さよなら絶望先生第六集
さよなら絶望先生第六集[編集]
- 著者
- 久米田康治
- 発行日
- 2006年12月15日第一刷発行
- ISBN
- 4-06-363762-X
- 発行者
- 五十嵐隆夫
- 発行所
- 株式会社 講談社
- 印刷所
- 図書印刷株式会社
- 本文製版所
- 豊国印刷株式会社
- 製本所
- 株式会社国宝社
- 装丁
- 久持正士/土橋聖子(ハイヴ)
表紙[編集]
- 表表紙
- 糸色望
http://images.amazon.com/images/P/406363762X.01._SCMZZZZZZZ_V41441312_.jpg
- 裏表紙
- 音無芽留
折り返し1[編集]
前巻までのあらすじ[編集]
全体的な世界観が『TRICK』のパロディ調。
帯に隠れている下の絵の存在に気付かない者多数。注意されたし。
上の絵の中央下部、民家の脇に積まれた薪の側面が皇帝ペンギン。
おはようからおやすみまで[編集]
家庭用品メーカーLIONのキャッチフレーズ。
サンスクリット語[編集]
古代インドで使われていた言語。梵語のこと。
プロレタリア文学[編集]
賃金労働者階級、無産者階級を指す言葉である「プロレタリア」から転じ、労働者層の状態を文学的に表現することで社会改善の啓蒙を呼びかけ、個人主義的思想を否定し、社会主義または共産主義的思想へと結びついた文学のこと。 日本文学においては、大正末期から昭和初期にかけて流行した。 主な作品に小林多喜二の『蟹工船』、黒島伝治の『豚群』、葉山嘉樹の『セメント樽の中の手紙』などがある。
ケムコのCG[編集]
『スパイvsスパイ』『ディジャブ』『シャドウゲイト』『悪魔の招待状』 などのゲームを作ったメーカー「ケムコ」から。 背中と正面のCGの違いが、顔があるかないか程度の表現で どちらが正面かわからなくなることから(土下座の表裏についての見解として)。
カルモチン[編集]
睡眠薬として用いられるブロムワレリル尿素の商品名。かつて武田薬品が販売していた。 自殺目的で大量服用すると急性中毒を引き起こす場合があるが致死性は低い。 ブロムワレリル尿素を服用して自殺を図った人物に、昭和25年に金閣寺に放火した林承賢があげられる(今巻の絶望文学集とリンク →金閣寺放火事件)。 太宰治も使用したことがあり、これで自殺未遂も起こしている。
下の絵の掛け軸[編集]
黒い涙。
折り返し2[編集]
絶望文学集[編集]
金策寺[編集]
『金閣寺』(三島由紀夫)のパロディ。
江川家の豪邸に[編集]
江川とは江川達也のこと。
2006年7月〜9月に関西テレビで放送された『クイズファクトリー』という番組で江川に「批判だけしていて自分の力が無い漫画家」として久米田康治と畑健二郎、出渕裕、道元宗紀、いしかわじゅんが名を挙げられ批判されたことがある。
さらに「顔の醜さゆえにメディアに出ることが無い漫画家」に六道神士、遊人、道元宗紀、漫☆画太郎、森永あいを挙げている。
別の回では5名ずつ「能力が無い大御所漫画家」にやなせたかし、鳥山明、高橋留美子、椎名高志、赤塚不二夫、を挙げ、そのオマケとして「能力無く、運が良かった新人漫画家に雷句誠、畑健二郎、岸本斉史、井上博和、真島ヒロを挙げている。その後「死んだやつも言っていいのなら、間違いなくこの二人は後年、名前だけ」と言って、手塚治虫と藤子・F・不二雄の名を挙げている。
江川達也のロクに漫画を描いてない現状と麻原彰晃似の外見から見ると全く説得力のない発言だが、この「江川家の豪邸に」という文章は久米田なりの仕返しであろう。ちなみに『かってに改蔵』で江川は幾度もネタにされており、江川の発言も久米田に対する仕返しだったとも取れる。
この江川発言がネットで話題になった際に、番組の放送動画などがアップされずにWIKIの記述だけを見て反応していた者が大半だったことから「実際にはこういった放送はなく『江川達也ならこんな発言もありうる』といった意味でデッチ上げられた都市伝説」と見る動きもある(本書は2006年12月初版発行)。
木津千里[編集]
放火犯。灯油らしきものを撒いている
皇帝ペンギン[編集]
左下池の中。
カバー下[編集]
表紙[編集]
謎の穴(核シェルター?)から見上げる小森霧。 「開けないでよ」
部屋の中には様々なショタコンアイテム。[編集]
下、右のビデオのラベル「星をかった日」[編集]
三鷹の森ジブリ美術館で上映されている宮崎駿製作の短編アニメ映画のタイトル。 原作は井上直久の同名の絵本。 主人公ノナの声を神木隆之介が担当している。
下、左のビデオのラベル「神木くん BEST」[編集]
子役タレントの神木隆之介(代表作は映画・『妖怪大戦争』)
左上の本「ぼくの」[編集]
神木隆之介の写真集『ぼくのぼうけん』
上部の段ボール箱「怪奇倶楽部 前期」[編集]
ジャニーズJr.(少年時代)の滝沢秀明、今井翼が出ています。
画面下の携帯電話[編集]
au(おそらくA1403K)を使用しています。
テーブルの上のスナック菓子の袋「コーン」[編集]
袋に描かれているキャラクターは『キテレツ大百科』の「トンガリ」。 ハウスのスナック菓子「とんがりコーン」のだじゃれ。
左下のジュース缶「ぴこ」[編集]
サントリーから発売されていた紅茶「Pekoe(ピコー)」と ソフト・オン・デマンド製作のショタ18禁アニメーション『ぼくのぴこ』をかけている?
