271話『能動とは何か』
271話『能動とは何か』（のうどうとはなにか）[編集]
タイトルは夢野久作の著作『能とは何か』より。
作品情報[編集]
2011年8月24日発売、週刊少年マガジン39号に掲載。
欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]
糸色家が、名家の代理「影名家」だと知った先生は。[編集]
P132（単行本追加ページ）[編集]
ハタキを持って王座を掃除する糸色倫。
P133[編集]
1コマ目[編集]
掛軸「木目糸売」[編集]
時田が正統後継者だったことから、「相続」ネタとして再び登場。
P134[編集]
P135[編集]
5コマ目[編集]
糸色望「さすが本物 カイジに出てくる会長くらいのオーラ・・・・」[編集]
福本伸行の漫画『カイジ』シリーズに登場する帝愛グループ総帥・兵藤&ruby(かずたか){和尊};のこと。
自らは「王」と称し、部下には「会長」と呼ばせている。
P136[編集]
P137[編集]
5,6コマ目[編集]
風浦可符香「メイド喫茶でご主人様は命令した気になっていますが 実は 命令&ruby(・){さ};&ruby(・){せ};&ruby(・){ら};&ruby(・){れ};&ruby(・){て};いるんです」[編集]
メイドの存在そのものが最大の付加価値であり主体である以上、その利用を避ける選択肢は客に無い。
P138[編集]
欄外,1コマ目[編集]
以逸待労
[[時田「兵法三十六計の第四計・・ですね よくご存知で」<br /]]「三国志好きの社長の受け売りです」[編集]
可符香の言う受身側が主導権を持つ戦術というより自身が主導権を握り続ける戦術のことで、戦場での主導権の重要性を説いた物である。
前ページの「自分は動かず 敵が動くよう仕向ける」も以逸待労の戦術であるが、自分も軍を動かすときは敵にさらに動かさせて敵に疲弊（兵の疲労・兵站への負担・兵糧の消費）を強いるという戦術も含まれる。
「以逸待労」の出典は兵法書『孫子』の「虚実編」と「軍争編」に依り、実際にこの戦術を駆使した武将に戦国時代の孫臏や李牧、新末後漢初の劉秀（後漢を創始した光武帝）がいる。
なお、『兵法三十六計』は三国時代よりかなり後の明末清初頃に故事を纏めて成立したといわれている。また、明末清初の時期は小説『三国志演義』[1]の版本が一般に流通した時期でもあり、フィクションとしての三国志には取り入れられていることが多い。
2コマ目[編集]
風浦可符香「先制攻撃したつもりが わざと攻撃させられていたり」[編集]
コマ絵から1941年12月に起きた真珠湾攻撃のこと。
アメリカ側の陰謀論とする論者も少なくなく、真珠湾への攻撃を事前に察知（スパイによる諜報説と暗号解読説がある）していながら放置し、日本に先制攻撃させて開戦に向けてアメリカ国民の世論を得ようとしたという説がある。
なお、真珠湾攻撃に関しての真相は定かではないが、1942年6月のミッドウェー海戦の頃には米海軍は日本海軍の無線傍受からある程度の暗号解読を行っている。当時、作戦成功に酔った日本海軍の情報管理はかなり甘くなっており[2]、1942年3月ごろには米海軍は日本海軍のミッドウェー攻撃を予測し、同年5月には空母を緊急配備させて迎撃体勢を強めているが、一方で日本海軍は索敵や連絡の不足から米海軍の動きを十分に察知せぬままミッドウェー島へ出撃。先制の第1次攻撃で飛行場を空襲して制空権を得るものの航空隊は既に出撃していたため反撃に遭い、その間に米海軍空母の発見も遅れた連合艦隊は迎撃の隙を突かれて主力空母4隻を撃沈される大敗を喫した。
3コマ目[編集]
風浦可符香「ボールを支配しているつもりが ボールを持たされていたり」[編集]
サッカーの戦術のこと。
守備重視のチームは相手にボールを持たせ、相手が攻め込んだ隙に鉄壁の守備でボールを奪い、カウンターを狙う戦術をとる。
サッカー選手「KIYO 10」[編集]
4コマ目[編集]
風浦可符香「SがMに命令しているつもりが 実はMがSに命令させていたり」[編集]
結局、その手の店からすればMは「お客様」なわけで……
P139[編集]
P140[編集]
P141[編集]
6コマ目[編集]
風浦可符香「そんな以逸待労」[編集]
ペットに癒されているつもりがペットを癒しているだけだったり[編集]
ドッグカフェなど、動物と親密に接することのできるお店が普及しつつありますが、積極的に接するのはまず人間の側からです。
品薄の人気商品だから買ったつもりが飢餓商法で買わされていたり[編集]
宣伝や勧誘で必要性を過剰に煽り、それに乗ってしまった場合。
日本人は特に限定ものに弱く、頻繁にこの方法が使われる。
俺があの子を応援してあげているつもりが応援させられていたり[編集]
