To LOVEる
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To LOVEる -とらぶる-[編集]
作画・矢吹健太朗、脚本・長谷見沙貴の漫画。
週刊少年ジャンプにて2006年21・22号から2009年40号まで連載された。全18巻。
2010年10月4日発売のジャンプスクエア11月号から2017年4月号まで、本作のスピンオフ作品「To LOVEる ダークネス」が連載されていた。
作品概要[編集]
矢吹先生のジャンプ3作品目である本作品は、初めてのラブコメ作品。
少年漫画の体制をとりながらも、女性キャラの過激な描写が多く(更に単行本では乳首も加筆している)、美少女キャラも豊富なのが特徴。
なお、「ダークネス」ではさらにその過激さに拍車がかかり(こちらは雑誌掲載時点で乳首描写あり)その常軌を逸脱した過激さから、ジャンプスクエアの発売日である毎月4日頃になるとネットではいわゆる「祭り」が発生していた。
なお、この作品が連載されて以降の週刊少年ジャンプは「ニセコイ」「ゆらぎ荘の幽奈さん」などといったラブコメ作品を連載するようになった。
2008年、2010年、2012年にはテレビアニメ化、2009年、2012年、2013年にはOVA化[1]するなど様々なメディアミックスが展開されている。
あらすじ [#df7ca3ce][編集]
超純情な高校生の結城リトは同級生の西連寺春菜に思いを伝えられず悶々とする日々。
そこに突如現れたのは、デビルーク星の王女のララ・サタリン・デビルーク。
偶然と勘違いもあって、ララはリトを好きになり、2人は婚約&同棲することに。
裸でベッドに入り込んで来たり、人が見てても気にせず抱きついてくるようなララに、リトはタジタジ。
天真爛漫ゆえにララが巻き起こす、数々のちょっとHな”とらぶる”はリトと春菜、その周囲の人間も巻き込んでどんどんエスカレート!
果たしてリトに安息の日は訪れるのか…。
アニメ版[編集]
2008年4月から9月までアニメ第1期が、TBS、CBC、MBSと系列のBSデジタル局BS-i(現・BS-TBS)で放送。全26話。
2009年4月から2010年4月までOVA『To LOVEる -とらぶる- OVA』がリリース。全6巻(原作13巻から18巻までのコミックス初回限定版と同梱)。
2010年10月からアニメ第2期『もっとTo LOVEる -とらぶる-』が、TOKYO MX、サンテレビ、チバテレビ、テレビ愛知のU局とAT-Xで放送。全12話。
2012年10月から12月まで『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』がTOKYO MX、サンテレビ、BS11、AT-Xで放送。全12話。
放送に合わせ原作第5巻・第6巻限定版付属のOVAもリリース。2013年には原作第8巻・第9巻付属の新作OVAがリリース予定。
制作[編集]
アニメーション制作はXEBEC。
アニメ第1期は、監督の加戸誉夫をはじめとするスタッフが2002~2008年と約6年間に渡り『ロックマンエグゼ』『流星のロックマン』と、真面目過ぎる正統派のゲームを原作としたアニメを作っていた反動から、水を得た魚のようにやりたい放題に作った内容で原作読者からすら反感を買うようになってしまった。
OVAは原作脚本の長谷見沙貴が脚本を担当したため、原作読者の評価は高い。
アニメ第2期は上述の理由により大槻敦史を監督に迎え演出陣を一新。更に放送局もTOKYO MXを中心にしたU局に変更されている。尚、製作委員会にはTBSが第1期に引き続き参加しており、自局で放送をしないアニメ作品は4年ぶり4作品目となる。
メインキャスト[編集]
~キャラクター | ~キャスト |
CENTER:結城リト/リコ | CENTER:渡辺明乃 |
CENTER:ララ・サタリン・ デビルーク |
CENTER:戸松遥 |
CENTER:西連寺春菜 | CENTER:矢作紗友里 |
CENTER:ペケ | CENTER:新井里美(第1期・第3期) 豊崎愛生(第2期)[2] |
CENTER:ザスティン | CENTER:子安武人 |
CENTER:結城美柑 | CENTER:花澤香菜 |
CENTER:天条院沙姫 | CENTER:川澄綾子 |
CENTER:古手川唯 | CENTER:名塚佳織 |
CENTER:レン/ルン | CENTER:大浦冬華 |
CENTER:猿山ケンイチ | CENTER:吉野裕行 |
CENTER:籾岡里紗 | CENTER:柚木涼香 |
CENTER:沢田未央 | CENTER:千葉千恵巳 |
CENTER:九条凛 | CENTER:橋本まい |
CENTER:藤崎綾 | CENTER:水橋かおり |
CENTER:校長 | CENTER:緒方賢一 |
CENTER:御門涼子 | CENTER:城雅子(第1期・第2期) 櫻井浩美(第3期)[3] |
CENTER:お静 | CENTER:能登麻美子 |
CENTER:金色の闇 | CENTER:福圓美里 |
CENTER:ナナ・アスタ・ デビルーク |
CENTER:伊藤かな恵 |
CENTER:モモ・ベリア・ デビルーク |
CENTER:豊崎愛生 |
アニメ版における久米田作品声優の出演は以下の通り。
- 豊崎愛生(彩園すず役)がペケ役(第2期)とモモ・べリア・デビルーク役
- 樋口智透(吐鬼女鬼メンバー役ほか)が賞金稼ぎB、くんくんトレースくん改役
- 高岡瓶々(全ギリメンバーA役ほか)が店主役(上記2名は「もっと- 」に出演)
- 花澤香菜(ドラマCD版空琉美遊亭丸京役)が結城美柑役
- 藤原啓治(銀河連邦太陽系知事役)が結城才培役
- 会一太郎(ジャーマネ役)が助監督役(上記2名は「もっと- 」に出演)
- 花江夏樹(皇子役ほか)が男子生徒、男子生徒達役
- 村田太志(漫画家役)が男子生徒達役
- 石川界人(主人公役)が男子生徒達役(上記3名は「ダークネス」に出演)
久米田康治との関連[編集]
さよなら絶望先生 作品内にて[編集]
上記の作風を中心にネタにしており、主に182話にて背景でネタにされている。特に柏木志保に関するトラブルとかけたダジャレが多い。