右上のジュース缶「キュ」[編集]
コカ・コーラから発売されている飲料水「QOO」からと思われる。 市場的にはキッズ層を主な対象にしている商品です。
左上のこけし「しょんでこ」[編集]
3話を参照。 小森霧が東北地方出身かは定かではないが、座敷童としての彼女にはおなじみの品。
皇帝ペンギン[編集]
右上の空き缶。
裏表紙[編集]
アニメ映画版『時をかける少女』っぽい藤吉晴美。
同作のキャッチコピー「待ってられない未来がある。」から。
キャリーバッグのハンドル部分に皇帝ペンギン。
持っている鞄[編集]
コミックマーケットなどの会場で、腐女子が必ず持っている。 車輪が付いているので、たくさん本を買っても楽々運搬できる。
藤吉晴美とキャッチコピーの意味[編集]
60話『銀の時差』とリンクしている。
P1[編集]
コタツに入っている糸色望。
湯呑みの模様に皇帝ペンギンがいる。
コタツ布団の柄が糸色家の家紋。
目次[編集]
P2[編集]
目次カットは寝そべっている一旧さん。
着物の袖の柄に皇帝ペンギンがいる。
- 枠外下部<掲載/2006年発行 週刊少年マガジン第26号から第35号まで>
通常、講談社コミックスは、コミックスの最後の方に掲載されていたものを書き記すが、このコミックスは一番最初に掲載資料が書かれている。
P3[編集]
糸色家之家系図(キャラ紹介1)[編集]
- 当主 糸色大
- 奥 糸色妙
- 長男 糸色縁
- 次男 糸色景 自己完結芸術家
- 三男 糸色命 糸色医院開業医
- 四男 糸色望 超ネガティブ教師
- 長女 糸色倫 糸色流華道師範
- 糸色交 糸色望宅居候
- 時田 糸色家執事
P4〜5[編集]
2のへ組(キャラ紹介2)[編集]
- 担任 糸色望 超ネガティブ教師(注!くっつけて書くな!!)
- 久藤准 天才ストーリーテラー
- 関内・マリア・太郎 不法入校・難民少女
- 風浦可符香(コミックスには注意書きがないが、ペンネームである) 超ポジティブ少女
- 音無芽留 毒舌メール少女
- 木津千里 几帳面・粘着質少女
- 木村カエレ(楓) 人格バイリンガル少女
- 小節あびる しっぽ好き・被DV疑惑少女
- 小森霧 ひきこもり少女
- 常月まとい ストーカー少女
- 日塔奈美 普通少女
- 藤吉晴美 耳好き・カップリング中毒
- 三珠真夜 見たまま少女 (第六集より追加)
- ことのん ネットアイドル
- 臼井影郎 委員長
収録話[編集]
話ごとの詳しい小ネタは、各話のページを参照。
- 51話『波に乗ってくるポロロッカ』
- 52話『あにいもうと、という前提で。』
- 53話『あれ、不可よ。原作があるじゃないかね』
- 54話『百万回言われた猫』
- 55話『なんたる迷惑であることか!』
- 56話『最早、末期を告げねばならぬ』
- 57話『ゼロの特典』
- 58話『限りなく惨敗に近いブルー』
- 59話『世界の中心で愛を避ける』
- 60話『銀の時差』
P148[編集]
今回の告訴[編集]
告訴人 木村カエレ 被告訴人 講談社及び雑誌「プライデー」編集長
56話『最早、末期を告げねばならぬ』P89より
7/5は、週刊少年マガジンに第56話が掲載された号の2006年の発売日。
ついでに言うなら、肖像権侵害でも訴えられるのでは・・・
P149[編集]
絶望学級通信 第五号[編集]
P152の森愛子さん(千葉県)「〜死にたくなったらふかわりょうさんの『ひとんちで充電すんなよ』をぜひよんでください〜」…ふかわりょう著『ひとんちで充電すんなよ!!』(扶桑社)は「さりげなく相手にダメージを与えるひと言あるあるネタ」集(一巻裏表紙・背面の芽留の毒舌メールのような)。ネガティブな久米田先生は大ダメージを受けるかも(汗)。 P151の戦場のいしやきいもさんにコメントがない。さすがにいじれませんか?
