67話『誰がために金はある』
67話 『誰がために金はある』(たがためにかねはある)[編集]
アーネスト・ヘミングウェイ(1899~1961)の小説『誰がために鐘は鳴る』より。
ちなみにヘミングウェイの著作の中では短編『何を見ても何かを思い出す』は、父の才を受け継げず、虚飾の中で転落する他なかった息子の悲運を回想する物語。これは彼の三男であるグレゴリー・ヘミングウェイ(1931~2001)のことを書いたものである。父子の断絶は終生直ることはなかったという。
また、ヘミングウェイの一族は何故か悲運が多く、アーネストは飛行機事故による怪我の後遺症で躁鬱病を患い、のち猟銃自殺。父親のクラレンスは病気を苦に拳銃自殺。弟のレスターも病気を苦に拳銃自殺。妹のアーシュラも癌とうつ病に苦しみ、薬物自殺している。
アーネストの長男であるジャックの娘三姉妹の次女マーゴと三女マリエルは女優になったが、マーゴは病気やアルコール中毒に苦しむようになり、薬物の過剰摂取が原因で死亡している。
作品情報[編集]
2006年10月4日発売、週刊少年マガジン44号に掲載。
P92(単行本時追加ページ)[編集]
扉絵[編集]
切り絵は財宝におぼれる糸色倫
背景は糸色家の蔵に眠っていた宝の数々
左下に棒犬
- 「とくがわ」の金塊
- 未だ発見されていない徳川埋蔵金。
- 千両箱「佐渡直送」
- 江戸時代の佐渡は金鉱でした。
皇帝ペンギン[編集]
千両箱の縁金
外枠[編集]
右上隅と左下隅に「世界(親の)遺産」のロゴマーク
P93[編集]
1コマ目[編集]
ちゃぶ台の上の飲物「ブル ジョア」[編集]
ヤクルトのヨーグルト飲料ジョアと、有産階級を表す「ブルジョア」の合わせ。 「ブルジョア」の項目を参照。
甘栗[編集]
株式会社甘栗太郎の天津甘栗
石ころ[編集]
糸色望作の同人誌。
2コマ目[編集]
テレビ「CONESCO SONNY Presents」
糸色望「ああ 世界遺産ですか いいですね」[編集]
ロゴは世界遺産の登録と保護を行っているUNESCO(国際連合教育科学文化機関)のパロディ。 SONYはTBS『世界遺産』のスポンサー。
CONESCO→コネ(機関) SONNY→SON=息子 NY=に Presents→プレゼント と読める。
CONESCOには「シネスコ(CINESCO)」も掛かっているかも。
5コマ目[編集]
サルの置物[編集]
かゆいところ参照。
P94[編集]
1コマ目[編集]
テレビ「世界 親の 遺産 THE WORLD SEVENSTAR HERITAGE」[編集]
TBSのテレビ番組『世界遺産 THE WORLD HERITAGE』。 SEVENSTAR=七星=親の七光り
4コマ目[編集]
ナレーション「敷地面積70ヘクタール」[編集]
1ヘクタール(1万平方メートル)=約3025坪なので 糸色家の敷地は70ヘクタール=70万平方メートル=約21万1750坪になります。 参考までに東京ビッグサイトの敷地面積が24万3419平方メートル=約8万469坪になります。
7コマ目[編集]
こけし「しょんでこ」[編集]
かゆいところ参照。
P96[編集]
1コマ目[編集]
糸色命「他の兄弟は早々に相続拒否しているからなぁ」[編集]
法的に正確に言うならば、民法915条の「(前略)~相続について、単純若しくは限定の承認又は放棄をしなければならない。~」に規定があるように、遺産を相続したくない場合に利用する制度の名称は『相続放棄』である。『相続拒否』なんて制度は今の日本には無い。 ただ、前のページで絶望先生が言っているように相続が開始する条件は「民法第882条 相続は、死亡によって開始する。」なので、父の糸色大が生きているこの時点で効力が発生していない相続の問題については、放棄だろうが拒否だろうが制度そのものが無いからどう呼ぼうが勝手とも言える。
