サンジェルマン伯爵
サンジェルマン伯爵(さんじぇるまんはくしゃく)[編集]
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『せっかち伯爵と時間どろぼう』のメインキャラクター。
概要[編集]
名前ネタ[編集]
18世紀フランスの貴族・サンジェルマン伯爵Comte de Saint-Germain(1691年~1784年)から。
伯爵が化学実験に精通していたこととその謎めいた生涯から、不老不死伝説として語り継がれたため、歴史にその名を残すことになった。
- 同名を冠するパン屋さんが存在する事から、度々間違われたりネタにされている。その度にツッコミを入れたり入れられたりするが(1話)、次第に間違われなくなり一抹の寂しさを感じている模様(4話)。
- ドラキュラ伯爵やカリオストロ伯爵に比べてマイナーである事を気にしており、真心に指摘された際には2分36秒落ち込んだ(1話)。
性格[編集]
およそ3200万秒(=1年)しか生きられない事もあり、とかくせっかちである。
それ故、時間のムダ使い(となる人や物)を忌み嫌う(1話)。
加えて人づかいが荒い事から、[[[[真心>夕仏真心|従者]]に任務を依頼した際もその遂行を急かしては度々彼を逆上させている<ref]]からは彼がいないと伯爵は何もできないと評されている(11話)。</ref>(10話)。
また何かにつけては人類(3次元種)を見下すものの、彼自身が上人類(4次元種)の中ではノロマであり底辺に位置する事から(3話)、3次元種に一目置かれる事を良しとする節や(5話、7話)、たとえ目下の相手であっても上手に出られると思わず委縮してしまう節がある[1](10話)。
容姿・スタイル[編集]
長い帽子をかぶっている。その長さは軌道エレベーターやコテカに間違われる程(2話、3話)。成人式の際にはバンジージャンプの土台として用いられた(9話)。
また伯爵よろしく白いタイツをはいている。実際に中近世の西洋貴族の間で好まれた「ホーズ(フランス語ではショース:chausses)」という脚衣に由来している。
なおこのタイツは貞操具であり、外されると「時香」という甘美な香りを伴うフェロモンが発され、その香りを嗅いだ者はその場で歳をとるか、どこかの時代に飛ばされる。(8話)。
家族構成[編集]
史実的には伯爵の親類縁者や家来などについては殆ど謎になっているが、本作では実妹の時只ミチル(同左)と、身の回りの世話を行う従者が存在する(1話)。
常に彼女の身の上を案じており、度々その行動を従者に監視させている(9話、10話)。
また成人式の際、彼女が彼に対して感謝の意を表した際には感極まって号泣するなどその溺愛ぶりがうかがえる(9話)。
サンジェルマン伯爵解析[編集]
解析[編集]
- 初登場
- 初台詞
[ blue; background: ;" >P4([[週刊少年マガジン 1話>00’01”/せっかち伯爵と時間どろぼう|本誌]]<span style="color]連載時) 2コマ目「この世で最も卑劣な犯罪者に会いにゆく」が初台詞。
備考[編集]
- 備考1
4次元種として様々な時代の様々な時間に点在できる能力を持つタイムトラベラー(1話)。
但しタイツをはいている事でタイツトラベラーと誤解され(4話)、更に行動が不審な事から度々その身を追われている(8話)。
- 備考2
錬金術師とも語られた伝説の通り、4次元種の能力を発揮して物質を練成することができる。ただし体調が悪いと練成の質が落ちてしまうようである(5話)。