万乗パンツ

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万乗パンツ(ばんじょうぱんつ)[編集]

概要[編集]

別名(略称)に「万パン」、「BP」。

週刊少年サンデー』において連載されていた万乗大智先生の漫画『DANDOH Xi』にて描かれていた女の子のパンツの事。

久米田先生との関連[編集]

かってに改蔵』作品内にて[編集]

第161話『友だちの輪』83ページ1コマ目にて都市伝説作家が書いた都市伝説の例として「万乗先生の描くパンツがちょっと古い説」をあげて万乗先生をネタにした。

これは具体的には当時連載中のゴルフ漫画『DANDOH Xi』の「ROAD:15 一筋の光!」におけるヒロインのラミア・タンティンのパンツの事で、白い無地のパンツに小さなリボンがついているだけの代物であった[1](以下「第1作」)。

なおこの場面はギャグ的なものであり[2]、純粋なサービスシーンではない事がパンツが適当だった理由の一つだと思われるのだが、そこを久米田先生に突っ込まれた形だ。


万乗先生は次の「ROAD:16 新庄プロを超えた男」でもラミアのパンツ(以下、第2作[3])を書いているが、こちらは縦の2本のラインに沿ってフリルのついたもので第1作とは違い凝ったデザインである。『改蔵』単行本の万乗パンツ特集によれば「担当者に指摘され一念発起!」したもの。「ROAD:36 新キャディー」で20話ぶりのサービスシーンとしてラミアの全裸を描いたが、パンツは丸まっていてデザインはわからず。

久米田先生がネタした次の週の第162話94ページ3コマ目で「(万乗先生が)気合を入れて、今週号に新デザインのパンツを発表するらしいの。」という羽美のセリフがあり、実際にこの話が載った2001年サンデー43号の『DANDOH Xi』「ROAD:59 インド最後の夜」に新デザインのパンツ(以下、第3作[3] )が描かれている。前述の万乗パンツ特集によれば「[改蔵]で指摘され、一念発起!」したもの。

このサンデーを読んだ[4]羽美の反応は微妙なもので、すずから「失礼でしょうが。」とたしなめられている。


万乗先生はこれ以降、パンツのデザインにどんどん凝るようになっていく。「ROAD:62 精霊降臨」ではクローディアの着替えシーンでパンツが描かれた。


  • 第163話107ページ1コマ目で著名人の太陰太極図が載る中、「万乗先生」の欄だけ万乗パンツ(第1作)の形。
  • 第164話126ページ1コマ目でも「後の祭り」の例として身体検査にBP(万乗パンツ)を履いてきてしまう、というネタがあった。欄外には「...やっぱりムズかしいな. 万(バン)パンは」とのコメントが。描かれているパンツは第2作。
  • 第166話154ページ7コマ目のの張り紙「道場内ではBP着用するべし!」、158ページ1~6コマ目の羽根美のセリフ「いったい誰が!!」「万乗先生の描くパンツに欲情するのかしら?」「シューゾーか?」「まいけるか?」「おっきなお友達か?」「中学生か?」「和日郎か?」
  • 第168話11ページ1コマ目「ラブ・万パン」「万乗パンツ」
  • 第169話36ページ1コマ目の地丹のパンツに「万乗大智」
  • 第170話38ページ1コマ目の「チキチキバンパン」「B・P(バンパン)Love」、39ページ6コマ目の「恋してB・P」、40ページ2コマ目の「そらやけ バンパンマン」
  • 第171話59ページ1コマ目に前話同様の「chiki chiki BP」
  • 第172話72ページ2コマ目「BP クション」、78ページ6コマ目「月刊BP」
  • 第176話136ページ5コマ目の張り紙「ミスBP」
  • 第179話10ページ4コマ目の段ボール「高級万パン 100枚入」
  • 第183話の単行本のお知らせ「万パンネタがザックザク!」
  • 第195話89ページ2コマ目の雑誌「サンデー  BP」
  • 第197話122ページ4コマでは「仕事(パンツ)ガンバリすぎちゃったり…」というすずのセリフとともに汗を流しながら何度もパンツのデザインを書き直す姿が。
  • 第205話71ページ6コマ目のチラシ「BP生命」。次ページのチラシの「フリル特約」も万乗パンツ(第2作)のフリル。
  • 第258話51ページ2コマ目の「なんでもいやらしくなるフィルター」が万乗パンツ(第1作)。
  • 第272話88ページ6コマ目の羅列ネタ「ラミアはパンツのデザインが玉にキズ」。
  • 第273話109ページ4~9コマ目では、サンデーの読者が万乗パンツ第一作に対し、「万乗先生の描くパンツ古いよなあ。」「今時これはねーよなあ。」とコメント。その後第二作、およびさらに派手なパンツが描かれ、「モウ ナニモイエマセン」とのコメントが。
  • 第278話193ページ9コマ目の新聞の「はたしてBPは...???」という見出しと万乗パンツ第3作の写真が。
  • 第282話59ページ5コマ目のサンデーの裏表紙「DAN DO NEXT  BP」
  • 2002/06/19のバックステージで漫画家が宣伝するともらえるものの例として「万乗先生はグンゼからパンツの詰め合わせもらってるに違いない!」

一方、赤松健先生もこの流れに触発されたのか、下着描写は通販カタログを参考資料にしているとコメントしていた。

なお、久米田先生はというと、万乗パンツをネタにしている割に、第185話の山田さんのパンツも白い無地のシンプルなものであった。そのためか欄外には「それはそうと、パンツをエロすぎず、幼すぎず、描くのは難しいんですね。みんな苦労するわけだ。」とのコメントが。

かくしごと』作品内にて[編集]

  • 1巻第23号「破防来訪者」136ページ4コマ目で警察から疑われる漫画家の「あの先生の仕事場」の資料として机一面に並べられた万乗パンツ(第1作)が登場。
  • 9巻第13号で「ゴルフ漫画にやたらパンチラが多いのは少しでも動きを出したいという作家の使命感なんですかね?」というネタがあったが、この話のタイトルは万乗パンツが描かれた『DANDOH』シリーズとかけた「段どお?」であった。

その後[編集]

2025年現在の万乗先生のX(旧twitter)のプロフィール欄(⇒)によると、先生は今も立派なパンツを描くべく励んでるとの事(太字引用者)[5]

漫画家。いろいろ描いてます。いつか立派なパンツを描いてやろうと切磋琢磨しています。デビュー作は「DANDOH」「機動戦士ガンダム アグレッサー」月刊の少年サンデーSで連載中です~。
  1. 悲しいかな。サンデーうぇぶり版では規制のため、この記念すべきパンツ(とラミアのペチャパイ)にはぼかしが入ってしまっている…。そのまえのページの後ろ姿のパンツは見られるが。
  2. 見せた状況は以下の通り:ラミアは普段男装しているが、女性の服を着る事でラミアを好きなイブラヒムとうまく話をつけて、主人公のダンドーが全英オープンに出場するための道筋を作る。そしてまた男装に戻るために着替えているとき、飼っているオウムから「ペチャパイ」と言われたことに腹を立て、パンツ姿でオウムを蹴り飛ばす。
    これは『DANDOH』シリーズが『Xi』編にはいってから初のサービスシーン(一応は)である。
  3. 3.0 3.1 こちらはサンデーうぇぶり版でも見られる。規制の基準がわからん…
  4. 当然ながらサンデー発売以前に原稿の締め切りがくるので、久米田先生は実際の万乗パンツ第3作を見ずに羽美の反応を描いているはず。
  5. インターネットアーカイブで確認すると、2013/4/21にはすでに書いてあった(⇒