第287話『とらうまの誇りとは』

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第287話『とらうまの誇りとは』[編集]

タイトル元ネタは2004年放送のNHK大河ドラマ『新選組!』の第2話『多摩の誇りとは』からだろうか。

作品情報[編集]

2004年発売、週刊少年サンデー第30号に掲載。


P135[編集]

扉絵内の文(あおり文)[編集]

……先週からの続きです……[編集]

1コマ目[編集]

看板「この沼危険 立入禁止」[編集]

P136[編集]

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

改蔵も生きていた!そりゃそうだよ。主人公だもん。[編集]

2コマ目[編集]

彩園すず「あそこから飛び降りても、なかなか死なないのよ。とてもいい柔らかさの(テンピュールまくらと同等)粘土質の沼だから。」[編集]

テンピュールまくらは、体圧分散素材”テンピュール”をクッション材として使用した枕のこと。
テンピュール素材の原型は、1970年にNASA(米国航空宇宙局)のエームズ研究センターで開発された。素材開発の目的は、ロケット打ち上げ時の宇宙飛行士にかかる強烈な加速重力の緩和及び宇宙船内の座席を快適にすることであった。
その後は医療向けの特殊な場合に利用されていたが、1991年にデンマークのテンピュール・ワールド・ダン・フォーム工場で広範囲にわたる素材の生産技術開発の結果、枕、マットレスやクッションなど様々な製品に使われるようになった。

ちなみにテンピュールがNASA製の枕というネタは『あずまんが大王』でも使われていた。

5コマ目[編集]

彩園すず「そしてこの沼から、とらうま町の歴史が始まったの。」[編集]

P137[編集]

1コマ目[編集]

看板「とらうま町歴史郷土資料館」「虎馬町観光協会」[編集]

2コマ目[編集]

看板「さいたま県」[編集]

看板「名物けごけしができるま」[編集]

看板「薬販売 担当山田[編集]

3コマ目[編集]

彩園すず「知っての通り、とらうま町はさいたまと練馬区の県境にある自治区。」
地図の看板「さいたま県 とらうま 東京都練馬区」
[編集]

正確には、和光市(さいたま)と練馬区(東京都)の県境である。

看板「とらうま原人の骨」[編集]

P138[編集]

1コマ目[編集]

彩園すず「これが現在のとらうま町の全景。」[編集]

模型「とらうま駅」[編集]

模型「しがらみ駅」[編集]

模型「中央公園」[編集]

模型「とらうま高校」[編集]

模型「しがらみ役場」[編集]

模型「やみつき病院」[編集]

模型「ディープとらうま」[編集]

模型「しがらみハリウッド」[編集]

模型「しがらみ大社」[編集]

模型「天才山」[編集]

模型「TVT」[編集]

模型「しがらみ小」[編集]

P139[編集]

1コマ目[編集]

彩園すず「もとは平家の落人が打った一本の杭から始まったの。」[編集]

平家の落人は、源平合戦において敗北し僻地に隠遁した敗残者のこと。
主に平氏の一族郎党ならびに源平合戦で平家に加担した者やその家族で、敗走の果てに主に山間部に隠れ住んだとされる。こういった平家の落人伝説や落人の子孫を主張する集落が全国津々浦々に存在する。
とはいえ「いくら平家でもこんなところまでは逃げないだろう」というとんでもないど田舎の山奥に自称・平家の落人村があったりする。

P140[編集]

1コマ目[編集]

勝改蔵「決して作者が無計画だったわけではないんですね。」[編集]

2コマ目[編集]

勝改蔵「そっか、一面 元・沼だったからこそ とらうま町の名産物には沼が深く関与しているんですね!」[編集]

沼大根[編集]

かつて東京・練馬で生産されていた「練馬大根」のパロディ。
根を深く張る品種であったため収穫するのに手間がかかるという理由で「青首大根」などにシェアを奪われているが、細々と栽培が続けられている。
また、練馬大根まんじゅうという名物も存在する。

