23話『一人の文化人が羅生門の下で雨やどりをしていた』
23話『一人の文化人が羅生門の下で雨やどりをしていた』
(ひとりのぶんかじんがらしょうもんのしたであまやどりをしていた)[編集]
芥川龍之介『羅生門』
「ある日の暮方の事である。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた」より。
羅生門はこちら→青空文庫内「羅生門」
作品情報[編集]
2005年10月5日発売、週刊少年マガジン45号に掲載。
P34(単行本時追加ページ)[編集]
扉絵[編集]
切り絵は、椅子に座る日塔奈美。背後は教室のドア。
奈美の膝上に、皇帝ペンギン柄らしきモノが乗っている。
枠外 右上から下に、右回り[編集]
- 風船
- 「文化」の文字が書かれているモノが二つ。「祭」の文字が書かれているモノが一つ。
- 恐怖
- お化け屋敷?
- 提灯
- 「うどん」の文字。
- 看板
- 「ーフン」は焼きビーフンのことか?
- チラシ上
- 「科特部」かってに改蔵で主人公たちが所属する部。
- チラシ下
- 「けん」の文字。木尾士目著「げんしけん」のこと。「げんしけん」の第6巻初版特別付録「げんしけん同人誌」に、久米田先生が「夢ひろし」のペンネームで寄稿している。
- 旗
- 「だんご 1のい」の文字。
- 旗
- 「一のろ ヨーヨー釣り」の文字。
- チラシ
- 「ネットカフェ」の文字。
- クラッカー
- 祭時には派手な音が重宝される。
- のれん
- 「たこやき」の文字。
- 旗
- 「わたが」の文字。綿菓子のことか。
- のれん
- 「射的」の文字。
- のれん
- 「ゲーム喫茶 二のい」の文字。
- 看板
- 「似顔絵 美術部」の文字。
- クラッカー
- 祭騒ぎの時に使われるが、学園祭の時には余り使われない。
- チラシ
- 「茶道部」「お茶講 きっちり指導」の文字。木津千里は茶道部に所属している。
- 看板
- 「激写 サンタフ」の文字。宮沢りえ写真集「サンタフェ」のこと。発売当時、宮沢りえのヌードが話題になり、同時にカメラマンが注目を浴びた時期でもある。また、ヌード写真を「サンタフェ」と言っていた時期。
- チラシ下
- 「毛」の文字。2話『帰ってきた絶望先生』にて、糸色望がスクールカウンセラーの新井智恵に「楽天のマークが毛に見える」と言っていたことから持って来ている。
- チラシ中
- 「クボヅカ 即売草 園芸(部)」の文字。俳優窪塚洋介。奇異な言動が多いことから、大麻使用疑惑が噂されている。
- チラシ上
- 「ショタコンテスト B」の文字。ショタコンとは、成人男性よりも少年に対して性的関心を抱く性向のこと。Bは、ボーイズの意?
- 旗
- 「メイド喫茶 料理部」の文字。メイドさんの格好をした女性が、来店した客に「オカエリなさいませ、御主人様」と出迎えてくれる喫茶店。プレイのないイメクラ。
- 看板
- 「漫画 原画」の文字。以上三つは、藤吉晴美が関わっていると思われる。
- 風船四つに文字
- 「文化」「文化祭」「祭」の文字。
- 旗
- 「氷」「三のは」の文字。
- チラシ左
- 「ジャズやる部」の文字。映画「スウィングガールズ」のキャッチコピー「ジャズやるべ」より。
- チラシ中
- 「映画上映 シベ超」の文字。水野晴郎監督の映画「シベリア超特急」。あらゆる映画のパロディが盛り込まれており、マニアにはたまらない作品。
- チラシ右
- 「カラオケ大会」の文字。
- 提灯
- 「おでん」の文字。
- 看板
- 「一人芝居IN体育倉庫 マヤ」の文字。美内すずえ「ガラスの仮面」主人公、北島マヤ。作中では文化祭にて「女海賊ビアンカ」という一人芝居を行った。その後、同じ場所で「通り雨」という一人芝居も行っている。
- 旗
- 「三ノい 輪なげ」の文字。
- のれん
- 「やきそば 3-ろ」の文字。
P35[編集]
1コマ目[編集]
たこやき あいこ[編集]
アニメ『おじゃ魔女どれみ』に出てくる妹尾あいこは「たこ焼き」を作るのが得意。
たこやきなんぼ マンボ アリマス[編集]
NHK「おかあさんと一緒」の中で流れた曲。 人気があってCDになった。
たこ焼き屋の手前にあるマーク[編集]
のまたこ
2chのキャラクター「モナー」を元に、avexが「のまネコ」を商標登録したことが著作権問題に発展。
制作者側が「モナーにインスパイアされた」と発言。
これに対し2ch管理人のひろゆき氏が「ならこんなのを出してもいいんですよね」と浜崎あゆみのマークをパクリ返して製作されたキャラクターが「のまタコ」のイラスト。
