第一席『普段問答/ふく違い/叫び指南』
第一席『普段問答/ふく違い/叫び指南』[編集]
- 『普段問答』
『蒟蒻問答』より。
- 『ふく違い』
『文違い』より。
- 『叫び指南』
『あくび指南』より。
作品情報[編集]
Aパートは原作『特別編/ふだん問答』(加えて部分的に『三十日目/ちょいたし講釈』)をアニメ化。
Cパートは原作『[[[[久米田プロダクション>クメプロ|一日目/犬と猫の災難]]』<ref]]版の方も部分的に[[及び『アニメ化されている。</ref]]』をアニメ化。
放送日時[編集]
~放送局 | ~第一席放送日時 | ~URL・備考 |
MBS | 2012/07/05(木) 26:25 | |
TBS | 2012/07/06(金) 26:25 | |
CBC | 2012/07/12(木) 27:47 | ドラマの時間枠拡大、改編期の番宣等で通常の42分遅れ |
BS-TBS | 2012/07/14(土) 24:30 | |
ANIMAX (CS放送:ANIMAX HD) (BS放送:BS ANIMAX) |
2012/08/05(日) 12:20 2012/08/07(火) 22:00/27:00 2012/08/12(日) 25:00 |
8/5は「おまかせ!アニマックスNAVI」の無料放送枠 |
スタッフ[編集]
~脚本 | 横手美智子 |
~絵コンテ | 水島努 |
~演出 | 水島努 |
~総作画監督 | 大木良一 |
~作画監督 | 大木良一 佐々木貴宏 |
アバンタイトル[編集]
手寅が演じている落語[編集]
後で楽屋で話す内容に関連したオリジナルの落語。
Cパート最初の木胡桃の落語も同様。
客数の少なさから昼の部開演直後の前座である事が分かる。
手寅「お後がよろしいようで」[編集]
下げの後に述べる定型の口上。
「次の演者の準備が整いました」という意味のため、最終演者(真打)の場合は用いない言葉でもある。
なお、落語界では「見習い・前座・二つ目・真打」の階級があり、水島努監督のTwitterによれば、手寅・苦来・木胡桃が前座、魔梨威・丸京が二つ目とのこと[1]。
ちなみに落語立川流の基準では二つ目は50席、真打は100席を習得しないと何年かかろうとも昇進できない[2]。
「業務外のひととき」をコンセプトにしている本作では殆ど描かれていないが、実際には前座の落語家たちは自分たちの出番や落語修行以外にも寄席や公演の裏方も兼ねて働いており、演芸界の縁の下の力持ちでもある。
そのため、林家しん平師匠に「働かない前座を初めて見ました」(前座は修行として師匠のお供のほか、寄席や楽屋の雑用をこなさければいけないため)とツッコまれている。(水島監督⇒★>https、しん平師匠⇒★>https)
とはいえ、本作のほぼ31年前に公開された映画『の・ようなもの』(監督・脚本:森田芳光)も若手落語家たちの落語とはほぼ関係ない日常を描く青春群像劇だったので、本作もあながち荒唐無稽ではないのかも知れない。
師匠に入門し、身の回りの世話をする「見習い」期間を経て前座となり、前座名を与えられる。
以降前座は寄席の出入りを許可され、演目が終わった後にめくりを返したり、座布団を裏返したり、師匠たちの出迎え、着替えの手伝い、お茶汲み、お見送り、後片付け、色物の場合は道具類の運搬や演目の手伝いなどの雑用をこなす。
前座を幾年か務めて中堅どころになった者は寄席太鼓を叩く役割を担うことが多い。
古株クラスになると「&ruby(たて){立};前座」と呼ばれ、後輩前座たちのとりまとめから寄席の出番調整と進行、ネタ帳つけ[3]、ギャラ(割)の渡しなど、寄席全般の仕切りに関わるようになる。また、寄席の最初の出番(開口一番)も概ね立前座が務める(ただしプログラムには載っておらず、公式演目の扱いではない)。
ちなみに前座の落語家たちが寄席ではなく「落語会」で独自に活動する場合はこの限りではない。
札「平伊手」[編集]
後述の夢寸亭 平伊手(むすんでひらいて)。
