76話『天平のいらね』

提供: 久米田康治ワールド Wikiサイト
ナビゲーションに移動 検索に移動
75話『風邪の又三郎』77話『亀の詐欺にて』

76話 『天平のいらね』(てんぴょうのいらね)[編集]

タイトルは井上靖の歴史小説『天平の&ruby(いらか){甍};』から。
甍とは主に屋根瓦の意味。
遣唐使として大陸に渡った若き留学僧たちの波乱万丈の運命を描いた物語。1980年に映画化もされている。

作品情報[編集]

2006年12月13日発売、週刊少年マガジン2・3合併号に掲載。


P80(単行本時追加ページ)[編集]

扉絵[編集]

切り絵はトナカイの曳くそりに乗る糸色倫
32話以来、二年連続でクリスマス話の表紙を飾りました。

皇帝ペンギン[編集]

先頭のトナカイの角のシルエットの一部が、逆さまになった皇帝ペンギンの顔になっている。

外枠[編集]

左上隅と右下隅に作中に登場する「旅行のおみやげにもらう妙な置物」。

P81[編集]

1コマ目[編集]

中谷旅行店 七月二四日通り店(単行本収録時の加筆)[編集]

吉田修一の小説『7月24日通り』。またはこの作品の映画化作品『7月24日通りのクリスマス』。主演は大沢たかおと中谷美紀。

2コマ目[編集]

船上のクリスマスは当日予約(単行本収録時の加筆)[編集]

「戦場のメリークリスマス」?

4コマ目[編集]

*い國[編集]

本作ではおなじみ安倍晋三の『美しい国へ』から。
何のお店の看板かは不明。

P83[編集]

3コマ目[編集]

おばあちゃん「ホワイト●リータ食べんさね?」(コミックスでは台詞カット)[編集]

●にはロが入る。 ブルボンから発売されている袋ビスケット。

9コマ目[編集]

根端金*店[編集]

根端金物店のこと。 絶望先生とも知り合いのようです。

10コマ目[編集]

棚「セボム」[編集]

水洗トイレの芳香洗浄剤「セボン」(アース製薬)

P84[編集]

3コマ目[編集]

「鉄コン筋 」[編集]

松本大洋の漫画『鉄コン筋クリート』。2006年末に映画が封切。 下の段の「黒」「白」は、主人公であるクロとシロの事。 ちなみに久米田先生と松本大洋は和光大学の漫画研究会の同期。しかし久米田先生が所属した時は、既に松本先生は入れ違いで出た後だったとのことです…。

「鋼の 」[編集]

月刊少年ガンガン連載中の漫画『鋼の錬金術師』(荒川弘)

「くるみ 」[編集]

恐らく『鋼鉄天使くるみ』(介錯)

放射能マークに「プルート」[編集]

鉄腕アトムをモチーフにした漫画『PLUTO』(手塚眞×浦沢直樹)

4コマ目[編集]

「潰レナイサオ竹」[編集]

著:山田真哉『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』から。 (書中でのさおだけは移動販売車で売っているものを指します)

「ダッシュ」[編集]

日本テレビ系のバラエティ『ザ!鉄腕!DASH!!』。

6コマ目[編集]

ナイトメ屋[編集]

ロックバンド「ナイトメア」

8コマ目[編集]

euとその粗品「こもみち」[編集]

auのCMキャラクターである速水もこみちのこと。

音無芽留の全身絵[編集]

携帯電話[編集]

2006年10月6日から発売されたauのW43K しかし、カメラとライトの位置が上下逆である。 http://k-tai.impress.co.jp/cda/static/image/2006/10/17/xak103s.jpg

P85[編集]

3コマ目[編集]

花のタネ「ラフレシア」[編集]

世界最大の、そして悪臭を発する花として有名。

5コマ目[編集]

ペイイチ **ペー[編集]

タウンページのこと。タウンページのCMとして一時期ペーイチ(なぎら健壱)とページ(ピエール瀧)の掛け合いによるものが放映されていた。

9コマ目[編集]

缶「中村のり」[編集]

オリックスバファローズの中村紀洋選手。 彼の愛称「ノリ」と「海苔」から。

P86[編集]

4コマ目[編集]

エプロン「タワムレコード」[編集]

音楽ソフト販売店『タワーレコード』と80年代に存在したインディーズレーベル『ナゴムレコード』を合わせたものか?