沼茶[編集]

埼玉名物として「狭山茶」などが知られる。 栽培の北限に近い埼玉県南西部の比較的冷涼な狭山丘陵で多く栽培されている。

沼ブタ[編集]

3コマ目[編集]

直売コーナー[編集]

こういった自治体のアンテナショップは増加傾向にある。

沼伊蔵[編集]

薩摩焼酎「森伊蔵」のパロディ。

沼チョコ[編集]

チョコレートはお土産の定番。チョコレートの産地というわけではないのにいろいろなチョコレートが販売されている。

沼まん[編集]

おまんじゅうもお土産の定番。日本中どこに行ってもある。

ぬかるみ漬け[編集]

毛ごけし[編集]

とらうま町の名産品「毛ごけし」。

4コマ目[編集]

沼の恋人[編集]

北海道の名産菓子「白い恋人」のパロディ。

銘菓ヌマイモ[編集]

入浴剤「沼の湯」[編集]

ペットボトル「沼水」[編集]

東京都水道局の「安全でおいしい水プロジェクト」のPRの一環として発売されている、ペットボトル入りの高度浄水処理された水道水「東京水」のパロディ。
2004年から市販されているが、地方の人は「まずい東京の水が体感できる。」との期待で購入しても「普通の水でガッカリだった」と本末転倒な結果に…。

6コマ目[編集]

勝改蔵「これはアヌメの人形だな。」
名取羽美「何それ?」
[編集]

クレイアニメとは、アニメーションの手法のひとつで、いわゆる”粘土アニメ”のこと。粘土で 作った人形を少しずつ動かし、それをビデオやデジカメで一コマずつ(人間の手で表情を作り変えていく為)撮影し、それらをつなぎ合わせて作られる。

箱「家出のドロッピー」[編集]

英語教材「家出のドリッピー」のパロディ。

箱「沼ガム 30個入」[編集]

7コマ目[編集]

勝改蔵「沼の粘土から作ったクレイアニメだよ。」[編集]

人形3体[編集]

いずれもなぜか週刊少年ジャンプ掲載作品。

8コマ目[編集]

勝改蔵とらうま町も杉並区、練馬区に続いてアニメの町を宣言して町おこし しようとしたんだ。このクレイアニメのアヌメで・・・[編集]

日本発のサブカルチャー文化が、インターネットの発展もあいまって世界各地で高く評価されるようになってきており、それに便乗しようという自治体も多く出現してきている。とりわけ、昭和の時代からアニメ制作スタジオなどが多く存在する東京23区西部の杉並区と練馬区は、アニメを町おこしに活用している。
杉並区にはアニメスタジオが多いことから「アニメのまち・杉並」を宣言したほか、練馬区は2004年には東京ビッグサイト開催される「東京国際アニメフェア2004」に協賛するなど「アニメのふるさと練馬区」とアニメ産業を区がアピールした。
その他にも新宿区がアトムを「新宿未来特使」にしていたり、埼玉県新座市がアトムを住民登録していたり、東京都世田谷区に「サザエさん通り」があったり、埼玉県所沢市付近の狭山丘陵が「トトロの森」だったり、色々と町おこしに使われている。

週刊少年サンデーがらみでは、青山剛昌先生の故郷である鳥取県大栄町では名探偵コナンを前面に押し出した町おこしを行っていた。

9コマ目[編集]

[[勝改蔵「いろんな作品が作られたんだけど、評判がイマイチというか総スカンというか・・・・・・」<br /]]「そらねえ・・・」[編集]

ポスター「泥ロン 粘魔くん」[編集]

永井豪の漫画ならびそのアニメ化作品『ドロロンえん魔くん』のこと。

ポスター「ウォレスと泥ミッ」[編集]

イギリス生まれのクレイアニメ「ウォレスとグルミット」のこと。

ポスター「ドロえ」[編集]

藤子不二雄先生の漫画『ドラえもん』のパロディ?