手寅「お先に勉強させていただきました」[編集]
落語家特有の決まり文句。主に若手が用いることが多い。芸は稽古だけでなく演じている時も含めてすべてが「勉強」であるという趣旨である。作中では相手を特定した台詞にはなっていないが、演芸界における先達の敬称は、落語家(真打)と講談師に対しては「師匠」[4]、落語・講談以外の芸人(色物)に対しては「先生」と呼ぶ[5]。
出番を終えた後に座布団を裏返し、次の演者の札と入れ替えたり、片付けなどをする作業を「高座返し」という。
尚落語が終わり座布団を自分でひっくり返すのは、昼の部・夜の部の最初に出てくる前座のみである。
二つ目・真打が演目を終えて師匠達が高座を降りた後、その都度前座は座布団を返し、漫才であればスタンドマイクに取り換え、必要であればお茶も添えてからめくりを返し(末広亭では演者名入りの札の交換)をして、再び袖に引っ込む。ちなみにこの作業をする時には決して客席に目線を送ってはいけないしきたりがある。
OP[編集]
じょしらくOPを参照。
Aパート[編集]
原作通りのネタは、このページには記載していない場合があります。 特に羅列ネタや当時の時事ネタは、原作の方のページに詳しく記載されている場合があります。 下記リンクより併せてご参照ください。
原作『特別編/ふだん問答』(加えて部分的に『三十日目/ちょいたし講釈』)をアニメ化。
手寅「漫画は漫画として読めばいい、なんでアニメにするのか?」&BR;手寅「動く必要のない会話劇の、しかもほぼ楽屋しか出てこない漫画をなぜアニメにする必要があるのか?」 &BR;手寅「と、ガンちゃんは言っています」[#d5dfdda0][編集]
掲示板「この子猫 さがしてます!」[編集]
丸京の後ろのテレビ[編集]
シャープ製のスーパーファミコン内蔵テレビ「SF-1」(14インチタイプ)。
原作七日目に登場している。
苦来「あんまりです!せっかく皆さん頑張って、必要もないのに必死に細かく動かしているのに!」[編集]
明らかにオーバーリアクションの苦来が劇場版アニメレベルの細かい動きをしている。おそらく秒間24コマの、いわゆるフルアニメであると思われる。長編アニメのパイオニアであるディズ二ーが往年の名作『白雪姫』等で多用していたので、頭の固い映画ファンの中にはこのコマ数が最も優れていると、日本の秒間8コマを蔑んだ風潮が過去にはあったが、見てもわかる通りにウネウネな動きが気味が悪いと、経費・納期との兼ね合いからも秒間8コマがテレビフォーマットでは世界のスタンダードである。
木胡桃「アニメになっても ガンちゃんだけ 動きませんよーに」
丸京「コラァー!!」[編集]
原作三十日目より。
この時の丸京は静止画が震えているだけで動いていない。
苦来「そのうち、ほとんどがフリのお客さんですけどね」
苦来「買わない客は、ただの客だ」[編集]
監督・宮崎駿、制作・スタジオジブリの劇場アニメ『紅の豚』の名台詞の捩り。
飛ばねぇ豚はただの豚だ
関連商品にお金を落としてくれ、というお茶屋さんの本音が出たのでしょうか。
「フリ」は冷やかしや一見の客のこと。一説にはFの語源とされる。
ただの客=只(金を払わない無料視聴だけ)の客を指す。
魔梨威「あるねー!あるあ・・・ねーよ!!」[編集]
「あるあ・・・ねーよ」は2ちゃんねるの書き込みで用いられるノリツッコミの一つ。
手寅「牛丼ってどこの牛丼?」[編集]
背景には大手牛丼チェーンのロゴをぼかして表示。登場順から「吉野家」「松屋」「すき家」「東京チカラめし」。
「東京チカラめし」は三光マーケティングフーズが運営する『焼き牛丼』のチェーン店で、2012年9月現在は関東地方のみで営業中。
魔梨威「それがめんどくさいっていうんだよ!」[編集]
原作にも登場しためんどくさいエピソードが背景で原作より具体的に描かれている。
どんぶりを持つ玉子は元ネタ通りに漫画家のゆでたまご先生のこと。
出てくる鳥の絵はTwitterのロゴの鳥から。
原作が掲載された当時、ゆでたまご先生(の嶋田先生)のTwitterでの吉野家についての発言から騒動になっていたため。