5コマ目[編集]

糸色望「いらないと言えたらどんなに良い事か!」[編集]

ヌードトランプ[編集]

艶笑グッズ。されど誰と遊ぶときに使えばよいか……。 (参考までに→)(18歳未満閲覧禁止)

雑誌に付いてくるビーチボール[編集]

小さいんですよね……。

CDに入ってるボーナストラック(カラオケ)[編集]

蛇足に感じる場合があります。

DVDについてくるおにぎりフィギュア[編集]

千と千尋の神隠し』DVD予約特典として、宮崎駿監督が握った「ハクのおにぎりフィギュア」が先着でプレゼントされた。

増えたからといってくれるハムスター[編集]

ハムスターに限らず、鼠に代表される類の生物は繁殖力が強いので……後が大変。

漫画専門店のオリジナルブックカバー[編集]

本を目立たなくするためのブックカバーの筈ですので……。

パソコンにプレインストールされてるこまごましたソフト[編集]

買ったばかりのパソコンには『(ソフト名)体験版』と銘打つソフトがたくさんありますよね。でもたいてい使わないことが多いです・・・。

(某姉妹の)写真集に付いてくる使用済み下着の切れ端[編集]

叶姉妹の写真集。

お茶のペットボトルについてくる茶葉(葉っぱでいれるならペットボトル買わないでしょう)[編集]

サントリーが販売する「伊右衛門」や「リプトン紅茶」のペットボトルのおまけのことだろう。 その製品に使用されている茶葉という趣旨で付いてくることがありますが……量が少ないです。

芸人にとっての流行語大賞[編集]

流行語大賞をもらうとだいたいが一発屋になってしまって消えてしまうことが多いからでしょうか…。 例:パイレーツ、テツandトモ、波田陽区、レイザーラモンHG、小島よしお など…。

6コマ目[編集]

糸色望「開発者が消費者のほうを見ずに~」[編集]

この手の企画会議は案が纏まるまで延々徹夜で続けられることも多い 夜通しの会議の疲労の結果、妙なハイテンションで内輪ネタが決定されている様を皮肉っている。

8コマ目[編集]

小節あびる「たしかにアニミズムが染み付いている日本人は~」[編集]

アニミズムとは生物・無機物を問わないすべてのものの中に霊魂、もしくは霊が宿っているという考え方。19世紀後半、英国の人類学者のE・B・タイラーが定義した。 日本語では「汎霊説」などと訳されており、古来から神道で「八百万の神」との世界観を持っていた日本人にも広く普及していた思想である。「もったいないおばけ」の例えが分かり易いだろうか。  ハリウッド版『GODZILLA』がこけた最大の理由も、「怪獣=神」というアニミズム的視点を持たない人に作らせた事だと云われている。

P87[編集]

8コマ目[編集]

看板「*夢レコード タワムレコ*」(単行本収録時の加筆)[編集]

P864コマ目と同じ。

貼り紙「サンタdeサンバ入荷!」[編集]

OVA「いつだってMyサンタ!」(原作:赤松健)の挿入歌『サンバ de サンタ!』。 順番間違ってるので入れ替え矢印あり。

9コマ目[編集]

「和夢」[編集]

イギリスの二人組ミュージシャンのワム!。 代表曲に『ラストクリスマス』がある。

スナイパーの立つビル[編集]

1963年11月22日に起きたケネディ大統領暗殺事件において、狙撃が行われたとされる旧「テキサス教科書倉庫」に似ているのではないかと。 弾が当たった缶バッジの文が「NO WAR」なのも意味深(ケネディは当時交戦中だったベトナムからの早期撤退を計画していた)。 (参考/http://www.jfk.org/home.htm)

プラスティックのBB弾でも近距離なら打ち抜ける程度の缶バッジを打ち抜けない弾丸って、ある意味凄い。遠距離から届いたので軽い素材では到達しないので、ゲル状の衝撃緩衝素材【αゲルとか】で作られているのかもしれない。現実には非殺傷の暴徒鎮圧兵器として、多数のビー玉程度、または単体のゴルフボール程度のゴム弾を空気圧で打ち出すモノが存在する。

缶バッジ・狙撃のネタは04年公開の東映「恋人はスナイパー劇場版」にもみられる。阿部寛演じる無差別狙撃犯が『日本国民1億3千万人を誘拐した。身代金は5千億円』と称して「代金を指定口座に振り込み、指定した売れ残りの反戦缶バッジを購入し着用すれば自身の身代金を支払ったものとして狙撃対象から外す」と言う手法で「脅迫・金銭奪取を狙おうと計画した話からとも。 (参考/恋人はスナイパー - Wikipedia>http

P88[編集]

2コマ目[編集]

種「リュウゼツ蘭」[編集]

主に観葉植物として育てられるリュウゼツラン(竜舌蘭)。 花が咲くまでに長い時間(種によっては数十年)がかかることで有名。 また、メキシコのお酒「テキーラ」の原料でもある。

袋に「7188」と書かれているので、GO!GO!7188のアルバム「竜舌蘭」にもかけているものと思われる。

4コマ目[編集]

森の左奥の木[編集]

