00’11”/マゴの先返し

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00’11”/マゴの先返し(まごのさきがえし)[編集]

タイトルは日本の民話『鶴の恩返し』から。

作品情報[編集]

2014年2月5日発売、週刊少年マガジン2014年10号に掲載。

P59[編集]

あおり(雑誌掲載時のみ)[編集]

タダより高いモノはない。[編集]

「タダで何かをもらうと、代わりに物事を頼まれたりお礼に費用がかかったりして、かえって高くつく」ことを指す、我が国の有名な諺。

扉絵[編集]

リボン「MY BLOODY VALENTIN」[編集]

アイルランドのロックバンド「My Bloody Valentine(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)」のことか?

背景のケーキ[編集]

飾り付けに、右から「三角木馬」、「ペリロスの牛」、「鉄の処女」といった拷問具がある。

P60[編集]

あおり(雑誌掲載時のみ)[編集]

ゾンビか、亡者か‥。真心に迫る大群‥!![編集]

P61[編集]

1コマ目[編集]

男A「今年の3月14日 君にお返しした!」
男B「だから今日 2月14日に君はボクにチョコレートをくれなくてはいけない!」
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6コマ目[編集]

おばさん「パンがなければ おかしを売ればいいじゃない」[編集]

1話にも登場した、伯爵の家をパン屋と間違えた主婦。
台詞はフランス革命の際のマリー・アントワネット(1755〜1793)の発言とされる「パンがなければおかしを食べればいいじゃない」から。
実際にこの発言はマリー本人の言ったものではなく、ルイ15世の娘(ルイ16世の叔母)であるヴィクトワール内親王がかつての飢饉のときに言った言葉と言われている。
詳細は前作7話参照。

P62[編集]

1コマ目[編集]

ワゴン車「さきのり」[編集]

フジテレビ系列局で放送されていた恋愛バラエティ番組「あいのり」のこと。放送期間は1999年10月11日から2009年3月23日。
ワゴン車はトヨタ・ハイエース(100系)で、実際にこのモデルがピンク色に塗装された「ラブワゴン」として使用されていた。

P63[編集]

1コマ目[編集]

さきのりの運転手「先返しだ!」[編集]

2013年7月7日から9月22日までTBS「日曜劇場」枠で放送されていたドラマ『半沢直樹』の主人公・半沢直樹(役:堺真人)の決め台詞「倍返しだ!」のパロディ。

P64[編集]

1コマ目[編集]

アナウンサーのマイク「UNN」[編集]

「丑三ニュースネットワーク」の略と考えられる。
我が国において放送網を形成する要となっているのは大手新聞社とのクロスオーナーシップを土台にした在京および在阪の放送局であり、丑三の所在する地域は不明であるもののバスの運行間隔が3時間以上も空くような地で独自の放送網が築かれることは極めてまれである。

P65[編集]

P66[編集]

4,5コマ目[編集]

[[従者「伯爵はびびったり動揺すると重圧(プレッシャー)で 時間移動などの普段の仕事が出来なくなるんです」<br /]]「巨人の村田かよ」[編集]

読売ジャイアンツに所属する村田修一内野手のこと。2011年オフに現・横浜DeNAベイスターズより移籍したものの、移籍初年(2012年)の成績が振るわなかったことでこのような印象が与えられるようになった。
もっとも、村田に限らず普通の人であってもプレッシャーで普段の仕事が出来なくなることは珍しくない。さらに村田の場合、当時Bクラス最下位の常連でチーム全体の士気が低かったとされる状況の横浜から毎年のようにリーグ優勝・日本シリーズ制覇といった高い目標を掲げてペナントレースに挑む巨人に移籍したことに伴って大いに環境が変化したことから、それが更なるプレッシャーとなってのしかかったとも指摘されている。
一方伯爵の場合これまでの話や8コマ目の描写から、4次元種の底辺というコンプレックスに裏付けられる人づかいの荒さや4次元種特有のせっかちさもその仕事に大いに影響していると思われる。
よって、村田を引き合いに出して伯爵のプレッシャーに対する弱さを指摘するのは若干筋違いの節がある。

9コマ目[編集]

CDジャケット「エンヤ[編集]

前作にて頻出の歌手、エンヤ。
詳しくは当該項目を参照。

P67[編集]

P68[編集]

2コマ目[編集]

夕仏真心「小手川君 どーしてここへ」[編集]

戦士の名前が判明。

P69[編集]

5コマ目[編集]

時只卓「大丈夫 ボクらは未成年だから顔にモザイクがかかる」[編集]

少年法第61条の規定により、加害者が未成年の場合一部例外を除いてこれを特定できる情報の公開は原則禁止とされている。

P70[編集]

6コマ目[編集]

従者「最近じゃ手錠も モザイクかかるから」[編集]

逮捕された時点ではまだ容疑者であり、犯罪者と確定していないが故の措置とされる。
これは久米田先生が前作の単行本でも取り上げた「ロス疑惑」において報道が過熱化したことにより、当時疑惑の渦中にあった三浦和義氏が一旦逮捕された際警察が報道向けに写真撮影用の花道を設け手錠姿を撮影させたことが行き過ぎとの議論を呼んだこと、さらにその後三浦氏の無罪が確定したことでこういった報道の仕方は人権侵害との批判が起こったため、報道各社が「自主規制」としてモザイクをかけるようになったと考えられている。

P71[編集]

P72[編集]

P73[編集]

P74[編集]

このページでは、先返しされたと偽りの理由を付けつつ顔を赤らめながらにチョコレートを渡す真心と、それを冷ややかな目で見る伯爵の様子が描かれている。

5コマ目[編集]

3月14日にお返しされたリスト[編集]

高級マシュマロ[編集]

株式会社八千代堂が展開する「マシュマロキッチン」は、高級マシュマロ専門店との触れ込みで有名である。

春物ワンピ[編集]

24kメッキケーブル[編集]

磁気ネックレス(1300ガバス)[編集]

正しくはガスである。磁束密度、すなわち磁場の強さを表す単位である。
ガバスはかつてNHKで放映された人形劇『ひょっこりひょうたん島』において、その舞台であるひょうたん島の通貨単位として用いられたもの。これに由来して現在では週刊ファミ通で使われているポイント券およびそのポイントの単位にも用いられている。
最近では専らネット上で賭けを行う際に冗談めかして用いられることでよく知られ、「~に○(数字)ガバス」はもはや有名な慣用句となった。

7コマ目[編集]

おばさん「あいのりとビッグダディーって 観てる層が一緒だと思うわ」[編集]

先述の「あいのり」と、テレビ朝日系列局で不定期に放送されていた家族バラエティ番組「痛快!ビッグダディ!」のこと。

かゆいところ[編集]


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