- さらに言えば、倫は「お父様は面白ければ何でもアリな方」と言ってますが糸色大本人の意思でも絶対に出来ない。他の制度を使えば生きているうちに財産を息子へ法的に譲ることは十分可能だが(死因贈与契約など)、その場合もはや相続とは呼ばず、絶望先生が受け取る意思が必要。
5コマ目[編集]
看板「*ルトン」[編集]
ホテルではないようだが、ネタとしての意味はP99・7コマ目と同じ。
看板「木村金物」[編集]
俳優の木村一八。漫才コンビ、横山やすし西川きよしの故・横山やすし氏の長男。 2006年3月8日に日本刀を不法に保持していたため、銃刀法違反で逮捕される。
看板「三田薬局」[編集]
三田佳子の息子、森宮隆と高橋祐也は二人とも俳優である。 高橋祐也は、世田谷の自宅地下室で仲間10数人と覚せい剤の煙を吸っているところを、 関東信越地区麻薬取締官事務所に踏み込まれ、 覚醒剤取締法違反(所持)の現行犯で逮捕されている
看板「あびる」[編集]
(芸能の仕事における)親の七光りではないが、あびる優のこと。 父親は闇金の世界で名を馳せた阿比留隆仁。 本人は「小学生の時に窃盗で店を潰した」とカミングダウトで発言し、 芸能界から干され復帰したが、最近はテレビ番組に出演する機会が激減している。
看板「壱成屋」[編集]
いしだ壱成のこと。石田純一の息子。 2001年に大麻とLSDの所持容疑で逮捕されたことがある。
P97[編集]
3コマ目[編集]
「株式会社ポロマ工業の社長のイスは~」[編集]
ガス器具製造・販売のパロマ工業が製造した屋内設置型の瞬間湯沸器について、同排気ファンの動作不良を原因とする一酸化炭素中毒事故が全国で相次いで起きた。 事件直後の2006年7月に同社が謝罪会見を行った時の社長である小林弘明氏は前社長で会長だった小林敏宏氏の実子。 パロマ社は創業家である小林一族が過半数の株式を保有しており(未上場)、社長も代々小林家の世襲で圧倒的な実権を握っている状態だったことから経営に対する監視の不行き届きを指摘する声も挙がっている。
5コマ目[編集]
「クメプロも*ロマ」[編集]
久米田先生の制作プロダクション。 *ロマだとすると不安ですね‥‥
8コマ目[編集]
看板「*渕優子事務所」[編集]
P98・1コマ目を参照。
P98[編集]
1コマ目[編集]
「当選 尾渕優子」
右側のダルマ「高崎」[編集]
小渕優子議員のこと。 父親は元総理大臣小渕恵三、祖父は元衆議院議員小渕光平。 高崎は群馬県の都市で、ダルマで有名。 小渕優子は急死した父の地盤である群馬5区から出馬して当選した。 (なお高崎市は群馬4区)
左側の祝酒「森蔵」[編集]
レアな芋焼酎・森伊蔵とモリゾーの合わせ。
5コマ目[編集]
糸色倫「ブッシュとか!」[編集]
アメリカ合衆国第43代大統領ジョージ・ウォーカー・ブッシュ。 父親は第41代大統領ジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュ。
7コマ目[編集]
映画館「冥王座」[編集]
2006年8月24日にIAU(国際天文学連合)の総会で惑星から小惑星に格下げされた 冥王星にちなんで。 第五集のP17と同じ映画館。久米田先生的に評価の低い映画を上映する館のようです。
ポスター「*ド戦記 第一回作品」[編集]
もちろん『ゲド戦記』のこと。
P99[編集]
4コマ目[編集]
糸色倫「特定郵便局長のポストとか!」[編集]
特定郵便局制度 郵政民営化への流れを作った原因のひとつ。 地方に郵便局を単独で設置することでの経費の発生を抑えるために、地方の有力者へ郵便局の設置と局長のポストの権利を与える代わりに郵便業務を遂行してもらう政策。 その局長職が、地方の有力者へ交付されたことで、なし崩し的に世襲制になり、兼職でも給料が出るという利権になったために、税収を圧迫するようになった。
5コマ目[編集]
糸色倫「落語家の真打ちの座とか!」[編集]
