さよなら絶望先生第二九集
さよなら絶望先生第二九集[編集]
- 著者
- 久米田康治
- 発行日
- 2012年5月17日 第1刷発行
- ISBN
- 978-4-06-384637-7
- 発行者
- 清水保雅
- 発行所
- 株式会社 講談社
- 印刷所
- 図書印刷株式会社
- 本文製版所
- 株式会社二葉写真製版
- 製本所
- 本村製本株式会社
- 装丁
- 久持正士/土橋聖子(ハイヴ)
表紙[編集]
折り返し1[編集]
前巻までのあらすじ[編集]
あらすじの主人公は裏表紙の三珠真夜が務めている。
折り返し2[編集]
◆広告◆[編集]
資本主義のブタ[編集]
堕落したスターリニスト[編集]
仏像[編集]
洗剤[編集]
サプリメント[編集]
錠剤の表面に皇帝ペンギン。
CD100枚[編集]
無料ゲームに課金[編集]
消防署の方から来たり[編集]
ツマラヌ本を30冊ほど買って欲しいのです。一冊たった、419円(税別)でございます。[編集]
『さよなら絶望先生』全30集を買って欲しいという嘆願。
カバー下[編集]
表紙[編集]
根津美子と丸内翔子
根津美子の振袖の左袖の模様に皇帝ペンギン。
裏表紙[編集]
P1[編集]
目次[編集]
それぞれ黒と白のスクール水着を着た二人の風浦可符香。
黒い水着を着た可符香の膝裏の隙間に皇帝ペンギン。
収録話[編集]
話ごとの詳しい小ネタは、各話のページを参照。
- 282話『山なみのあちらにも同じ人がゐる』
- 283話『宇治拾位物語』
- 284話『すべてがカプになる』
- 285話『グダグダースの犬』
- 286話『在庫の人は』
- 287話『悲式玩具』
- 288話『横倒れつちまった悲しみに』
- 289話『第二第二ハッピー』
- 290話『出席番号二十三の瞳』
- 291話『畳の国のアリス』
紙ブログ[編集]
エフエム東京をキー局にJFN[1]系列で放送されているラジオ番組「JET STREAM」風。
日本航空がスポンサーを務めている。パーソナリティーは機長[2]と呼ばれ、現在は俳優の大沢たかおが5代目機長を担当している。
P146[編集]
(まずBGM「MR.LONELY」の音源を用意して下さい)[編集]
MR.LONELY[編集]
ボビー・ヴィントンの楽曲。
長年、フランク・プゥルセルによる編曲版が「JET STREAM」のテーマ曲として用いられ、現在では溝口肇による編曲版が使用されている。
遠く枠線は消えて、深々としたベタの闇に心を休める時
(中略)
皆様のラストフライトのお供をするパイロットは、私、久米田康治でございます[編集]
「JET STREAM」のオープニングナレーションのパロディ。
遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休める時、 遙か雲海の上を、音もなく流れ去る気流は、たゆみない宇宙の営みを告げています。 満天の星をいただく、果てしない光の海を、豊かに流れゆく風に心を開けば、 きらめく星座の物語も聞こえてくる、夜の静寂の何と饒舌なことでしょうか。 光と影の境に消えていった遙かな地平線も瞼に浮かんでまいります。 これからの一時、貴方にお送りする音楽の定期便、ジェットストリーム。 夜間飛行のお供をいたしますパイロットは、私、城達也です。
声優の城達也は、亡くなる直前まで約27年間にわたり「JET STREAM」の初代機長を務めた。
左のマーク「ZAL」
機内アナウンス「ZAL(絶望エアライン)」[編集]
「JET STREAM」のスポンサーを務めている日本航空(Japan Airlines、略称:JAL)の「鶴丸マーク」のパロディ。
首を吊る糸色望がモチーフ。
塩糀人気に嫉妬[編集]
瀬尾公治[編集]
当作品で『涼風』や『君のいる町』などの連載作品がネタにされている瀬尾公治先生。
『じょしらく』では三十三日目にて直接的な作家いじりの対象にもなっている。
麹の大敵は納豆らしいのです[編集]
納豆菌は非常に生命力が強く、40℃を超える環境になると一気に繁殖するため、麹菌が全滅することも多い。
その為、麹菌を扱う酒蔵や麹室では、麹菌を扱う時期の前後には納豆を食うのを長期間禁止にすることが多い。
P147[編集]
半ケツ王子[編集]
ソイラテのトールを頼んだのにショートが渡されたり[編集]
ソイラテはコーヒー(エスプレッソ)に豆乳を加えた物。豆乳ラテとも呼ばれる。
ソイラテがメニューにあるスターバックスコーヒーの飲み物のサイズは小さい順で、ショート、トール、グランデ、ベンティ。
スターバックスの他にも、タリーズコーヒーが同様のサイズでソイラテを提供している。なお、タリーズコーヒーでは一番大きいサイズのみスターバックスと違ってエノルメと呼ばれる。
行く先々でちょっとずつ得をするドラクエのフローラの逆です[編集]
仮面ライダースナック[編集]
1971年から1973年までカルビー製菓(現・カルビー)が発売していたスナック菓子。