(実際は食べられなかった時にそれを携帯電話でツイートしたわけではない)
牛丼屋にいる手寅[編集]
服装の一つが、伏見つかさのライトノベル『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のサブキャラクターである沙織・バジーナ風となっている。
招待状「~弊社自慢の地下巨大施設を披露したく~ 会場:株式会社講○社 本社ビル 地下12階」[編集]
講談社の本社は地下12階まではないが、最寄駅の東京メトロ護国寺駅には講談社専用の地下通用口がある(一般には通常非公開)。
交通手段
地下鉄:勇落超線碁穀慈駅下車 6番出口から約1分
都営バス:飢58(植野末逆屋⇔和瀬駄)尾羽2丁目から約1分
地図[編集]
講談社ホームページより、講談社本社へのアクセス情報から。(⇒★>http)
有楽町線護国寺駅下車 6番出口から約1分 上58(上野松坂屋⇔早稲田)音羽2丁目から約1分
魔梨威「その一文を鵜呑みにして どれだけの漫画家が恥をかいたことか!」[編集]
パーティ会場には裸の大将風の男や、峰不二子に似た人物、ルパン三世に似た人物、パンツ一丁の男、ウエディングドレスを着た女性などが姿を見せている。
大手出版社のパーティは高級ホテルを会場にする場合が多いので、高級ホテルに出入りするのに釣り合う服装を基準と想定しておきましょう。
「N」の赤い帽子を被った女性[編集]
大手ファーストフードチェーンのマクドナルドの制服。
「7」のマークの制服の女性[編集]
大手コンビニエンスストアのセブンイレブンの制服。
オレンジのシャツに青いエプロンの女性[編集]
大手外食チェーンの吉野家の制服。
ポスター「JCらくTシャツ 超限定販売中」[編集]
丸京「決して視聴率のためではないの!」
苦来「決して売り上げのためでは!」[編集]
関連商品のご予約はもうお済みですか。
手寅「『全裸が普段着』なんて アパッ*野球軍みたい」[編集]
アニメ製作元である東映動画(現:東映アニメーション)への配慮で、原作と比べて自主規制音が追加されている。
めくり「ヘイポー」[編集]
バラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の総合演出を担当する放送作家の斉藤敏豪のニックネーム。
ヘタレキャラとして番組によく登場する。
原作では「レンホー」だったが、勇気ある先人が地雷を踏んだこともあってか、どうやら自粛されたらしい。
めくり「東京都青少年の健全な育成に関する条例」[編集]
いわゆる「マンガ・アニメ規制問題」。
ちなみに水島努監督は『[[劇中アニメ『ストロベリーマジック』の主題歌として、第10話のエンディングで流された。Blu-ray/DVD第3巻のサウンドトラックCDに収録。</ref>』の中で「悪い条例にイチゴストライク」「[[悪い知事>石原慎太郎|よんでますよ、アザゼルさん。]]』の挿入歌『ストロベリーマジック ♥♥♥にょりん♥♥♥<ref]][6]にイチゴストライク」という歌詞を入れている。
めくり「隠蔽体質」[編集]
時期的には東日本大震災以降問題になっている原子力関連のネタか。
Bパート[編集]
アニメオリジナルパート。
メインキャラクター五人の私服は単行本第弐巻のおまけページのもの。
幟「駄亜亭 針井」[編集]
下記参照。
尚アニメでは二本しか立っていないが、現実の末広亭では5本前後の有名・大御所真打の名前入り幟が立てられるのが通例である。
演者看板「矢個屁亭 紋度」[編集]
イタリアの映画監督グァルティエロ・ヤコペッティ。
ヤコペッティの代表作『世界残酷物語』のヒットと共に、やらせを含んだケレン味の強い作風のドキュメンタリー映画が「モンド映画[7]」と総称される。題材の真実性より企画や演出の面白さ、ネタの構築度や表現の着眼点を半ば諧謔的に楽しむジャンルとして、その系譜は現在もなおカルト映画ファンの間で語り継がれており、本作スタッフの中にもそうした方がいるような様子。