落語家の九代目林家正蔵(元・こぶ平)。父は「昭和の爆笑王」林家三平。正蔵は祖父の名。 彼が真打昇進試験に合格した時、一緒に受けた古今亭志ん八(後の右朝)が、実力は抜群とされていたのに不合格となり、若手落語家達は「こぶ平が受かって志ん八が落ちるとは」と困惑、席亭からもクレームがつく騒ぎになった。 この事件は、立川談志門下の落語家、立川談之助によって「最後の真打試験」というネタにもされている。
6コマ目[編集]
「作者本人が亡くなるとうるさい漫画の版権とか![編集]
1番目は『ドラえもん』(他界後は『ドラえもん』以前の作品の復刊には消極的な傾向にある)、 2番目は『サザエさん』(非常に版権管理が厳しく、番組HPにも画像使用許可が出ない傾向)、 一番下のツノらしきものは『鉄腕アトム』か。
逆に横山光輝の場合、生前には「自分が納得できる出来ではない」との理由で過去の作品の復刊を拒んでいたが、没後に版権管理を継いだ遺族は多くの未刊行作品を復活させている。
7コマ目[編集]
糸色倫「いろいろ世界(親の)遺産に登録されました!」[編集]
楽天の捕手のポジション[編集]
06年度、楽天イーグルスの捕手は野村克也監督の実子・カツノリ(野村克則)がスタメンになることが多かった。 肩が弱く盗塁阻止率が一割を下回っており守備もイマイチ、打撃も不振だったにもかかわらず試合に出ることができたのは「親の温情や後ろ盾」とも言われ、楽天ファンにもブーイングを受けていた。 ちなみに野村監督は阪神監督時代にカツノリに対して同じようなことをしていた(長嶋茂雄・一茂親子の親バカ起用を批判したにもかかわらず、である)。名監督と讃えられる野村克也の欠点のひとつ。 なお、カツノリは2006年に引退し、来季から楽天2軍コーチに就任した。彼自身の人柄の良さから来る人望が理由、ということだが、やはり七光り人事と言われている。
ヨシズミの人生[編集]
石原良純のこと。 本人のコメントでは「叔父の裕次郎の番組(『太陽にほえろ!』と『西部警察』に出演)が終わった途端、急に仕事が来なくなり、親の七光りの限界を知った」と述べており、後につかこうへい劇団に入門して修行し直したりと苦労の時期もあったという。
2004年フジ女子アナ枠[編集]
フジテレビに2004年入社した高橋真麻アナウンサー。 父親は俳優の高橋英樹。 他には高島彩アナウンサー(2001年入社)の父は俳優の竜崎勝(故人)。
ローランドの写真[編集]
写真家の桐島ローランドの母親は作家の桐島洋子である。
ケンタロウごはん[編集]
料理研究家のケンタロウ。 母は同じく料理研究家の小林カツ代。
ドーター・コパの風水[編集]
父親は風水師であり、建築家でもあるDr.コパ。
芸名SAYAKAもしくは神田沙也加[編集]
母親は歌手の松田聖子、父親は俳優の神田正輝。
ヒルトン姉妹のヒルトンホテル[編集]
アメリカの国際的なホテル経営で知られる『ヒルトンホテル』の創業者の曾孫、パリス・ヒルトンとニッキー・ヒルトンの姉妹。 大金持ち特有の一般人離れした感覚と奔放な性格で何かと問題発言やスキャンダルが多い。(ほとんどは姉のパリス) 参考:パリス・ヒルトン名言集
ソフィア・コッポラ監督作品[編集]
ソフィア・コッポラの父は映画監督のフランシス・フォード・コッポラ。 かつて本人が日本に滞在していた経験を基にして、自ら脚本・監督を務めた映画『ロスト・イン・トランスレーション』(2003年)はアカデミー脚本賞ほか多くの映画賞を受賞するが、日本人の視点ではその描写に違和感が多い。
富豪刑事の検挙率[編集]
筒井康隆の小説『富豪刑事』の主人公・神戸大助(TVドラマ版は神戸美和子、喜久右衛門の孫)は大富豪・神戸喜久右衛門の一人息子であり、その財産を湯水の様に使った突拍子も無い発想で事件を解決する。
勝頼の騎馬軍団[編集]
武田信玄が築き上げた、騎馬軍団は信玄の勢力拡大に大いに貢献した。
