211話『知りすぎて普通の男』
211話『知りすぎて普通の男』(しりすぎてふつうのおとこ)[編集]
タイトルはギルバート・ケイス・チェスタトンの小説『知りすぎた男』より。
作品情報[編集]
2010年2月3日発売、週刊少年マガジン10号に掲載。
欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]
寒さがぶり返してきました‥‥[編集]
2009~2010年の冬は北半球の各地で寒波が襲来するなど、厳冬となっている。
奇しくも今週号発売の前々日には、関東地方でも2年ぶりの積雪を観測した。
P6(単行本追加ページ)[編集]
扉絵[編集]
糸色望を中心にした映画ポスター風。
本編の絵の使い回しが多く見られる。
P7[編集]
1コマ目[編集]
看板「雑貨店」[編集]
同じコマに「イロイロ削られたナニか(・3・)」が登場していることから、『ドラえもん』に登場するジャイアンの実家「剛田雑貨店」だろうか?
看板「赤坂薬品」[編集]
ジャニーズ事務所のアイドルグループ・光GENJI(すでに解散)のメンバーだった赤坂晃のこと。
2009年12月末に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された。再犯。
過去にも覚せい剤を使用して逮捕され、118話、139話でも薬局ネタにされていた。
看板「山会」[編集]
民主党の小沢一郎幹事長(当時)の政治資金管理団体「陸山会」のことだろうか?
P8[編集]
P9[編集]
1-2コマ目[編集]
常月まとい「確かに 中途半端に雨交じりの雪でぐしょぐしょになるより これくらいの方が(雪が住宅の2階まで降り積もった状態)むしろ気持ち的に助かります」[編集]
ただし除雪は大変です。北国の感覚的には着氷性の雨で雪よりずっと重い氷塊が積もってしまう「雨氷」のほうが深刻な被害を及ぼすので、積雪のほうがまだマシといえるかもしれませんが。
4-6コマ目[編集]
小節あびる「私高い所苦手で 中途半端に高いビルの上からだと 足がすくむのに もっとうんと高い高層ビルや 飛行機からだと平気だもの」[編集]
あまりに高すぎると、現実感がなくなってしまうのかもしれません。
5コマ目[編集]
プレート「西東京スカイタワー」[編集]
東京都西東京市にある多目的電波塔「スカイタワー西東京」のこと。
FM放送・移動体通信・携帯電話などの機能を集約した多目的電波棟である。
正式名称である「スカイタワー西東京」が命名される前の建設中のときから、この塔は俗に「田無タワー」の名で呼ばれていた。2001年に田無市と保谷市の合併により誕生した新市の名称が「西東京市」となるなど、「西東京」という呼称の定着に一役買った存在でもある。
なお、電波塔であるため展望台などの観光施設は存在しない。
P10[編集]
1-2コマ目[編集]
音無芽留のケータイ画面「ジェットコースターとかもな ハンパに回転するやつより こんなんだと(ループが多い)むしろ平気」[編集]
垂直方向に回転しない限り、意外と大丈夫なのかもしれません。
1コマ目[編集]
携帯電話端末「eu bycool」[編集]
タグ「予測」[編集]
携帯電話のメールに装備されている予測変換機能。
変換候補の学習機能があるため、文字入力中に表示される予測候補として学習した文の中から頻度の高いものを中心にいくつかが入力候補として表示される。
この機能により、ユーザーは入力したい文を最後までキータイプすることなく文章をタイプすることができるので、ケータイにおける文章入力に慣れたユーザーはPCでキーボードを用いた入力よりもはるかに速く文章を入力することさえ可能である。一方、とんでもない誤変換をしてしまい、とんだ赤っ恥をかくこともあるようだ。
音無芽留の奇怪な変換候補については、159話でもネタにされている。
予測変換候補「トラストミー」[編集]
2009年11月13日の日米首脳会談で、鳩山由紀夫首相(当時)が米軍普天間飛行場の移設問題をめぐり、先のオバマ米大統領との会談での発言「Trust me」のこと。なお「trust」には信用・信託などの”絶対的に信頼”を意味するので、「相手との約束を果すことを(神に)誓うので、任せてくれ」という相手の要望や期待に応える責任が生じる発言である。日本語の直訳「信じてくれ」(≒believe me)とは重みが異なる。
予測変換候補「トラブル」[編集]
『To LOVEる -とらぶる-』のことか?
