第60話『避暑避暑話』
第60話『避暑避暑話』[編集]
内緒話の表現「ひそひそ話」と「避暑」とをかけた駄洒落。
作品情報[編集]
1999年7月28日発売、週刊少年サンデー34号に掲載。
P37[編集]
扉絵[編集]
ハンモックに揺られるワンピース姿の彩園すず。
扉絵内の文(あおり文)[編集]
お暑いのがお好き(はーと) なんちゃって。[編集]
P38[編集]
欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]
夏といえば、避暑地ですよでウキウキだーーーー[編集]
P39[編集]
6コマ目[編集]
ビニール袋「TORAUMART」[編集]
とらうま町とコンビニエンスストア「ファミリーマート」をかけたもの(袋のロゴがファミリーマートのもの)。
欄外[編集]
地丹は鉄道以外の乗り物にめっぽう弱いのだ。[編集]
P40[編集]
P41[編集]
6コマ目[編集]
勝改蔵「テニスコートで一人きり―――」[編集]
アニメ「エースをねらえ!」の主題歌より。
コートでは誰でもひとり一人きり
P42[編集]
3コマ目[編集]
勝改蔵「冬でも豪雪の軽井沢を見習えってかんじ。」[編集]
標高が約800メートルと高いため、地理的には内陸であるが軽井沢ではときに豪雪となることがある。
6コマ目[編集]
若者A「ここは立派な避暑地だ!フロム∀のリゾート&東京脱出系で避暑地勤務と書いてあったのだ!」&Br;雑誌「フロム∀」[編集]
アルバイト情報誌「フロムA」と「∀ガンダム」とをかけたもの。
P43[編集]
2コマ目[編集]
[[名取羽美「そーいえば、この人たちどこかで見たと思ったら。」<br /]]「昨年の千葉 負浦海岸の若者。」[編集]
第15話に登場した、千葉県・負浦海岸の若者たち。
坪内地丹「ボクを流した人たちだ・・・」[編集]
地丹は第16話で、負浦海岸の若者たちによって漂流させられた。
6コマ目[編集]
若者B「リゾもラバもあるもんか!」&Br;若者C「未亡人三人分の深い悲しみ!」[編集]
- リゾラバ
- リゾート・ラバーズ(和製英語)の略。旅行先のリゾート地で出会った相手とのその場限りの恋愛。
バブル絶好調だった1989年には、ロックバンド「爆風スランプ」が『リゾ・ラバ -Resort Lovers-』を歌いヒットさせている。
- 未亡人三人分の深い悲しみ
P44[編集]
7コマ目[編集]
テニスラケット「VONEX」[編集]
YONEXのこと。
P45[編集]
3コマ目[編集]
勝改蔵「軽井沢の全国チェーン化をもくろむなごり雪グループ総帥!経営の行きづまった避暑予定地に、圧力をかけ、傘下にいれてゆく強引な商法に疑問の声も!」[編集]
長引く日本の不景気により地価が暴落し割安感が出ていることから、外国系の投資法人が日本のリゾート地を買い漁る事例も。
新聞記事「混迷する時代の風雲児」[編集]
5コマ目[編集]
彩園すず「だからパンフレットに書いてあってもいわゆる軽井沢(旧軽)から車で一時間もかかったりするのね。」[編集]
6コマ目[編集]
軽井沢婦人「目標1927軽井沢!」[編集]
薬局のチェーンを国内各地に展開しているドラッグストア「薬ヒグチ」のこと。
1970年代から1980年代にかけて、創業者の樋口俊夫社長がゾウの上に乗り「目標1327店!」と宣言するテレビCMを放映していたこと有名となった。
7コマ目[編集]
勝改蔵「あやうし東京砂漠!」[編集]
内山田洋とクール・ファイブのヒット曲「東京砂漠」。
もとは1964年東京オリンピックの頃に東京で発生した大渇水のこと。ここから転じて、人間関係が疎外されている都会生活の象徴として東京砂漠と呼ばれるようになった。
P46[編集]
3コマ目[編集]
坪内地丹「日本全国を軽井沢に!?だとしたら埼京線や京葉線といった素敵な線名が、すべて軽軽線になってしまう!!」[編集]
- 京葉線
- 東京駅から舞浜、海浜幕張を経由して千葉県の蘇我駅までを結ぶ通勤路線。特急「わかしお」「さざなみ」が走ったり、武蔵野線からの直通電車も走る大動脈となった。
- 埼京線
東京・恵比寿駅から渋谷・新宿・池袋など副都心を経て、埼玉県の大宮駅まで向かう通勤路線(連載当時)。
どちらの路線も目的地の県名の一文字をとって路線名を作っているため、両端がともに軽井沢になると、地丹の指摘どおり「軽軽線」となってしまう。
5コマ目[編集]
「認めんぞ、たっちゃんづけのない軽井沢など!」[編集]
軽井沢には梅宮辰夫がオーナーの漬物屋「辰ちゃん漬」がある。
P47[編集]
4コマ目[編集]
「か・・・影武者クラスのエキストラを!」[編集]
黒澤明の映画「影武者」(1980)
5コマ目[編集]
「さらにキャンペーン・ガイとして、最も素肌にジャケットの似合う男、まつだきしげるを起用する予定です。」[編集]
松崎しげるのこと。
P48[編集]
6コマ目[編集]
勝改蔵「ラ…ラルクのCDなみ!」[編集]
L'Arc〜en〜Ciel(ラルクアンシエル)
P50[編集]
6コマ目[編集]
勝改蔵「ヨーロレイッヒ伯爵」[編集]
ヨーデル(アルプス発祥の歌唱法)で「ヨロレイヒー」と聞こえることから。 後述のアニメ「アルプスの少女ハイジ」のOPにもヨーデルが使われている。
7コマ目[編集]
「スイスの世界チェーン化をもくろむハイジコンツェルンの総帥!」[編集]
『アルプスの少女ハイジ』
P51[編集]
2コマ目[編集]
勝改蔵「クララが歩くくらいの避暑地!」[編集]
上記『アルプスの少女ハイジ』に登場する少女クララ・ゼーゼマンのこと。
ハイジと出会い、アルプスのふもとアルムの町で転地療養したところ、自分の足で歩く事が可能となった。
3コマ目[編集]
欧米人の一般的な避暑の楽しみ方。[編集]
ほふく前進[編集]
ありウォッチング[編集]
欠陥住宅さがし[編集]
P52[編集]
欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]
話の本筋がどーなったかなんて小さい事なのさ。ひと夏の思ひ出として忘れてください…オチ突然。[編集]
かゆいところ[編集]
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