AKB商法のことか。
炎上させたつもりが話題作りに貢献させられていたり[編集]
打ったつもりが打たされていたり[編集]
野球の打たせて取るピッチングのこと。
フッたつもりがフラれるように仕向けられていたり[編集]
脱いだつもりが脱がされていたり[編集]
アイドルや女優のヌード撮影や濡れ場の撮影のことか。
もしくは、久米田先生の南国時代の自虐ネタか。
初めてのカジノで勝ったつもりがハマるよう勝たされていたり[編集]
カードやルーレットなどディーラーが仕切る形式のほか、麻雀、花札などの対人戦ギャンブルでは序盤では勝たせて射幸心を煽り、掛け金を上げた辺りで勝負を厳しくして回収にかかる戦術が定石となっている。
結局のところ、ギャンブルで最も儲かるのは客より胴元であるのは揺るがぬ基本鉄則である。
尚ポーカーにおいて客がかなりの確率で勝てる「カードカウンティング（イカサマではない）」と言う方法があるが、これをやった客はカジノ出入り禁止を店側から告げられ、逆らうと裏でボコボコにされると言うほど、客は絶対に勝てないように周知徹底されている・・・。
パンツ見えたつもりでも見えるよう仕向けられていたり[編集]
深夜アニメのことか。
P142[編集]
常月まといの全身絵[編集]
カセット「鉄骨娘」[編集]
当作品頻出の、サントリーの清涼飲料水「鉄骨飲料」のCMソング。
ファミコンソフト「ロードランナー」[編集]
ハドソンから1985年に発売されたアクションゲーム『ロードランナー』。
雑誌「マガジン 井上真央 ファイブレイン 新連載 改蔵」[編集]
週刊少年マガジン22・23合併号。
本「O H」[編集]
秋元康原作、かみやたかひろ作画の漫画およびアニメ『OH!MYコンブ』。（単行本収録時には見切れてしまっているため確認はほぼ不可能。）
コミックボンボンで1990年から1994年まで連載。
作中に登場する「リトルグルメ」を試しに実際に作ってみたら食べ物で遊ぶなと親に叱られた元ボンボン読者も多かったらしいが、単行本まで所持していたということはもしや絶望先生も!?
3コマ目[編集]
ビデオテープ「女の60分」[編集]
テレビ朝日系列のバラエティ番組『独占！女の60分』の録画テープか。
P143[編集]
1コマ目[編集]
プリクラ[編集]
4コマ目[編集]
[[風浦可符香「わざと見つけさせて満足させる・・・・」<br /]]「何かしら出ないとやめてくれませんからね 税務調査でいうとこのお土産ですね」[編集]
税務調査のお土産は、申告漏れの軽度な部分を税務署への見せ玉として用意しておくことの隠語。
より大きな所得隠しに税務署の目がいかないようにする手段として用いられてきた。
ただし、現在では無意味な行為とされている。
P144[編集]
欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]
可符香ちゃんの兵法知識の海で泳がされた夏休み。[編集]
P145（単行本追加ページ）[編集]
円形の掃除機[編集]
iRobotのお掃除ロボット「ルンバ」の2011年最新モデル（型番は760/770/780）。
義務キャラクター[編集]
今話の常月まとい[編集]
P142の1～3,7,8コマ目と全身絵[編集]
P143の2,3コマ目[編集]
今話のパンチラ[編集]
今話の皇帝ペンギン[編集]
P134の1コマ目[編集]
今話のさのすけ・さのすこ[編集]
P144の8コマ目[編集]
今話の櫻井よしこ女史[編集]
P142の3コマ目[編集]
今話の天下り様[編集]
今話のコウノトリと赤ちゃん[編集]
P142の6コマ目[編集]
今話の棒犬[編集]
P144の7コマ目[編集]
今話の黒い涙[編集]
P144の1コマ目[編集]
今話の麻生太郎氏[編集]
今話の安倍晋三氏[編集]
今話の石破茂氏[編集]
今話のAAA[編集]
P139の4コマ目[編集]
今話のきよ彦[編集]
P138の3コマ目[編集]
今話の神シール[編集]
今話の闇の目 [編集]
今話の娘々[編集]
今話の面白シール[編集]
P142の常月まといの全身絵横[編集]
今話の漫画界が平和でありますように[編集]
今話のせんとくん[編集]
今話のイロイロ削られたナニか（・３・）[編集]
P142の3コマ目[編集]
今話の文化庁[編集]
P140の10コマ目[編集]
今話の草彅剛[編集]
今話の酒井法子[編集]
P143の11コマ目[編集]
今話の友愛[編集]
今話のスキ魔[編集]
今話のハト[編集]
P141の3コマ目[編集]
P142の3コマ目[編集]
かゆいところ[編集]
コメント欄[編集]
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