ネイサ HOT キモやめました[編集]
アメリカのホットドッグ店『ネイサンズ』。2003年から日本にも支店進出している。
詳細は「コミックマーケット」項目の「ネイサンズ店員来客侮辱事件」を参照。
落研 おゆい[編集]
(社)落語芸術協会75周年記念企画アニメ『落語天女おゆい』。
原作の桂歌若は師匠の桂歌丸(『笑点』六代目司会)からも「本物のオタク」と認められるほどのアニメ好きであるという(歌丸師匠ご夫妻も劇中で本人役として登場)。
なお加賀愛役の後藤沙緒里が主役の月島唯役、関内・マリア・太郎役の沢城みゆきがレギュラーの谷中妙役、木村カエレ役の小林ゆうがレギュラーの千石涼役として出演していた。
提灯の「竜」「虎」[編集]
テーマである落語がブームになったTBSのドラマ『タイガー&ドラゴン』。また、ドラマ公開に合わせて、クレイジーケンバンドの同名曲のシングルが再発された。
R光画部[編集]
ゆうきまさみの漫画『究極超人あ~る』。主人公たちの部活動を描いたコメディ。
話の舞台となった部活が「光画部」だった。ちなみに光画とは写真のこと。
万国ビックリショウ カエルのマジシャン[編集]
フジテレビで放映していた番組『万国ビックリショー』
世界中から様々な名(迷)人芸を持つ人々を呼び、番組内で紹介していた。
ザクロ100% いちご100%完売[編集]
河下水希のマンガ『いちご100%』。
2000年5月に連載が終了したので完売。
ザクロは木村カエレ初登場時の彼女のパンツの柄。
2コマ目[編集]
メッコール[編集]
韓国製の麦味コーラ。詳しくは「マイナー飲料水」の項で。
イケル富岡[編集]
タレントのマイケル富岡。日清焼そばUFOのCMでヤキソバンを演じた。
CM放送当時はなかなかの好評だったようで、後にオリジナルビデオ『UFO仮面ヤキソバン 怒りのあげ玉ボンバー』が作られたり、スーパーファミコンでゲーム化もされた。
更にヤキソバンのいとことして女優の松雪泰子演じるUFOガール・ヤキソバニーも登場した。
広告展開戦略においてオリジナルヒーローのネタが成功した草分けかも知れない。なお、ヤキソバンのビデオはレンタル店によっては置いてあることも‥‥ある。
3コマ目[編集]
メイド 喫茶 花右京[編集]
もりしげ著『花右京メイド隊』(月刊少年チャンピオン)より。
突然大豪邸の主になってしまった主人公・花右京太郎と、その豪邸で働くメイド集団・花右京メイド隊との同居生活を描いたマンガ。アニメにもなっている。
花右京メイド隊 公式ページ
着ぐるみ しゃぶしゃぶ[編集]
接待で有名になった「ノーパンしゃぶしゃぶ」の対極にあるものとして、「着ぐるみしゃぶしゃぶ」というネタかもしれない。
着ぐるみ姿はマンガ『あずまんが大王』内の文化祭のためにぬいぐるみ喫茶を催すエピソードで、同様の着ぐるみを着ている場面があった。
P36[編集]
3コマ目[編集]
教室にかかっている額縁「卒業証 まいっはー つんく」[編集]
ハロー!プロジェクト・キッズの元メンバーで、ボーカルグループ「Berryz工房」に在籍していたアイドルの石村舞波。2005年10月2日のコンサートを最後に卒業し引退。学業に専念するとのこと。
ニックネームの“まいっはー”はハロプロキッズが出演していたテレビ東京の番組『ハローキッズ』で矢口真里扮するカリスマアイドルやぐっちゃんが命名した。
P37[編集]
1コマ目[編集]
糸色望「文化的でもないのにその若さで文化人気取りでいたら ろくな大人になりませんよ!」[編集]
江川達也[編集]
漫画家の江川達也。
漫画執筆以外にもホリプロに所属し、文化人としてマンガのコメントをしていたり、週刊スピリッツ増刊号「カジュアル」にも、マンガ批評を描いている。
タレントや言論活動の割合が増えた分、漫画執筆の量と質は低下。
1996年に藤子・F・不二雄が亡くなった後なぜか急に『ドラえもん』の批判をし、自作品の『まじかる☆タルるートくん』を「ドラえもんのアンチテーゼ」と主張してファンから批判を受け、その後もコロコロコミックで『魔動天使うんポコ』を連載するが、ドラえもんの登場人物の悪い所だけを抽出したようなキャラや児童誌連載作品としては不適切な過激な性描写などで読者の神経を逆撫でした。