予測変換候補「といち」[編集]
いわゆるヤミ金と呼ばれる違法金融業者によって行われる「10日で1割の金利」の略。
元本にのみ利子がかかる単利でも年利365%(利子にも利子がかかる複利式だと年利3142%)であり、利息制限法の年利20%、出資法の年利29.2%を超過する違法行為。
なお、この手の高利貸しは江戸時代からすでに存在しており、夕方にカラスがカァと鳴けば一割の利子が付くことされることから俗に「からすがね」と呼ばれていた。
予測変換候補「トンズラ」[編集]
犯罪を犯した者が逃げることをあらわす俗語。
予測変換候補「鳥人」[編集]
他の変換候補が「と」で始まる単語のため、"鳥人"は、「チョウジン」ではなく「トリジン」。
お笑いコンビ・笑い飯のネタ「鳥人(とりじん)」のこと。漫才コンテスト、M-1グランプリ2009の決勝1回戦では史上初の満点を叩き出した(⇒★>http)。
4コマ目[編集]
[[大草麻菜実「借金もそうですよ 私みたいに中途半端な額だと辛いけど」<br /]]「まぁ 何故か借りてる方のが強くなりますからねぇ」[編集]
新聞記事「100億負債 鳩」[編集]
鳩山由紀夫首相(当時)の政策秘書が政治資金規正法違反で告発された事件か。
実母から資金提供を受けたという鳩山の実家の資産総額は90億円以上とも推測されている。
P11[編集]
2-3コマ目[編集]
木津千里「ゾンビとか、一匹だと怖いけど、 たくさんだと、凄すぎて笑っちゃう!」[編集]
ゾンビ映画を一躍有名にしたジョージ・A・ロメロ監督がゾンビを「究極の消費者」としての誇張で描いた通り、一個体としての怪物性要素よりも群集での侵食性要素が強い存在といえる。
ゆえにか映画でも、生き残った人間がショッピングモールを取り囲むゾンビたちを面白半分に射撃の的にするようなぬるい雰囲気のシーンがあったりする。
2コマ目[編集]
本「かゆ」「うま」[編集]
ネットスラングの「かゆい うま」のこと。
この単語の元ネタとなっているのは、1996年にカプコンが発売したプレイステーション用ソフト「バイオハザード」に登場する飼育員の日記であり、一体何を「飼育」していたのか、「事故」とは何なのか、と日記を読み進むにつれて明らかになっていくのだが、その内容があまりにも恐ろしいものであったため、多くのプレイヤーにトラウマを残し、後年において日記の最後の一文である「かゆい うま」(あるいは日記の全文)が、ネットスラングとして使われるようになった。
5コマ目[編集]
糸色望「キョーフは一線を越えると脂汗出て笑っちゃうとこありますしね」[編集]
与えられた恐怖感等を昇華させるため、脳内にある扁桃体(扁桃核)がこれを笑いに変換するという説より。
また、1980年代に流行したホラー映画で、見せ場として特にインパクトを凝らして描かれた死の描写が非現実的な感を強めたことから転じて、ホラーコメディというべきジャンルも発生するようになった。
P12[編集]
4コマ目[編集]
風浦可符香「毛深い殿方はここまで毛深いと 凄すぎて平気!」[編集]
先天的多毛症の場合、産毛も太く長い毛になるため、顔面も含む身体表面の殆どが毛で覆われた容貌になることがあります。2003年にギネスブックに認定された世界一多毛な男性の場合は、身体表面の98%に平均4cm以上の毛が生えているとの発表でした。
5コマ目[編集]
風浦可符香「小金持ちは嫉妬の対象だけど 凄すぎる大金持ちは嫉妬すらしない!」[編集]
嫉妬するしないというより、実感がないのかもしれません。
6コマ目[編集]
風浦可符香「何かもう凄すぎて平気!」[編集]
クモは怖いけどすっごいクモ(ズワイガニ)は平気[編集]
クモもズワイガニも同じ節足動物門。
クモは食用に供されることもないので嫌われ者となることも多いですが、ズワイガニは高級食材として人気です。
怪獣は怖いけど大きすぎて島になってると平気[編集]
187話を参照。
カルト教団は怖いけど凄すぎる教えの団体だと微笑ましくて平気[編集]
さすがに流行らないだろうという安心感でしょうか。
くだらないと笑えないけど凄くくだらないと笑ってしまう[編集]
今話のオチとか。
ちょっとの遅刻だと慌てるけどものすごい遅刻だと行く気さえ失せる[編集]
92話では、藤吉晴美が遅刻したときに一生懸命走って来たかのようにアピールしていました。
正座とか自尊心が傷つくけど土下座とかまでいくとなんか平気[編集]
巨乳には魔力があるけど凄すぎる巨乳は平気[編集]
多くの男性は胸の大きな女性が好きなものですが、あまりにも規格外の大きさであると男性の多くはドン引きします…。
とはいえ現実ではそこまで大きい人はあまり存在しない(規格外の大きさで有名な人は外国にちょいちょいいますが…)ので、おそらく一部の特殊な性癖を持つ人のために作られた漫画やゲーム等の事でしょう。
売れっ子作家は妬ましいけど尾田栄一郎とかは平気[編集]
週刊少年ジャンプにて『ONE PIECE』を連載中の尾田栄一郎先生のこと。
『ONE PIECE』の累計発行部数が1億7500万部を超える、驚異の大ヒットとなっている。
しかし、売れっ子作家とは、「魔法先生ネギま!」の赤松健先生のことを言っているのだろうか?