水島努監督のTwitterによる設定解説。(⇒★>https)
看板「ピース」[編集]
下記の「ぼでごん亭」の隣にある店「ラブ」の看板デザイン。
「ラブ&ピース」からの捩りと思われる。
幟「美尾乱亭 誤自裸」[編集]
1989年公開のゴジラ映画『ゴジラvsビオランテ』から。
歴代ゴジラ映画の中でも硬派の作風として知られている。
演者看板「死亭 棒胃」[編集]
シティーボーイ。
水島努監督のTwitterによる設定解説。(⇒★>https)
看板「洋風居酒屋」「でんぼこ亭」[編集]
末広亭向かいにある欧風居酒屋「ぼでごん亭」の捩り。
末広亭[編集]
新宿三丁目にある実在する寄席『新宿末廣亭』。
東京都内に四軒ある落語定席の一つで、1897年(明治30)に創業。
現在残る定席の中で、唯一の木造建築で昔ながらの座敷席(畳席)を有している寄席でもある。
興行は上席1日~10日、中席11日~20日、下席21日~30日と10日単位で区切られており、落語協会と落語芸術協会が交互に興行を打っている。
また31日のある月は各寄席共「余一会」という特別公演日になっており、独演会・一門会・企画寄席などが行われ、その中で普段は行われない大喜利や三題噺(客から3つのお題を貰い即席の噺を演じる)などが行われる事がある。
落語協会は10日間同じ出演者であるが、落語芸術協会は最初の5日と最後の5日で出演者を変更するのが常となっている。
また一日は昼席(11時30~16時30分)、中入り30分を挟み夜席(17時~21時)となっているが、昼席の主任(トリ、最後に出演する看板出演者)は16時15分から約30分の噺を演じるので、16時45分位まで演じる事が常態化しており、実際の中入りは15分弱である事が多い。
恋四亭 愛四手[編集]
ザ・ビーバーズの楽曲「恋して愛して」。
童氏亭 工菜多[編集]
ネットスラングの「どうしてこうなった」。
安談亭 羅留誤[編集]
音楽の速度を表す演奏記号。
- アンダンテ
「歩くような速さ」の意味。
- ラルゴ
「ゆるやかに」の意味。
夢寸亭 平伊手[編集]
童謡『むすんでひらいて』から。
水島努監督のTwitterによる設定解説。(⇒★>https)
駄亜亭 針井
駄亜亭 針井弐
駄亜亭 針井参[編集]
クリント・イーストウッド主演の刑事アクション映画『ダーティーハリー』シリーズから。映画は全5作ある。
イーストウッドの俳優出世作であり、1作目の監督を務めたドン・シーゲルの無駄なく的確な仕事ぶりに感銘を受けたイーストウッドの映画監督業進出にも大きな影響を与えた作品でもある(イーストウッドは4作目の監督を担当している)。
水島努監督のTwitterによる設定解説。(⇒★>https)
追記:第二席では「駄亜亭 針井四」まで確認できる。Bパート始めのあたりでも確認できるが、スタッフのミスか「駄豆亭 針井四」と一文字間違って表記されている。
猫之亭 喪仮鯛[編集]
猫の手も借りたい。
水島努監督のTwitterによる設定解説。(⇒★>https)
海亭 蚊惨[編集]
海底火山。
背府亭 番都[編集]
野球のセーフティーバント。
千葉六亭 麻淋図[編集]
パ・リーグの球団「千葉ロッテマリーンズ」。
股似亭 度礼酢[編集]
マタニティードレス。
丸京「他にも甘ロリ、黒ロリ、友ロリ、ババロリ、ジジロリ、痛ロリ」[編集]
- 甘ロリ
かわいいを追求し、お姫様風に白・ピンク・赤・黒などカラフルにあしらったロリータ・ファッションのこと。
甘ロリはその基調となる色により「白ロリ」「ピンクロリ」など細かい呼び方がなされる。下記の「黒ロリ」もその一種。
- 黒ロリ
甘ロリのうち、黒一色をメインとしたもの。
一見「ゴスロリ」と同様に見えるが、甘ロリ系でゴシック趣味を排したものを「黒ロリ」と呼ぶ。
ただし、ゴスロリでもアクセントとして甘ロリ系のアイテムを使用することがあるため、区別するには曖昧な部分もある。
木胡桃「常設の寄席のことを定席っていうんだよね」
手寅「もう4つしか無いけどね」