また、「特撮エース」で「仮面ライダー・THE・FIRST」の漫画版を描いたが、下描き同然の線に加えて背景がほとんど白紙に近いという乱雑な作画、映画版とかけ離れたストーリー構成などで多くのライダーファンから酷評され、江川の友人である漫画家の島本和彦も、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『島本和彦のマンガチックにいこう!』でこの漫画を「描きたくねえなら描くなって感じですよ」と江川のモチベーションの低さを批判した。
そのせいもあってか、特撮エースは2006年で休刊となり、江川の描いた「仮面ライダー・THE・FIRST」の漫画版も、単行本化は今なお未定となっている。
よしのり[編集]
漫画家の小林よしのりだろうか。
かつて「東大一直線」や「おぼっちゃまくん」などのギャグ漫画をメインにしていたが、1989年に「おぼっちゃまくん」が小学館漫画賞を受賞した際の審査員の発言トラブルに怒った事を契機に、
1992年から「週刊SPA!」にて「ゴーマニズム宣言」を連載し、「部落問題」「表現の規制」「天皇制問題」など様々な分野に対して正面からぶつかって批評した。
オウム問題で坂本弁護士の事件について描いた際に扶桑社・宅八郎と対立し、連載雑誌を小学館の「SAPIO」に移し現在に至る。
ゴー宣連載以後、フィクション漫画を描く頻度が極端に少なくなり、近年の執筆では「遅咲きじじい」「卑怯者の島」「10万年の神様」などにとどまるも、どれも短期で連載を終了している。
今までは「薬害エイズ」「歴史認識」「NY同時多発テロ」「イラク戦争」「東京裁判」などに関して、過激な発言をくり返し様々な批判を受けていた。
2009年には「おぼっちゃまくん」がパチンコ化された時は、2ちゃんねる「ゴーマニズム板」を中心にこれまでの小林氏の姿勢から見て賛否両論の意見が出たこともあり、「北朝鮮に魂を売った!」「もうゴー宣を見ない!」というような意見が多数2ちゃんねるで書き込まれており、今でもパチンコ化と先述の「皇位継承問題」にはネット上で批判的な意見が多い。
「皇位継承問題」では女系容認を打ち出し、保守陣営・ネット保守などから激しい批判を受けた。
チャンネル桜でも一時期番組を持っていたが、「皇位継承問題」を巡ってチャンネル桜の水島社長と激しく対立し短期間で降板。
2010年からは「ゴー宣道場」を主宰。毎月一度往復はがきを出して、抽選に当たった場合は道場で直接小林氏などの話を聞くことができる。
東日本大震災後の作品では「脱原発」を打ち出し、保守陣営・ネット保守を中心に物議をかもしている。
2011年12月から幻冬舎から雑誌「ZAN-YA」を創刊した。
最近でも小林氏および「よしりん企画」のスタッフのゴー宣道場HPやスタッフの時浦氏のツイッターでの発言が、2ちゃんねる「ゴーマニズム板」を中心に頻繁に取り上げられており、良い意味でも悪い意味でも注目され続けている存在である。
yoshi[編集]
『Deep Love』などのケータイ小説を世に送り出した作家のYoshi。
ベストセラー作家となり様々なメディアに顔を出しているが、文章の稚拙さやムダな性的表現などがあり、ほとんどの評論家から酷評されている。
本人は「メッセージが伝われば」と言ってはいるが、文章力が弱いためにそのメッセージが伝わらず、現代の若者たちを表現しただけの内容となっている事は否定できない。
そのまんま東[編集]
たけし軍団の一番手(ビートたけし最初の弟子)でもあるタレントのそのまんま東。
コメディアンとして芸能界入りしたが、ミステリー小説『ビートたけし殺人事件』を発表以後、小説の書けるコメディアンとして文化人的側面が強まり、コメディ路線とは徐々に離れていってしまった。
大学での勉強を機に地方自治に興味を持ち、2007年に地元である宮崎県の県知事選挙に本名「東国原英夫」(ひがしこくばるひでお)名義で出馬。多くの予想を裏切って当選し、同年1月23日から知事の職務に就いた。出馬の際には所属事務所との契約も切り、今後芸能活動はしないと公言していることもあり、どちらかと言えば文化人・政治家になったのではないかと言える。ただし、現在でもバラエティ番組への出演は時々している。現在、維新の会所属の衆院議員。(2013年1月現在)
飯野けんじ[編集]
ゲームクリエイターの飯野賢治。
『Dの食卓』でグランプリを受賞したのち、ゲーム業界にて様々な衝撃的発言をくり返し、一躍時の人となった。
「リアルサウンド」といった分野を生み出すも大ヒットには及ばず、以後ゲーム業界からは離れ、執筆業やIT関連事業に力を入れている(2005年当時)。
『かってに改蔵』第224話でも、飯野の著書「ゲーム論」が、説得力のない本の例として取り上げられていた。
