さよなら絶望先生第二七集
さよなら絶望先生第二七集[編集]
- 著者
- 久米田康治
- 発行日
- 2011年10月17日 第1刷発行
- ISBN
- 978-4-06-358367-0(限定版)
978-4-06-384566-2(通常版)
- 発行者
- 清水保雅
- 発行所
- 株式会社 講談社
- 印刷所
- 図書印刷株式会社
- 本文製版所
- 株式会社二葉写真製版
- 製本所
- 株式会社フォーネット社
- 装丁
- 久持正士/土橋聖子(ハイヴ)
表紙[編集]
- 表表紙
- 糸色倫 http://kc.kodansha.co.jp/kc_up/image/CDB/1234641141/1234641141_cs.jpg 通常版 http://kc.kodansha.co.jp/kc_up/image/CDB/1234641865/1234641865_cs.jpg 限定版
- 裏表紙
- 糸色交
裏表紙に同一キャラクターが2度使われたのは初。
LP盤「ゼツボウレコード Fling Get」[編集]
AKB48の楽曲「フライングゲット」の捩り[1]か?
なお、「Fling」は乱暴に投げるという意味。
折り返し1[編集]
前巻までのあらすじ[編集]
表紙に続き、あらすじの主人公も糸色倫が務めている。
折り返し2[編集]
出枯らし漫次郎[編集]
笹沢左保の小説および時代劇『木枯し紋次郎』より。
「・・・・あっしには関わりのない事でござんす」[編集]
劇場版『木枯し紋次郎』での木枯し紋次郎の決め台詞から。
あっしには関わりのねぇ事でござんす
なお、原作小説やTVシリーズでは下記の言い回しとなっている。
あっしには関わりのねぇこって
どーこかでだーれかがオレのまんがを――待っている――?[編集]
時代劇『木枯し紋次郎』の主題歌で、上條恒彦が歌う「だれかが風の中で」の歌詞から。
どこかで だれかが きっと待っていてくれる
カバー下[編集]
表紙[編集]
裏表紙[編集]
オマケ5コマ漫画。今回は倫が主役。
P1[編集]
買い物帰りに焼き芋の屋台を見つけ、指をくわえて食べたそうにしている糸色望。
土管の中に皇帝ペンギン。
目次[編集]
靴下を履いたままで入浴中の大浦可奈子。
浴槽の中に皇帝ペンギン。
収録話[編集]
話ごとの詳しい小ネタは、各話のページを参照。
- 261話『春は曙。やうやう難くなりゆくやめ際。』
- 262話『夜の霧』
- 263話『どーせ書生気質』
- 264話『あひあひゞき』
- 265話『あめれおん日記』
- 266話『笹の上のメモ』
- 267話『節電中の日本より』
- 269話『蒲田未更新曲』
- 270話『代理の子』
- 271話『能動とは何か』
単行本が出て以来、10話を1集の単位として収録され規則性があったが、今回初めてその法則が外れた。
理由については紙ブログP152の「どうなってる脳」参照(当wiki内では268話のかゆいところに詳しい)。
恒例!クラフトコーナー 集刊みんなの葬儀第7号[編集]
前集での通し番号ミスについてのお詫びも掲載。
「確かに6が三つ並ぶと悪魔的な意味合いがありますが
6が一つなら問題無いのでは?」[編集]
新約聖書の黙示録13章18節に登場する「獣の数字(666)」のこと。
ここに知恵が必要である。 思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。 その数字とは、人間をさすものである。 そして、その数字は六百六十六である。
一般的にはローマ皇帝ネロのこととされているが、解釈も諸説ある。
現代では、映画『オーメン』シリーズの影響もあって「悪魔の数字」というイメージが強くなっている。
絶望学級通信 第二十六号[編集]
紙ブログ[編集]
P152[編集]
どうなってる脳[編集]
268話『ペイの拡充』が単行本に収録されなかった経緯について書かれている。
ただ12巻なんて若い巻、[編集]
正しくは「13巻」。てんとう虫コミックス版『ドラえもん』全45巻の中では、「お金のいらない世界」が収録された13巻は「若い巻」だといえる。
なので近々、こういう偶然がよくあるのかを筒井康隆先生あたりに聞いてきたいと思います。[編集]
小説家の筒井康隆は同志社大学在籍中に、無意識(潜在意識)に関するフロイトの精神分析学や、無意識や偶然性を重視した手法を用いるシュルレアリスム芸術に興味を持ち、フロイト的観点からのシュルレアリスム芸術の創作心理に関する卒業論文を提出している。