紙ブログ[編集]
P154[編集]
前文[編集]
しかし人間てすごいですね。追い込まれると普段出ない力が出るのです。[編集]
その力を執筆に全く使わないので現実逃避です。
ポロロッカ(51話『波に乗ってくるポロロッカ』テーマ)[編集]
1、2、3、シンデシマイターイ SHINJAU?[編集]
2006年のプロ野球で日本一になった北海道日本ハムファイターズのヒルマン監督の決めセリフ「1、2、3、シンジラレナーイ」とSHINJOこと新庄剛志のパロディ。
前提(52話『あにいもうと、という前提で。』テーマ)[編集]
「ヒットしないの前提で始めたことだから。」[編集]
考え方によってはある意味特別待遇ともとれるような。
P155[編集]
原作通り(53話『あれ、不可よ。原作があるじゃないかね』テーマ)[編集]
「オマエが落としたのは、この金の武○尊か?」[編集]
『北斗の拳』の原作者:武論尊。
百万回言われた(54話『百万回言われた猫』テーマ)[編集]
まだ一度も死ねてない。[編集]
いや、死ぬことは一度しかできませんよ。
加害妄想(55話『なんたる迷惑であることか!』テーマ)[編集]
でも5万も謝れません。そんなに読まれてないから。[編集]
「さよなら絶望先生」累計100万部突破おめでとうございます!
第六集で100万部突破ということは、同じ人が買っていたとしても第一集当たり 100万÷6≒16,6万部 5万なんて軽く越しています。
末期テスト(56話『最早、末期を告げねばならぬ』テーマ)[編集]
新宿と中野の間の駅[編集]
新宿と中野の間の駅は、大久保と東中野です。 それにしても、わざわざ電車に乗って確かめる必要は無いでしょうに。
P156[編集]
四万六千日(57話『ゼロの特典』テーマ)[編集]
その日くらい、普通に面白いと言ってもらえるかもしれない。[編集]
毎週普通以上におもしろいと思いますよ・・・。
期待するな(58話『限りなく惨敗に近いブルー』テーマ)[編集]
犬ジャン編集部の柴犬の柴田編集長が訪ねてきた。[編集]
どこまでもジャンプへの執念は持ち続けてるんですね。
避暑(59話『世界の中心で愛を避ける』テーマ)[編集]
~だから端を歩いている者同士、たまにぶつかります。[編集]
きっとその時こそ、先生の伝えたいことと読者の求めていることとの一致点なのだと思います。
タイムマシン(60話『銀の時差』テーマ)[編集]
緊急救済企画[編集]
9,10月と11,12月の絵が何だったのか非常に気になります。
1,2月[編集]
3,4月[編集]
5,6月[編集]
7,8月[編集]
コメント欄[編集]
掲示板もあります。
絶望先生掲示板
- 56話表紙、成績順位表の「3位 名前なし」ですが、可符香ではないと思われます。11位に「可」の字が見えますので… -- JAN &new{2006-12-17 11:09:41};
- 申し訳ありません、11位は苗字を明かせない「可奈子」かもしれません。失礼しました。 -- JAN &new{2006-12-17 11:13:18};
- ↑少しだけ見える二文字目は「符」ではなく「奈」のような気がする。「子奈可」では? -- 名無しさん &new{2006-12-17 11:17:55};
- 60話、p147にいるのは藤吉さんの母親ではなくコミケ友達だと思われます。足元にカーあり、手に本らしきものあり。 -- 名無しさん &new{2006-12-20 23:13:43};
- 緊急救済企画の書類の一番下に書いてる「でも描いた後だったんだよねこれ」の描が田じゃなくて由になってる -- 名無しさん &new{2006-12-22 12:58:50};
- 表紙の構図が一巻と同じなのはどういう意味があるんでしょう。 -- cuttle &new{2007-01-06 03:43:55};
- 56話表紙、掲示板の紙がはがれた辺りの木目が、皇帝ペンギンに見えます。少々歪んでおりますが。 -- ku &new{2007-01-11 19:17:58};
- 三位は元関内さんですか? -- &new{2008-02-29 (金) 18:16:59};
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