また、任天堂の宮本茂を「所詮2Dまでの人」と評したり、2010年でも稲船敬二がブログでカプコンを退職することを表明したことに対し「当たり前だろう、というか今頃そこかよ。こっちは15年以上前からそれやってんだよ」とコメントしていた。
2013年2月20日、高血圧性心不全で死去。
中村えり子[編集]
元フジテレビアナウンサーの中村江里子。
2001年にフランスの実業家と結婚し、現在はフランス在住。
実家は銀座の楽器屋「銀座十字屋」。お嬢様で、入社当初は世間の感覚に疎かったらしい。
同じアナウンサーでは近藤サトと同期でもある。
やくみつる[編集]
漫画家のやくみつる(別名義:はた山ハッチ)。
野球や相撲に関する四コママンガ、エッセイを描いている。また野球関連の話題のある雑誌やテレビ番組などにも、野球評論家として登場する事が多い(横浜ベイスターズのファン)。
つるたろう[編集]
タレントの片岡鶴太郎
元々お笑い芸人で出発したが、のちにボクシングやトレーナー、俳優、画家などとマルチな方向性を目指す。しかしどれも今ひとつのところで伸び悩んでしまっている。
いいじま愛[編集]
元AV女優でタレントの飯島愛。
AV女優時代に得た人気を追い風に芸能界入り。「Tバックの女王」というニックネームで色気を前面に押し出してTバックを流行らせた。徐々に肌の露出を少なくし、タレントとして活躍。過去の経験を小説化した『プラトニック・セックス』がベストセラーとなり映画化される。
女性の恋愛相談などで呼ばれることが多かった。2007年にタレント引退を宣言した。2008年12月都内の自宅で死去。死因は不明。
ホリエモン[編集]
IT企業ライブドアの創業者である堀江貴文(2005年当時は社長)。
自身の企業理念を説き、会社を一流にまで成長させた。
が、フジテレビ株取得の手法がグレーゾーンであったり、2005年夏の衆院選挙に突如郵政民営化で自民党を離党した亀井静香氏の刺客として出馬するなど、問題的行動や言動も多かった。
2006年に証券取引法違反容疑で逮捕され、ライブドアの社長を辞任した。(ライブドア事件)
ソフィアコッポラ[編集]
フランシス・フォード・コッポラの娘で映画監督であり脚本家兼女優のソフィア・コッポラ。俳優ニコラス・ケイジの姪。
女優としてはさして目立った活躍はなかったが、2003年に自ら脚本・監督を務めた映画『ロスト・イン・トランスレーション』がアカデミー脚本賞ほか多くの映画賞を受賞する。
ちなみにこの映画はかつて本人が日本に滞在していた経験をもとにして多くのシーンを日本で撮影しているが、日本人の視点ではその描写には違和感が多い評価だった。
のりか[編集]
タレントの藤原紀香。
色気で売り出したが徐々にスポーツコメンテーターとして活躍。
タレントでしかなかったが転身に成功した。
ヨシキ[編集]
ロックバンド『X-JAPAN』のリーダーでドラムとピアノを担当していたYOSHIKI。
X以外にも小室哲哉とユニットを組んだり、スタジオ経営を成功させたりしている。
ヒデちゃん[編集]
たぶんタレントの中山秀征のこと。
フジテレビの番組『ウチくる!?』では飯島愛と共演。
中山秀征 - Wikipedia
ヒトエ[編集]
元SPEEDメンバーの新垣仁絵。
ダンスや絵画の勉強のためにニューヨークへ渡り、帰国後には個展を開くなどと活躍中。
乙部[編集]
ライブドア広報の乙部綾子。
美人広報としてマスコミで取り上げられ有名になった(2005年10月当時)。
寺門[編集]
「ダチョウ倶楽部」のメンバーの寺門ジモン。
何ものにも属さず他の追随も許さない孤高の精神を持つことで、「ネイチャージモン」と呼ばれる。
コレクターであり、趣味を持ってしまうとマニアックなまでに固執するため、その手の番組や企画があると名前が挙がることが多い。
上田[編集]
お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の上田晋也。
深夜番組で蘊蓄ぶりを披露し、雑学王と呼ばれる。
知識が広く、マニアックなネタを題材とした番組などに単独で出演することが多い。
本人は、最初はウンチク芸が嫌だったとのこと。
一茂[編集]
長嶋茂雄長男で元プロ野球選手の長嶋一茂。
球界引退後、格闘家を目指すも叶えられず、スポーツ番組キャスターとなる。
父親の長嶋茂雄が倒れたことで、付添人となる。
恵[編集]
ホンジャマカの恵俊彰。