丸京「まだ4つも」[編集]
東京にある通常の落語定席は鈴本演芸場(上野広小路)、浅草演芸ホール、新宿末廣亭、 池袋演芸場の四亭。
この4席には基本的には落語協会と落語芸術協会の二団体が交互に出演しているが、鈴本は落語芸術協会とトラブルがあり、1984年9月以来出演をしなくなっている。[8]
その他に、定席とは扱われないものの寄席が行われる貸席や演芸ホールなどがあり、国立演芸場、東洋館[9]、お江戸両国亭、お江戸上野広小路亭、お江戸日本橋亭、横浜にぎわい座が知られる。
このうち上野広小路亭と日本橋亭では落語芸術協会が、両国亭では毎月1日~15日の間に五代目圓楽一門会が定期的に落語会を開催している。
東洋館は基本的には漫才の寄席であるが、落語立川流の真打などが出演する事がある[10]。
ちなみに大阪には天満天神繁昌亭、名古屋には大須演芸場が存在するが、前者は上方落語の噺家の定席、後者は主に色物が主流な上に主に出演する落語家は名古屋在住の5人程と大阪から呼ばれた上方落語家が主なので、東京の落語界とは大きな交流はない。
かつて江戸には300近い定席が、戦後でも落語主体の寄席が他にも6カ所程あったので、「もう4つしか無い」との発言がされている。
一方で落語家人口は毎年増加傾向にあり、2009年のデータでは元旦現在における東京の落語二大協会の落語家数は落語協会:真打ち・171人、二ツ目・60人、前座・21人の計252人。落語芸術協会:真打ち・79人、二ツ目・28人、前座・11人の計118人。両協会総計は370人に三遊亭円楽一門会・41人、立川流・46人、フリー・2人を加えると総合計459人で、昨年の455人より増えている。
手寅「カゼをあげるよ」
木胡桃「マンダラで汗をふけば?」
丸京「カゼはかわるけどなんでマンダラなんだろう」[編集]
いずれも落語家ならではの符丁。
形から&ruby(まんだら){曼荼羅};が由来という説や、折りたたんだ状態が&ruby(まだら){斑};に見えるからという説がある。
丸京「自慢ダライ*マ!」[編集]
手ぬぐいにはダライ・ラマ14世っぽい人物が描かれている。ダライ・ラマ14世はチベット仏教を代表する最高指導者。
手寅「あと落語家なんだから 挨拶なら『お疲れ様』じゃなくて『ご苦労様』じゃない?」[編集]
ビジネスマナーでは目上の者に対して「ご苦労様」を用いるのは失礼とされるが、落語家の世界では師匠に対しても「ご苦労様です」を用いている。
魔梨威「一番太鼓だ」[編集]
寄席で開場をするときに叩く太鼓を一番太鼓という。
叩くのは前座の仕事となっている。
出演者看板[編集]
寄席の中では「演目の種類」「亭号無しの名前」で通常表記されている。
~看板の名前 | ~元ネタ | ~補足 |
落語 いん平 | 隠蔽 | |
音響 婦露栓 | プロセンスタジオ | 当作の録音スタジオ |
落語 ひ平 | 疲弊 | |
編集 梨*留丁 | REAL-T | 当作の編集担当 |
落語 ぐるか平 | グルカ兵 | ネパールの山岳民族出身の特殊部隊 |
販売 キング | キングレコード | |
落語 とうしょう平 | 鄧小平 | 中国の政治家 |
落語 あぶのう丸 | アブノーマル | |
落語 ぽん平 | ポンペイ | 火山の噴火で埋もれた古代ローマの都市 |
落語 ねつ蔵 | 捏造 | |
落語 ふこう平 | 不公平 | |
声帯模写 おのまと平 | オノマトペ | |
落語 じょうとう平 | 上等兵 | |
落語 じだ楽 | 自堕落 | |
落語 つい楽 | 墜落 | |
背景 華暢 | スタジオカノン | 当作の背景担当 |
V編 桃源 | 東京現像所 | 当作のポストプロダクション担当。略称「togen」 |
落語 からしゅっ朝 | カラ出張 | |
落語 兄丸 | アニマル | |
落語 ととかる朝 | トトカルチョ | |
落語 きしょう朝 | 気象庁 | |
落語 ****** | ||
落語 もんしろ朝 | 紋白蝶 | |