その息子である勝頼は信玄の死後に労せずその騎馬軍団を相続した。しかし、家臣との軋轢や火薬兵器導入の遅れなど自陣増強が思うように進まず、1575年の長篠の戦いにおいて新興勢力の織田信長・徳川家康連合軍に大敗。多くの騎馬軍団と家臣を失うことになる。以後の体勢立て直しにも失敗して少なからぬ家臣が離反。のち1582年の甲州征伐の時には武田陣営はもはや抵抗の術無いほどに衰え、勝頼ら武田一族は滅びた。
現代の研究では勝頼への評価は必ずしも否定的ではなく、家督相続後には美濃や遠江の織田・徳川領を攻めて城を落とすなどの戦果も上げており、少なくとも並以上の人物だったようである[1]。また、家臣との軋轢は父や祖父の時代からあった[2]。
もっとも、戦国時代には「騎馬部隊」は存在していなかった、というのが最近の主流の説。宣教師フロイスも、ジパングの騎兵は闘う時には馬から降りている、と書き残しています。当時はあくまで指揮官・伝令役等の移動用だった模様。
太郎の松濤の家[編集]
東京都渋谷区松濤は高級住宅地。麻生太郎の邸宅もここにある。
総書記の椅子[編集]
北朝鮮の金正日総書記。父親は前総書記の金日成。
本来、共産主義思想を国是とする国家において、指導者の世襲はタブーである。
日本財団[編集]
2006年現在における日本財団(日本船舶振興会)会長である笹川陽平は、その創始者である笹川良一の三男。次男の笹川堯は衆議院議員。
ただし、笹川良一は生前から「財産は社会のために使う」と表明しており、亡くなった時には借財がかなり多く、差し引きの資産も少なかったことから長男と次男は相続を放棄している。相続すると負債(=要するに借金)も引き継がねばならないため。
ジオン地球方面司令官[編集]
『機動戦士ガンダム』作中で、ジオン軍の地球方面軍司令官ガルマ・ザビの父親が、ジオン公国公王デギン・ソド・ザビ。デギンとはかつて同志でもあり、シャア・アズナブルの実父でもあるジオン・ダイクンは建国の志半ばにして急死。以降ザビ家一派が政治実権を独占し台頭していく。
ガルマは「親の七光だと笑われたくはない」と積極的に前線に赴くなかなかの好人物であったが、お坊ちゃん育ちゆえの人の良さが災いし、士官学校からの同期で戦友と思っていたシャアに「君の父上が悪いのだよ」と裏切られ戦死。
エヴァ初号機[編集]
エヴァ初号機のパイロットは碇シンジ。
シンジの父親、碇ゲンドウは、エヴァ初号機を所有する特務機関ネルフの司令官。
またシンジの母親・碇ユイは、エヴァ初号機の中にその魂を宿しており、そのため基本的にシンジ以外の人間では初号機を操縦できない。その後の展開を考えると負の遺産と言えなくもない。
ゴールデンバウム王朝[編集]
『銀河英雄伝説』に登場するルドルフ・フォン・ゴールデンバウムによって作られた王朝。
世襲制で腐敗が多く、王朝末期に在位した36代皇帝のフリードリヒ4世は温和ではあるが政治に無関心だったせいで外戚のオットー・フォン・ブラウンシュヴァイク公爵や彼の甥であるフレーゲル男爵、ウィルヘルム・フォン・リッテンハイム侯爵などといった傲慢な門閥貴族が溢れかえることになった。
物語上ではリップシュタット戦役において上記の三名をはじめとした多くの門閥貴族が戦死し、血縁者の多くも漂流刑にされ、フリードリヒ4世の孫で37代皇帝であったエルウィン・ヨーゼフ2世も諸々のいきさつで廃位ののち失踪。さらに戦役において無差別核攻撃まで行ったことで国民からの信任も失い瓦解の一途を辿る。
後年に銀河帝国の新たな皇帝になったラインハルト・フォン・ローエングラムが新王朝であるローエングラム王朝を開いたことにより、ゴールデンバウム王朝は完全に滅亡した[3]。
ちなみに『銀河英雄伝説』は、2006年8月からWOWOWで165話を一挙に放送している。
夏目房ノ介[編集]
漫画評論家の夏目房ノ介氏。祖父は夏目漱石。
総理→前総理→前々総理→前々々総理→前々々々総理(まではすべて世襲議員)[編集]
- 総理:安倍晋三 →三世議員。父は元外務大臣の安倍晋太郎、祖父は元総理大臣の岸信介
- 前総理:小泉純一郎 →祖父・父はともに衆議院議員
- 前々総理:森喜朗 →祖父・父はともに石川県根上町町長 (議員?)
