194話『終われぬ夏を抱いて』

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193話『神さんが流されてきた』195話『個性肝要記』

194話『終われぬ夏を抱いて』(おわれぬなつをだいて)[編集]

タイトルは野沢尚の小説『眠れぬ夜を抱いて』より。

作品情報[編集]

2009年9月2日発売、週刊少年マガジン40号に掲載。

P50(単行本追加ページ)[編集]

扉絵[編集]

敬礼する兵士姿の常月まとい

P51[編集]

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

生徒の夏を終わらせるため先生の旅は続いています‥‥![編集]

P52[編集]

6コマ目[編集]

常月まとい「彼に夏休みを終了させるには 上官であるところの先生の命令解除が必要です」[編集]

以下
終戦後も任務解除命令が届かず、フィリピンで諜報・ゲリラ活動を続けた小野田寛郎がモデルのエピソード。

P53[編集]

5,6コマ目[編集]

[[糸色望「何で皆さん旧日本兵みたくなってんですか」<br /]]「・・・・皆 夏休みが終わった事を理解できないでいるのです」[編集]

日露戦争以来負け戦経験の無かった旧日本軍では絶望的戦況下においても帝都でクーデター未遂[1]が起きるぐらい、当時の一兵卒単位の日本兵にとってさえ「(日本軍としての)戦争終了」という事実は受け入れがたいことであった。そもそも、前線にいる兵にとっては、敵軍の欺瞞工作であるかという可能性もあってか(と言うか、脳内でそう判断したのも含む)、「戦争終了」を無かったこととして、独自に戦闘を続けている者が続出するのは当然であった。
もっとも、情報伝達が遅かった近代までの戦争では南北戦争のように終戦協定から1ヵ月後に前線で激戦が繰り広げられたことも普通だった。

[[ちなみに2のへ組メンバーの場合、「脳内」で勝手に「夏休みの終わりを受け入れない」ことにより、「終わらない夏休み」を勝手に作り出しているだけなので都合が良すぎではあるが、実際の日系ブラジル移民の間でも日本の敗戦を信じない「勝ち組」と信じた「負け組」、敗戦の情報を得た現地人との間で暴力沙汰を含むトラブルが起きたり、戦後に訪日して「日本が勝ったから発展した」と思い込んで失笑を買ってしまったケースなどもあり、事実を思考で認識する人間ならではの悲哀ともいえる<ref]]の絶筆作『グリンゴ』でも、戦前に入植して以来、1980年代になっても終戦を知らぬまま戦時体制を維持している南米の日本人村落が登場する。</ref>。

P54[編集]

1コマ目[編集]

青山が持っている棒[編集]

ダウジングのこと。
木や竹でできた棒や針金あるいは振り子などを用いて地下水や貴金属の鉱脈など隠れた物を探索する方法。このような試みは洋の東西を問わず数千年前から存在していたが、広く世界中に知れ渡るようになったのは、1960年代末に、「アメリカ軍がベトナム戦争で地雷の探知に使用したところ地雷による犠牲者が飛躍的に減少した」というニュースがニューヨーク・タイムズ紙に取り上げられたことがきっかけ(⇒★>http)。
しかしながら、科学的な検証を経た成功例は報告されていない。

7コマ目[編集]

関内・マリア・太郎の後ろの人影[編集]

前作「かってに改蔵」のサブ・キャラクター、坪内地丹

8コマ目[編集]

関内・マリア・太郎「終了してることを気付かないまま 密林に潜み戦い続けている者たちが」[編集]

何十年とかいうのはマスコミで報道されてしまうほど珍しいが、1945年以降も、数年ほど密林にこもっていた日本兵は南方に数多くいた。敵軍からの「戦争終了」勧告が通じるはずもなく、元上官や日本人家族などの協力も経て、ようやっと投降、武装解除という流れに持っていった。アナタハン事件もそうした状況下で起きた悲劇でもある。
また『ビルマの竪琴』などでもあるように、指揮系統の崩壊などで命令が伝わらぬまま「脳内で」戦争終了を気付かず「持久玉砕[2]」の言命を守り、各地に立てこもる兵士もいて、1945年8月15日以降も一部地域的にはまったく戦争が止む方向に持っていけない状態が続いていた。
中でも、米軍との戦場になった沖縄では1945年6月25日に戦闘終了の大本営発表が出たにも関わらず[3]、持久玉砕の命令を厳守したまま疑心暗鬼に駆られた一部の日本海軍守備隊は同年9月まで独断行動を続け、投降しようとした者や無関係の非戦闘員までもスパイもしくは利敵行為の容疑があるとみなして軍法手続を経ずに独断処刑した「久米島住民虐殺事件」は酸鼻な蛮行として語り継がれている。