吹き出し 久米田 | 久米田康治 | 原作担当。自虐ネタが「吹き出し係」 |
漫才 G8 | G8 | 先進国首脳会議 |
落語 もぞも蔵 | もぞもぞ | |
奇術 銅鑼衣紋 | ドラえもん | |
落語 ぶつ蔵 | 仏像 | |
落語 なうまん蔵 | ナウマンゾウ | 1万年以上前に絶滅したゾウ |
講談 社 | 講談社 | |
落語 泣く子もだ丸 | 泣く子も黙る | |
落語 切羽つ丸 | 切羽詰まる | |
落語 あや丸 | 謝る | |
落語 ていた楽 | 為体(体たらく) | |
落語 なぞな蔵 | なぞなぞ | |
漫画 ヤス | ヤス | 原作漫画の作画担当 |
アニメ JC | J.C.STAFF | 当作のアニメ制作担当 |
落語 むば楽 | ムバラク | エジプトの前大統領 |
落語 くいどう楽 | 食道楽 | |
落語 まい蔵 | 埋蔵 |
演目部分が朱色で書かれているものがあるのは、墨で書かれるのが落語・講談だけのため。
落語・講談以外の演目(漫才・浪曲・奇術など)は朱色などで書かれることから、総称して「色物」と呼ばれる。
名前欄の「~平」の名前は昭和の爆笑王と言われた初代・林家三平が、また三平の後を継いだこぶ平が弟子につけた名前のパターンを踏襲していると思われる。(こん平・こぶ平・いっ平・しん平・とんでん平等)
「~蔵」は林家一門の大名跡「正蔵」(元こぶ平が九代目を襲名)と、作中で度々出てくる市川海老蔵を掛けているものと思われる。
「~楽」は六代目三遊亭圓楽(元楽太郎、笑点の紫)[11]が弟子に付けている。ただし、必ずしも名前の最後には付かない。(楽京・花楽京・楽大[12]など)
Cパート[編集]
原作通りのネタは、このページには記載していない場合があります。 特に羅列ネタや当時の時事ネタは、原作の方のページに詳しく記載されている場合があります。 下記リンクより併せてご参照ください。
原作『[[[[久米田プロダクション>クメプロ|一日目/犬と猫の災難]]』<ref]]版の方も部分的にアニメ化されている。</ref>及び『二日目/叫び指南』をアニメ化。
苦来「カフェインはコーヒーより紅茶の方が多い」
手寅「え!?そうなんだ」[編集]
同じ重さのコーヒ豆と紅茶の茶葉ではの話。コーヒーと紅茶では一杯に使う量と入れ方が違うのでこの限りではない。
熱湯風呂[編集]
日本テレビ系列で放送されていたバラエティ番組『スーパージョッキー』の名物コーナー「熱湯コマーシャル」風。
水着は魔梨威以外は二十五日目のデザイン準拠(丸京は適切な水着のサイズになっている)。
ただし手寅の水着はOPの水着と色が違う。
木胡桃「熱湯の方はなんとかなりそう」[#tbd4b3b1][編集]
『24時間テレビ30 愛は地球を救う』内の熱湯コマーシャルで、小島よしおが熱湯に入りながら持ちネタを披露したことで熱湯でないことが発覚してしまったことから。実のところは演者の火傷や怪我などを防ぎ、演者が滞りないリアクションを披露できる環境にするため、湯温は我慢できる程度にしてあるという。
この騒動については、『さよなら絶望先生』107話・108話、『さよなら絶望放送』第03回でもネタにされている。
魔梨威「おいお前ら、本物の二択問題ってのはな、きのこの山と…」[編集]
明治[13]のチョコレートスナック菓子であるきのこの山とたけのこの里を巡る論争のこと。
ネット上では「きのこたけのこ戦争」とも通称される。(参考⇒はてなキーワード>http)
魔梨威「うぉい!KONISHIKIみたいな女と…」[編集]
日本テレビ系列で1990年~1999年に放送されていたクイズ・ゲームバラエティ番組『マジカル頭脳パワー!!』の2択問題「顔が藤原紀香で体がKONISHIKIなのと、顔がKONISHIKIで体が藤原紀香どっちがいい」より。
元を糺せば、1989年に『鴻上尚史のオールナイトニッポン』の人気コーナーからヒットした「究極の選択」のパクリものの一つであるが、訴訟において「究極の選択」は営業表示や商品表示には該当しないとの判定で出版元の扶桑社は敗訴した。