モリゾーになっている

8コマ目[編集]

「サムガリヤ」[編集]

自販機の側面なので、飲料メーカーのサンガリアの事でしょうか。

*メン「たんぽ*」[編集]

伊丹十三監督の映画『たんぽぽ』に出てくるラーメン屋「たんぽぽ」

P89[編集]

2~3コマ目[編集]

おほいお茶[編集]

伊藤園の「おーいお茶」のこと。

開運絵馬「開運だもの」
裏面「320」
[編集]

相田みつをの『人間だもの』。 ちなみに320=みつを。
実際にも相田氏の文入りミニお皿(直径3cm、飾り台付き)が某お茶ペットボトルのおまけとして添えられていたことがありました。

4コマ目[編集]

DVD「*井堅 プライベート密着!」[編集]

平井堅のこと。

6コマ目[編集]

ギター「残念」「波田」[編集]

ギター侍で有名だった波田陽区のこと。 彼も流行語大賞受賞者の一人。

P90[編集]

1コマ目[編集]

バッグのロゴ[編集]

シャネルに似ています。

3コマ目[編集]

スポーツカー[編集]

車種はポルシェ・911カレラ(2004年から販売されている997型)と思われる。

P91[編集]

2コマ目[編集]

プレゼント「コスモス ハズレ」[編集]

ガチャガチャなどの景品を主に製造販売していた玩具メーカー「コスモス」から。 詳しくは「ロッチシール」の項を参照。

電柱「帝京電力」「大停電に注意」(単行本収録時の加筆)[編集]

映画「大停電の夜に」。クリスマスイブの東京に停電が発生したという設定。

服の背中「クリスマス 29」(単行本収録時の加筆)[編集]

フジテレビのトレンディドラマ『29歳のクリスマス』。 恋も仕事も思い通りにならない29歳OLを山口智子が好演した。

プレゼント「死にかけ人形 100体入り」(単行本収録時の加筆)[編集]

詳しい時期は不明ですが(10年くらい前との説あり)、生命のピンチにさらされている人の人形が出回っていたことがありました。 近年ネットで密かな需要があるという話も。 テンプレート:Ref image shinikakedoll01.jpg

プレゼント「パーテ* BOX」(単行本収録時の加筆)[編集]

おもちゃ「Cool M」[編集]

パンチガム(板ガムに似せてあるが、中のガムを取るとバネが動いて指をはさまれるという、いたずらグッズ)になっている。 作中の文字から、ロッテのクールミントガムに似せたものと思われます。

4コマ目[編集]

猫招き棒[編集]

正式な商品名は「猫にゃん棒」。猫マンガ『ホワッツ マイケル?』(著:小林まこと)が人気だった1980年代末ごろ、持ち手のレバーを引くと猫の手が招くように曲がる、というだけの玩具がありました。

ひざまくら[編集]

正座した女性の下半身にミニスカートや浴衣をはかせた姿を模した枕。 一般の商店ではあまり見かけないが、通販などで購入可能であり、低反発型ひざ枕などのバリエーションも存在する。 ネタとしては面白いけど、もらってもふだんの使い道に困るでしょうね。

ポリバケツ型容器に入った物体[編集]

スライムと思われる。

ジャック・オー・ランタン[編集]

かぼちゃの皮で作られる。ハロウィン後には生ゴミに。

TAB[編集]

詳しくは「マイナー飲料水」の項をご参照。

白い輪[編集]

ホワイトバンドと思われます。

バネ状の物体[編集]

生きているような動きをするバネ「スリンキー」 アメリカで発明された玩具。1960年代に流行し、日本でも「トムボーイ」の名で販売されたことがある。一定の世代の人には懐かしいアイテム。

鼻メガネ[編集]

特に説明不要の「鼻のついたメガネのおもちゃ」。パーティグッズと聞いて一番先に思い浮かぶ人も多いはず…。

シャツに「デスクワーク」[編集]

ウケ狙いの要素が強すぎて、実際には着づらいTシャツということでしょうか。

十手[編集]

たまに観光みやげなどで目にする事がありますが、やっぱり何に使ってよいか分かりません。

棒状のトレーニング器機らしきもの[編集]

ボディーブレード(エアロバー)でしょうか。

5コマ目[編集]

スーパーボール 五〇〇個[編集]

そんなにいりません・・・

24色[編集]

おそらく、昔あった1本で24色が使えるボールペンではなかろうか。

P92[編集]

1コマ目[編集]

望の胸のバッヂ
家の中に眼鏡の人物の写真、もしくは肖像画
[編集]

やはり北の怖い国・・・!?