ポスター「となり ドロ」[編集]

スタジオジブリの劇場アニメ映画『となりのトトロ』のパロディ。

ポスター「ドロゴンボール」[編集]

週刊少年ジャンプに連載されていたの鳥山明の漫画及びアニメ『ドラゴンボール』のパロディ。

P141[編集]

1,2コマ目[編集]

[[歌碑「泥沼や ずぶずぶずぶ* ずぶずぶり まつを」
勝改蔵「これは歌碑ですね。」<br /]]「かの松尾芭蕉がこの沼を訪れた時 詠んだという・・・」
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江戸時代後期の狂歌師・田原坊が詠んだ狂歌「松島や さて松島や 松島や」。
これが現代では「松島や ああ松島や 松島や」と転じ、松尾芭蕉の作として流布されるようになった。

4コマ目[編集]

松尾芭蕉「あの句はなかったことに。」[編集]

松尾芭蕉は実際に松島で詠んだ句を『おくのほそ道』に収録せず、“なかったこと”にしている。
松尾芭蕉は松島にて「島々や 千々に砕きて 夏の海」という句を詠んでいる(『蕉翁全伝』附録)。しかし、出来栄えに満足しなかったのか『おくのほそ道』には収録せず、本文で「予は口をとぢて眠らんとしていねられず」と松島の絶景の前に俳句を読むことが出来なかったという旨を記述している。その代わりに『おくのほそ道』には、同行した河合曾良の「松島や 鶴に身をかれ ほととぎす」を収めている。

6コマ目[編集]

張り紙「お疲れさま」[編集]

7コマ目[編集]

箱「つづら(大)」[編集]

日本のおとぎ話『舌切り雀』に登場するつづら。
強欲なお婆さんが大きなつづらをもらおうと雀の宿に押しかけ強引に持ち帰るが、帰り道で開けてみると中には虫などの小動物や妖怪やが詰まっており、お婆さんは腰を抜かし気絶してしまうという、強欲を戒める寓話。

P142[編集]

1コマ目[編集]

勝改蔵「表面に実物大の七宝の赤ちゃんを型どったレリーフを掘り込む高度な技術を評価され、一度は国宝に指定されるも・・・」[編集]

工芸技法である「七宝焼き」と、高橋留美子先生の漫画及びアニメ「犬夜叉」のサブ・キャラクターの子狐妖怪「七宝」とをもじった高度なネタ。

4コマ目[編集]

名取羽美「これ、新選組のハッピじゃない?」[編集]

2004年のNHK大河ドラマは『新選組!』であった。

4コマ目[編集]

勝改蔵「近藤隊長 直々にこの地を訪れて・・・」
近藤「なかった事に。」 
[編集]

上記『新選組』にて。ちなみに局長の近藤勇役は、SMAPの香取慎吾が演じていた。

なお、新選組に「隊長」というポストはなく、「長」の付くポストは局長、副長、総長、副長助勤(各隊の組長)がある。

7コマ目[編集]

勝改蔵「そう・・・このなかった事を許すとらうまっ子の懐の深さこそ、クーリングオフのさきがけになったとも言われているのだ。」[編集]

クーリングオフとは、期間内であれば消費者は販売業者に対し、書面によって、無条件で申込みの撤回や契約の解除ができる制度のこと。
この時、損害賠償金や違約金を販売業者に支払う必要はなく、すでに頭金や申込み金を支払っている場合は、その金額を返してもらえる。また、商品を受け取っている場合は、その引き取りに必要な費用は、すべて販売業者の負担となる。
尚、悪徳業者が相手の場合は期間終了後も弁護士や消費者センターと相談することで問題が解決することもあるので、諦めず泣き寝入りしない方が良い結果になる場合は多い。

P143[編集]

1コマ目[編集]

勝改蔵「なかった事に世界遺産・・・絶望の丘!!」[編集]