モザイクのかかった犬のキャラクター[編集]
チャールズ・モンロー・シュルツの漫画『ピーナッツ』に登場するスヌーピー。犬種はビーグル。
主人公であるチャーリー・ブラウンの飼い犬。
シュルツが子供の頃に飼っていた犬がモデルになっている。
猫のキャラクター[編集]
1980年代に流行したなめ猫。
魔梨威「カレー味の!」[編集]
1988年に「10回クイズ」がヒットコーナーとなった『鴻上尚史のオールナイトニッポン』において翌1989年から人気コーナーとなり、書籍やカードゲームにもなって流行した「究極の選択」の中で有名なお題の一つ、カレー味のう●ことう●こ味のカレーを巡る論争のことか。
余談だが、書籍化の際には本来載せるはずだった相原コージの漫画を当時の扶桑社の社長が嫌っているという理由で発行元のニッポン放送もそれに倣い、出荷待ちの初版3万部を刷り直すという大胆な選択をやってのけたという逸話がある[14]。
フリスビー犬の背景[編集]
『サザエさん』のエンディングに登場する家。
木胡桃「あぁ、芸の練習ってこと?」
丸京「そう、芸の練習」[編集]
このシーン窓の外に『ぱにぽにだっしゅ!』のネコ神様らしき大群がいる。
三味線の革に本来は猫の腹を用いられているが高価で稀少なため、現在において練習用の三味線には犬の革が使われている。
クワを持つ人物[編集]
単行本収録のクメプロ版一日目より、『さよなら絶望先生』の木津千里。
ただし、単行本の方ではいつもの得物のスコップを持っているが、アニメでは会話の内容に合わせてクワを持っている。
丸京を捕まえようとする手[編集]
丸京の服装も踏まえると、映画『キングコング』か?。
それか伝説の超B級映画『ロボットモンスター』かもしれない。侵略にやってきた宇宙人が何故かゴリラの着ぐるみを着ており(予算不足?)、滅ぼす予定の人間の女性に恋して拉致しようとする破天荒なストーリーである。丸京の白いワンピースも映画の女性と酷似している。
丸京「落とし穴にはまる時」
魔梨威「オイ」[編集]
2011年8月、石川県の海水浴場の砂浜にて妻が友人らと落とし穴を掘って夫を驚かそうとしたが、夫婦ともに落ちて砂に埋まってしまい、そのまま窒息死してしまった事件が起きた。
落とし穴の深さが2.5mもあったことが死亡に至る原因だったという。
苦来「カメハメハ大王に叫ぶとしても6400キロ」[編集]
ハワイ王国を建国したカメハメハ1世のこと。
王国時代に建造されたアリイオラニ・ハレ(現:ハワイ州最高裁判所)にある大王像はホノルルの観光スポットとなっている。
日本列島とハワイ諸島の距離は、観光案内等によれば約6,400~6,500km。
なお、国土地理院VLBI[15]グループのサイトでは、茨城県の鹿島[16]・つくばとカウアイ島にあるコキーの距離が約5,700kmとしている。
苦来「『バカヤロー』の速さは秒速340メートル」[編集]
標準大気中(1気圧、15℃)での音速が約340m/s(秒速340m)。
木胡桃「相手に届くまでどのくらい?」[編集]
単純計算だと約5時間になる。声は放射状に拡散して距離の二乗に反比例して減衰する。音響レンズ効果が期待出来ない海上ではどんなに好条件を得られても数Km程が限界であるので、当たり前だか実際届く事は無いだろう。
魔梨威、木胡桃、手寅、丸京、苦来「返せー」[編集]
原作では、魔梨威、木胡桃、苦来だけが叫んでいたが、全員が叫ぶように変更されている。
魔梨威、木胡桃、手寅、丸京、苦来「返せー 領土を」[編集]
原作にもあるネタだが、アニメ放送直前の7月3日にロシアのドミトリー・メドベージェフ首相が国後島を訪問し、奇しくもタイムリーなネタとなった。
魔梨威、木胡桃、手寅、丸京、苦来「返せー みんなの金を」[編集]
国会議事堂のシルエットに向かって叫んでいるため、税金問題のこと。
議員・公務員の給料のほか生活保護費なども税金から支出されている。
また、消費税増税を含む社会保障・税一体改革法案が2012年6月に衆議院で可決された。