11コマ目[編集]

関内・マリア・太郎「バブルは終わったゾー!」[編集]

高度経済成長がきっかけで起こった日本の経済バブルが崩壊したこと。

P55[編集]

1コマ目[編集]

ボディコン女性[編集]

ボディコン(ボディコンシャス)は1980年代のバブル期以降に流行したファッション。

ポスター「就職戦線異状ナシ」[編集]

1991年公開の映画『就職戦線異状なし』。バブル期の売り手市場を描いた作品。

ポスター「愛しあってるか~い」[編集]

1989年のフジテレビ系列・月9ドラマ『愛しあってるかい!』より、陣内孝則演じる日色一平の「愛しあってるかーい?」というセリフ。

張り紙「お立」[編集]

バブル期に流行したディスコのお立ち台のこと。

8コマ目[編集]

糸色望「阿部寛とか三上博史とか Wアサノあたりでしょうか」[編集]

Wアサノは浅野ゆう子と浅野温子のこと。
三上博史とWアサノはバブル期のトレンディードラマで活躍した俳優。
阿部寛はバブル期にはモデル活動をしており、トップクラスの人気を博していた。

9コマ目[編集]

宝箱「ファジー」[編集]

ファジーとは英語の“fuzzy”からきたカタカナ英語で、英語同様「あいまいな」「ぼやけた」といった意味で使われる。1990年代に登場した流行語。

P56[編集]

1コマ目[編集]

糸色望常月まといのファッション[編集]

いずれも80年代バブル期に流行したDCブランドより。
パステルカラーを用いた派手めな色使い、肩パットで盛り上げて逆三角形にしたシルエット、ダブルブレストの襟とVゾーンの主張の強さが特徴的。眼鏡やサングラスも太く主張強めのセルロイドフレームが当時の流行だった。

坪内地丹の胸「残」[編集]

8コマ目[編集]

男「一緒に荒川遊園でヤギ触ったしね!!」[編集]

東京都荒川区にある区営遊園地「あらかわ遊園」のこと。
園内のどうぶつ広場でヤギやヒツジに触ることが出来る。

かってに改蔵第213話にも同一のエピソードがあり、同一人物だとしたら、7年も終わりに気付いていないことになる。

10コマ目[編集]

警告書[編集]

P57[編集]

1コマ目[編集]

関内・マリア・太郎「おかみと言う名の上官ナ」[編集]

「おかみ」は漢字で書けば「御上」。
古来日本から、自分より上の公権力を指す言葉(天皇・将軍・大名・奉行など)として用いられてきたが、現在では省庁や政府機関を指して半ば皮肉的に用いられる。
余談ではあるが、良く用いられる「女将」という表記は当て字であり、「御上」という語源からきている。

糸色望「上官に言われて止められればまだいいんですけどね」[編集]

警告書に従わない場合は、公安委員会よりストーカー行為への禁止命令が出され、それにも従わなければ1年以下の懲役もしくは100万円の罰金となる。

2コマ目[編集]

ノートパソコン「98note」[編集]

NECが販売していた独自規格のパソコン「PC-9801/9821」シリーズのノートパソコンの総称。
DOS時代には圧倒的なシェアを誇っていたが、Windows95の登場に前後して国内各社が世界標準のAT互換機規格の低価格PCを販売、一気に普及した事によりシェアを落としはじめ、NECも1997年からAT互換機に徐々に移行。
2003年9月をもって販売を終了した。

4コマ目[編集]

ビル・ゲイツ「ウィンドウズ95 終了!」[編集]

Windows 95は2001年にサポートを終了している。
また、後継OSのWindows 98、Windows Meも2006年にサポートを終了している。

常月まとい「ビスタも終了しとけばいいのに」[編集]