お笑い芸人でありながら司会業も多く、『J-SPORTS』『情報とってもインサイト』『きょう発プラス!』『2時っチャオ!』等多数の情報番組に出演。
3コマ目[編集]
額縁「幅の広い人間」 貼り紙「否がっかり」[編集]
2005年夏の衆院選で当選した杉村太蔵議員が数々の放言を自民党執行部に注意された後、言動を抑えたことを逆に指摘された際に「私は幅の広い人間」と自己を評し、「がっかりしないで下さい」と釈明した。
5コマ目[編集]
木津千里「なぜなら憲法で保障されているのです。」[編集]
日本国憲法は第3章25条1項「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」
さらに2項の「国は、すべての生活部面において、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」で、生存権と国の社会的使命について規定している。
現実には複雑な法解釈の問題もあって、今回のエピソードのように国民が必死になって守らなければ行けない様な強い力を持つ条文ではなくなっている。
P38[編集]
6コマ目[編集]
再利用 モリコロ[編集]
愛知万博のキャラクター「モリゾー」と「キッコロ」。
そのまま森に帰るはずだったのだが、森を守る使命が何たらとかで戻ってきた。
だっくす 創刊号~[編集]
清彗社(現在は雑草社)が発行している1977年に創刊した漫画総合雑誌「だっくす」。
1979年より「ぱふ」と改名した。
P39[編集]
1コマ目[編集]
なんでも自分でやってみる 民主コバヤシ[編集]
元民主党議員「小林憲司」 2005年9月に覚醒剤所持で逮捕され、「自分やるために入手した」と告白、選挙の際にも吸っていたことを自白した。
コミケINヒトツバシ[編集]
1978年11月、一橋大学の学園祭にて一度だけだがコミックマーケットが行われている。
2コマ目[編集]
村上タイガース[編集]
村上世彰のファンドが阪神電鉄の株を30%以上所有したため、保有球団の阪神タイガースの行方が危ぶまれた(2005年10月当時)。
5コマ目[編集]
独唱[編集]
マスゲーム[編集]
多人数が集まって体操や演技をすることをマスゲームと呼ぶ。
運動会や学園祭などで行われる。国家規模では朝鮮民主主義人民共和国が有名。
ちなみに和製英語であるため、海外でこの単語を使用しても意味が通じない。
模擬裁判[編集]
この一票(提案者)は木村カエレだろうか。
ヒゲダンス[編集]
ドリフターズの人気番組だった『8時だヨ!全員集合!』での後半戦、ショートコントコーナーで行われた加藤茶と志村けんのコンビが付け髭を付けて軽快な音楽に合わせ、様々な技を披露して見せた芸のこと。
8コマ目[編集]
男子生徒(臼井影郎?)「上杉達也は朝倉南を愛しています」[編集]
あだち充の漫画『タッチ』で、同一の台詞にて河原で告白した。アニメでは電話越しに行われる。
第11話で「来世は自分がタッチを描く」と言っているほど、あだち作品のファンである久米田先生ならではのネタ。
9コマ目[編集]
雑巾「イトイ」[編集]
コピーライター糸井重里。
「MY雑巾」と「埋蔵金」をかけている。
かつて糸井はテレビ番組の企画で徳川埋蔵金を掘り起こすことに情熱を燃やしていた。
P40[編集]
6コマ目[編集]
糸色望「金城武の日本語の演技力あたりが最低限文化的な演技力ですかねえ」[編集]
俳優の金城武は父が日本人で母は台湾人。国籍は日本ながら生まれは台湾のためプロフィール的には帰国子女に近い。台湾語や北京語にも堪能だが日本語には多少の難有り。
7コマ目[編集]
糸色望「水野晴郎先生の演技力までいくとちょっとレベル高すぎですね」[編集]
シベリア超特急の項目参照。
9コマ目[編集]
糸色望「『サイン』くらいの最低限文化的なシナリオじゃないと」[編集]
M・ナイト・シャマラン監督/メル・ギブソン主演映画『サイン』(2002年公開)
様々な不幸に悩まされる牧師は、牧師という職でありながら神を信じきることができずにいた。
そんな考えの中、彼の目の前にミステリーサークルが現れる。
ラストの展開において物議を醸した作品。
糸色望「『A・I』くらいまでいくとちょっとレベル高すぎる感じです」[編集]
スタンリー・キューブリック企画/スティーブン・スピルバーグ監督『A.I』
近未来のピノキオ物語。
キューブリックの急死により映画製作はされなくなるはずだったが遺族からの要望により、スピルバーグが後を引き継ぐ形で脚本を書いた。そのためキューブリックファンからの風当たりが強い。