- 前々々総理:小渕恵三・父は衆議院議員
- 前々々々総理:橋本龍太郎・父は衆議院議員
厳密に言えば全て世襲政治家。
8コマ目[編集]
看板「獅童」「酒」[編集]
中村獅童の飲酒運転のことか?
P100[編集]
4コマ目[編集]
「草マッサージ」[編集]
経済学者、経済評論家の植草一秀。痴漢容疑で逮捕された。
12コマ目[編集]
糸色倫「その他 こんな負の世界(親の)遺産が登録されました!」[編集]
親のつけたがんばりすぎの名前(メロとか)[編集]
スノーボードハーフパイプ選手の今井メロ。
兄・成田童夢(どうむ)、弟・成田緑夢(ぐりむ)共に有名。
最近ではこのように当て字を使った「がんばりすぎの名前」をつける親が増えているが、その名前に奇妙以上の意味を得ていなかったり、非常に読みにくいという欠点もある。このような名前は親の趣味や自己満足からつけられる場合が多い。
DQNネーム、キラキラネームなどとも呼ばれ、(親に対する)失笑と(子に対する)同情を買っている。
参考「DQName」:http://dqname.jp/m.php
ビデオ「KURAKIPAPA'S DAUGHTER MaiMai」[編集]
歌手倉木麻衣の父親のこと。
倉木が有名になるにつれて、過去に俳優だった父親が再び脚光を浴びるようになるが、娘の活動の足を引っ張るような行為ばかりをしていた。
その後はひっそりと、娘の世話になって平穏に暮らしている。
父の遺した教団[編集]
オウム真理教(現・アーレフ)のことか?
数々の事件を起こした当時の教祖であった麻原彰晃こと松本智津夫被告の妻子たちは現在の教団運営には関与していないという。
テムレイエンジン[編集]
『機動戦士ガンダム』作中で、主人公アムロ・レイの父にしてガンダムの設計・開発者テム・レイが酸素欠乏症による記憶障害中に作った回路。
「これをガンダムに付ければガンダムの性能は飛躍的にアップする!」とアムロに手渡したが、どう見ても時代遅れのジャンク品だったため帰り際に道端へ投げ捨てられた。
大作少年にとってのジャイアントロボ[編集]
アニメ版『ジャイアントロボ THE ANNIMATION 地球が静止する日』の主人公である草間大作の父はジャイアントロボの開発者でもある。
ジャイアントロボは大作の命令しか聞かないように設定されたため、大作は少年の身で国際的犯罪結社との戦いに身を投じることとなった。
おまけにジャイアントロボの動力源は原子力(実写版も同じ)。
他のロボットアニメで少し風変わりな例では、『闘将ダイモス』(1978~1979)でロボットのダイモスを軍が接収しようとした際に、和泉博士が「ダイモスは一矢(主人公)の父が開発し、それを受け継いだ一矢の私有財産であるため、軍には引き渡せない」と抗弁したことがあった。
少し前のSCE(子)にとってのS●NY本社(親)の赤字[編集]
06年初頭のV字回復を果たすまで、SONY本体は主力商品である家電が売れずに低迷。業績悪化していた。
その一方SCEは、プレイステーション2の安定した売り上げでSONY全体を支えていた。
王様のレストラン[編集]
フジテレビのドラマ『王様のレストラン』
天才的シェフだったオーナーが急死し、跡を継いだ息子が経営を傾かせたところからドラマが始まる。
ホムンクルス[編集]
ホムンクルスとは錬金術師によって作られる人工生命体のことを指し、錬金術を題材とした作品ではよく聞く名前。今回の元ネタは下記の二作品のいずれかの事と思われる。