Windows Vistaは、マイクロソフト社が2007年(一部2006年)から販売しているPC用OSの現行バージョン。
しかし、多量のメモリが必要・動作が重い・Windows XPで動作した周辺機器やソフトが一部動作しない・セキュリティを強化しすぎたため警告メッセージが多発する等、あまりの使いにくさと欠点の多さから普及が進まず、2年経ってもWindows XPよりもシェアを伸ばすことができなかった。
その為、動作の軽量化・Windows上からWindows XPを起動可能なXPモードを搭載するなど、複数の機能改善を行った新バージョン Windows7を、2009年10月22日に発売することとなった。 (2017年4月11日をもってサポート終了)

藤吉晴美の全身絵[編集]

イラスト「2009」[編集]

5コマ目[編集]

藤吉晴美「*ュラトが終わるわけがない!」[編集]

1989年から1990年にかけてテレビ東京系列で放送されたTVアニメ『天空戦記シュラト』のこと。当時の女性向け同人誌ジャンルにおいて絶大な人気を誇っていた。
148話では絶滅危惧種として取り上げられた。

8コマ目[編集]

女性「かつて彼女をこの世界に引き込んだ者です」[編集]

前作「かってに改蔵」のサブ・キャラクターの神崎美智子藤吉晴美同様腐女子キャラとして登場していた。詳細は該当項目参照。

P58[編集]

4コマ目[編集]

関内・マリア・太郎「まだ頼られていると思いいつまでも練習に顔を出すOBとか」[編集]

25話でも天下りの例として使われたネタ。

5コマ目[編集]

関内・マリア・太郎「もう味すらないのに いつまでもアイスの棒をかじってるアシスタントとか」[編集]

前田くん。一緒に描かれているのはクメプロのアシスタントか。

6コマ目[編集]

関内・マリア・太郎「お土産屋さんにいつまでも置いてある 昔流行ったTシャツとか」[編集]

Tシャツ「スズエボン」[編集]

サザエさんとバカボンのパパを無断で合体させて作られた、サザエボンのこと。
各地の土産屋で大量の類似品が作られることになったが、裁判沙汰となり、現在は発売元の会社は倒産している。
かってに改蔵第35話でも同様のパロディがあり、ジュンが作成した「すずたん」がある。昔の話です。

Tシャツ「ヒロシです」[編集]

熊本弁を使った話芸が特徴のお笑いタレント「ヒロシ」のこと。
本名は「斉藤健一(さいとう けんいち)」で、この芸名はフリーアナウンサーの生島ヒロシに由来する(たまたま家にあった雑誌の表紙に生島ヒロシが写っていたのがきっかけ)。

Tシャツ「-シー」[編集]

Tシャツから田代まさしと推測され、田代のニックネーム「マーシー」だと思われる。

箱「生キャラメル」[編集]

タレントの田中義剛が経営する「花畑牧場」の名物。

箱「生肉まん」[編集]

箱「生魚棒」[編集]

たまごっち?[編集]

たまごっちは1996年に大ブームとなった携帯デジタルペットゲーム。
この商品の爆発的なヒットにより、後に「デジタルモンスター」といった、たまごっちの性能を上手くアレンジした携帯デジタルペットゲームが開発されるようになった。

箱「ちゃんづけ」[編集]

タレントショップ梅宮辰夫漬物本舗の看板商品「辰ちゃん漬け」。

7コマ目[編集]

関内・マリア・太郎「終了できぬ者たちに絶望シタ!」[編集]

年金貰えると信じてる小学生[編集]

少子高齢化や保険料納付率低下など、年金問題の将来を懸念する声が大きい。
また、これらの問題を受け、年金を税方式による一律支給にしようとする議論もあるが、所得格差がある中での一律支給の不公平感や、年金未納者も受け取れるためにこれまで年金をきちんと納めてきた人が割を食ってしまうなどの問題が生じることが予想されている。
現行でも、年金を半端な期間納めているよりは、まったく納めない方が60歳以上の時点で無収入となることから生活保護を受給しやすいという矛盾点を抱えている。

議席が取れると信じる政党[編集]