こうした造詣の深さから、精神医学をモチーフにした作品や心理学に基づいた評論・啓蒙書なども執筆している。
P153[編集]
どうなってる体[編集]
手足口病で原稿を落としてしまった件について。
噂の赤ちゃん人間[編集]
アニメ『N・H・Kにようこそ!』のエンディングテーマ『踊る赤ちゃん人間』(大槻ケンヂと橘高文彦)のこと。アニメ『さよなら絶望先生』シリーズの主題歌も担当した大槻ケンヂが作詞・歌で参加している。
どうなってる目[編集]
担当編集者である鈴木君の離婚について。
『THE保証人』[編集]
ニンテンドーDS用ゲームソフト『THE 交渉人』のもじりか。
P154[編集]
どうなってるの世[編集]
前田くんの置き引き被害について。
このネタ、置引きされた金額で買い取ってやるかな[編集]
前田くんは久米田先生に買い取ってもらうより、自ら稼ぐことにしたようです。(⇒★1>http、★2>http)
コミックマーケット81にて、「おき×びき!」のサークル名で置き引き4コマ同人誌を販売予定。(置き引き同人用Twitterアカウント⇒★>http)
特別付録 劇場版さよなら絶望先生特製パンフレット[編集]
P156[編集]
素晴らしい映画でした!そうそう「糸色望のオールナイトニッポン」という番組を10月9日27:00よりやります。ぜひお聞き逃しなく! 絶望放送・構成T[編集]
正しい放送日は10月14日。
これに関しては、構成Tの連絡ミスとのこと。(⇒★1>http、★2>http)
P157[編集]
守岡英行「川口太郎先生の言葉を借りるなら、一話完結じゃない一話完結。」[編集]
原作・大場つぐみ、作画・小畑健の漫画『バクマン。』より。
主人公・真城最高の叔父である川口たろう[2]が、アンケートの票獲得のために行っていた手法の「1話完結じゃない1話完結」のこと。
ジャンプ掲載作家陣と七峰透との勝負の中、佐々木編集長が亜城木夢叶[3]に対し、この手法を担当編集を介してアドバイスした。
この話(第148話)が掲載されたのは9月26日発売の週刊少年ジャンプ47号で、単行本作業時期のタイムリーなネタだったのだろう。
(病院の一室、白く清潔感のある室内)龍輪直行「みなさん劇場でお会いしましょう」[編集]
龍輪直征です。きつちりしなさい!
P159[編集]
1コマ目[編集]
木津千里「ツイッターでつぶやいたのは、オマエか!? 「絶望先生映画なう」とか、つぶやいたのはオマエか。」[編集]
2コマ目[編集]
[[前田くん「で・・でも公開後ですし もう他の人もつぶやいてたし」<br /]]「カンケー者がバラしてどーする。まだ観てない人もいただろうに。」[編集]
前田くんがつぶやいたのは8月31日。
しかし関係者のツイートでは、公開日の8月27日の時点で構成Tが既にTwitterでバラしていた。(⇒★>http)
単行本発売後に構成Tがお詫びのツイートをしている。(⇒★>http)
なお、アニメ「さよなら絶望先生」公式アカウントも公開日の8月27日につぶやいているが、久米田作品の映画化について直接的な表現は避けている。(⇒★>http)
4,5コマ目[編集]
[[映画館に行くとどちらか選べる特典
特典「風浦可符香「しかも2回観て 両方もらってきたんですよ」<br /]] [[特典「畑健二郎 99」<br /]] 赤松健 0」[編集]
劇場先着特典として、『魔法先生ネギま!』0巻か『ハヤテのごとく!』99巻のどちらか1冊が来場者にプレゼントされた。
なお、前田くんは上記のツイートの翌日に3度目の観覧をしている。(⇒★1>http、★2>http)
この際はどちらの特典単行本をもらったのでしょうか…。
前田くんと同様に2冊所有していた構成Tも読了後にお詫びを表明している。(⇒★>http)
かゆいところ[編集]
終了フラグ?[編集]
絶望学級通信にて、名物投稿者であるキャスバル氏の二年間の引退に対し、
あと少しなのなあ ゴール 帰ってくる頃には次回作かな (「キャスバルの次回作にご期待下さい」に対して)オレがね
などの反応を見せている。
他の投稿者にも「28巻まではがんばるよ」「21周年まではがんばるよ」というコメントを付し、「次回作」や「最終回」などの言葉も多く用いている。
8月末(さよなら絶望放送終了と同時期)より、物語の伏線回収、作中での突然の進級、巻末コメントなどで匂わされていますが・・・・。
終わる終わる詐欺であることを願います。
コメント欄[編集]
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