スクウェアエニックスから発売されたゲーム『ファイナルファンタジー9』に登場したラストダンジョン”絶望の丘”のこと。

2コマ目[編集]

勝改蔵「なかった事に地方アイドル・・・ヌマップ!!」[編集]

ジャニーズ事務所の人気アイドルグループ「SMAP」のパロディ。

雑誌「TVTガイド」[編集]

作中のテレビ局「テレビとらうま(TVT)」と東京ニュース通信社発行の雑誌『TVガイド』をかけたもの。
なお、ここではSMAPの似顔絵としてメンバー6人が描かれている。SMAP初期のメンバーは6人だったが、メンバーのひとり森且行が1996年にオートレース選手に転身するためSMAPを脱退しているため、ジャニーズ事務所的には森という人物の存在自体が「なかったこと」にされている。そのため、SMAPの過去のVTRがテレビ番組で紹介される際には、森の映る映像はほとんど編集でカットされたり、本来森が歌っているシーンを他のメンバーのアップに差し替えたり、森の立ち位置が端の場合には、画面を拡大する、CGで森の姿を切り取る、モザイクをかけたりすると言った不自然な編集が徹底的に施されている。

CDジャケット「世界に一つだけの沼」[編集]

SMAPのシングル曲「世界に一つだけの花」のこと。
作詞・作曲は槇原敬之

3コマ目[編集]

勝改蔵「なかった事に姉妹都市・・・茨城県下妻市砂沼との締結!!」[編集]

茨城県下妻市には砂沼という地名が実在していて、付近は「砂沼広域公園」(⇒★>http)として整備されている。

5コマ目[編集]

絵本「とらうまの昔ばなし 沼姫」[編集]

大蛇に娘を差し出すというストーリーは、中国や日本の神話・伝承に見られる。
これは河川の氾濫を鎮めるための人身御供を、大蛇が暴れる様に見立てて伝承として語られるようになったと云われており、『日本書紀』や『古事記』に登場するヤマタノオロチのエピソードが有名である。

P144[編集]

4コマ目[編集]

[[勝改蔵「恋人がダイヤモンドに目がくらみ、今までの事はなかった事にと・・・」<br /]]「それ金色夜叉じゃん!!」[編集]

尾崎紅葉の小説『金色夜叉』のこと。貫一、お宮の悲恋物語。
『金色夜叉』前編にて、旧制一高の学生であった間貫一は鴫沢宮(お宮)と許嫁の関係だったが、お宮は骨牌(カルタ)会で金剛石(ダイヤモンド)の指輪を嵌めた富豪の富山唯継と出会い、その財力に目が眩んだお宮は富山と結婚してしまう。前編のラストにて、熱海の海岸で貫一はお宮を詰問して「一月の十七日、宮さん善く覚えてお置き。来年の今月今夜は貫一は何処でこの月を見るのだか!」と言葉を搾り出し、それでも許しを請い足に縋りつくお宮を足蹴にして去っていくシーンが非常に有名。
後に歌謡曲で「ダイヤモンドに目がくれて 乗ってはならぬ玉の輿」と歌われ、映画や舞台などで貫一が「ダイヤモンドに目が眩んだか!」とお宮を罵倒する台詞(原作にはない)が有名になった。

P145[編集]

3コマ目[編集]

勝改蔵「日本全国から老若男女が訪れて、なかった事にしたい事を絵馬に書いて祈願したという・・・」[#u37c43ac][編集]

看板「なかったことに祈願」[編集]

絵馬「あの過去 あゆ」[編集]