短パンからはみ出すのはイヤだけど全裸なら平気[編集]
短パンからはみ出してても全裸でも、両方とも猥褻物陳列罪で警察に御用となる。
自分一人死ぬのは怖いけど地球滅亡ならまぁいいか[編集]
オカルト雑誌などでしばしば取り上げられる地球滅亡ネタ。
最近流行した話題では、マヤ文明の2012年人類滅亡説がある。
この手の終末論は昔から存在し、古くは平安時代に流行した末法思想、最近では1999年の『ノストラダムスの大予言』などがある。
P13[編集]
4コマ目[編集]
看板「緊急対策室」[編集]
P14[編集]
1コマ目[編集]
糸色命「こ・・これは音羽の化研!?」[編集]
講談社の本社ビルは文京区音羽にある。そこからの由来で、講談社やキングレコードを含む企業グループは「音羽グループ」と呼ばれている。
糸色命「せめて知人だけでも遠くに非難させて……」[編集]
誤字。
ネームを写植する担当の方、非難訓練のし過ぎです。あるいはわざと上げた揚げ足?
単行本では修正されている。
P15[編集]
4コマ目[編集]
看板「赤坂薬」[編集]
P1の1コマ目参照のこと。
P16[編集]
1コマ目[編集]
ペットボトル「東京」[編集]
東京都水道局が販売しているミネラルウォーター「東京水」のこと。
マイナー飲料水の項目を参照。
P17[編集]
P18[編集]
欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]
他にも『絶先』が読みたくて、アニメ四期も観たくて堪らなくなるウイルスが漏れてるそうです。[編集]
四期フラグでしょうか?待っています。
P19(単行本追加ページ)[編集]
義務[編集]
今話の常月まとい[編集]
P9の1,2,3,4コマ目と全身絵[編集]
P17の3コマ目[編集]
今話のパンチラ[編集]
P17の1コマ目[編集]
今話の皇帝ペンギン[編集]
P9の2コマ目[編集]
今話のさのすけ・さのすこ[編集]
P11の3コマ目[編集]
今話の櫻井よしこ女史[編集]
P18の9コマ目[編集]
今話の天下り様[編集]
今話のコウノトリと赤ちゃん[編集]
P9の4コマ目[編集]
今話の棒犬[編集]
P8の1コマ目と風浦可符香の全身絵横[編集]
今話の黒い涙[編集]
P17の8コマ目[編集]
今話の麻生太郎氏[編集]
今話の安倍晋三氏[編集]
今話の石破茂氏[編集]
P14の2コマ目[編集]
今話のAAA[編集]
今話のきよ彦[編集]
P15の2コマ目[編集]
今話の神シール[編集]
今話の闇の目[編集]
今話の娘々[編集]
P13の1コマ目と全身絵[編集]
今話の面白シール[編集]
P15の糸色命の全身絵横[編集]
今話の漫画界が平和でありますように[編集]
P16の1コマ目[編集]
今話のせんとくん[編集]
今話のイロイロ削られたナニか(・3・)[編集]
P7の1コマ目[編集]
P10の3,6コマ目[編集]
今話の文化庁[編集]
今話の草彅剛[編集]
今話の酒井法子[編集]
P7の1コマ目[編集]
今話の友愛[編集]
今話のスキ魔[編集]
かゆいところ[編集]
P11の6コマ目[編集]
前話210話に登場したハトがいる。
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