2009年5月に、宗教法人・幸福の科学を母体に結党された政党・幸福実現党のこと。
2009年8月30日(日)に行われた第45回衆議院議員選挙に、全小選挙区及び全比例代表区に候補を立て、全政党中最多の337名が出馬。
その中には発明家のドクター中松や漫画家のさとうふみやもいたが、全員が落選した。

ただし、幸福実現党は国会議席5議席もしくは既得票2%という政党要件を満たしてないため、法律上は政党ではなく政治団体という扱いであり、選挙報道でも諸派として扱われている。

無抵抗で国が守れると信じてる市民活動家[編集]

2000年代に入ってから、市民活動家が主導して地方自治体の条例に無防備都市宣言を盛り込もうとする「無防備都市宣言運動」のこと。戦時に「無防備地域である」と宣言を出した地域に攻撃を加えることはジュネーブ条約で禁止されているため、「軍備を持たなくても住民を守ることはできる」とする市民運動が各地で起きている。

しかし、

  • 本来は戦争中でないと宣言できない
  • 原則的に軍を統括する政府が宣言するもので、自治体が宣言しても意味がない
  • 過去に無防備都市宣言が守られた例が、非常にまれ
  • 戦闘、攻撃を免れても、占領下でどのような扱いを受けるかは占領軍しだい

と問題が多く、現在も無防備都市宣言を条例に採用した地方自治体は存在しない。

現在、「無防備地域宣言運動全国ネットワーク」として全国で活動しているが、公安調査局はこの団体を過激派とみている。

無罪潔白を信じる元ファン[編集]

酒井法子ファンのこと。
酒井法子が失踪(逃亡)中に逮捕状が発行され容疑者となると、警察に「なぜ逮捕状を発行するのか」と言う苦情が寄せられ、実際に逮捕されると、「なぜ逮捕する」「自分が替わりに捕まる」などの苦情が寄せられたことから。
さらに、酒井法子が警察署から保釈された際には、「(保釈)おめでとう」と書かれた横断幕を掲げたファンまで現れた。

親が死んでもできるさ ニート[編集]

親に資産があればその遺産で、また生命保険に入っていればその保険金で、しばらくのあいだはニート生活ができるということ。
しかし、財産を食いつぶした時点でニート生活は終了になる。定義上も35歳でニート生活は終了となり単に無職となる。

家が競売でもできるさ ひきこもり[編集]

家が競売にかけられても高額の資金を持っていれば、アパート一部屋を借りることができるので、ひきこもることは可能である。
ただ、アパート一部屋を借りる資金が無ければひきこもりはできない。

まだチャンスはあるさ 世界同時革命[編集]

マルクス主義を標榜する連合赤軍などの新左翼系過激派団体が1960~70年代にかけて掲げた目標。この時期にテロ事件が多発した。

MSの部数J越えの野望[編集]

2009年4~6月期の発行部数は、週刊少年ジャンプ280.6万部に対し、週刊少年マガジンは163.3万部、週刊少年サンデーは76.5万部。
例えマガジンとサンデーを足したとしてもジャンプには届かない。

昨年同期比で発行部数を比べるとジャンプは2万部増加しているが、マガジンとサンデーはそれぞれ10万部以上減少しているため、状況としては厳しいかもしれない。

まだラブコメ描けるチャンスがと信じてる元シモネタ漫画家[編集]

おなじみ久米田先生の自虐ネタ。
シモネタはデビュー作「行け!!南国アイスホッケー部」、ラブコメは「育ってダーリン!!」のこと。

まだアニメ四期があると信じてる優しいあなた[編集]

信じています。

8コマ目[編集]

常月まとい「もはやセリフ取られたとかすら言わなくなった」[編集]

今まで他のキャラクターにセリフを取られた時は「それ私のセリフ」など必ず返答をしていた。

9コマ目[編集]

麻生太郎「国営漫画喫茶造ります!」[編集]

「国立メディア芸術総合センター」のこと。民主党から「国営漫画喫茶」と批判された。

麻生太郎「消費税アップします!」
「景気回復まであと4年かかります」
[編集]

麻生太郎首相(当時)の首相就任後の演説から。
リーマンショックなど当時の厳しい経済状況から「日本経済は全治三年」と形容し、「景気が回復した後で、消費税率引き上げを国民にお願いしたい」としていた。

マニフェスト「責任力」[編集]