藤吉晴美「難しいな おい!ガンダムXくらいですか?」[編集]
テレビアニメ『機動新世紀ガンダムX』
当時、テレビ朝日が株式価値を上げるため、ドラマやニュースなどの番組に比べ視聴率の取れないアニメを切る事で、全番組の視聴率を上げる措置を取った。そのため、39話で打ち切られた。
ただし設定を変えて無理やり物語を終わらせたり、急に話が飛ぶという類はなかった。尚、脚本は全話川崎ヒロユキ氏が書いており、最低限文化的な脚本を書く脚本家は川崎ヒロユキ氏と言える。
看板「あんみつ処 怪物屋」[編集]
あんみつは藤子不二雄Aの漫画『怪物くん』の主人公・怪物太郎の好物。
看板「大喰い大会 来た 宇宙胃袋」[編集]
2000年に日本テレビで放送された草彅剛主演の大食ドラマ『フードファイト』から。
普段はさえない清掃作業員、実は非合法賭博ゲーム“フードファイト”のチャンピオンである主人公が毎回ゲスト出演者と大喰いで対決した。
劇中の決め台詞は「俺の胃袋は宇宙だ」である。
ドラマは好評だったが、後に中学校で生徒が早食い競争中に食べ物を喉に詰まらせて窒息死する等の事故が起きたためか、現在は再放送が難しい状態のようである。それでもテレビ東京の『TVチャンピオン』ではさりげなく大喰い企画を続行させている。
P41[編集]
2コマ目[編集]
マカレナ[編集]
スペインの二人組歌手ロス・デル・リオが1993年にリリースした歌『恋のマカレナ』。
ラテン系の陽気なリズムと振り付けでアメリカ、日本、韓国でヒットした。
この他にも日本では過去にもマンボ、ルンバ、サンバ、ランバダなど、何故かラテン系音楽が流行る時期がある。同じ「週刊少年マガジン」誌上に連載されていた西山優里子作「Harlembeat」内で応援ソングとして使われた事があり国内ヒットに貢献している(作中の説明によるとアメリカプロバスケでも使われてる との事。)。
3コマ目[編集]
KONG[編集]
電子楽器メーカーのKORG。
7コマ目[編集]
糸色望「ロンブーの亮くんあたりが最低限文化的な歌唱力です」[編集]
「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮
2002年1月3に田村淳作詞作曲でデビューシングル『存在』を発売。
歌唱力は‥‥
8コマ目[編集]
糸色望「中居くんまでいくとちょっとレベル高すぎです」[編集]
SMAPの中居正広。
SMAPの曲のソロパートで中居正広のパートになると、一人だけ歌唱力が極端に落ちているらしい。
本人も「昔は自分だけマイクのスイッチを切って歌っていた」とコメントしていた。
9コマ目[編集]
鳥人間[編集]
よみうりテレビが主宰する人力飛行機の滞空時間を競う競技会『鳥人間コンテスト選手権大会』。1977年から毎年7月に琵琶湖で開催されている。
ドアーズ[編集]
TBSが2005年に開局50周年を記念して行ったアトラクション番組『DOORS』。
一つのアクションをクリアすると次の部屋の扉が開かれ新しいアトラクションに挑戦できるといったバラエティ番組。
(60年代を代表するアメリカのロックバンド「The Doors」の可能性も)
P44[編集]
7コマ目[編集]
「ノッチでーす」[編集]
お笑いコンビ「デンジャラス」の佐藤望(ノッチ)のギャグ。
P45[編集]
1コマ目[編集]
「石井ちゃんでーす」[編集]
お笑いコンビ「やるせなす」の石井康太のギャグ。
3コマ目[編集]
(最低限)文化的な絵画→くさなぎくんの絵[編集]
SMAPの草彅剛は、絵が下手なことで有名。
以下、Wikipediaより
描く絵は独創的で、TV番組『「ぷっ」すま』の『新・記憶力絵心クイズ』のコーナーでは“画伯”と称されている。
(最低限)文化的なラップ→EAST AND YURI[編集]
日本のヒップホップグループEAST END×YURI(イーストエンド プラス ユリ)。
東京パフォーマンスドールの市井由理とEAST ENDのメンバーで作られたユニット。
1994年8月に『DA.YO.NE』をリリースして流行語大賞にも選ばれた。
しかしラップとしての音楽性よりも商業主義としての音楽性に激しい批判があった。
(最低限)文化的な詩→なっちのポエム[編集]
安倍なつみはエッセイなどに載せる詩を盗作していた。
(最低限)文化的なキャラクター→ヤッシーくん[編集]
弥栄ダムのキャラクター。
恐竜をベースにしたキャラクター。
もしくは田中康夫長野県知事が発案したマスコットキャラクター。モチーフは山羊。
