十六日目/楽屋調べ
十六日目/楽屋調べ(がくやしらべ)[編集]
タイトルの元ネタは古典落語の演目の一つ『大工調べ』より。
家賃滞納が原因で、仕事道具を担保に差し押さえられてしまった大工と大家の争いを裁くことになった町奉行。その下した裁きや如何に‥。
作品情報[編集]
P88[編集]
扉絵[編集]
電化製品に囲まれている中、鏡を見ながらドライヤーと櫛で髪のお手入れをする暗落亭苦来。
P89[編集]
P90[編集]
1コマ目[編集]
ホワイトボード「69」[編集]
2コマ目[編集]
貼り紙「大丈夫だ 問題ない。」[編集]
プレイステーション3/Xbox 360でイグニッション エンターテインメントより発売予定の3Dアクションゲーム「El Shaddai」より。
堕天使達との戦いに赴く主人公のイーノックに対して案内役であるルシフェルが「そんな装備で大丈夫か?」と問いかけるのに対し、イーノックが自信満々で言った台詞。
公開された公式トレーラーの内の一本が実にシュールな内容となっており、その映像を使ったMADがニコニコ動画などで多く作られ、ネット上などで一大ブームとなった。
5コマ目[編集]
故障中のエアコン[編集]
「さよなら絶望先生」作中でも糸色望の住む宿直室のエアコンはよく故障している。幽霊や妖怪、物の怪が近くにいると電磁波の乱れがあるとかで幽霊探査機が市販されているぐらいなので、部屋に座敷わらしが住み着いているのが原因の可能性がある。
P91[編集]
1コマ目[編集]
木胡桃の髪型[編集]
東京電力のCM等に登場する内田春菊デザインのマスコットキャラクター「でんこちゃん」(本名:分電でんこ)風の髪型。
「電気を大切にね」というキャッチフレーズでおなじみだが、東京電力ゆえにその管轄内(首都圏と静岡東部)以外の人にはわかりにくいネタである。
追記:でんこの登場するCMは、東日本大震災に伴って起きた福島第一原子力発電所の事故を受けて放映の自粛を余儀なくされ、翌2012年3月末日での契約期間終了と東京電力のコスト削減を理由に、でんこのキャラクター自体も使用されなくなった。
2コマ目[編集]
ホワイトボード「冬の暖房はエアコンで!」(単行本での加筆)[編集]
部屋を暖めたい場合、電気ストーブよりも電力消費が低い。
サーキュレーターなどで空気を循環させればより効果的。
P92[編集]
P93[編集]
1コマ目[編集]
ポスター「高座を見ると エコポイントが貯まる」(単行本での加筆)[編集]
2009年~2010年に政府が行った「エコポイント事業」より。
カットは本作でも使用されている魔梨威の挨拶イラストを使用。
P94[編集]
1コマ目[編集]
お札「マンガ界が 平和でありますように」[編集]
P95[編集]
P96[編集]
P97[編集]
4コマ目[編集]
魔梨威「それ スカウターに なっていて スーパーコンピュータ並みの電力食うんだろ」[編集]
スカウターとは鳥山明の漫画及びアニメ『ドラゴンボール』に登場する片眼鏡型の測定機器。
惑星レベルでの戦闘力数値測定や索敵・通信が可能で、とても高性能。実はサイヤ人に滅ぼされたツフル人により開発された物。
ちなみに、実際のスーパーコンピュータも電力あたりの処理性能が評価要素になっている。
P98[編集]
P99[編集]
P100[編集]
6コマ目[編集]
ホワイトボードに描かれている絵[編集]
8コマ目[編集]
イラスト[編集]
8、9コマ目[編集]
丸京「衝撃的な 出会いをした時 電気が走ったって言う」[編集]
例は山川純一の漫画「くそみそテクニック」の冒頭で道下正樹と阿部高和が出会うシーンになっている。
P101[編集]
2コマ目[編集]
木胡桃の服装[編集]
髪の色を意識してか『銀河鉄道999』のメーテルのコスプレになっている。
実在する同名のテレクラにもかけたかと思われる。
P102[編集]
5コマ目[編集]
「その頃 本物のキグちゃんは 家で電気羊の夢を見ていた」[編集]
フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』より。
1982年に公開されたハリソン・フォード主演の映画『ブレードランナー』の原作である。
独特な抽象感のあるタイトルはSF分野のほか、様々な創作でパロディの雛形になっている。
また『さよなら絶望先生』158話『アンドロイドは機械の花嫁の夢を見るか』のタイトルもこの小説が元ネタになっている。
P563(別冊少年マガジン連載時のみ掲載) 楽屋雀の巣 じょしらく通信 ファンページ[編集]
2011年1月7日に発売の単行本第弐巻の特別版に付くキャラ落語CDの情報。
魔梨威、手寅、丸京三人のキャストが発表された。
落語シナリオのタイトルは来月号にて発表予定。
義務?[編集]
今話の覆面落語家[編集]
P101の4コマ目[編集]
お客さんの中にいる。
かゆいところ[編集]
今月号の表紙も飾る『進撃の巨人』の作者である諫山創先生のインタビューに合わせ、諫山先生が別マガの人気連載作品の巨人バージョンを描いた特別イラストを寄稿。
『じょしらく』キャラも見事に巨人になり、四人揃ってのオールヌード披露でもありますが、諫山先生も本作をお読みで手寅の特性をご配慮いただいたのか、なぜか手寅だけは描かれていません。