第45回衆議院選挙の自民党のポスター及びマニフェストのキャッチコピーが「日本を守る、責任力」。

P59[編集]

2コマ目[編集]

常月まとい「確かに元上官ですが果たして・・・・」[編集]

今話の締め切りは、2009年8月30日(日)に行われた第45回衆議院議員選挙よりも前。
そして、選挙により自民党は歴史的大敗を喫し、麻生太郎総理(当時)は自民党総裁の辞任を表明。1コマ目の小泉純一郎元総理のセリフ通り、政権は終了することとなった。
麻生総理は小泉政権下で政務調査会長、総務大臣として入閣し、郵政民営化を進めたが、後に郵政民営化には反対であった[4]と発言している。

4コマ目[編集]

藤吉晴美「はるか昔に一度終わった連載を他誌で続き描いちゃってる人いますよね」[編集]

かつて少年誌で連載されていた作品の外伝や続編が、その当時の読者をターゲットとして青年誌などに掲載されることが多くなっている。特に『週刊少年ジャンプ』の作品にその傾向が多い。

  • 北斗の拳』→『蒼天の拳』(週刊コミックバンチ)
  • 『CITY HUNTER』→『エンジェルハート』(週刊コミックバンチ)
  • 『キン肉マン』→『キン肉マンII世』(週刊プレイボーイ)
  • 『魁!男塾』→『曉!男塾』(スーパージャンプ)
  • 『リングにかけろ』→『リングにかけろ2』(スーパージャンプ)
  • 聖闘士星矢』→『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』(週刊少年チャンピオン)

また、同コマに『かってに改蔵』の主人公・勝改蔵がいるため、久米田先生の自虐ネタでもある。

9コマ目[編集]

[[[[関内・マリア・太郎>マ太郎|糸色望]]「ええー!?何で聞くんですか!!」<br /]]「顔が同じダカラダロ」[編集]

小泉純一郎元総理と鳥山明の漫画『Dr.スランプ』に登場しているDr.マシリトが似ている、と言うネタから。
34話でもネタになっている。
Dr.マシリトのモデルは、鳥山明の担当編集者から後に週刊少年ジャンプ編集長を経て、現在は集英社取締役になっている鳥嶋和彦

P60[編集]

2コマ目[編集]

糸色望「どこの地獄の黙示録ですか!?」[編集]

1979年製作の映画『地獄の黙示録』において、元グリーンベレー隊長のカーツ大佐がカンボジアの奥地にて独立王国を築いていたという設定より。
映画はジョゼフ・コンラッドの小説『闇の奥』を原作としているが[5]、実はベトナム戦争当時、隣国のラオス王国内のベトコン支援軍閥打倒のためにラオスに派遣されたCIA工作員が現地の部族を徴用してゲリラ部隊を結成し、後に部族長の娘と結婚して指導者となった後は部族を守るためCIAにも反旗を翻した実話がカーツ大佐のモデルになっていたりもする[6]

3コマ目[編集]

風浦可符香「キーツ大佐 この者話があるそうです!」[編集]

上述の地獄の黙示録の登場人物カーツ大佐と木津(きつ)を掛けた洒落。
ちなみに原作の『闇の奥』ではこの役回りに相当する人物はクルツという名である。

P61[編集]

5コマ目[編集]

糸色望「終了させるための説得力のあるものって・・・・」[編集]

ぶぶづけ[編集]

京都では、お宅を訪問した際に家人からぶぶ漬け(お茶漬け)を勧められたら帰宅を促されていることを意味する。尚テレビ番組の検証で、出した人も出された人も発見出来なくて、地元京都でも都市伝説と化している。

サライ大合唱[編集]

日本テレビ系列で放送されている夏の長時間番組「24時間テレビ『愛は地球を救う』」のエンディング。
1992年に発表された作詞:谷村新司、作曲:弾厚作(加山雄三)の曲で、今年もこの曲が歌われ完全に定着している。

オチで崩れるセット[編集]

TBS系列で放送されていた番組『8時だョ!全員集合』での公開長編コントから。
オチに使われるBGMのタイトルは「盆回り」。

セガール映画の説教[編集]

『沈黙の要塞』のラストのことか。

P62[編集]

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

ちょっと嬉しい!?先生の夏休みは終わるに終われないのでありました‥‥。[編集]