デザインはイラストレーターの安斎肇。
本人もこの着ぐるみを着て甲子園に応援に行ったこともある。
(最低限)文化的なペット→シーモンキー[編集]
甲殻網無甲目アルテミア科の節足動物(シーモンキーは商品名)。
1970年代後期に、手軽なペットとしてもてはやされた。
卵は水につけることがなければ耐久性に優れている。
(最低限)文化的な髪型→カケフの髪型[編集]
元阪神の野球評論家掛布雅之。薄毛。
(最低限)文化的な男→石田純一(不倫は文化だ)[編集]
タレント石田純一の名(迷)言。
以下 Wikipedia より
1996年10月、自らの不倫を非難するゴルフ場での芸能レポーターの取材に対して「文化や芸術といったものが不倫から生まれることもある」と発言、これが「不倫は文化」発言として報道される。
6コマ目[編集]
人間失格 大宰 KMB[編集]
糸色望のバイブル、太宰治の『人間失格』。KMBは講談社漫画文庫のこと。 (掲載当時は漫画版はまだ存在していない。)
7コマ目[編集]
ひもの部分[編集]
スピンと呼ばれる。手帳にはよくあるが文庫本だと新潮文庫ぐらいしかついていない。
P46[編集]
7コマ目[編集]
教室の貼り紙「'05紅白 やりすぎました」(単行本加筆)[編集]
どの点においてやりすぎだったかは多少確定しにくいが、話の流れで氣志團に限ってみると、2005年の紅白歌合戦では裏番組のK-1を意識してステージ中央にリングを設置、試合に出場する元横綱で格闘家兼プロレスラーの曙太郎らを模したバックダンサーを多数出し、そのうちの一人がうつ伏せに倒れて担架で運ばれる演出をしていた。
これは2003年のK-1で曙とボブ・サップが対戦し、曙がうつ伏せに倒れてKO負けを喫した時の瞬間視聴率が裏番組の紅白を上回った事に対する意趣返しと思われる。
一方の曙は、ボビー・オロゴンと対戦し判定負け。
この他にもステージには喪服姿の若乃花・貴乃花兄弟のそっくりさんもいた。
(掲載された第45号では2005年の紅白歌合戦はまだ行われていないので、何も書かれていなかった)
9コマ目[編集]
ぬのの服 ひのきの棒 なべのふた[編集]
ゲーム『ドラゴンクエスト』に登場する道具。いずれもゲーム内の武器や防具の中では最低の能力。
10コマ目[編集]
ガチンコ漁法[編集]
水の中の魚を捕るために古来より使われている漁法。
水は衝撃を直に伝えやすい、その性質を利用して、
川などで水面上に出ている岩の上に力強く岩を落とすと、
その衝撃が水中を伝わって水中生物に衝撃を与えて気絶させ、水面に浮いてくる。
なお、この漁法は自治体によっては禁止漁法とされており罰則を定めていたりもする。
11コマ目[編集]
文化包丁[編集]
元々は野菜などを切る菜切と肉類を切る牛刀の機能を兼ね、ステンレス製で錆びにくくなった万能包丁のこと。1940年代後半~1950年代の頃、敗戦後の苦しい国内経済と高い出生率[1]を憂慮した日本政府は人口抑制策と併行して市民生活の縮小効率化政策を行い、新しいものに「文化~」と名づける風潮があった。この他に名づけられた文化的な品々は以下の通り。
・包装をセロファンに変更し、製法も改良された干物→文化干し
・アルミ製でさびにくく、吹きこぼれにくい鍋→文化鍋
・工業化と都市発展に伴い規格化された住宅→文化住宅(団地[2])
こうした諸策のほかにも南米への移民政策や、避妊知識普及のための無修正性教育映画製作[3]も行われていたが、さすがにこれは「文化移民」「文化映画」とは呼ばれなかった。
こうした人口抑制策により、年間出生数がおよそ270万人だった1940年代後半の第1次ベビーブームは1950年代には収束し、次世代の第2次ベビーブーム以降の1970年代には年間出生数は200万人を割り、2000年代以降から年間120万人を割り続けている昨今、文化的ブームはその名残も既に無い忘却の遺物となっている。
12コマ目[編集]
モード 月詠[編集]
有馬啓太郎原作の漫画『月詠』、およびそのアニメ化作品『月詠 -MOON PHASE-』。 アニメのOPテーマが『ネコミミモード』。
月詠のポスターの隣のうさ耳の絵[編集]
『デ・ジ・キャラット』に登場する「ラ・ビ・アン・ローズ(本名うさだひかる)」。
机猫[編集]
藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』の中国での呼び名「机器猫」。
机は機の簡体字。
簡体字 - Wikipedia
万能文化[編集]
高田裕三原作の漫画・アニメ作品『万能文化猫娘』。
