話の安倍晋三氏[編集]

今話の石破茂氏[編集]

P59の3コマ目[編集]

今話のAAA[編集]

今話のきよ彦[編集]

P54の1コマ目[編集]

今話の神シール[編集]

P53の6コマ目[編集]

今話の闇の目 [編集]

今話の娘々[編集]

P59の4コマ目[編集]

今話の面白シール[編集]

P61の3コマ目[編集]

今話の漫画界が平和でありますように[編集]

P55の3コマ目[編集]

今話のせんとくん[編集]

今話のイロイロ削られたナニか(・3・)[編集]

P57の1コマ目[編集]

今話の文化庁[編集]

P55の6コマ目[編集]

今話の草彅剛[編集]

かゆいところ[編集]

週刊少年マガジン50周年記念コメント 100周年へのはじめの一言[編集]

50周年おめでとうございます。100周年に生きていないんだろうなぁ自分。

今号のマガジン表紙は50周年記念で全連載作品が看板作『はじめの一歩』のコスで集合。
本作の糸色望と『もう、しませんから。』の西本英雄先生もファイティングポーズをとっていますが、すでに顔が腫れています。


174話『過多たたき』~
173話『こんにちはご起源いかが』175話『終われない事実』

コメント欄[編集]

掲示板もあります。 絶望先生掲示板
Wikiの内容に関するチョットした事は↓のコメントへどうぞ。

  • 日塔奈美って幼稚園の頃から普通だったんだから、中学の時おもしろ人間だったってのも自称なんだろうなぁ。 -- かめまる &new{2009-03-18 (水) 16:45:48};
  • さしすせそイがどうして来ているんでしょうか‥‥、先週放送なのに -- &new{2009-03-18 (水) 18:42:21};
  • 久米田先生、絶望先生がサブキャラクター扱いであることをどう思ってるんでしょうか? -- &new{2009-03-18 (水) 19:14:18};
  • 漫画界でIQ400といえば、怪盗キッドかJOJO第二部のカーズでしょうかね。

現実では隣国の大統領候補が、自分のIQを430だと言っていましたが(笑)。 -- &new{2009-03-19 (木) 01:01:35};

  • 時代の寵児ってホリエモンじゃねぇのかな? -- &new{2009-03-19 (木) 13:04:02};
  • 『よじっちゃお』実現したwww -- &new{2009-03-19 (木) 16:12:15};
  • P7の2コマ目「nan nan」は「CanCam」からでしょうね。「街でウワサの店」の下に「ひく」があるのは狙ってるのかも。

左端には「夏目友人帳の」のパロ?みたいなものが見えます。
それから「ブルジョア」って、ジョアの他にブルガリアヨーグルトともかけているのでは。 -- &new{2009-03-19 (木) 22:58:53};

  • ↑「Nan Nan」は「an an」と「Non-no」の合成では? 当時これら雑誌を好んで読んでいた人はアンノン族とか呼ばれてたような(いまでいう「スイーツ(笑)」のこと。) -- &new{2009-03-21 (土) 02:07:10};
  • 全く過多書きが無い漫画で武富健治の『鈴木先生』があります。シンプルながら過多書きのつけようが無い正解です。アニメでは『∀ガンダム』も。 -- &new{2009-03-24 (火) 20:24:45};
  • 追加ページのテーマ曲、アニメで聞きたかったなぁ…。DVDで追加希望! -- &new{2009-08-17 (月) 22:26:02};
  • 単行本、まといの全身絵のあるページ、5コマ目に、「懺 -- &new{2009-08-20 (木) 16:07:21};
  • ↑失礼。4コマ目に「懺五話」の張り紙追加です。 -- &new{2009-08-20 (木) 16:08:08};
  • ↑×8 小室 哲哉さんではないですか? -- &new{2009-08-20 (木) 20:39:07};
  • 10ページ目の9コマ目のあびる、飛んでる?杉田さんの設定? -- strigon2 &new{2009-08-27 (木) 23:00:19};
  • 追加ページの歌、頭の中で水木一郎が熱唱してた。さすがに、アニメなったらそこまではいかないか… -- さいの &new{2010-01-13 (水) 21:02:21};
  • 『ロックマンゼロ』では規定タイムよりも大幅に早くクリアすると「ハヤテ」という不名誉な過多書きがついてしまいます…………… -- &new{2010-12-25 (土) 23:35:51};
  • ポケモンB2・W2の攻略本の最終ページに小学館のポケモン漫画の単行本の宣伝が載っているが、あの悪名高いリバーストに「最新第5巻好評発売中!」だの「週刊少年サンデー大人気連載中!」だの・・・・ -- &new{2012-07-03 (火) 23:44:06};
  1. comment
  1. 北側の呼称では「南朝鮮」という。逆に韓国側は北を「北韓」と呼ぶ。
  2. ちなみに、帰国者の多くは「日本帰り」として差別された。
  3. 基本的に生産物は全部国に収められるため、税金は無いとも言える。
  4. 食事、医療機器は患者が用意する。
  5. 食料完全自給も謳っていたが、その恩恵を受けられたのは権力に近いごく一部の人だけであったようである。
  6. 場合によっては2日程度のデータだったりする。
  7. 何故か吉本興業や電通も参加しており、吉本芸人たちが声優を務めた点はレアであるが、内容は二の次になるのも企画モノが嵌まりやすい定番であった。
  8. 雑誌掲載段階で日ハムに残っているメンバーは金子誠のみ。さらに金子はいわゆる「守備の人」タイプの選手である。