- 『武装錬金』(原作:和月伸宏)
- 動植物の細胞をベースに造られた人造生命。人にこれが寄生する(ホムンクルス化)と、不老不死となる代わりに、人を喰う化け物になる。
ホムンクルス化することで、不老不死の身体を手に入れようとした蝶野攻爵(ホムンクルス化後の名は、パピヨン)。攻爵の行ったホムンクルスの研究は、彼の曽々祖父、蝶野爆爵(ホムンクルス化後の名は、ドクトル・バタフライ)の残したものであった。
- 動植物の細胞をベースに造られた人造生命。人にこれが寄生する(ホムンクルス化)と、不老不死となる代わりに、人を喰う化け物になる。
- 『[[[荒川弘 鋼の錬金術師]]』(原作])
- 賢者の石を核として作られる人造人間。「お父様」と呼ばれる者によって生み出された。「お父様」は主人公の父親であるホーエンハイムと瓜二つな容姿であり、何らかの関連性があると思われる(原作版)。
- 人体錬成の失敗によって生み出された、人の形を成していない「出来損ない」。それに賢者の石の未完成品「紅い石」を食べさせることにより、人間と同じ形を持たせた者達をホムンクルスと呼ぶ。ホムンクルスの内の一人、エンヴィーは、主人公の父親であるホーエンハイムが自分の息子を人体錬成した際に誕生した(アニメ版)。
先祖のせいでお年玉が50円[編集]
『ドラえもん』ののび太の孫の孫にあたるセワシのこと。
のび太が莫大な借金を抱えてしまい、それがいまだに払えずお年玉が50円になってしまった。その未来を変えるためにドラえもんがのび太の元にやって来た。
見つかると思えない埋蔵金の地図[編集]
一つ上がドラえもんネタであるため、これもドラえもんネタだと思われる。
ねずみが猫に追われる理由[編集]
神様が十二支の順番を決める時、動物達を走らせてそのゴールした順番にしようとした。
その時にねずみは猫を騙し、競争に参加させなかった。
後に真実を知った猫は、ねずみを怨んで追い掛け回すようになった。
という昔話から。
民話ゆえにバリエーションも多く、「宴会に猫だけが呼ばれなかった」等も有名。
父が入ったあとのトイレ[編集]
親父が入った後のトイレはすごく臭いから。まぁ父に限らず母親も、でしょうか。
加齢による腸内細菌の弱体化のため、糞便の悪臭が十分に分解されなくなっていきます。
P101[編集]
4コマ目[編集]
「春画の隠し場所を歌った子守り歌とか!」[編集]
ドラマ『TRICK』で、宝の隠し場所を詠った歌で示されたところに春画が隠されていた、というエピソードがある。
6コマ目[編集]
「海人Tシャツ」[編集]
1978年から沖縄県石垣島の地元商品として発売されている。(詳細→●) 「海人=うみんちゅ」とは沖縄の方言で「漁師」を表す。
P102[編集]
4コマ目[編集]
一旧さん「私の母の兄の嫁の娘の母の旦那の母の息子が私だが」[編集]
一旧さん=一旧さんの母方のおじ ということになるが…
「私の 兄の嫁の娘の母の旦那の母の息子が私」もしくは
「私の母の兄の嫁の娘の母の旦那の妹の息子が私」もしくは
「私の母の兄の嫁の娘の母の旦那の母の息子の甥が私」
になれば、正しくなる。(こんなのいくらでもあるでしょうが。一旧さんが適当に言ったのかもしれない)
単行本にて修正。 最初の「母の」が除外された。
5コマ目[編集]
クロカン便[編集]
クロネコ便(ヤマト運輸)とペリカン便(日本通運)か?