P63(単行本追加ページ)[編集]

ラーメン界に新星現る!! なみちゃんラーメン[編集]

あびるが持っていた雑誌に書いてあったなみちゃんラーメンの詳細がこと細かく記されている。

義務[編集]

今話の常月まとい[編集]

今週も先生の補佐役として活躍。もはや隠れていません。

P51の2,3,4コマ目と全身絵[編集]

P52の1,2,5,6,7コマ目と全身絵[編集]

P53の4,5,6,7コマ目[編集]

P55の7コマ目[編集]

P56の1コマ目[編集]

P57の2,4,6コマ目[編集]

P58の8コマ目[編集]

P59の2,7,10コマ目[編集]

今話のパンチラ[編集]

P60の1コマ目[編集]

今話の皇帝ペンギン[編集]

P59の3コマ目[編集]

今話のさのすけさのすこ[編集]

P62の6コマ目[編集]

今話の櫻井よしこ女史[編集]

P59の2コマ目[編集]

今話の天下り様[編集]

今話のコウノトリと赤ちゃん[編集]

P53の8コマ目[編集]

コウノトリのみ。

P53の芳賀の全身絵横[編集]

赤ちゃんがジャングルの葉に引っかかっている。

今話の棒犬[編集]

P61の11コマ目[編集]

今話の黒い涙[編集]

P61の12コマ目[編集]

今話の麻生太郎氏[編集]

P58の9コマ目[編集]

P59の2コマ目[編集]

今話の安倍晋三氏[編集]

今話の石破茂氏[編集]

P61の11コマ目[編集]

今話のAAA[編集]

P60の風浦可符香の全身絵横[編集]

今話のきよ彦[編集]

P62の3コマ目[編集]

今話の神シール[編集]

P60の1コマ目[編集]

今話の闇の目   [編集]

今話の娘々[編集]

P61の11コマ目[編集]

今話の面白シール[編集]

P57の9コマ目[編集]

今話の漫画界が平和でありますように[編集]

P54の6コマ目[編集]

今話のせんとくん[編集]

今話のイロイロ削られたナニか(・3・)[編集]

今話の文化庁[編集]

P53の芳賀の全身絵横[編集]

今話の草彅剛[編集]

今話の酒井法子[編集]

いまだ逃亡中なのだろうか?

P51の5コマ目[編集]

P52の5コマ目[編集]

P53の5コマ目[編集]

P54の11コマ目[編集]

P55の7コマ目[編集]

P56の6コマ目[編集]

P57の6コマ目[編集]

P58の1コマ目[編集]

P59の9コマ目[編集]

P61の12コマ目[編集]

かゆいところ[編集]

前作「かってに改蔵」のキャラクターたち[編集]

勝改蔵坪内地丹神崎美智子が登場している。

キーツ大佐の信奉者たち[編集]

信奉者たちも、57話166話木津千里と同じように顔の真ん中だけが塗られています。
千里のブレスレットの装飾には真ん中分けマークがある芸の細かさ。


194話『終われぬ夏を抱いて』~
193話『神さんが流されてきた』195話『個性肝要記』

コメント欄[編集]