仮面ライダーカードをおまけとして付属したことで、社会現象になるほどの大ヒット商品になった一方で「仮面ライダースナックを買った子供がカードだけを獲ってスナックを捨ててしまう」という問題も発生し[3]、やがてマスコミが取り上げ社会問題にまで発展してしまい、全国の小学校を中心に教師が朝礼などで「ライダースナックの菓子は買ったらきちんと食べなさい」と注意・呼びかけをする異例の事態となった。
同様の社会問題は80年代にビックリマンチョコでも発生し、ビックリマンチョコ問題は131話でもネタにされている。近年での類似例としては、筐体を分解しマイクロドライブ[4]を取り外したMP3プレイヤー『NOMAD』[5]や、握手券や総選挙投票券などの特典を抜き取ったAKB48のCD等が大量にオークションに出されたり廃棄されたりする問題が発生している。
スイーツ記者[編集]
フィナンシェ[編集]
フランスの焼き菓子。
マリアージュフレール[編集]
フランス生まれの紅茶専門店。(公式サイト⇒★>http)
OZマガジン[編集]
スターツ出版が発行する女性誌「OZ magazine(オズマガジン)」。
2012年6月号(5月12日発売)は自由が丘特集となっており、左の挿絵でも見出しで再現されている。
P148[編集]
無の着地[編集]
機内アナウンス「当機はあと5分ほどでロシアの空域に入ります」[編集]
1983年に起きた大韓航空機撃墜事件のイメージから、ZALの機長はロシアに撃墜されることを望んでロシアの空域へ向かったのかも知れない。
しかし、大韓航空機撃墜事件を受け国際民間航空条約が改正され、領空侵犯した民間機に対する武力の使用は禁止されたため、ZALが領空侵犯したとしても撃墜される可能性は殆ど無い。
あくまでチキン[編集]
パンダ焼き[編集]
パンダの形をした人形焼。
東京板橋区仲宿の店が元祖と言われ、日本各地に同様の菓子があり東京の上野公園や新潟県弥彦のものが有名。
カーネルジェンキンス[編集]
KFC(ケンタッキーフライドチキン)の創業者カーネル・サンダースと、佐渡島に住むチャールズ・ロバート・ジェンキンス氏を捩ったもの。
絶望学級通信 第二十八号[編集]
三浦さんが適当に言った「ドラキュラっぽいもの」というキーワードだけで考える次回作のコーナー[編集]
P155[編集]
P156[編集]
P157[編集]
P158[編集]
パック「ハム輝」[編集]
佐々木倫子の漫画『動物のお医者さん』の主人公・西根&ruby(まさき){公輝};の愛称「ハムテル」。
箱「バター ちびクロ」[編集]
童話『ちびくろサンボ』より、ぐるぐる回ってバターになった虎のエピソードより。
チューブ「水田わさび」[編集]
練りわさびのチューブをドラえもん役の声優・水田わさびで捩ったもの。
P159[編集]
P160[編集]
ファミコンソフト「悪魔城」[編集]
1993年に発売されたファミコン版『悪魔城ドラキュラ』。
元々1986年にディスクシステム用ソフトとして発売されていたシリーズ第1作を、ディスクシステムの退潮に合わせてファミコン用ソフトとして移植発売したもの。ただし、当時はスーパーファミコン全盛期のためファミコンも衰退しておりファミコン版『悪魔城ドラキュラ』の生産数は少なく、現在ではプレミア品となっている。
かゆいところ[編集]
表紙の風浦可符香[編集]
なぜかこの可符香にだけ、とある人物だけにあるアホ毛が付いている。
はっきりと確認できないが、可符香の着物の着方が左前になっている?
P153の左下の宛先[編集]
前集まであった「また、四期が来たらTVアニメに使用されることもありますので、」の表記がない。本当に絶望的なのか・・・
コメント欄[編集]
こちらへどうぞ。
http://kumetan.net/test/read.cgi/wikibbs/1337268485/
- ↑ 正式名称は全国FM放送協議会。通称はJAPAN FM NETWORK。
- ↑ 3代目パーソナリティーの森田真奈美は機長ではなくフライトアテンダントという設定。
- ↑ 原因としては「スナックをまとめ買いした子供がスナックを食べきれずに捨ててしまった」「スナック自体がまずいと評判になった」「子供はカード収集にしか興味がなかった」など様々な説がある。
- ↑ IBMの開発したコンパクトフラッシュの筺体に入るサイズの小型ハードディスク。今となっては大容量のコンパクトフラッシュはおろか、これを遥かに超える容量のmicroSDカードが存在するが、マイクロドライブが登場した00年代前半は画期的な技術だった。なお、IBMのハードディスク部門は日立に売却され、現在はHGST。
- ↑ シンガポールの周辺機器メーカー、クリエイティブ・テクノロジーが開発。マイクロドライブ単体の価格より安かったため、内蔵されているマイクロドライブを抜き取って、デジカメ用ストレージとして使用する人が後を絶たなかった。