「あゆ」こと歌手の浜崎あゆみのこと。
1998年にエイベックスから歌手としてデビューする以前に、地元福岡のモデル事務所に所属し、「浜崎くるみ」名義で福岡中央銀行のポスターや地元商業広告に登場していた。
その後、東京の大手芸能プロダクションであるサンミュージックにて、1993年にテレビ朝日系ドラマ『ツインズ教師』、1995年にTBS系ドラマ『未成年』、1996年にはテレビ朝日系ドラマ『闇のパープル・アイ』などに出演。
他にも水着シーンやレイプシーンなんかもやっていたらしい。
更に、1993年12月23日にフジテレビ系列で放送されたアニメスペシャル『バトルスピリッツ龍虎の拳』で主人公リョウの妹ユリの声を担当していた(当時は「浜崎歩」名義)。この作品は後にDVD化されたが、その際にSNKプレイモアがエイベックスに大金を払う事を避ける為かゲーム版の声優に差し替えられていた。
ちなみに、この件は畑健二郎の漫画『ハヤテのごとく!』のサブタイトルでもネタにされていた。

絵馬「人生 久米田」[編集]

久米田先生の自虐ネタ。

絵馬「ルートパラダイス 久米田」[編集]

久米田先生の漫画『ルートパラダイス』のこと。

絵馬「平常心」[編集]

絵馬「声優 経歴 ゆきえ」[編集]

女優の仲間由紀恵のこと。
女優としてブレイクする前の1996年頃には東京パフォーマンスドールに一時在籍していたが泣かず飛ばずであった。
さらにこの時期アスキーから発売されたPS用ゲーム『トゥルー・ラブストーリー』の主題歌を歌っていたり(制服を着て実写CMにも出演)、実写版「ときめきメモリアル」に出演していたり、テレビ東京系アニメ『HAUNTEDじゃんくしょん』の朝比奈睦月役や劇場版『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』のラピズラズリ役で声優をこなすなど、過去にはアニメ・ゲーム関係の仕事にかなり出演していた。
また、仲間の4thシングル『負けない愛がきっとある』(1997年08月01日発売、オリコン76位)が、カプコンのゲーム『ロックマンX4』(こちらも同日発売)オープニングテーマに使用されていた。しかもカップリング曲の『ONE MORE CHANCE』が『ロックマンX4』のエンディングテーマとテレビ東京系アニメ『みすてないでデイジー』のエンディング主題歌に何故か同時起用されていた。
これに関しては、当時の活動や歌の内容に特別問題があったわけでもなく『ロックマンX4』もファンの間ではXシリーズ中最高傑作と評されている位だったのだが、ファミコンブームの頃からゲームをやっていた昭和50年代生まれの世代が思春期をギャルゲーブームの時期に過ごしてしまったからかオタクの道へ進んでしまった者が非常に多かった為、当時のゲーム業界では難しいゲームや現在で言うところの萌え要素がないゲームは嫌われる風潮があった。当然、当時のロックマンシリーズの評価は低く、X4の売上も非常に悪かったため「仲間由紀恵の黒歴史」と認識されている事が多い。
なお、当時主人公エックスの声を担当していたのは、改蔵役の櫻井孝宏ではなく伊藤健太郎だったが、砂丹役の山野井仁がカーネル役で出演していた。

「秘書 給与 流用」[編集]

この時期相次いだ政治家の秘書給与流用事件のこと。
自民党の加藤紘一元幹事長、社会党の辻元清美議員、民主党の佐藤観樹議員や山本譲司議員らが立件されている。
社民党の辻元清美議員の場合、勤務実体のない政策秘書を雇ったとして架空の政策秘書の給与を国から受けていたため、流用ではなく詐欺罪として2003年7月に逮捕され、2004年2月12日に有罪が確定している。

絵馬「埋蔵金 イトイ」[編集]

コピーライターでタレントの糸井重里のこと。
バブル期にはテレビ局の企画で「徳川埋蔵金」を掘っていたことがある。

絵馬「マザー3」[編集]