耳長属[編集]
1989年3月~1990年4月に放映されていたアニメ『魔動王グランゾート』に出てくる うさぎの耳を持った人々を「耳長族」と呼んでいた。
ホレロチュチュパレロ[編集]
アニメ『魔動王グランゾート』のエンディングテーマ、「ホロレチュチュパレロ」。
この番組のヒロイン「グリグリ」はうさ耳。で、使う呪文が「ホロレチュチュパレロ」である。
ちなみに『魔動王グランゾート』の前作が『魔神英雄伝ワタル』で、 グランゾートの後番組が『魔神英雄伝ワタル2』である。
ブラックゲマゲマ[編集]
『デ・ジ・キャラット』に登場する悪役「ブラックゲマゲマ団」。
P47[編集]
1コマ目[編集]
土下座で「付き合ってください!」[編集]
最低限文化的な告白ではなく、人間として墜ちている気がしないでもない。
芸能関係では平成12年に押尾学がアイドルの平山あやの自宅マンションで土下座して交際を迫った姿を写真誌に報じられた事件がある。
2コマ目[編集]
鼻血が出たら首の後ろチョップ[編集]
間違った鼻血の止め方。効果無し。
鼻血がでたら、脱脂綿をつめて小鼻をしばらく押さえていれば、じきに血は止まる。また、横になると頭に血が集まり、また喉に血が流れこみ息がしにくくなってくるため、座ったまま少し前のめりになること。
3コマ目[編集]
100円玉を鉛筆で黒く塗る[編集]
貨幣の損傷または鋳潰すことを禁止する貨幣損傷等取締法と思われる。 金貨をコインマジック用に加工することもこの法律に引っかかる(ただし、所持・使用だけなら可)が、鉛筆で黒く塗りつぶした程度で本当に違反になるかは不明。
P48[編集]
4コマ目[編集]
脱脂綿もやし[編集]
おそらく最低限文化的な自由研究。
5コマ目[編集]
日塔奈美「塩で糸に氷をくっつけるまでいくと文化レベル高すぎだそうです」[編集]
通常「水」は0度になるとそれ以上温度は下がらないのだが、塩を加えることで氷点下10度まで下がる。これを利用して、糸の上に塩を振りかけると、氷の温度が更に下がり、糸と氷を接着させる。
P49(単行本時追加ページ)[編集]
少年(おそらく久藤准)が部屋で本を読んでいる。
本は字が潰れて読みにくいが「毛沢東」と書かれている。
机の上の本[編集]
- その時
- NHK「その時歴史が動いた」の書籍。
- 中国の歴史
- 壁に貼ってあるポスターと関連する。
- 壁のポスター
- 「最低限文化的ですらない革命 文化大革命」
文化大革命[編集]
以下、Wikipediaより抜粋。
はじめ毛沢東指示のもと、劉少奇からの政権奪取を目的として林彪の主導により進められた。林彪が毛沢東と決裂したのち事故死した後は江青、張春橋、姚文元、王洪文の「四人組」に率いられて毛沢東思想に基づく独自の社会主義国家建設を目指したが、実質は中国共産党指導部における大規模な武力を伴う権力闘争であった。
指導部に煽動された暴力的な大衆運動によって、当初は事業家などの資本家層が、さらに学者、医者、などの知識人等が弾圧の対象となった。しかしその後弾圧の対象は中国共産党員にも及び、多くの人材や文化財などが被害を受けた。期間中の死亡者、行方不明者の数は数百万人とも数千万人とも言われる。
これにより毛沢東の後継者であった劉少奇は失脚。林彪と毛沢東の死後は「四人組」が支配力を強め、文革路線の継続のもと専横政治を行ったが、共産党内外の支持を失い失脚。1976年に国務院総理に就任した華国鋒によって文革の終了が宣言された。
義務[編集]
今話の常月まとい[編集]
P40 7コマ目[編集]
今話のパンチラ[編集]
P46 11コマ目[編集]
今話の皇帝ペンギン[編集]
今話では未確認
かゆいところ[編集]
千里のものらしき台詞に、いくつか句読点が付いていない。「また・・・ですか」「高いですか」「ここが勝負の分かれ目よん」など。[編集]
P39の3コマ目[編集]
臼井影郎の一人称が「オレ」になっている。
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コメント欄[編集]
掲示板もあります。
久米田康治ワールドWikiサイト掲示板
- 41ページ3コマ目の効果音「ぼえ~」はジャイアンの歌声のパロディかと -- Noia &new{2008-07-13 (日) 19:41:08};
- P39の5コマ目のマスゲームの下の「歓」は北朝鮮の歓び組ではないですかね? -- 電気羊 &new{2009-04-08 (水) 16:32:07};