4コマ目[編集]

靴ひも「2GO」[編集]

日本のファッションデザイナー兼DJのNIGO(ニゴー)からだろうか。 彼の主宰するブランドに「A BATHING APE IN LUKEWATER(=ぬるま湯につかる猿)」があり、ブランドマークである猿の意匠は、画中の字間にあるマークに少し似ているようにも見える。


P93(単行本時追加ページ)[編集]

乗馬マシーン[編集]

74話P64で木津千里が購入、使用していたもの。わざわざ学校に持ってくるとは…。


義務[#v632c3d3][編集]

今話の常月まとい[編集]

P87の2,4,5コマ目[編集]

先生を狙撃したスナイパーは可符香の人脈っぽいですが、バッヂを付けた常月さんも関与していたのでしょうか。

今話のパンチラ[編集]

P91の4コマ目[編集]

いらないものじゃないですよね、決して……

今話の皇帝ペンギン[編集]

P89の1コマ目[編集]

リアカーの中に居る

今話の櫻井よしこ女史[編集]

P85の6コマ目[編集]

今話の天下り様[編集]

不明

今話のコウノトリと赤ちゃん[編集]

P88の4コマ目[編集]

今話の棒犬[編集]

P90の8コマ目[編集]

トナカイの代わりに?

今話の黒い涙[編集]

P82の4コマ目[編集]

今話の麻生太郎氏[編集]

P81の4コマ目[編集]

今話の安倍晋三氏[編集]

P81の4コマ目[編集]

今話の闇の目[編集]

かゆいところ[編集]

P83の10コマ目[編集]

メモ「忘レナイ 先生にもあげる」 カレンダーをあげることは前から決めていた様子 (単行本収録で明らかになりました)
左下隅のメモ 小節あびるの父親が注意人物リストに貼られている(単行本収録時の加筆)。 詳しくは第5話を参照。


76話『天平のいらね』~

75話『風邪の又三郎』77話『亀の詐欺にて』


コメント欄[編集]

掲示板もあります。 久米田康治ワールドWikiサイト掲示板
Wikiの内容に関するチョットした事は↓のコメントへどうぞ。

  • 11ページ4コマめ、いらないのものの逆襲のなかに「中腰になって両手でつかんでぶるんぶるんさせると腹筋が鍛えられるアレ」がありますね。名前すらもう思い出せないくらいいらないわ。 -- ロケット大名 &new{2006-12-14 16:40:28};
  • 猫招き棒って「ねこニャン棒」かな? -- 名無しさん &new{2006-12-14 18:31:22};
  • 猫の手の形をしていて肉球を押し当てるとブルブルするミニマッサージ器もあったなあ。 -- ロケット大名 &new{2006-12-15 16:00:07};
  • アブ○○という商品のことでしょうか? -- &new{2006-12-16 14:55:05};
  • アブ 腹筋 エクササイズなどでググってみましたが名前が分からん!出た当時はあんなに宣伝してたのに…絶(以下略 -- ロケット大名 &new{2006-12-19 00:36:05};
  • では、トライフィットでしょうか?一応確認してください。 -- &new{2006-12-20 14:26:38};
  • では、ベルトマッサージャーでしょうか?- m (2006年12月20日 14時52分49秒)
  • ボディブレードのことじゃなくて? -- ひーで &new{2006-12-20 17:28:28};
  • これみたいですね。全然知らなかった。 -- &new{2006-12-20 18:53:11};
  • すみません、この話数とは関係ないのですが、もしかして2のへって、「ニートの一歩手前」ということでしょうか深読みでしょうか。「2のと」→「二のト」→「ニート」で、いろはにほ「へ」と、だから。偶然ですよね深読みですよね -- 火後 社 &new{2006-12-22 15:04:08};
  • >>ひーでさん:そ、それだぁ!ありがとうございます。 -- ロケット大名 &new{2006-12-29 15:51:31};
  • >>火後社さん なるほど、「いろはにほへと」の順番ですね -- 名無しさん &new{2007-03-15 03:51:24};
  • 単行本P82の最後のコマ、「クリスマスナイツ」ってサターンのゲーム「ナイツ」の期間限定体験版ですね。 -- 名無しさん &new{2007-08-14 14:54:38};
  • 「中谷旅行店」は映画「7月24日通りのクリスマス」の主演・中谷美紀からきてると思います。 -- miko &new{2007-09-24 01:12:00};
  • 狙撃者はマリアの友達ではないですか? -- &new{2009-02-11 (水) 04:55:15};
  • アブトロニックじゃないのか -- &new{2009-02-14 (土) 22:59:59};
  • 種が森になるくだりは改蔵にもあったね。 -- &new{2010-05-02 (日) 18:18:51};
  • P91の4コマめに卒業証書を入れる筒らしきモノ・・・確かにいらんw -- やきう民 &new{2012-10-01 (月) 23:29:34};
  1. comment