糸井重里がゲームデザインを手がけた任天堂のRPGシリーズ『MOTHER』のこと(公式ホームページ⇒)。
『MOTHER』が1989年7月にファミコンで、また『MOTHER2 ギーグの逆襲』が1994年8月にスーパーファミコンでそれぞれ発売されており、その後『MOTHER3』に関する企画を立ち上げ、NINTENDO 64ソフト『MOTHER3 豚王の最期』の発売が発表されているものの、2003年に過去作をリメイクした『MOTHER1+2』が2003年6月にゲームボーイアドバンスにて発売されただけで、いまだ販売されずじまい[1]

絵馬「押尾[編集]

歌手・俳優の押尾学のこと。
芸能界屈指の共演者キラーとして知られ、過去には、安倍なつみ、奥菜恵、伊東美咲、市井紗耶香、優香、平山あや、片瀬那奈、横山めぐみ、財前直見、長崎莉奈などなど、あらゆる女性と浮気名を流している。この華麗なる女性遍歴に関して問われても本人は「ねたみ? たくさんあるよ。っていうか、世界中が俺をねたんでる」と軽く流しているから大したもの。
というわけで縁を切りたい女性も多くいそうだが、その筆頭といえば、奥菜恵のことだろうか?若手時代は清純派として知られ制服女優などともよばれていたが、2001年に押尾学との色事写真が流出し清純派イメージが壊れてしまいその後迷走している。

絵馬「ゴン」[編集]

絵馬「いずみ」[編集]

絵馬「厚生年金 純一郎」[編集]

小泉純一郎首相の年金疑惑のこと。
2004年4月、若い時に「三福不動産」という会社に勤務実態がないにもかかわらず厚生年金の支払いを肩代わりせていたことが指摘された。これに対して小泉首相は2004年6月の国会答弁で、民主党の岡田克也代表に対して「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ。岡田さんの会社だって、みんながみんな同じように働いてるわけじゃないでしょう?」と答弁していた。
この疑惑で「小泉政権ももはやこれまで、倒閣か!」と思われたが、追求する野党側にも年金の未納が続出してしまい、そのまま問題は立ち消えとなってしまった。

絵馬「辞職 カン」[#g86b96da][編集]

民主党代表だった菅直人のこと。
2004年6月、小泉首相との党首討論において年金一元化を実行すると言いながらまったく着手しようとしない内閣の姿勢を「“オレオレ詐欺”ならぬ“やるやる詐欺”じゃないですか」と批判、さらに小泉内閣の閣僚の国民年金未納が相次いで発覚した際には、街頭演説などで「ふざけてますよね。“未納3兄弟”っていうんですよ」と自民党議員を痛烈に批していた。ところが、これをチャンスと自身の国民年金納付書を公開して国民にアピールしようとしたところ、自身の年金未払い記録が明らかとなり、この国民年金未納問題がアダとなり5月10日に代表を辞任するハメになってしまった。

絵馬「小沢」[編集]

小沢一郎のこと。
2003年9月26日には、小沢一郎自身が党首を務める自由党を民主党に合同させる「民由合併」を行っている。

絵馬「サスペンションのけっかん ∴」[編集]

三菱自動車のリコール隠し疑惑のこと。
ほぼ全車種でサスペンションなどの「リコール相当」に該当する欠陥を隠していたために大問題になった。
「∴」は三菱のスリーダイヤマーク。

絵馬「パジェロ TF2」[編集]

三菱自動車のRV車「パジェロ」のこと。
上記のリコール非対象車であったが、たまたま首都高でこの車種が炎上したことが大々的にニュースで取り上げられるなど話題になった。
「TF」は、このパジェロを番組プレゼントの車種に採用していたTBS系バラエティ番組『関口宏の東京フレンドパーク2』のこと。

絵馬「北京原人」[編集]

1997年12月公開の日本映画『北京原人 Who are you?』(監督:佐藤純彌、脚本:早坂暁、配給:東映)のこと。
総制作費20億円もかけて作られたが興業成績的に大失敗に終わった。つじつまの合わないストーリーや構成によりある種の「迷作」として知られる。
のちにタレントの北野誠が東映の社員と接する機会があったので、この作品はどういう意図で企画され製作さたかを質問したところ、東映の社員は「社内に於いても本作品に触れる事すらNGとなっていて、上層部レベルでシークレットになっていた」と返答されたらしい。
なお、東映はとらうま町の南側の練馬区内にある。