P103[編集]
3コマ目[編集]
時田「明治時代の糸色家製糸工場の主力商品でございました」[編集]
実際に、山が多く稲作には不向きな土地が多かった長野県(作中では信州県)では明治時代以降、近代工業化を取り入れ養蚕と製糸を主要産業にした。
特に大正時代以降は、富国強兵の殖産興業推進政策のもと大規模な製糸工場が次々と作られ、昭和初期には諏訪湖畔一帯と岡谷地方は緑地が殆んどないほどに建築物が立ち並び、日本有数の工業都市になった(本来が盆地で、湖と山の間の狭い平地しか無いからなのだが)。
その後も製糸工業は戦前まで隆盛をきわめ、絹糸が日本の主要工業輸出品のひとつに数えられるほどに成長。総生産のおよそ三分の一は長野産だったという。
そのような経緯から、当時の長野県には多くの工業資産家がおり、糸色家もこうした歴史的背景をモデルにしていることが伺える。
なお、戦後の長野県は精密機械工業を主力産業とするようになる。
P104[編集]
1コマ目[編集]
木目糸の箱「藍 青より」[編集]
文月晃の漫画『藍より青し』より。
木目糸の箱「ワインレッド *島」[編集]
木目糸の箱「シャア専用」[編集]
おそらく、赤色のモクメイトの入った箱と思われる。 もしかしたら3倍長いかも。
木目糸の箱「黒 ザク」[編集]
『機動戦士ガンダム』に登場する「黒い三連星」と呼ばれる三人のジオン軍パイロット。本編では三機のドムによる「ジェットストリームアタック」というコンビネーション技を展開する。
本編(一年戦争)前の歴史となる「ルウム戦役」で連邦軍のレビル中将を捕虜としたことからエースパイロットとなる。元々はザクの乗り手であり、後に高機動型ザクⅡ、ドムへとモビルスーツを乗り換えたという過去がある。たぶんこれにかけたのではないのだろうかと思う。
彼らの乗るモビルスーツは黒を基調としたカラーリング。
木目糸の箱「*インボー」[編集]
レインボー=虹から、七色の糸と思われる。 七色ネタでは、『愛の戦士 レインボーマン』にかかっているのだろうか。
木目糸の箱「レッドブルー」[編集]
タイで開発された栄養ドリンク「レッドブル」 日本でも2006年4月よりセブンイレブンで発売された。 日本では薬事法の規制により本来入っているタウリンが配合されておらず 炭酸飲料という扱いになっている。 値段のわりに既製の栄養ドリンクと味が変わらず消費者を失望させた。
「無耳色」[編集]
無職が消されている。
3コマ目[編集]
「見るだけの人がいる」[編集]
ドモホルンリンクルの抽出を見る人がいる、というCMから
P105(単行本時追加ページ)[編集]
木目糸の広告[編集]
「方ヒカツノ糸メクモ」等、レトロ調の広告。 栞・メモ用紙・避難用ロープ(繋げて)・滑り止め・紙縒り(こより)・おしゃぶり おしゃぶりと言うより、何処かのガムのような…
義務[#m27224b8][編集]
今話の常月まとい[編集]
P101の3コマ目[編集]
今話のパンチラ[編集]
P97の8コマ目[編集]
今話の皇帝ペンギン[編集]
P93の2コマ目[編集]
テレビつけるぐらいの芸ができるようです
今話の櫻井よしこ女史[編集]
P94の6コマ目[編集]
世界(親の)遺産の司会をなさってるのでしょうか。
今話の天下り様[編集]
不明
今話のコウノトリと赤ちゃん[編集]
P102の5コマ目、7コマ目[編集]
クロカン便の配達員の帽子
今話の棒犬[編集]
P99の9コマ目[編集]
今話の黒い涙[編集]
P104の2コマ目[編集]
横に「感動が盗まれました」という張り紙
今話の麻生太郎氏[編集]
P99の8コマ目[編集]
「負け戦」のロゴが…
今話の安倍晋三氏[編集]
P98の1コマ目[編集]
今話が初登場。安倍内閣には批判的な描き方に見えます。 ダルマの上に「鬱くしい國」の張り紙
今話の闇の目[編集]
かゆいところ[編集]
P94の7コマ目[編集]
テレビの上に知らザル(第13話参照)と「しょんでこ」のこけし(第3話参照) テレビ横の壁に隣の女子大生の写真
← 66話『二束三文オペラ』 | 68話『文化系図』 →
コメント欄[編集]
掲示板もあります。
絶望先生掲示板
Wikiの内容に関するチョットした事は↓のコメントへどうぞ。
- 木目糸の元は、アイヌの民族衣装のオヒョウという木の繊維の糸で織った布「アトゥシ」を思い浮かべます。 -- misako &new{2007-04-18 21:54:34};
- 93P1コマ目に吐血じゃなくてコーヒーで汚れた出席簿があります。 -- 名無しさん &new{2007-08-04 16:42:50};
- 99P6コマ目のモザイク処理されたサザエさんの下にある漫画に黒く尖ったものがありますが、あれは手塚治虫の鉄腕アトムですかね? -- 名無しさん &new{2007-08-19 11:20:23};
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