掲示板もあります。 絶望先生掲示板
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  • テーマが「終わり」なのでもしかして打ち切りか?!とヒヤヒヤした. -- &new{2009-09-02 (水) 06:32:32};
  • 普通ちゃん顔丸すぎwwwwwww -- &new{2009-09-02 (水) 11:00:00};
  • 今更ですがまといちゃんは隠しキャラでもなんでもなくなってますね。隠しキャラっぽいときもあるので義務のとこには一応必要だと思いますけど -- &new{2009-09-02 (水) 14:01:08};
  • 政権変わったばかりなのにネタ早すぎwww -- &new{2009-09-02 (水) 14:21:51};
  • てっきりエンドレスエイトネタ来るかと思ったのにな -- f &new{2009-09-02 (水) 14:47:20};
  • バブルの頃、マ太郎日本にいないでしょ。 -- 才賀交と望・ランターン &new{2009-09-02 (水) 17:19:19};
  • やはり、のりPは義務化決定ですね -- &new{2009-09-02 (水) 17:37:10};
  • なんで神埼さんはしゃべれるのに他のメンバーはしゃべれないのだろうか -- &new{2009-09-02 (水) 17:42:49};
  • ↑↑産まれてきてすらいないのでは? -- &new{2009-09-02 (水) 18:00:08};
  • 太った奈美、未来日記の上下かまどみたい(笑) -- &new{2009-09-02 (水) 18:24:46};
  • 千里、最近、胸が育っているような・・・ -- &new{2009-09-02 (水) 18:35:35};
  • ↑パッドかもしれん。 -- &new{2009-09-02 (水) 18:44:44};
  • 終われない夏=エンドレスエイトなのでは? -- &new{2009-09-02 (水) 18:45:49};
  • はるか昔に一度終わった連載を~ってところで改蔵が出てるということは改蔵と絶望先生の内容が変わってないとか言われることに対する自虐ネタ? -- &new{2009-09-02 (水) 20:25:03};
  • ↑×8 逆に剛クンは義務から外す時期かもね -- &new{2009-09-02 (水) 21:18:12};
  • やはり4期は無いのか -- ミズチ &new{2009-09-02 (水) 21:26:40};
  • 誰か教えてください。マ太郎が「恋は終わったぞー!」と言ってる後ろの女性と、アイスの棒をかじってる前田さんの後ろのメガネは誰ですか? -- &new{2009-09-02 (水) 21:50:31};
  • ラーメン食べ過ぎの奈美ちゃんは太ったのか、ババァになったのか…。 -- &new{2009-09-02 (水) 21:52:36};
  • windows7が出たらVistaのサポートが終わりそう・・・。(無論xpは続投で) -- &new{2009-09-02 (水) 23:06:39};
  • 最後の普通に繁盛しているなみちゃんラーメン笑った -- &new{2009-09-02 (水) 23:27:25};
  • 今回のサブタイ、普通に小説でありそうなタイトルだ -- &new{2009-09-02 (水) 23:44:43};
  • 最近コウノトリよく赤ちゃんを落としますね。 -- &new{2009-09-02 (水) 23:48:20};
  • ↑×6マ太郎の後ろの女性は今週から義務化入りしたあの人ですよ -- &new{2009-09-03 (木) 01:57:47};
  • 今週号のファミ通を見たらDSで「メダロット」が出るとか・・・終了できない者に絶望した! -- &new{2009-09-04 (金) 20:35:32};
  • *ュラトは終わってない! あ〇ほ〇さ〇る先生が途中で投げ出したから・・・ -- &new{2009-09-05 (土) 21:43:01};
  • 非武装で国を守れるって言っている活動家が周りにいたら34話を読ませよう。ボケた人間をいっぱい知ってる人とマ太郎がツッコミを入れてくれるはずだ! -- &new{2010-03-06 (土) 18:46:06};
  1. comment
  1. 1945年8月14日未明から翌15日にかけて起きた陸軍将校らによる皇居占拠事件。映画『日本のいちばん長い日』などを参照。
  2. 命尽きるまで出来る限り時間を稼いで敵軍の消耗を狙う戦術。サイパン戦以降各地戦線でこの方針が採られた。
  3. 沖縄戦線では司令官の牛島満と参謀長の長勇が1945年6月23日に自決。同時期に沖縄県知事の島田叡と沖縄県警察部長の荒井退造も死亡した状況であり、降伏もしくは撤退が発令されていなかったため6月以降も局地的に戦闘が続いた。9月初旬に日本軍の武装解除が開始され、降伏調印式が行われたのは9月7日だった。
  4. 平成13年の自民党総裁選に立候補した際に小泉純一郎候補の郵政民営化案を厳しく批判しておりそのこと自体は嘘ではない。今更言ってもとは思うが。
  5. 『闇の奥』の原著は欧州諸国が植民地獲得競争に明け暮れていた時代でもある1902年に出版されており、原著はイギリス人の商船員・マーロウがアフリカに渡り、コンゴ川上流の奥地に居ついた男・クルツに遭遇した体験が描かれている。
  6. 手掛ける作品では綿密なリサーチをすることで知られるクリント・イーストウッドが監督・主演した映画『グラン・トリノ』でもこの部族について言及されており、イーストウッド演じる主人公の住む町の近隣住民として登場する。