絵馬「夫婦共演 M」[編集]

絵馬「タブ」[#u1b4018a][編集]

コカコーラが1993年から1994年まで発売していたカラメル抜きの透明色コーラ飲料「TaB CLEAR(タブクリア)」のこと。詳細はマイナー飲料水の項目を参照。

絵馬「都市博 責」[編集]

1996年に東京・お台場で開催が予定されていた「世界都市博覧会」のこと。
1995年に青島幸男氏が都知事選で都市博の中止を公約として掲げて当選。公約を守りかなり準備が進んでいたにもかかわらず中止された。
その後青島都知事(当時)は、都議会と協調できずオール野党体制となってしまい、何一つ政策を実行できないまま一期限りで退任しているため、青島都知事が行った「唯一の仕事」といえる。

絵馬「ぷっつん5 鶴画伯」[#v496fd88][編集]

1986年から1992年まで、毎週土曜日の夕方に日本テレビ系で放映されていたバラエティ番組『鶴ちゃんのプッツン5 (ファイブ)』のこと。
いまや画家として活動している片岡鶴太郎にとっては忘れたい過去かもしれない。

絵馬「開戦理由 ブッシュ」[編集]

(時事ネタ)ブッシュ大統領はイラク戦開戦の理由として「大量破壊兵器の保有」をあげていたが、どこからも出てこなかったことが問題となった

絵馬「オリック● 社長」
絵馬「近● 長」
[編集]

プロ野球・パリーグのオリックスブルーウェーブと近鉄バッファローズの合併問題にのこと。
2004年オフをめどに合併するという発表がされ球界再編も含め問題となった。                    

P146[編集]

コマ目[編集]

P147[編集]

コマ目[編集]

P148[編集]

コマ目[編集]

P149[編集]

4コマ目[編集]

看板「みどろ」[編集]

手塚治虫の漫画及びアニメ『鉄腕アトム』(フジテレビ系列にて1963年1月1日から1966年12月31日まで放送された全193話)のうち第34話「ミドロが沼」(1963年8月20日放送)のこと。
この「ミドロが沼」はマスターテープが紛失したため長い間「幻の作品」と言われていた。これは、描き手[2]の個性があまりにも出過ぎたものだったため、原作者の手塚先生が故意に隠したという都市伝説まで生まれていた。しかし、2002年になって輸出用の映像テープと日本語版録音テープが見つかったことで改めて注目された。

看板「沼ビール」[編集]

「生ビール」と「沼」とをかけた駄洒落。

6コマ目[編集]

坪内砂丹「どうした 山田?」[編集]

張り紙「飛翔 洋介」[編集]

俳優の窪塚洋介のこと。 2004年6月6日、神奈川県横須賀市の自宅のマンション9階のテラスから”飛翔”する事件を起こした。自殺などを思わせる証拠などは無く、大麻吸引の果てに起こした行動と推測されている。

P150[編集]

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

ついに現れた秀才塾!!強烈な”引き”なんですが、次号は休載…再開号は大増ページ&怒涛の展開![編集]

かゆいところ[編集]

コメント欄[編集]

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  1. comment

第287話『とらうまの誇りとは』~
← 第286話『近ごろ、おヘソ出さないね。』第288話『最後の戦い』 →
  1. 2006年4月20日にゲームボーイアドバンス用ソフト『MOTHER3』として発売された。
  2. 「ミドロが沼」の絵コンテを描いたのは、石ノ森章太郎先生とスタジオ・ゼロの「小池さん」こと鈴木伸一氏の2名。それ以外にも藤子不二雄藤子・F・不二雄藤子不二雄Aの両氏)・つのだじろう氏らが参加していたという…