ED[編集]
じょしらくEDを参照。
予告[編集]
手寅「でも扇風機を体に当てたまま寝ると、体力を奪われてしまうので、気を付けてくださいね」[編集]
手寅「さて、じょしらく二席目は」[編集]
話数表記が「席」であることが判明。MBSの次回予告動画では「第二席」となっている。
追記:7月13日に更新された公式サイトのあらすじでの「第(漢数字)席」表記に統一。
手寅「三塔一両損」[編集]
テロップの表記は「三塔起請」となっている。
三塔一両損は大岡裁きで有名な「三方一両損」より、三塔起請は二十日目/四枚起承のサブタイトルの元ネタでもある「三枚起請」より。
追記:水島努監督のTwitterにて「三方一両損」が正しい方であると訂正され(⇒★>https)、週刊少年マガジン32号の「じょしらくTVアニメ通信出張号外版②」にてBパートが「三塔一両損」と記載されている。
しかし、第二席の放送分ではテロップが「三塔起請」のままになっており再び混乱が見られたが、公式サイトのあらすじ紹介にて「三塔一両損」と再訂正された。
かゆいところ[編集]
Cパートの丸京の三味線の構え[編集]
実際に演奏経験がないと判り難いので致し方ないところでもあるが、実際の構え方とは異なっている。
- &ruby(ばち){撥};の持ち方が違う⇒正しくは小指と薬指との間で柄を挟む形にする。
- 胴の構え方が違う⇒三味線の胴は右膝と右腕で挟んで構える。このため、通常は胴と皮の境目を保護するために胴の手首側には胴掛けをつける。また、作中では胴が上に傾きすぎている。
余談だが、桃黒亭一門の桃黒亭なめんな(高城れに)が三味線を構えている宣材写真では撥や胴の構え方に間違いはなく、こちらでは高城に演奏経験があるか、専門家による指導があったものと推察される。
- ↑ 二つ目から羽織を着ることが許される。
- ↑ 他にもかっぽれなどの歌舞音曲、三味線、都々逸、講談などの素養も必要とされる。
- ↑ 出演する落語家たちがどんな噺をするかは事前に知らされていない場合が多く、高座に上がってからネタを記録し、後の出番の演者たちはそれを見て自分のネタを決めていく。
- ↑ 1930年に日本芸術協会(現:落語芸術協会)を立ち上げた中心人物である初代柳家金語楼と六代目春風亭柳橋だけは現在も「先生」と呼ぶ傾向が一部で残っている。寄席と放送媒体の対立から芸人の放送出演を禁じた寄席の意向を振り切った金語楼の活動を支えるために協会が設立された経緯に端を発している。
- ↑ 実際の演芸界の不文律では「先生」のほうが事実上の脇役扱いになることが多く、噺家に比べて色物芸人のほうが演目の時間調整を要求されやすい。
- ↑ 本来は都知事だった、とのこと。
- ↑ モンドはイタリア語で「世界」の意味で、『世界残酷物語』の原題が『MONDO CANE』(犬の世界)だったことから。
- ↑ 落語芸術協会は鈴本との絶縁以前にも立地面の問題から池袋と絶縁していたが、池袋の改築を受けて絶縁を解消している。
- ↑ 追記:10月に【ガールズ落語ラジオ】じょしらじの公開録音が行われた。
- ↑ 立川流は1983年に落語協会を脱会して落語立川流を立ち上げて以来、原則として定席出演が認められていない。ただし、脱会の中心人物であった五代目立川談志の死去後には新宿末廣亭で立川一門会が開かれるなど、若干緩和の傾向にある。
- ↑ 追記:長男も落語家・三遊亭一太郎として活動している。一太郎は声優・会一太郎としても活動しており(青二塾卒業後に父・圓楽に入門したため声優活動が先となる)、第九席に出演している。
- ↑ 伊集院光が落語家時代に使用、現在二代目が二つ目で使用。
- ↑ 2011年3月まで明治製菓が発売、2011年4月より明治グループの食品事業会社である株式会社明治(旧社名は明治乳業)が発売。なお、旧明治製菓は薬品事業会社のMeiji Seika ファルマとなっている。
- ↑ 相原の漫画は挿絵イラストの使用に留められた。
- ↑ 超長基線電波干渉法の略。
- ↑ 市名としては「鹿嶋」。